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2013.03.30
第1四半期の成績
本年も3ヵ月が経過した。マスコミは年度でみて1年間が経過したのをとらえて、いろいろ論じているが、個人投資家には、年度(会計年度、4-3月)という概念は無く、あくまで1年間(1-12月)である。
以前「あの100万円はどうなった?」という企画をスタートさせたが、計算が面倒で挫折し、ご迷惑をおかけした。そのお詫び、代わりというわけでもないが、実は、私は昨年末、たまたま、ちょうど資金100万円(概算)で2つの口座をスタートさせた。詳しいことは省略させていただくが、実質2つとも私が運用しているものである。
1つはネット証券、1つは対面営業証券でのものである。もちろん、どちらも信用取引を利用しているので、昨年末100万円(数万円未満のずれがあるが、以下100万円ちょうどに調整して話を進める)の資金(元手)で、本年大発会から300万円程度を運用し始めたと考えていただければいい。
これが、どうなったか。私は、真実を愛する人間なので、以下の話は、全てありのままである。しかし、このことは、読者なら信じてくれるだろう。
①ネット証券 =100万円→242万円
②対面営業証券=100万円→372万円
私は、以前しゃかりきに株式投資をやっていたときは、年間1億円とまではいかなかったと思うが、まあかなりの金額の売買手数料を証券会社に、年々払っていた。その証券会社の支店長氏は、うちは鎌倉さんでもってるんだからと、常々言っていた。東京にいる社長さんもときに表敬訪問された。しかし、こういうしゃぶ漬け人生みたいな話は過去の話だ。今は地道な投資家であり、読者諸氏の成績アップを生きがいにする好々爺である。さてそれから、ネット証券時代になり、この1億円とかは、取り引き量も違うから、そのまま適用できないにせよ、いずれにせよ、手数料がほとんどゼロに近いのだから、これからは、儲け放題なんでは、と、ある程度は考えた。実際は、あの大震災等もあり、ことはそう単純ではなかったわけだが。しかし、手数料が桁違いに安いことは大きなメリットのはずだ。
しかし、上記の結果は、全く異なる。
以下、この原因について書くとしよう。
私は、現在、基本的に、上記の100万円ファンド2つに加え、③基幹ファンド(ネット証券)1つを運用している。運用方針、運用銘柄に、この3つに大きな差はない。
ただ、基幹ファンドは資金が他の2つより多いので、運用銘柄もはるかに多いし、お遊び的に、リスキーな銘柄も買えば、ここは勝負だと、ある程度思い切った投資もやる。また、運用は、どうしても、こちら優先となり、①、②は、後回しになりがちだ。また、資金不足で、タイムリーに買えないといった事態も①、②では、時々起きる。
②の成績が①より良かった(③の成績は隠すわけではないが、道場主は、多少は神秘性が必要だろうから、あえて書かない)のは、実は、売買を頻繁にやらなかったためである。
②の現在のポートフォリオを、示しておこう。
FPG700株、住友ゴム600株、ショーエイ3000株、ウッドフレンズ3株、リロHD100株、 トレファク300株、協立電機200株、ブレインパッド300株
である。本来、ブレインパッドは、もっと買うはずだったのだが、いわゆる制度信用銘柄でないため、現物でしか買えなかったので、これだけしか買えなかったのである。FPGは昨年12月、1000円台半ばで買ったものである。1000株買って300株は昨年末に1064円で売却している(愚か者よのお)。大和小田急建設購入の資金にしたのである。住友ゴムも同じ頃970円台で買って、そのまま。つまり、手数料が高いので、売るのはネット証券優先になる、これが幸いしたのだった。ショーエイに至っては、3000株ごときでさえ売るのがままならない。つまり、買い物が100株とか200株、300株程度しかまとまっては無いが、対面営業証券では最低手数料が2000円余かかる(?)ので、ショーエイの場合、600株以上くらいの買いが入ってないと売りを出しづらい。そうしないと手数料が超割高になるからである。それで、200円台前半で買って、それっきりなのである。ネット証券のほうでは、ある程度は売っている。
昨年末比での騰落率を確認しておこう。
日経平均 =+ 19.3%
日経JQ平均=+ 25.8%
鎌倉雄介① =+142.0%(+47.3%)
鎌倉雄介② =+272.0%(+90.7%)
注1=比較の公平上、鎌倉雄介①、②とも、配当は入れていない。
