17日の相場は、日経平均、TOPIXとも小幅高だった。2部はわずかに値上がり、JQ、マザーズは下げた。
ただ、個別の銘柄では、激しい値動きがみられた。

当道場銘柄では、
ジャパンベストレスキュー、ブレインパッド(推)、ウェッジHD、サイオステクノロジー
が、ストップ高となった(ザラ場でのものを含む)。
ただ2068△400のストップ高買い気配に一時なったブレインパッドの終値が1855△187、同じく747△100のストップ高買い気配に一時なったサイオスの終値が680△33というように、乱高下が激しかった。

ブレインパッドは、17日の日経朝刊に「ビッグデータ 分析に人材の壁」という記事が掲載され、その中で、同社について、以下の記述があったことが株高につながったと思われる。

>ビッグデータ分析サービス大手のブレインパッドと大学共同利用機関法人、情報・システム研究機構の統計数理研究所が協力して、人材不足解消の取り組みを始める。2014年3月までに必要なスキルや能力を明文化し、16年4月以降、認定制度も開始する予定だ。

つれてインフォテリア(推)も急伸した。サイオス、ソフトバンクテクノ、CACなども上げた。
やはり、ビッグデータは、息の長いテーマになるということだろう。なおブレインパッドは、年初来高値を更新している。

不二サッシ(推)は、300円前後までは、ある程度予想していたが、321△74まであったのには、驚かされた。出来高も2269万株余という多さだった。KUMADAIマグネシウムが、かなり広く知られ始めたということだろう。
先行き・今後の展開を予想するのは、正直、難しい。この大商いで、いわゆる手替わり(買い手が入れ替わること)が進んだとみられ、相場は新たなステージに入るという期待が出来るかもしれない。この場合、株価は350円から400円どころが、とりあえず期待できよう。445円(2005年8月)奪回もありえよう。
もちろん、ネット時代で逃げ足も速い。とりあえず利食うという動きが強まり、一気に失速という展開も、目先はなくはない。ただ、その場合でも、大きく突っ込んでそのままという展開は、ほぼなかろう。材料の価値からして、大きく突っ込めば、必ずや、また買い優勢となるとみるからである。
ここで、細かいアドバイスは不可能だが、さらに大きく化ける可能性も念頭に、分けて売る、ある程度は、しぶとく持ち続ける(その場合のリスクは覚悟)のがいいだろう。

ジャパンベストレスキュー(JBR)について。
すでに掲示板等でも書かれているので、材料は、大略お分かりと思う。
株式会社バイノス(旧社名=日本バイオマス研究所)は、「バイノス」というトレボキシア藻網 Parachlorella属の新種の藻を発見した企業だが、本年2月、JBRの子会社になった。筑波大学発のバイオベンチャーである。
この「バイノス」は約20種類の放射性物質を吸着する性質があり、北里研究所や東邦大学医学部にて実証実験を行っているが、セシウムだけでなく、ゼオライト等では不可能なストロンチウムなどもほとんどを吸着できるという優れものである。しかも低コストで、さらに吸着した藻は20分の1に減容出来るというわけで、まさに除染の最終兵器とでもいうべきものだ。
すでに、大林組、ケルヒャー ジャパンと共同で、従来と同等のコストでアスファルト舗装道路を効果的に除染し短時間で水処理まで完了する「バイノスRD工法」を開発済みだ。

今後は、さらに現場の状況に応じた工法等が開発され、バイノスの用途は大きく広がるだろう。さらに長期的には、原発の廃炉においても、不可欠なものとなるであろう。

まだ、この材料の凄さが分からない投資家が多いようだが、ユーグレナが時価総額1000億円超まで買われたことを考えると、JBRの時価総額150億円は、あまりに小さい。ユーグレナはミドリムシからバイオジェット燃料を生産という夢を買っているわけだろうが、今のところ、機能性食品メーカーにとどまっている。これに対し「バイノス」は、放射能を高率で吸着、すでに一部実用化に目途が立っているのである。

というわけで、ユーグレナに匹敵するバイオベンチャーを身内に抱え込んだJBRの株価は、20万円や30万円にとどまるわけはないだろうというのが、私の読みである。

7月18日 0時59分記




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