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アメリカの金融緩和縮小を巡って、日本の株価も翻弄されるという状況だが、かつてと比べ、基本的には、アメリカの景気回復は本物、よって金融緩和縮小も好材料として受け止める流れに米日ともなりつつあるように思われる。そして、実際に金融緩和縮小となれば、どちらかと言えば円安・日本株高となろう。

ここ日経平均のみ異様に強いことで、いわゆるNT倍率が急上昇している。これは日経平均株価がTOPIXの何倍かという倍率であるが、通常はざっと10倍というのを、投資家は頭に入れている。これが11.28日に12.47倍となった。これは約13年ぶりの高い水準だ。12.13日時点でも12.43倍。実は今年の5.22日にも12.25倍まで上昇、翌23日、日経平均は14484▼1143と暴落している。そして6.13日には12445円まで下げている。(当時はそれなりの外部要因=円高?があって下げたのだと思うが未確認)というわけで、一応、この点には注意を払っておこう。

というのは、実は某氏の発言をもとに書いたもの。それはそれとして、日経平均が史上最高値を付けた時はもっと開いていたはずという自身の記憶を頼りにチェック。

日経平均最高値=38915.87円(1989年12月29日)
TOPIX最高値=2884.80 (1989年12月18日)
両者の同じ日の数字が調べられなかったので恐縮だが、少なくとも日経平均が最高値=38915.87円を付けた1989年12月29日、TOPIXは最高値=2884.80より安かったわけだから、この日のNT倍率は
38915.87÷2884.80=13.49(倍)より大きかったのは自明の理である。つまり、やはりバブル期には、NT倍率は現在よりはるかに開いていたのである。
直近の12倍台を危機水準とみるか、好景気で株価が大きく上昇する局面ではNT倍率は大きくなるのが一般的であるから、そう気にすることはないとみるか、見解の分かれるところであろう。
なんとも言えないが、私は多少の警戒をしつつ、基本的には後者の立場である。


【四季報から発掘した有望株】
まず最初に銘柄名だけを列挙しよう。

2925 ピクルス
3250 エー・ディー・ワークス
3393 スターティア
3076 あいHD
3744 サイオス
3817 SRA
4319 TAC
5283 高見澤 
6373 大同工業
6745 ホーチキ
6945 富士通フロンテック
7908 きもと
8085 ナラサキ 
9957 バイテック
9960 東テク

全てについて材料、注目ポイント等を書くのは、しんどいので、後述の銘柄以外で興味のある銘柄については、各自『四季報』で確認されたい。
上記の銘柄のなかでは、すでに大きく上げたもの、逆に下げているもの等あり、ここで買うのがいいかの判断は、直ちには出来ない。今後の株価推移等を見ながら、判断したい。

私が、現時点で妙味ありと判断している銘柄について、以下に書く。(数字の単位=100万円)

5283 高見澤 304△33
2014.3月期の予想経常利益は、会社発表が630、旧四季報も630。ところが新四季報は980。1株利益は名目で56.2円、実質では68.8円に達する。実質予想PERは4.4倍の異常なくらいな低さだ。宅配水、住宅建て売りも手がけるが、これらも好調で来期業績も続伸が期待できる。1株純資産も768.4円あり、12.13日に付けた334円更新から一段高必至、正当に評価されれば400円台もありえよう。

3076 あいHD 1260▼10
ともかく業績絶好調だ。マンション向けセキュリティ機器、カッティングマシンが好調なほか「用紙のダウンロード事業も好調」(会社情報)という。2014.6月期予想経常利益は会社発表5530、旧四季報5300だが、なんと新四季報6030である。これで株価が下がったのは解せない。しかも2015.6月期予想は6730である。QUICKコンセンサスは2014.6月期6080、2015.6月期7127、2016.6月期8010というさらにいい数字を出している。1362円の年初来高値更新は軽いのではないか。

3817 SRA 1235▼1
独立系のシステム開発会社。「病院等の機器切り替え案件が増加、IBMとの一体営業で捕捉。中国等での展開加速へ。」(四季報)。「NISA対応の需要も](会社情報)。2014.3月期の予想経常利益は、四季報は前号の3000を3100に、2015.3月期は3200を3400に増額。

3393 スターティア 1517△55
2014.3月期の予想経常利益は会社、四季報とも800だが、四季報は2015.3月期予想を1050としている。実質1株利益は124.5円に達する。電子書籍関連の割安株。

2925 ピックルスコーポレーション 894△6
セブン&アイ向け4割。「ナムル、ふろふき大根など加工度高い製品好調。」(四季報)。2014.2月期の予想経常利益は会社1187に対し四季報1240、2015.2月期の四季報1440(実質1株利益135.1円)。

12月15日 21時55分記
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