注2=( )内は、信用取引を利用せず(レバレッジを利かせず)現物取引で、保有資金内で運用した場合になったであろう数字(便宜上、利益は信用取引の3分の1にした)。
なにもかも上がるので、誰もがおれって天才?と勘違いしかねない。自分の成績を日経平均等の上昇率と比較し、客観的な評価をみてみよう。我々には、手数料というハンデはあるが、日経平均上昇率と違って、自由に売買できるという、絶対的アドバンテージがある。日経平均よりいい成績なのは、(少なくとも上昇局面では)当然である。どれだけ上回れるかが問題だ。
読者諸氏も、ご自身の第1四半期の成績をチェックし、反省するなり自画自賛するなりして、第2四半期に臨むとしよう。
3月30日 18時18分記
以前「あの100万円はどうなった?」という企画をスタートさせたが、計算が面倒で挫折し、ご迷惑をおかけした。そのお詫び、代わりというわけでもないが、実は、私は昨年末、たまたま、ちょうど資金100万円(概算)で2つの口座をスタートさせた。詳しいことは省略させていただくが、実質2つとも私が運用しているものである。
1つはネット証券、1つは対面営業証券でのものである。もちろん、どちらも信用取引を利用しているので、昨年末100万円(数万円未満のずれがあるが、以下100万円ちょうどに調整して話を進める)の資金(元手)で、本年大発会から300万円程度を運用し始めたと考えていただければいい。
これが、どうなったか。私は、真実を愛する人間なので、以下の話は、全てありのままである。しかし、このことは、読者なら信じてくれるだろう。
①ネット証券 =100万円→242万円
②対面営業証券=100万円→372万円
私は、以前しゃかりきに株式投資をやっていたときは、年間1億円とまではいかなかったと思うが、まあかなりの金額の売買手数料を証券会社に、年々払っていた。その証券会社の支店長氏は、うちは鎌倉さんでもってるんだからと、常々言っていた。東京にいる社長さんもときに表敬訪問された。しかし、こういうしゃぶ漬け人生みたいな話は過去の話だ。今は地道な投資家であり、読者諸氏の成績アップを生きがいにする好々爺である。さてそれから、ネット証券時代になり、この1億円とかは、取り引き量も違うから、そのまま適用できないにせよ、いずれにせよ、手数料がほとんどゼロに近いのだから、これからは、儲け放題なんでは、と、ある程度は考えた。実際は、あの大震災等もあり、ことはそう単純ではなかったわけだが。しかし、手数料が桁違いに安いことは大きなメリットのはずだ。
しかし、上記の結果は、全く異なる。
以下、この原因について書くとしよう。
私は、現在、基本的に、上記の100万円ファンド2つに加え、③基幹ファンド(ネット証券)1つを運用している。運用方針、運用銘柄に、この3つに大きな差はない。
ただ、基幹ファンドは資金が他の2つより多いので、運用銘柄もはるかに多いし、お遊び的に、リスキーな銘柄も買えば、ここは勝負だと、ある程度思い切った投資もやる。また、運用は、どうしても、こちら優先となり、①、②は、後回しになりがちだ。また、資金不足で、タイムリーに買えないといった事態も①、②では、時々起きる。
②の成績が①より良かった(③の成績は隠すわけではないが、道場主は、多少は神秘性が必要だろうから、あえて書かない)のは、実は、売買を頻繁にやらなかったためである。
②の現在のポートフォリオを、示しておこう。
FPG700株、住友ゴム600株、ショーエイ3000株、ウッドフレンズ3株、リロHD100株、 トレファク300株、協立電機200株、ブレインパッド300株
である。本来、ブレインパッドは、もっと買うはずだったのだが、いわゆる制度信用銘柄でないため、現物でしか買えなかったので、これだけしか買えなかったのである。FPGは昨年12月、1000円台半ばで買ったものである。1000株買って300株は昨年末に1064円で売却している(愚か者よのお)。大和小田急建設購入の資金にしたのである。住友ゴムも同じ頃970円台で買って、そのまま。つまり、手数料が高いので、売るのはネット証券優先になる、これが幸いしたのだった。ショーエイに至っては、3000株ごときでさえ売るのがままならない。つまり、買い物が100株とか200株、300株程度しかまとまっては無いが、対面営業証券では最低手数料が2000円余かかる(?)ので、ショーエイの場合、600株以上くらいの買いが入ってないと売りを出しづらい。そうしないと手数料が超割高になるからである。それで、200円台前半で買って、それっきりなのである。ネット証券のほうでは、ある程度は売っている。
