夢の街(推)について、いろいろ不安を言われる方がいるようであり、また、あれだけ書いても買わないという方もいらっしゃる。それはそれで全く私がどうこう言うことではない。
ただ、業績やPERを問題視しているとしたら、それはおかしいと思うので、これを書いている。
次表は同社の4半期ごとの業績推移である。

単位=100万円。数字は 売り上げ(経常利益) を示す。予=予定

           2012年8月期    2013年8月期    2014年8月期

09-11月期   314( 49)     331( 13)       814( 70)
12-02月期   358( 67)     349( 42)
03-05月期   342( 51)     547(121)
06-08月期   345( 53)     859( 98)
通期       1359(220)    2086(274)     予3400(357)

要するに、業績は順調に伸びていて、不安は、ほとんど無い。
今期予想売り上げ(経常利益)は、会社発表は上表のとおりで3400(357)である。ただ、四季報は3650(440)である。QUICKコンセンサスは3425(541)。
出前舘の会員数が増加傾向にあること、2013年12月に「シニア・ナビ」を運営する株式会社ZENを子会社化していることから1Qの4倍強の売り上げを見込む会社予想は、軽くクリアしよう。これに加えNTTドコモのシステム開発を受託済み(2013年11.12付けIR参照)だが、1Q決算短信で、会社は2Q以降寄与と明言している。

こうしたことから、今期の決算は四季報予想程度の達成は十分可能、むしろ四季報予想も上回る可能性大と、私はみている。
2014年2.12日、ナチュラルアートの株式取得契約に関し契約締結延期(原因はデュー・デリデンス)を発表した。ナチュラルアートに関しては、多少マイナスイメージの情報が流れているようだ。しかし、小が大を飲み込もうという類の話なのだから、大(ナチュラルアート)が、そう身奇麗な優良企業である方がおかしいくらいである。そんなことより、話が破談にならずまとまることを期待しよう。
一方、同日、タメコ株式会社との資本・業務提携も発表している。
いずれにせよ、めまぐるしいばかりのM&A、提携である。同社は2012年8月期までの業績低迷から脱し、急成長路線に、今入ろうとしているのではないか、と私はみている。

【グルナビとの比較】
類似業態のグルナビが2.05日の引け後、今期業績の上方修正と株式分割を発表(2.05日終値=2743円)、その後株価は暴騰している(2.14日終値=3585円)。ただ上方修正とは言え、経常利益は四季報予想と同じで、2部やJQだったら、それほど上げる内容ではなかったのだが。

ぐるなびと夢の街の来期予想実質PERを比較してみよう。

ぐるなび=31.7倍
夢の街 =33.7倍

これだけ見ると、夢の街が割高になるが、成長力を見る必要がある。
ぐるなびは2010年3月期に45.78億円の過去最高経常利益を達成後は業績が低迷、2014年3月期に上方修正後でも40億円、来期、ようやく46億円(四季報予想)と5年前の水準に戻るに過ぎない。
夢の街は2010年8月期の経常利益は2.39億円、2015年8月期は4.8億円(同)と、倍増予想である。しかもシニア向け食事宅配事業への進出など、今後の急成長の種がたっぷりある。

こうした両社の予想PERが、ほぼ同じというのは、おかしいとみるべきなのである。

以上のような私の分析が認知されるにつれ株価は大きく居所を変えるはずだというのが、私の読みであり、読者諸氏に強く薦めてきた所以である。
日証金の信用買い残はここ株価上昇につれぐんぐん減少している。こうした減少は、多くの場合、さらなる株価上昇につながるのは、経験の教えるところである。

2月16日 21時10分記

相場見通し等については、「気力が残っていたら」深夜に、ということで。
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