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1.23日、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の1月速報値が6カ月ぶりに50割れの報道もあって、23日の日経平均は125円安となったわけだが、その後はアルゼンチンペソ安を引き金に、新興国通貨が軒並み急落し、世界的株安となった。

アルゼンチン中銀が22日、ドルを売りも買いもしなかったわけだが、これが同国政府・中銀がアルゼンチンペソ安を放置しているとの見方を誘い、23日のペソ急落となった。24日はトルコリラ、南アフリカランド、ロシアルーブルなども急落した。アメリカ株も24日、NYダウで318ドル(1.96%)安と7ヵ月ぶりの大幅安となった。

さて、こうした状況を受けて27日の日本株がどうなるかだが、これの読みが難しい。読めたところで今さらたいした意味は無いわけだが、それでは、こうしたブログをやっている意味がないと言われそうである。
それで、無理やり、私の見方を書くわけである。
CME日経平均先物は14390円で、24日の終値を402円下回っている。日経は、だからこれくらいになるであろう程度の見通しを書いている。まあそう書きたくなるのは分かるが、実際のところ、こうなるかと言うと、かなり怪しいのではないか。

アルゼンチンペソは24日は23日とほぼ横ばいで取り引きを終えている。また日本株(日経平均)はアメリカ株に先行して24日に304円下げている。こうしたことから、27日は、ある程度の下げは避けられないにせよ、402円などという大幅な下落にはならない可能性もかなりあるのではないか。

しかし、まあ、いずれにせよ、私はこれにそう大きな関心があるわけではない。常々言っているように、私は日経平均の予想に興味は無いのである。自分が、この相場で成果を挙げられるかだけが重要なのである。この意味で、2部、JQの銘柄など小型株がどう動くかが重要なのだが、実は、これまた読み難い。
これまで同様、1部市場の主力株とは一線を画し堅調な展開となる(この可能性は比較的小さいとみるが)か、逆に反動で大きく下げるか、両者の中間くらいになるか・・・・

渋谷工業(推)、ローツェ(推)、SANTEC(推)について、先行きを心配するコメント・質問をいただいている。
確かに、厳しい展開になっており、外部環境の悪化もあり、ここから一気に急反発は期待できそうにない。しかし、だからと言って弱気転換する必要はなかろう。多少長いスパンで見れば、どこかで人気再燃となるのは、高い確率で期待できるとみるからである。
注=渋谷工業は24日、引け後、投資有価証券売却益が計6.68億円が発生したと発表した。特別利益は重視しないというのが私の立場だが、それでも好材料には間違いない。今期予想純利益29.8億円からしても、それなりの金額ではある。

アスモ(推)がどこまで上がるかだが、基本的にこういう質問はご遠慮願いたいというのが正直なところだ。「×××円」と断言したらどうなるのだろう?
なお一相場(あるいはそれ以上)残している、どこかでOAKキャピタルと株価逆転となろう、2.12日の3Q決算はすばらしいものになるのではないか、以上のことを頭に入れて対処されたい。

1月26日 23時33分記


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