昨年末比での騰落率を確認しておこう。
日経平均 =+ 19.3%
日経JQ平均=+ 25.8%
鎌倉雄介① =+142.0%(+47.3%)
鎌倉雄介② =+272.0%(+90.7%)
注1=比較の公平上、鎌倉雄介①、②とも、配当は入れていない。
注2=( )内は、信用取引を利用せず(レバレッジを利かせず)現物取引で、保有資金内で運用した場合になったであろう数字(便宜上、利益は信用取引の3分の1にした)。
なにもかも上がるので、誰もがおれって天才?と勘違いしかねない。自分の成績を日経平均等の上昇率と比較し、客観的な評価をみてみよう。我々には、手数料というハンデはあるが、日経平均上昇率と違って、自由に売買できるという、絶対的アドバンテージがある。日経平均よりいい成績なのは、(少なくとも上昇局面では)当然である。どれだけ上回れるかが問題だ。
読者諸氏も、ご自身の第1四半期の成績をチェックし、反省するなり自画自賛するなりして、第2四半期に臨むとしよう。
3月30日 18時18分記
ツバサ
去年の10月位からブログ拝見する
ようになりましたが
鎌倉先生は間違いなく天才って
言えるのではないでしょうか
ショーエイ、SBIライフ、協立電機
ブレインパッド、などなど他多数
お陰様で運用成績は過去最高を3ヶ月で更新しました。
ありがとうございます
これからもブログたのしみにして
います、御身体ご自愛下さい。
ようになりましたが
鎌倉先生は間違いなく天才って
言えるのではないでしょうか
ショーエイ、SBIライフ、協立電機
ブレインパッド、などなど他多数
お陰様で運用成績は過去最高を3ヶ月で更新しました。
ありがとうございます
これからもブログたのしみにして
います、御身体ご自愛下さい。
2013/03/30 Sat 19:31 URL [ Edit ]
La Jolla
私の第一四半期は日経平均とトントンでした。
さて大化け候補の協立、リロ、ブレインPともに調整局面ですが、ここから買い乗せるとしたらどれが良いと思われますか?
さて大化け候補の協立、リロ、ブレインPともに調整局面ですが、ここから買い乗せるとしたらどれが良いと思われますか?
2013/03/30 Sat 20:20 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> La Jolla さん。
成績が日経平均並みなのは、買う時期に問題があるのでは、と推察します。
基本的に推奨株は、推奨直後に買い、以降は原則買わないようにするのがいいでしょう。
このことは、これまでも何度か書いています。
この意味で、協立、リロ、ブレインPの3銘柄も、推奨直後に買い、ここで買うのは、
避けるが、原則です。ただ、リロだけは、推奨後もほとんど上げていないことでもあり、
ここで買うのに賛成です。
成績が日経平均並みなのは、買う時期に問題があるのでは、と推察します。
基本的に推奨株は、推奨直後に買い、以降は原則買わないようにするのがいいでしょう。
このことは、これまでも何度か書いています。
この意味で、協立、リロ、ブレインPの3銘柄も、推奨直後に買い、ここで買うのは、
避けるが、原則です。ただ、リロだけは、推奨後もほとんど上げていないことでもあり、
ここで買うのに賛成です。
2013/03/30 Sat 23:02 URL [ Edit ]
かみたろう
鎌倉先生、いつもありがとうございます。協立電機ですが、ここんとこずっと下がってますが、何か悪材料でも内包してるのでしょうか?勿論わたしは大きく育つまでホールドを考えてます。
2013/03/31 Sun 18:23 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> えそさん。
こちらこそよろしく。
あいHD、はっきりしない動きが続きますね。
東京都では「緊急輸送道路沿道建築物の耐震化」が
義務付けられた(都条例)とのこと。
耐震化が、相場のテーマに、いずれ浮上は必至、
じっくり待ちましょう。
こちらこそよろしく。
あいHD、はっきりしない動きが続きますね。
東京都では「緊急輸送道路沿道建築物の耐震化」が
義務付けられた(都条例)とのこと。
耐震化が、相場のテーマに、いずれ浮上は必至、
じっくり待ちましょう。
2013/03/31 Sun 19:35 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> かみたろうさん。
下げているのは、格別悪材料が出たわけではなく、ストップ高後遺症、
プラス地合いが博打的様相を強めている(FPG、Jトラ、イーギャランティ
