2013.05.18 仕切り直し
17日の相場は、ほぼ前日に予想したような内容になった。すなわち、狼狽売りに行き過ぎた下げを演じた小型株、特に下げのきつかったその他金融(Jトラストなど)資産運用・ファンド(FPG、ケネディクスなど)、不動産が大きく戻した。ほぼ全面高になったわけだが(値上がり1286、値下がり380)、実態は大型株は、値下がりするものもそこそこあり、値上がりしたものも小幅高にとどまるものが大半だった。逆に小型株の多くが大幅高だった。

規模別株価指数をみれば、はっきりする。

大型=1210.87  + 3.91
小型=2087.89  +48.24

表面的には一時急騰した長期金利が低下したことが大きいが、実際は、私が前稿で書いたことの方が、実態に即しているであろう。
長期金利は、異次元の大量資金供給で下がるという見方があるわけだが、異次元緩和で日本経済が復活するのであれば、当然、長期金利は上がるはずである。こういう状況下、長期金利が乱高下しているわけで、先を読める人であれば、とうにお見通しのことであろう。この意味で、こういう展開を、日銀は、当初から、ある程度予想していたはずである。今後も乱高下はあるだろうが、想定のレンジ(どれくらいかは、正直な話、分からないが)を突破して上昇、日銀が制御不能なのでは、と思われるような事態にならない限り、そう心配することは、なかろう。

さて17日(金)のアメリカ株は大幅高、為替も1ドル103.2円と円安進行、CME日経平均先物は200円程度も高い。結局、あの下げはなんだったんだ、というような上げ相場、小型株にとっては仕切り直し相場が、月曜以降、展開されそうだ。

問題は、物色の方向性だ。週末の流れを受けて小型株になるのか、海外高・円安のときになりやすい主力大型株になるのかだ。これについては、月曜はともかく、基本的に循環物色であり、そう神経質になることはなかろう。そして、この場合、個々の銘柄でみれば、小型株の上昇率が優ることは過去の例・実績が証明しており、これは、今後も変わらないだろう。トヨタをいくら外国人が買っているからといって、FPG(推)や、クリヤマ(推)、ブレインパッド(推)の上昇率は上回れないのである。というわけで、今後も基本的に、小型株中心の運用でよかろうが、状況によっては、ある程度大型株も組み入れていくのがいいだろう。

今後の作戦については、明日書くとして、最後にブレインパッドについてだけふれておこう。

もはや、「ビッグデータ」という言葉を新聞で目にしない日は無いと言って過言でない状況になっているが、ついにここまで来たかというニュースが伝えられた。
安倍首相が17日、講演で成長戦略第2弾を発表したが、そのなかに「ビッグデータ」の活用があるのだ。「国策」に弱い日本市場(国策に乗る銘柄はとことん買われる)なれば、これはブレインPにとって大きい。
さらにまた5.20放映の「深イイ話」でブレインPのレシレコ(レシートを撮影して簡単に家計簿が作れるアプリ)が取り上げられるという。

こうなって来ると、5.08日付けで書いた

>今や市場の大注目を集めるビッグデータの大本命として、壮大な相場に発展するかもしれないということである。FPG(推)は1000円強から5000円強になり、パイプドビッツは500円程度から3100円になった。ブレインパッドの場合、800円強をスタートとすると4000円程度になる夢もあるということである。

が、やや現実味を帯びて来たと言えるかもしれない。なお、パイプドビッツは、その後4440円まであった。

5月18日 23時34分記
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