中小型株に特に顕著だが、決算への反応が常軌を逸していたり、1日の値動きが不安定で結構上げていた銘柄が大きく下げて終わるといったことが頻発する。

前稿で東レと不二サッシ(推)の決算への反応の違いを書いたが、もう一つ、もっと酷いのがあるので紹介しておこう。
それは10.31日、引け後に決算を発表したオークマ。
9月中間期の経常利益は会社予想の37億円(四季報予想は45億円)に対し24.76億円だった。通期予想は120億円予想(同128億円)を90億円に減額修正した。
これで翌日の株価はどうなったか?800円▼25で寄ったが急反発、883円まであって終値は863△38。マイナー銘柄ならストップ安してもいい決算だったのに。クレディスイス証券は目標株価1000円を継続という。実質1株利益33.0円、株価1000円だとPERは30.3倍にもなる。どういう基準で目標株価を出してるんだろう。

JBR(推)は高値81500△1100まであって終値は79100▼1300、不二サッシ(推)、明豊ファシリテ(推)も同様で高いところもあったのだが、結局安く終わった。私は、最近のこういう値動きに対応、多少なりと前日比高いところから指し値売りを、いくつか違えた値段で出すようにしている。実際、07日はJBRは81300円以上でいくつか売れた。不二サッシも高値近辺でわずかながら売れた。
私は買い値には、ほとんどこだわらない。06日時点での運用状況が、まあまあ満足できる状況なら(実際そうのわけである)、07日は、持ち株で値動き等から、値段次第では売っていいものは、幅広く売りを出すわけである。前日よりある程度以上高い値段で。そしてこの売りが成立すれば、それに関しては前日比さらにプラスになるということである。積極的に処分しようということではないから、売るといっても、総持ち株数のせいぜい数%以内を売り注文を出す(成立するのは通常ごく一部)わけである。大勢に大きな影響はないが、多少のリスク管理にはなるし、毎日のように、結構高いところがあって安く終わるJBRのような銘柄には有効なやり方だろう。

CTS(推)は、ここ5日続落、06日は変わらずだったわけだが、07日は1820△50まであって終値は1783△13。好決算が、いずれ正当に評価されるはずと信じて、じっくり持続。

不二サッシは、08日、株価はどうなるか。株価が下がればいろいろマイナス点が目立つが、ここまで下げてじたばたすることはない。お持ちの分は持続。様子見。私はもちろん、それなりに早晩戻す(下げすぎ是正)とみている。

08日は明豊ファの決算発表。10.17日に9月中間期業績の上方修正発表時、通期業績については
>平成26年3月期の通期業績予想は、今後の受注状況を踏まえて判断する必要があることから、
現時点においては平成25年5月15日に公表したものからの修正はありません。(決算短信)
としている。これから3週間しかたっていないのだから、08日に通期業績の見直しは無いのかとも思うが、はっきりしない。株主としてどうするか難しいが、08日大きく上げる場面があれば、それなりに売っておくところか。

11月08日 0時49分記

追記=オークマといい東レといい、決算を受けての株価がおかしい。オークマは暴落、東レは07日の地合いも考慮すれば、せいぜい変わらずが妥当な反応だろう。考えてみると、ファストリとかソフトバンク、ファナックといった、いわゆる日経平均寄与度の大きい銘柄の株価を吊り上げて、日経平均を保たせるのと、相通じるものを感じる。投信などが大量保有していて下げさせたくないというので、いろいろおかしな力が働くのだろうか?
それで投信の主要機械メーカーの持ち株比率を調べてみた。

オークマ   11.9%
東芝機械   3.4%
アマダ     8.1%
富士機械   6.9%
牧野フライス 3.7%

おー、思った以上に、素晴らしい結果が出た!

11月08日 1時42分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1618-12d1130d