相場環境は基本的に良いように思う。

日本株は、今年に入って軟調な動きを続け、日経平均で言えば、昨年末比で、なお6%余り下の水準にとどまる。一方企業業績は好調で,今期は35%程度の増益になると見込まれ、来期(4月からは今期になるわけで、むしろこちらが重要)も9%弱程度の増益が予想される。
このため、来期予想PERは13.8倍程度まで低下しよう。となると、これは世界の先進主要国で、最も低PERとなる。現在のアメリカ株のPERは16倍台半ば(3.07日日経)と言うが、来期予想で低下するとしても16倍か、せいぜい15.5倍どまりであろう。

日本株のPERは、実は、過去ほぼ一貫して世界で最も高PERであったかそれに近かった。つまり、アメリカ株より少し低PERのときもあるが、どちらかと言うと、アメリカをも上回って、世界一高PERであることが多かったのである。

これからすると、現在のPER15倍、来期予想で13.8倍というのは、ほとんどありえないくらいの低PERと言ってよい。
これが、私が相場環境は基本的に良いように思うとみる一つの根拠である。

もう一つは、賃金見通しである。
日産がベースアップ、ボーナスとも満額回答をしたのを筆頭に、ここ主要企業で、かなりのベースアップをする見通しのところが、続々現われている。4.01日からの消費税アップにあわせるように、4月からの賃金が、かなり上がる見通しが、はっきりしつつあるのである。消費増税で、がくんと消費が落ち込み、景気も腰折れするのでは、という懸念が根強くあった、あるいはあるわけだが、この懸念は小さくなったとみてよかろう。

夢の街(推)、日商開発(推)は、3.06日、07日と、そろって下げたが、ある意味、これは当然の調整であろう。どこで一息入れるかだったのだから。いずれにせよ心配無用とみる。

渋谷工業(推)は勢いよく大きく戻してきた。全値戻し・高値更新というコースもありなのか、そろそろ息切れなのか、予断を許さない。どちらもありうるとの両にらみで、大きく吹き上げたら一部は売る(そのためには前もって大幅高のところに指し値売りを出しておく)という戦法がいいだろう。

私は、ここ、EMシステムズ、SRAの2銘柄を、かなり買って持ち株を増やしている。

EMシステムズについて。
同社は調剤薬局向けシステムの開発・販売・メンテ会社で国内シェア3割のトップ企業だ。
エムスリーという人気企業がある。医師向け情報サイト(「MR君」)を通じて製薬会社の情報提供を支援する企業だ。
確かにいい会社であり、成長力もあるが、EMも、さほど見劣りするとも思えない。
来期予想実質PERは
EMシステムズ  12.9倍
エムスリー    58.6倍
である。しかも、今期業績だが、EMは大幅上方修正含みだ。エムスリーのPERが高すぎるという面もあり、事はそう単純ではないが、まあ大雑把に言ってEMはPER15倍の2890円(時価2495円)は最低あっていいだろう。

SRAについて。
読者の方にご指摘を受けたのだが、2014.3月期の配当は特配5円は落として40円にするようだ。私のところにも、その旨書いた葉書が来ていた(12月にわずかだけ買ってあったので株主宛通信が届いた)。
まあしかし、これはそう期待していたわけではなく気にしない。
期待はむしろ今期業績だ。4-12月期の経常利益は20.15億円で前年同期の14.60億円を38.0%上回った(2.12日発表)。通期見通しは30.0億円(前年同期28.83億円に対し4.0%増益予想)を据え置いている。38%増益なら39.8億円弱になる。そこまで期待するのは危ないが、それでも会社予想の30億円、四季報予想の31億円は上回る可能性が大きいだろう。新四季報の数字に期待。

日立機材(推)も、07日1144△49と4連騰、昨年来高値1170円に迫ってきた。業績は今期予想経常利益を22.5億円から27.0億円に引き上げたが、4-12月期の数字からして、さらなる上方修正もありえよう。

3月09日 23時55分記

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