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25日、26日と小型株が、徹底的に売り込まれ、つれて不二サッシ(推)のような、強力材料を有し、本来下げなくてよい銘柄まで、大きく売り込まれている。しかし、追い証がらみの売りは、こうした比較的値下がりしていなくて、株数もこなせる銘柄にこそ出やすい。150円台などという株価は、近々見られなくなろう。

【優先株問題】
不二サッシは、数年前巨額の赤字を計上、優先株を発行するはめにもなった。この後遺症で、現在数期連続で黒字を続けているにもかかわらず、無配であり、低PERに放置されているとも言えるのである。

「優先株」というのは、再建途中の企業が、支援する企業へそれを売却することで、自己資本を増加させるための株である。発行済み株式に優先株はカウントされないが、発行企業の業績悪化に伴い配当の支払いが厳しくなった場合などには、優先株は普通株に転換されることもある。この場合、発行済み株式にカウントされることになる。

要するに、優先株が普通株に転換されると、発行株式数が増加するから、1株利益が低下するわけで、これは当然株価の下落要因となる。公募増資発表で「株式の希薄化」を嫌気して、株価が下げるのと全く同じである。
『四季報』には「優先株60億円残る。」という記述がある。これが、株価の頭を抑えている面があるわけだ。この重しがとれたら?

以下に書くことは、これを聞くと、またなあんだと言われそうだが、ほとんどの人(恐らくあなたも)が知らないことだから、それなりに感動してほしいものである。

『会社情報』に「15年3月期から優先株の買取検討に着手する。経営の正常化に弾み。」
とあるのである。私は、株式投資は、ある意味受験勉強と同じだといつも言っているのだが、それは、日夜、勉強・努力してこうした情報に常に目を配り、人より一歩先に手に入れることが、成功(好成績)の秘訣(の一つ)だと考えるからである。
それはともかく、不二サッシの純利益は2013.3月期31億円余、14.3月期21億円(予想)、15.3月期22億円(同)である。優先株60億円の処理は、この収益力からして、そう難しいことではないのである。

KUMADAIマグネシウム合金という画期的材料を有するが「優先株」というアキレス腱を抱えるのが不二サッシだった。しかし、これでこの問題も心配なしということが、ほぼはっきりしつつある。
25、26日と整理したことで、いよいよ大相場へ、本格的にスタートすることになろう。

相場全般、その他銘柄についても書く予定だったのだが、省略させていただくこと、ご了解願う。前稿に書いたように、弱気になる必要はない。

6月27日 0時25分記
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