21日のアメリカ株は、NYダウは小幅高、NQは小幅安だった。為替相場は1ドル97.86円と、まずまずの水準。CME日経平均先物は13380円(21日の日経平均終値は13230円)。

上記のように、とりあえず外部環境はいい。加えて、21日の日本株は日経平均採用銘柄中心の相場で、小型株や2部、JQ、マザーズは下げている。逆に、月曜は小型株や2部、JQ、マザーズは大型株より強い相場になる公算が大だろう。

不二サッシ(推)、ブレインパッド(推)という、人気銘柄に集中する(メンタルとういうか気持ちの問題だけのことだが)ところか。

なんといっても一転世界遺産に追加登録が決まった三保の松原にはや観光客が殺到する日本だ。本命以外は蚊帳の外ということが多い。連想されるような周辺銘柄や、こつこつ発掘したような銘柄には、なかなか陽が当たらないことが多いからだ。

アネスト岩田、あいHD(推)、リロHDあたりは、ここは仕込んでもいいとは思うが、目先すぐに上がるか、投資効率は、と考えると、微妙だ。

【不二サッシ】
22日の日経朝刊1面に「炭素繊維車」20年に実現
という見出しの記事が大きく掲載されている。東レやトヨタ、東大などが7月から炭素繊維を全面的に使った自動車の開発を進めるという。経産省が国のプロジェクトとして支援し、今年度に約40億円、5~10年間で数100億円を助成するという。

このニュースは、不二サッシにとって、いよいよ強敵として炭素繊維が表に出て来たというより、むしろ、画期的素材に国が全面支援して、日本経済の成長への源泉にしようとしているという点で共通しており、競合というより、切磋琢磨して、ともに画期的材料として世界に地歩を築いていくことになろう。株式市場的には、これで、一段と、不二サッシへの注目が集まることになるのではないか。
注=KUMADAIマグネシウム合金は画期的な新合金だが、炭素繊維はすでに広く知られている素材である。
単なる希望的観測を述べているのではない。不二サッシ(不二ライトメタル)も、経産省から多額の支援を受けKUMADAIマグネシウム合金に取り組んでいるのである。以下にそれを示す。

イノベーション拠点立地支援事業(経済産業省)
事業名:KUMADAIマグネシウム合金の試作品製造・量産実証の設備・施設整備
◆実施者 :不二ライトメタル㈱と熊本大学
◆総投資額 :約8.8億円 ◆補助金額:約5.9億円(産学連携推進枠:2/3を活用)
日本発の革新的材料~KUMADAIマグネシウム合金~
☆ 高強度・高耐熱性・軽量 ☆
●室温で超々ジュラルミン(高強度Al合金)を凌駕
●高温で耐熱アルミニウム合金を凌駕
世界一の強度・・・室温強度512MPa,250℃耐力300MPa
既存のMg合金(室温耐力180MPa)の2.5倍
航空機に使われるAl合金の超々ジュラルミンの505MPaよりも高強度で、重さも2/3
★特許:65 件の出願(原子配列構造・組織、成分に関する基本特許4件を含む18件が国内外で成立)
★論文賞13件受賞(開発者である河村能人教授)

不二サッシの時価は168円。年初来高値は178円。近日中に(早ければ24日に)、これは更新するであろう。問題は、この後だ。ここでいったん調整するか(そのまま相場終了の悪夢のような展開もゼロではない)、一気にこれを突き抜け200円に向かうか。

小型株の場合、短期間に急騰、相場はそれで終わりというケースが多い。過去の推奨株でも、このケースは多々あった。心しなければならないが、不二サッシの場合、売り上げ、発行株数等は2部銘柄というより、立派に1部銘柄として通用する規模だ。加えて、強烈な材料を有している。よって、上記のような心配は、ほぼ無用だろうと考えている。

6月23日 22時58分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1448-d5e3d9c3