不安定で読み難い相場が続く。決算への反応も常軌を逸しているようなものが多く、それも(主力株以外だが)おおむね悪い方に行くから、たちが悪い。今回に限らず、決算は、よほどの確信でもない限り、発表前に売るのを基本にした方が良さそうだ。

渋谷工業(推)の場合、12日は軟調に推移、2131▼41まであったが、14時45分に中間決算を発表すると急騰、2532△360まであり終値は2400△228。そして13日は急落して始まり終値は2270▼130。肝心の決算はといえば、まあまあ程度という評価が妥当だろう。下方修正とか勘違いしている方がいたが。この程度だと今の地合いでは売られてもおかしくないところを急騰、翌日は一転急反落となったわけである。私は、決算への懸念をちょっと書き、自身の持ち株もかなり減らしておいたが、結果は、このようなわけの分からない痛み分けのようなものだったわけである。

アスモ(推)は決算を受けて急落したわけだが、これはアジアグロースやOAKキャピタルの急落と連動している面もあろう。いずれにせよ、ここまで下げると、ある程度反発が期待できよう。こうした低位株は、低位のとき仕込んでおけば、いずれどこかでまた噴き上げるものである。協和コンサルタンツの値動きを想起されたい。

夢の街(推)は異様な強さを発揮、2020△15。
例の一村氏が52.01万株(10.58%)保有、鎌倉グループ(勝手に命名=小生、読者ほか)も恐らくその3割程度は保有(読者保有株数は小生の憶測)、となれば合計で70万株弱、これは2位株主(有)キトプランニングの66万株を上回る(1位は自社)。もともと浮動株(定義からしてあまり当てにはならないが)が12.9%しかない(2013年8月)わけだが、70万株は12.6%に当たり、いかに浮動株が吸い上げられたかが分かろう。
注=ただし一村氏保有分は2013年8月時点ではすでに浮動株ではない。この後も一村氏は持ち株を増やしたが。

2位株主の(有)キトプランニングは夢の街社長の中村利江氏が2001年に設立した会社である。よって、自社、(有)キトプランニング、中村利江氏、カルチュアコンビニエンスクラブを合計するだけで会社側の持ち株比率は38.8%に達する。

一村氏の保有意図は結局「純投資」ということだろう。しかし、今回のシニア向け宅配事業進出という大材料は、同氏が大量買いをした後のニュースである。これを知った同氏は、売ることを考えるより、さらに買い増すことを考えるのではないか(あくまで、私の推測であることをお断りしておく)。
中村利江氏、なかなか面白い有能な経営者のようである。ウィキペディアに詳しいので興味のある方は一読を。きっと夢の街を大きく発展させてくれるであろう。

というわけで、読者も、私とともに、夢の街が夢の桃源郷へ我らを運んでくれることを信じて、とりあえずは安定株主としてじっくり保有するようにしよう。もちろん、強要する(そんなことは出来ないが)わけではござりませぬ。

2月14日 1時51分記

追記=夢の街のPERを割高と言う方がいるが、私は、そうは思っていないから推奨している。四季報予想でも2015年8月期の予想1株利益は実質で60.1円(実際はこれを上回る可能性が大とみるが)。M&Aやシニア向け宅配事業を考えれば、2017年8月期あたりでは1株利益は100円とかそれ以上になっていてなんらおかしくない(恐らく軽く100円を突破していることだろう)。こうした急成長企業はPER30倍~50倍に買われることは珍しくないから、株価が3000円~5000円になる可能性は十分あるということである。(2時04分記)
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