週末のアメリカ株の動向も確かめず、道志村に出かけ、我が田舎家の川向こうの斜面を一大シャガ群落にすべく奮闘、夜は例の『色彩を持たない・・・』を読み、その後、藤沢周平の『用心棒日月抄』を1編だけ読み、日曜もジャガイモの芽かきや、アジサイの移植とか雑用を片付け、夕方6時過ぎ帰宅。
注=普通は温泉から9時少し前に帰り、本を10分も読むと、すぐ眠ってしまうのだが、借り物の『色彩・・・』は、後がつかえているというので、こういうことになったのである。

嫌な予感はしていたのだが、NYダウは209ドル(1.36%)安、つれてCME日経平均先物も大幅安(大証の日経平均先物の終値比245円安、日経平均終値比319.54円安)と急落している。

アメリカ株下落の理由は、5月の景気指数(シカゴ購買部協会発表)、同消費者態度指数ともいい数字だったのだが、これにより金融緩和が「出口」に向かうという観測が強まったためという。これまたデジャブで、一昔前(といってもいつのことか忘れてしまったが)も、同じようなことがあった。それも何回も。
景気指標が悪くて下げ、良くて下げで、じゃあどうすりゃ上がるの?ということである。まあ、それでも、アメリカは、NYダウは史上最高値を更新したばかり、日経平均で言えば、4万円前後に居るのだからいい。しかし、日本は13700円台と最高値時の3分の1強の低空を飛んでいるのである。

だが、嘆いていても始まらない。実態を冷静に見極め、慎重かつ適切に対処していくしかない。現在の地合いでは、日本株は、アメリカが下げると、あるいは円高になると、理論的に想定されるレベルを大きく上回って下落するのが、ここ定番となっている。月曜もかなりの惨状を呈する怖れがある。
個人投資家は、ここに来ての乱高下で懐具合が急速に悪化、つれて投資マインドも冷え込んである(と推察される)。頼みの外国人も、せいぜい中立程度とみるべきで、当てにならない。というわけで、とりあえずは厳しい展開を想定、耐えていくところ。
アメリカ株の大幅高とか、為替相場の円安進行といった情勢の変化を待ちたい。

ただ、以上は、あくまで超目先の話である。私が、現在、基本的に強気なことには、いささかの変更もない。
5.31日時点で東証1部の今期予想PERは15.86倍(全銘柄)、日経225に限れば15.31倍である。月曜の下落(と想定)でさらに下落、為替レートが企業の想定よりかなり円安となることがほぼ必至なので、これを織り込めば、日経225は15倍割れ必至、全銘柄でも15倍割れの可能性がでてくる。これは、恐らくアメリカ株を下回る水準であろう。歴史的に日本株のPERがアメリカ株を下回ったことは、これまで無かったか、ほとんど無かったであろう(こういうデータを私が持ち合わせていないうえ、そういうデータを見たことも無いので、こういう曖昧な記述になることを、お許し願う)。つまり、現在の日本株は、PER的には、非常な安値圏にあるということである。
アベノミックスへの不信を早や言う向きもあるようだが、これは、いくらなんでもおかしいだろう。馬鹿も休み休み言えとは、このことである。まだ評価するような段階ではない。まだ収入が増えていない、実感が無いなどという、巷の一部庶民の、ある意味当然の呟きを大々的に報道したがるTV局の見識を疑う。TV局に見識を求めても無理とおっしゃる?。ごもっとも。ボーナスは、すでに大幅増が必至と伝えられているし、来年4月には賃金もある程度はアップするであろう。黒田日銀の手腕を暖かく見守っていくべき段階であろう。

6月02日 22時32分記
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