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相場は完全におかしくなっている。
30日も日経平均こそ71円安の小幅安だったが、値上がり銘柄数はわずかに277、値下がり銘柄数は1393に達した。29日、30日の合計では
値上がり銘柄数=1044
値下がり銘柄数=2213
これでも日経平均は29日121円高、30日71円安だから合計では
日経平均=50円高
というわけで、日経平均が実態といかに遊離しているかが、これでよく分かろう。
ここに来て、多くの銘柄が失速、いやな形のチャートになりつつある。
当道場銘柄でも、アネスト岩田(推)、IDEC(推)などが当てはまる。

要するに、基本的にほとんどの銘柄が、買ってもうまくいかないわけである。
ある程度は、こういう展開を予想して、強靭2銘柄=不二サッシ(推)、JBR(推)を、強く推奨してきたわけだが、これが、ここに来て一段と奏功しつつある。30日はJBR395000△70000で東証1部値上がり率1位に前日に続きなった。不二サッシも一時はマイナスになったが粘り腰で引けは397△6。

現在の日経平均、TOPIXの水準は、おおむね6月27日、28日、あるいは4月10日と同じである。一方、私や多くの読者諸氏は、年初来高値更新中か、それに結構近い水準にあるであろう。いかに銘柄選定が重要だったかということである。

最後にJBRについて。
あのエスプールは30日も906△150のストップ高比例配分となった。追随するかたちでJBRも結局ストップ高買い気配で終えた。そしてこの後のPTSでエスプールは1206△300のストップ高買い気配。JBRは432000△37000となっている。こうなると、行くところまで行くわけで、安易に売ってはいけない。もちろんその先には地獄が待っているかも知れず、それなりの覚悟が要るわけだが。
私はとりあえず35万円、あわよくば50万円という値段を言って来たわけだが、ここまで来ると、どうしても上場来高値が意識されてくる。2005年に250万円を付けているわけだが、その後の累計4分割を考慮すると、これは625000円になる。ただ、いつも言っていることだが、こういうものは、臨機応変、そのときそのときで、対処していくことになる。

注=読者諸氏がJBRをPTSで売るなど全く想像外で、前日かなりの方がPTSで売ったと書いておられて驚きショックだった。ストップ高買い気配で終わったのに、翌日はヤリ気配で始まることも、特に近年は珍しくないが、JBRのような旬の大化け期待のある銘柄は、やはり翌日も大幅高、あわよくば連続ストップ高と、考えるのがあるべき思考方法。死者(おいおい死者にすんなよと怒られそうだが)に鞭打つようで恐縮だが、後学のため、あえて書く次第だ。

8月31日 0時08分記
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