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23日のアメリカ株はNYダウが15000ドルの大台回復、為替相場も1ドル98.73円、1ユーロ132.08円と円安、CME日経平均先物は13775円と高く、外部環境は良い。

日本の株式市場も、22日までかなり下げていたことでもあり、とりあえずは(23日分も含めて)小反騰が予想される。日本株の今期予想PERは15.77倍(東証1部全銘柄、23日終値)で、アメリカとほぼ同水準と思われる。ただ円安で今期業績の上振れの可能性が高く(主要輸出30社で、1ドル98円が続くと営業利益が1割程度上振れると、日経の24日朝刊は書いている)、これを考慮すると、アメリカ株をPERでかなり下回ることになり、通常、アメリカ株よりやや高PERなのが日本株であるから、この点からも、日本株には出遅れ感が出ていいところであり、上昇余地があるとみていいだろう。

というわけで、前稿でも書いたように、ここはやや強気に転換するところだ。とは言え、物色傾向も含め為替に大きく左右されることを忘れないようにしたい。

不二サッシ(推)、JBR(推)は、強気堅持でいいので、あえて言及しない。

あいHD(推)、アネスト岩田(推)、IDEC(推)等も、お持ちの分は持続でいいだろう。
リロHD(推)、共立メンテナンスも、なお一段高が見込めそうだ。

ここ大きく下げて来たビッグデータ関連。
ブレインパッド(推)が23日、大商いとなって1310△171 まであって引けは1227△88と反発。シナジーマーケティング(推)も720△21と反発した。私は少し前までこれら銘柄も、戻したところを少しは売ってきたわけだが、ここに来ては売りやめ、ここからはむしろ買いでいいかといった判断に傾いている。一方インフォテリアは23日も275▼10と続落したわけだが、決算発表後急騰した反動が出たもの。それもこの4連続安で終わりとみて良かろう。この3銘柄では、最も、ここで買うとしたら面白そうだ。

新たに買い妙味のある銘柄は、いろいろピックアップはしているのだが、まだ確信を持ってお勧めできるものは無い。それでも強いてと言うと、
9101日本郵船 283△5
大型の低位の古典的銘柄で、新日鉄住金、大成建設が、年初来高値を更新、住友化学なども大きく戻り歩調にあるなか、郵船の出遅れが顕著だ。7.31日に今期業績の上方修正も発表しており、この面の不安もない。むしろ為替次第ではさらなる上方修正もありえよう。年初来高値は320円。さほど値幅妙味はないが、主力株相場になったときの保険と考えて、多少ポートフォリオに入れておくのもいいだろう。

8月26日 0時41分記


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