政府は、3日、あわてて福島原発の汚染水対策で、政府主導で470億円を投じて解決する方針を固めた。オリンピック東京招致への悪影響を懸念してのスピード対処であろう。

汚染水除去設備としては、現在、東芝製のALPSが稼動しているはずなのだが、抜本的解決にはなっていない。
どういうことなのだろう。少し調べてみた。もとより、私は専門的知識はないし、こんなことに、あまりかかずらわってもいられないので、非専門家として、必要なことだけを、ざっと調べたものであり、かなり不正確なものであろうことは、お許しいただきたい。

ALPSは約60種類の放射性核種を吸着する放射能除去設備で、東芝が開発したものと思われているが、実際はアメリカの放射性廃棄物処理大手のエナジーソリューションが開発した技術をもとにしているという。
放射能の吸着剤としては、ゼオライト系、非ゼオライト系(フェロシアン化合物等)が、使われている。

分かっているだけで、2つの問題点がある。
一つはトリチウムが除去できないこと。
もう一つは、機器に腐食が生じるなどして、必ずしも順調に稼動できていないこと。
トリチウムについては半減期が短いから問題ではないといった趣旨のことを言う人がいるが、これは間違いだ。半減期は12.33年である。しかし半減したからといって問題が消滅したわけではない。こんなものを海に流すなどありえない。せいぜい50年後に放流できればいいほうだろうと言っている方がいるが、もちろん50年後でも漁業者の猛反対にあうであろう。

こうした状況を受けて、今回の対策で、政府は、これに加え、もっと高機能な浄化装置を増設するという。
これが、株式投資の材料として重要である。「高機能な浄化装置」と言っても、オリンピック対策の急ごしらえの文言の可能性が高いのである。どういうものにするかは「凍土壁」同様、今後詰めていくことになろう。

とすれば、当然、バイノスに白羽の矢が当たる可能性も出て来るのではないか。なぜなら、ALPSでは、現実にゼオライトが使われているからである。ゼオライトの代わりにバイノスを使えばはるかに、効率よく各種の放射性物質を除去でき、かつその後の処理もはるかに簡単だからである。

これまで、なぜ政府や東電はバイノスを活用しないのか、という声は巷に満ち満ちていた(JBR株主周辺だけかもしれないが)が、はたして、バイノスに活躍の余地があるかとなると、やや心もとないというのが、正直なところだった。
しかし、以上の考察で、バイノス活用が絵空事ではなく、かなり現実味を持ったものであることが明らかになったのである。

バイノス=JBR(推)は、強気堅持。

9月03日 23時59分記

追記=相場見通しについては、この後別稿で。
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