少し間があいてしまったが、最初に14日の相場について振り返っておこう。
14日は、アメリカ株高、円安という好環境に恵まれ、前日日経平均で844円安と急落していたこともあり、大幅な反発が期待された。実際456円高まであったが、その後はじりじり値を消し、結局大引けは241円高にとどまった。それでも、この数字だけ見れば、まあまあの値上がり幅と思われがちだが、実態は、かなり違う。すなわち、騰落率を見ると、日経平均こそ+1.94%だがTOPIXは+1.18%にとどまる。また騰落銘柄数も値上がり960、値下がり635で、大幅高にそぐわないものだった。また2部+0.34%、JQ+0.35%と、そろってわずかな値上がりにとどまっている。
こうした結果になったのと同時並行的に、為替相場も対ドルで1ドル95円台後半で始まったのが、94円台半ばくらい(正確なところは、メモしておらず不明)まで円高になった。

何度も書くように、結局、株価と円の対ドル相場が密接にリンクしており、依然、この悪い呪縛から逃れられていないことを示す相場だったわけである。そして、このリンクさせているのが、いわゆるヘッジファンドを始めとする外国人投資家なことは、言うまでもない。

14日のアメリカ株はNYダウが15070▼106、NQが3424▼22と下落、為替も1ドル94.08円と、円高が進んでいる。つれてCME日経平均先物も12515円とかなり安くなっている。

18日から19日のFOMCを控え、一段の下押し懸念こそあれ、大きく戻す展開は、目先考え難い。この意味で、一段とリスク管理に気を配りたい。

野村證券が6月14日、株価予想の前提を「回復感に乏しい業績」と「アベノミクスに対する期待感」の組み合わせから、「業績回復」と「世界的なPER上昇」の組み合わせに切り替え、2013年末の株価目標を日経平均で1万8000円(従来は1万6000円)に引き上げたという。
証券会社の目標株価などというのは、万年強気と決まっていて、ほとんど意味がないというのが、私の考えだが、それでも「世界的なPER上昇」という文言に惹かれた。日本株のPERは低下、アメリカ株は史上最高値に近い水準にありPER上昇で、日本株のPERが世界的に見てもかなりの、恐らくは歴史的な低水準(相対的にみて)にあるのではないか、という趣旨のことを、何度か書いて来たが、野村は同じことを言っているのではないか。週明け早々にも調べる予定である。

6月16日 23時32分記
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