11日の相場は、前場は小動き、ほぼ横ばいで終了したが、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上昇抑制に関し新たな対策を打ち出さなかったことで、失望感が広がり、株式市場の昼休み中に為替市場で円高が進行、後場開始とともに株価は下落、結局日経平均で197円(1.45%)となった。
ただ前稿で予想したように、小型株は比較的堅調で、2部指数、JQ平均は値上がりした。

内閣府と財務省が発表した法人企業景気予測調査によると、景況感指数(4-6月期の大企業の景況感)は7期ぶりの高水準となり2四半期連続の上昇だった。日銀も景気判断を6ヵ月連続で上方修正した。
こうした日本経済の好調を示す材料があるにも関わらず、長期金利上昇抑制策が出なかったというだけで、あれだけ、簡単に急落するところに、現在の相場の弱さ、脆さがある。

円高即株安のいやな連鎖がなくならない限り、相場はおちおちやってられないというのが、現在の状況だ。やはり、持ち高は極力少なめにし、相場環境の落ち着きを待つところだろう。

現在の円の対ドル相場は、東証の大引け頃に比べ、さらに1円以上円高の96.76円程度になっている。つれてCME日経平均先物も160円程度安くなっている。
為替相場の落ち着き(大まかな目安としては1ドル98円以上で定着)がない限り、いつまた急落があってもおかしくない状況だと、心得、慎重にいくところだろう。

6月12日 0時20分記

追記=その後、数10ドル下げていたNYダウが、ほぼ変わらずまで戻し、為替も1ドル97.07円程度まで円安になった。つれて日経平均先物・大証夜間は68円安程度まで戻している。(0時42分記)
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