などの暴騰)ためでしょう。
これでストップ高直前の水準まで来たので、常識的には、下げ限界、反発していいところ。
ある程度反発したところで売る(2単位以上あれば一部だけ)のも、選択肢の一つ。
いずれは、再び波力発電等に注目が集まり、人気化する可能性は、もちろん十分
ありえるでしょう。
下げているのは、格別悪材料が出たわけではなく、ストップ高後遺症、
プラス地合いが博打的様相を強めている(FPG、Jトラ、イーギャランティ
などの暴騰)ためでしょう。
これでストップ高直前の水準まで来たので、常識的には、下げ限界、反発していいところ。
ある程度反発したところで売る(2単位以上あれば一部だけ)のも、選択肢の一つ。
いずれは、再び波力発電等に注目が集まり、人気化する可能性は、もちろん十分
ありえるでしょう。
2013/03/31 Sun 19:44 URL [ Edit ]
3月度はショーエイ、トラストP、協立電器のお蔭で黒字でした。
鎌倉先生に大変感謝しております。有難うございました。
黒字資金で先週、推奨銘柄6338タカトリを300株買いました。関連会社の6721ウインテストが6億受注発表して以降高騰しましたが、何か関連有りますか?タカトリは低株価に見えてしまいますが、先生の見解はいかがでしょうか?宜しくお願いします。
鎌倉先生に大変感謝しております。有難うございました。
黒字資金で先週、推奨銘柄6338タカトリを300株買いました。関連会社の6721ウインテストが6億受注発表して以降高騰しましたが、何か関連有りますか?タカトリは低株価に見えてしまいますが、先生の見解はいかがでしょうか?宜しくお願いします。
2013/03/31 Sun 20:26 URL [ Edit ]
先生、やっぱさすがです。
現在、私は先生と重なるのはFPG,協立電機、ウッドフレンズ、ショーエイです。
他過去推奨された銘柄も多数保有中です。(例、クリヤマ、トラストパーク、センコー・・・・・)
虎の子のJトラスト、さすがに一昨日全て売ってしまい昨日の果実はとれませんでした(苦笑)
今後ともよろしくお願いします。m(__)m
現在、私は先生と重なるのはFPG,協立電機、ウッドフレンズ、ショーエイです。
他過去推奨された銘柄も多数保有中です。(例、クリヤマ、トラストパーク、センコー・・・・・)
虎の子のJトラスト、さすがに一昨日全て売ってしまい昨日の果実はとれませんでした(苦笑)
今後ともよろしくお願いします。m(__)m
2013/03/31 Sun 21:09 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> nanabaさん。
成績好調でよかったですね。
タカトリですが、ウィンテストは、以前、ここの株価下落で特損経常、
株価下落があったと記憶しています。ですから逆に今回のウィンテストの
株価上昇は、それなりにプラスではあります。ただ、限定的とみるべきでしょう。
タカトリの株価は確かに安く、長い目でみればおもしろいでしょう。
ただ、こういう場合、えてして業績減額修正といった悪いニュースが出たり
するので、要注意です。また、今の地合いが、こうした銘柄向きではないので、
本格上昇には、時間がかかるかもしれません。
成績好調でよかったですね。
タカトリですが、ウィンテストは、以前、ここの株価下落で特損経常、
株価下落があったと記憶しています。ですから逆に今回のウィンテストの
株価上昇は、それなりにプラスではあります。ただ、限定的とみるべきでしょう。
タカトリの株価は確かに安く、長い目でみればおもしろいでしょう。
ただ、こういう場合、えてして業績減額修正といった悪いニュースが出たり
するので、要注意です。また、今の地合いが、こうした銘柄向きではないので、
本格上昇には、時間がかかるかもしれません。
2013/04/01 Mon 00:40 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> 大吉さん。
Jトラスト、残念でしたね。
私もセンコーは売ってしまっていて失敗でした。
ま、しかし、いろいろあって、トータルでうまくいけばいいのです。
Jトラスト、残念でしたね。
私もセンコーは売ってしまっていて失敗でした。
ま、しかし、いろいろあって、トータルでうまくいけばいいのです。
2013/04/01 Mon 01:11 URL [ Edit ]
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