犬も歩けば棒に当たる 

雨降りで予定を変更、気になっていたことを、いろいろ調べていたら、収穫が予想外にあった。その一端を。

2471エスプール(JQ)という人材派遣会社がある。四季報に「大手ゼネコンと連携、放射能除染作業の請負を開始。」とある。言うまでもなく大手ゼネコンとは大林組である。そして実際にはバイノスからの依頼である。といっても恥ずかしながら、この辺の情報を知らずに来て、慌てて情報収集している体たらく。その成果が以下である。

>エスプールグループでは、被災地の一日も早い復興を願い、
被災者の皆様の雇用支援や地元自治体と連携した被災者相
談窓口の運営などのサポートを行ってまいりました。
この度、新たな取り組みとしてエスプールエコロジーでは、
2013年4月から福島県郡山市で放射性物質の除染業務を
開始しました。

>舗装部分は、バイノス工法という特殊な手法で洗浄を行い
ます。

>現在、約20名のスタッフが、現地で日々奮闘しています。
業務を開始して、まだわずかな期間ですが、外部からの評
価も非常に高く、早期の業務拡大のご要請をいただいてい
ます。除染業務は2017年まで継続予定となっており、本格
復興まで長い道のりとなりますが、エスプールでは、グルー
プ総力を挙げて、継続的に取り組んでまいります。

>支店開設のお知らせ
当社の子会社である株式会社エスプールエコロジーは、福島県に郡山支店を開設することになりましたの
で、下記のとおりお知らせいたします。(中略)
エスプールエコロジーは、平成25 年4 月から福島県にて放射性物質の除去作業に関する業務を開始しました。現在、郡山市内を中心に業務を受託していますが、顧客企業からの評価も高く、早期の業務拡大要請を受けていることから、新たに現地に支店を開設することといたしました。

以上から分かることは、エスプールグループは、バイノスの依頼で郡山市の除染作業を2013年4月から20名体制で開始、2017年まで継続予定、評価も高く業務拡大要請を受けており、郡山に支店を開設、総力を挙げて取り組む、ということである。
さらに付け加えると、未確認情報ながら
IR担当の人に聞いたら、100から200人規模が将来的な目標と言っておったわい~!!(掲示板=6.24日より)
と、奇特な方が情報を寄せておられる。

今期(2013.9月期)の業績予想に、この売り上げは当然入っているだろうが、それでも4月からの仕事だから4.01日からだとしても半期分だけである。そうすると来期は通期寄与で最低でも2倍になるということである。前回の業績予想の修正で今期の売り上げ予想を86.81億円から104.01億円へ17億円余も増額したわけだが、来期は(細かいことは省略して)、この郡山の除染作業分通期寄与だけでも2(通期なので)×15億円程度=30億円程度は最低増加しそうだ。売り上げ100億円程度の会社で、ほぼ確実な分として、30億円も増加するのである。しかも「業務拡大要請を受けており」なのだから一体全体どれだけ、売り上げは膨らむことか。
訂正=半期で15億円とみているので通期では2倍になるが、そうしていなかったので訂正した。お詫びします(8.27日記)。

想像してみよう。自分が福島県の放射能汚染地域に住んでいて、自治体の職員で除染担当として働いていることを。除染してみたが、数ヵ月したらまた線量が上がる。もう一度除染してよ、と言われたり、除染なんかしてもだめじゃないか、出ていくしかないなと言われたり。こういうとき、バイノスで除染したら格段にいい結果が出た、ストロンチウムも吸着できる、バックに大林組が付いている、という話を聞いた。こうなれば、有象無象の他の除染業者を押し退けて、バイノス・大林組連合が、ドミノ倒しよろしく、すいすいと受注していく、というのが、まあ鎌倉先生の極楽とんぼ的見通してある。住民にしても、バイノスを知れば、全員が他はいやだあ、バイノスにして!と嘆願するだろう。

中西準子氏(産業技術総合研究所フェロー、専門は環境工学)も除染費用について5兆円という独自の見積もりを出されたとき(7月)、マスコミの取材に対し、除染作業の大幅見直し、費用対効果を考えた新たな戦略の構築が必要だと苦言を呈されていた。行き当たりばったりの現在の政府のやり方では費用ばかりかかって、結局誰もふるさとへ戻れないということにもなりかねない。バイノスの活用は、こうしたジレンマから抜け出る一つの解決策なのである。

原発汚染水のタンクから漏れ出た高濃度汚染水や原発冷却に伴い日々生み出されている高濃度汚染水についても、バイノス活用こそが現在考えうる最善の解決策だろう。そして、バイノス活用は当欄読者の多くが熱望することだが、実現の可能性もかなりありそうなのである。

バイノス発見者の一人である山梨大学の志村浩己特任准教授(当時)は、次のように述べている。

>現在、バイノスを利用した汚染水浄化システム(プラント)の技術開発を行っており、現在は土壌や路面の洗浄により発生する汚染水の除染において実際に利用されている。今後,原子炉冷却水の放射性物質除去に向けた技術開発を行っていく予定である。

【蛇足】
志村 浩己先生 福島県立医科大学教授就任(2013.03.18)

【蛇足の蛇足】
銀座ホステスnicoの気まま : 志村浩己 - Livedoor

鎌倉雄介による注=上記は、先生が銀座ホステスとなんとかというようなものでは全くなく、勉強熱心な銀座ホステスnico様が、バイノスについて種々調べてご自分のブログで紹介してくれているのである。しかも2011年10月段階で。
志村先生、 福島県立医科大学教授就任おめでとうございます。われらJBR株主は、先生がバイノス活躍の主洗浄じゃなかった主戦場福島に乗り込まれたことで、大いに意を強くしています。さらなるご奮闘を心よりお祈りしています。

8月25日 15時56分記
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