2014.02.22 読者と見者
21日の相場は、前日とは一転、主力株、日経平均採用銘柄中心に全面高になった。毎日、ちょっとした材料(経済指標など)に振り回され、株価は大きく変動しているわけだが、基本的なスタンスをしっかり持ち、一喜一憂しないようにしよう。

私は、基本的に現在の相場環境に関し、悲観はしていないが楽観もしていない。自分の力量において、何とかなるだろう程度の見立て・認識である。

東証1部市場、もう少し絞れば主力株・日経平均採用銘柄に関しては、やや弱気である。詳細な検討はしていないが、どうも、日経平均・TOPIX軟調は、安倍首相の靖国参拝(2013年12月26日)に遠因があるのではないかという疑念を抱いている。少なくとも1月になって以降、東証1部の最大のプレイヤーである外国人投資家が売り越すようになり、日経平均等が軟調な展開になっているという事実がある。そしてこの間、日中、日韓関係は冷え切ったままであり、改善の兆しさえない。さらにここに来て日米関係さえギクシャクぶりが目立つ。

というわけで、私は東証1部、特に主力株、日経平均採用銘柄に関してはやや弱気なわけである。
一方、こうした状況下でも、2部、JQ銘柄や東証1部の一部の中小型株は、比較的堅調だったわけであり、銘柄選択を誤らなければ、なんとかなるだろうというのが、私の現時点でのスタンスである。

何度書いても分からない人には分からないようだが、相場というのは、時々刻々、その相貌を変えるものである。ガン細胞のようなものと言ってもよかろう。だから我々投資家は、少しでも早くその変化を感じ取り、自らのポートフォリオを、それに適合させて行く必要がある。「いい株をじっくり」などという甘言に騙されてはいけない。と言うか、この手法では、東証1部なりJQの上昇率プラスαの成果しか得られない恐れがある。しかし昨年くらい大きく上昇した相場では、それなりの技量があれば、資産を2倍、3倍に容易に増やせたのである。信用取引を利用すれば5倍、あるいは10倍以上も可能だったのである。

投資手法にもいろいろある。また20歳の人と80歳の人では求めるものも大きく違うであろう。だから、私はこのやり方でやりなさい的なことは言わないが、上記のことは厳然たる事実であり、当ブログの読者には、私が上述のような考え方で、当ブログを書いていることを知っておいていただきたいわけである。

こうした考え方に立って、私は2月4日、5日の暴落から回復する方策を練って、2.11日付けで

>2月4日、5日の大暴落からの「挽回のシナリオ」というのは、この夢の街創造委員会をポートフォリオの中核に据えることである。

と書いた。これ以前にも同社株は推奨し、また、たびたび言及、読者が購入を検討するよう誘い水をして出して来た。そして同社株は21日、2240△100(高値は2290円)になり、ポートフォリオの中核にして来た方は、あの暴落から完全回復とまでは行かなかったにしても、大きく回復は出来たはずである。

私とて、予想が違うことは当然ある。と言うより数的には、一杯ある。まあ、書いていることのほとんど全てが予想、読みと言ってもいいくらいなのだから。
それが外れた場合の言い訳、防御法、逃げとして、通常「自己責任」が強調され、取り上げる銘柄もかつては「推奨銘柄」が一般的だったのが現在は「参考銘柄」などにしているところがほとんどである。日経新聞などでは「週末のNYダウは180ドル高、CME日経平均先物も150円ほど高い水準のため、週明けの日本株も高く始まる可能性がある。」などという、およそ予想とは言えない(「可能性」など、どういう可能性もあるのだから)予想を書いていることが珍しくない。

私はそういうのは嫌いだから、はっきり誰が読んでも誤解せず、分かる明確な書き方を心がけ、取り上げる銘柄に関しても今時死語になったかの感のある「推奨銘柄」を使い、「自己責任」なる言葉は決して使わない(「自己責任」を否定するのではなく、こんな当たり前のことは書きたくないからである)ということを、ポリシーとして実行しているのである。予想が外れることなどいくらでも起こるわけで、予想が外れたからといっていちいち謝罪などしない。ああ、読者の中にはショックを受けている方もいるだろうな、とかまちがって情けなかったとか思うことは、もちろんある。それに対して謝罪すべきかとなると、ことはそう簡単ではない。これに関する私の考え方を十分理解してもらおうとすると1時間くらい書かなくなりそうな予感さえする。よってやめる。

しかし、読者諸氏は、私の考え方を基本的に理解してくれていると確信している。
私は当ブログへの訪問者には
①読者=読む者
②見者=見る者
の2種類がいると思っている。②というのは、最低限の礼儀もわきまえずただ見るだけで私の真意も理解しない人のことである。②には訪問して欲しくないのだが、やむなく私が「見られる者」になっているわけである。作家が自分を理解してくれる読者のために小説等を書くように、私も①の読者の方のために、毎日のように書いているのである。

私は、これまで、よほどのものでない限り、全てのコメントを掲載してきた。それは」「よほどのもの」を投稿した方自身がよく分かることである。しかしそういう配慮にも、いささか疲れて来た。よって、今後は、もう少し敷居を高くしようと思う。と言ってもさほどのことではない。要するに最低限の礼儀を守るということである。ご批判は自由である。そしてそれも掲載する。最低限の礼儀を守ってのものであれば、ということである。

2月22日 23時17分記
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