9月、特に中旬以降は、警戒すべき時期だが、オリンピック、日本経済好調を表す種々の兆候、アメリカ株の堅調といった好条件がそろって、日本株は、ここまで、比較的堅調に来た。
ところが、ここに来てアメリカ株が怪しくなって来た。30日が期限の暫定予算を巡って調整が難航、予断を許さない状況になっている。9月中に予算不成立の可能性大のようだ。さらに連邦債務上限引き上げ問題(10月中旬までが期限)でも混乱が予想されているのだ。こうした状況を受け、27日のアメリカ株はNYダウで70ドル(0.45%)安となった。ドルへの信任低下懸念からドル安円高にもなっている。

10月は一段と警戒すべき月であり、こうしたアメリカ政治の停滞懸念もあいまって、ここからは、慎重モードでいくところだろう。27日の為替相場は1ドル98.24円とやや円高になっている。CME日経平均先物も14635円と下押している。
というわけで、とりあえずは輸出関連中心に主力株は、軟調な展開が予想される。JQ等の小型株は、さほど影響を受けない可能性も十分あるが、全般の環境が一段と悪化すれば、そうも行かないであろう。

次に、推奨株等、当道場で取り上げた銘柄の見通し等について書くこととする。

アネスト岩田(推)、あいHD(推)が、これまでの動きが嘘のような強い動きとなっている。皮肉なもので、大半の投資家が見捨てると、需給関係が好転、こうしたことになる。お持ちの方は、ここからは売りを考えるところか。郵船も強い。現時点ではなお高値未更新の商船三井のほうが面白い。押し目は買っていいだろう。

三ツ知、マイスターエンジ、フロイント工業、SBSなど「四季報から発掘した有望銘柄 」として取り上げた銘柄も、おおむね堅調な値動きとなっている。基本的になお上値余地があるとみてよさそうだ。日建工学は高値圏で一進一退の動きだが、ここから上か下か読み難い。

DMS(推)、フェンオール(推)の、肝心の推奨銘柄の動きが悪い。
DMSの場合、推奨直後にストップ高を付けたわけだが、この日の出来高が44万0900株。その後、ストップ高で付けた680円を更新する場面もあったわけだが、出来高は減少一途だった。27日はついに2万1000株まで減少した。44万0900株の20分の1以下になったわけで、そろそろ下げ止まりから反発に向かっていいところだ。
フェンオールは、ここ短期間で20数%も上げた反動安であり、心配するような下げではなかろう。
DMSもフェンオールも、今期業績が会社予想を上回るとみて推奨している。決算(DMSは中間決算、フェンオールは3Q決算)はDMSは10月下旬、フェンオールは11月下旬の発表が予想される。上方修正があるとすれば、早ければ10月上旬にあってもおかしくない。こういうことも頭に入れて、反騰を待とう。

明豊ファシリ(推)は、27日、想定以上に高寄りしたので、大半の読者は買えなかった・買わなかったであろう。私は250円以上はかなりの確率であるとみる。しかしあくまで確率であり、かつ瞬間250円前後があって反落、結局売り損ねたといった場合もありうる。要するに、210円以下で買いたかったわけで、217円(始値)~212円(安値)で買った場合は、それなりにリスクは高くなるということである。虎穴にいらずんばと買うか、虎穴はいやだと買わないかは、それぞれの判断である。
30日、どうするか。これは、ここで書くのは難しい。つまり、高寄りするか安寄りするかが、そもそもはっきりしない。コメントから想像すると、読者の多くは、ここから下げると安く買えると買う傾向が強いように思う。しかし、これは危険な思考方法だ。このへんで下げるようでは、多くを期待できないかもと考えるべきなのだ。
これ以上は書かないが、腕に自信のある方のみ、ここからは参加するのが良い。

9月29日 22時57分記

JBR(推)不二サッシ(推)については、稿を改めて間もなく書く予定です。(23時29分記)
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