厳しい状況が続く。前日のアメリカ株が反発したことで、02日の日本株も反発して始まったのだが、終わって見れば日経平均は314円の大幅安。やや円高になったとはいうものの、大した理由も無く、これだけ下げるのが不気味だ。やはり10月は魔の月であり、株式投資はお休みすべきだったかなどと思わないでもないが、死んだ子の数を数えるようなことは、やめよう。株式投資は精神力の勝負でもある。厳しいときは、明けない夜はないと、静かに耐えよう。

02日のアメリカ株は、一転また大幅安となっている。為替も1ドル97円台前半と円高が進んでいる。
暫定予算を巡る調整は依然難航、解決の目処は経っていない。
これ以上に懸念されるのが連邦債務上限引き上げ問題(10月17日までが期限)だ。これがうまく期限内に解決しないと、アメリカがデフォルトになる、4日発表予定の雇用統計も発表されずFRBの判断にも影響しかねないと、市場には悲観論が強まっている。いくらなんでも、何も出来ず、ずるずる17日が過ぎて行くなどということはないだろうが、それまで、日米とも、株式市場は、大きく揺さぶられると、覚悟しておいたほうがよさそうだ。

前稿で挙げたヤマウ、ファミリーについて。
いずれ機を見て、それぞれの材料については、詳しく書くとして、ここでは、ごく簡単にふれておこう。

ヤマウは4月26日に2013.3月期の業績予想を上方修正(経常利益は2.80億円を3.83億円に増額)、これで株価は200円そこそこから一気に393円(5.01日)まで暴騰した。ところが5.10日に決算を発表したら、2013.3月期の経常利益は3.83億円と修正どおりだったのはいいが、2014.3月期の予想経常利益を3.90億円と前の期比ほぼ横ばいとしたため、失望から株価は、元の木阿弥以下の200円割れまで売られた。
さて同社は8.02日、1Q決算を発表した。経常利益は0.54億円の赤字だったが、前年同期の2.04億円の赤字と比べると驚異的な改善ぶりだ。会社も言うとおり、同社は下半期に大きく利益が出る構造になっている。詳しい論拠はここでは省略するが、私は1Qで1.5億円も経常利益が前年同期を上回った以上、通期もシビアにみても同程度は経常増益になる可能性は十分あるのではとみる。この場合、経常利益は5.32億円、実質1株利益は71円程度になる。もともと全上場企業で最も低PERなわけだが、さらに低下してPERは3.9倍と、全上場企業で唯一4倍割れとなる。なお経常利益に対する純利益の比率を四季報予想と同じにして1株利益を算出すると、81.8円、PERは3.4倍という、もうありえないというかあってはならないくらいというかの低さになる。株価400円まで買ってもPERは4倍台だ。

ファミリーは、業績絶好調に加え、意外な土地持ち企業であり、その実態が分かれば、株価は一気に高値挑戦となってもおかしくない。

10月03日 0時30分記
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