日本株が、アメリカの景気への懸念や円高傾向を理由に13日、14日と大きく下げた。日経平均の下落幅は2日間計で487円に達した。小型株(2部、JQ)の下げも結構大きい。マザーズ指数は昨年末比の下落率が14.2%に達し、下落率が最大である。収益力のないバイオ関連銘柄が大きく崩れたことが主原因で、これがその他の小型株にも悪影響を及ぼしているかもしれない。

ただ、こうした相場環境で何もかもが売られたため、売られすぎ銘柄も続出している。
例えば、テノックスは12日、引け後に今期業績の上方修正(経常利益7億円→10億円)を発表したが、13日は520△5、14日483▼37で、結局、上方修正後32円下げたことになる。
テクニカル電子(推)も2.06日に上方修正こそしなかったが好決算を発表、07日には390円まであったのが14日終値は306▼23。
協和日成(推)も2.07日引け後に上方修正はしなかったが、それなりの好決算を発表したのに、前日急騰していたこともあって10日(月)は610▼67、そして14日は515▼15。
日立機材(推)にしても上方修正プラス増配を発表した翌日の1.29日の終値が1081▼19、そして2.14日は1064▼33と、さらに下げている。
アスモ(推)も14日は135▼5で安値は129円まであった。この129円というのは、ほとんど今回の相場で上げた分のほとんどを帳消しにする水準である。

これ以上は書かないが、要するに、こうした小型株の多くは、小型ゆえに度を越して売られることがあり、今回はまさにそれに当たるだろうということである。
アメリカ株の連騰もあり、こうした売られ過ぎ小型株は、今後、徐々にかなり戻すであろう。
私はナンピン買いはめったにしないのだが、テクニカル電子は13日、14日と連日で少し買った。理不尽なまでの下げへの怒りと結局は上方修正必至という読みからである。

アメリカ株は、NYダウで13日が64ドル高、14日が16154△127と連騰となっている。日本株がアメリカ景気を懸念して下げているのが笑止ではないか。今回、アメリカの経済指標で悪い数字が出たのは、結局寒波のためだった可能性が高いようで、このためNYダウも上げているのであろう。
日本株は、ここ乱高下が激しく、投資家もあれこれ迷うところだが、一方的に弱気(強気)になるのは、困ったものである。冷静に目先だけでなくその先を考えることが重要であろう。

2月17日 0時14分記
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