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26日の相場は、主力株中心に下げた。ただ、小型株指数、単純平均は小幅高であり、騰落銘柄数もわずかに値下がりが多い程度だった。

当道場銘柄は、前日急伸したショーエイ(推)、ウッドフレンズ(推)、エストラスト(推)等は、反落した。これら銘柄は、ここからが正念場。適度な調整となって切り返せるか、昨日が高値になってしまうのか。注意深く見守りたい。
FPG(推)、Jトラストは大幅高となった。セントケア、メディパル、あいHD、リロHD(推)、アクトコール、サイオステクノロジー(前稿?で冷淡なことを書いてしまった)なども高い。
これに対し、協立電機(推)、TPRなどは、安かった。どうも、製造業は、動きが悪い。このことは、頭にしっかり入れて対処するようにしたい。もちろん、こう言ったからといって、協立電機を見捨てたわけでは、決してない。

【ブレインパッド】
前日の推奨株であるブレインパッドは889円まであって838△66。

ここでは、同社の輝かしい未来について書いてみたい。
最近「ビッグデータ」という言葉をよく聞くようになった。そういう業界の人には、かなり前からよく使われていた言葉なのだろうが。
ビッグデータの意味を説明すると長くなりそうだし、私は専門的知識も持ち合わせていないので、ここでは、私流の解釈でアバウトに話を進めよう。一昔前はPOSシステムがもてはやされたが、近年、パソコンの普及、各種カード、特にワオン、ポンタ、Tポイントカードなどの普及、ツイッターの盛行等々により、膨大な量の情報が、簡単に手にはいるようになった。こうしたものが「ビッグデータ」のわけだが、今、企業はこれを例えば販売戦略に活用することに躍起になっているわけである。

先ほど、四季報で、「ビッグデータ」という言葉が出て来る企業を、ざっとピックアップしてみた。
サイオステクノロジー、1stHD、シナジーマーケティング、ソフトバンク・テクノロジー、伊藤忠テクノソリューションズ、日本ラット、DTSといったところである。ほかに日本オラクル、NTTデータ、ソフトブレーン、SCSKなども、当然「ビッグデータ」関連企業である。もちろん、ブレインパッドも、この中に入る。

このように、今最も成長が期待される「ビッグデータ」であってみれば、競って多くの企業が、参入を図っているわけだ。

そうした多くの企業の中で、本命というか、最も、これで潤う企業として、ブレインパッドを私が指名するのは、次のような理由による。

上記の会社の多くはシステム構築やSI、ソフト開発といった本業があっての「ビッグデータ」である。これに対し、ブレインパッドはデータマイニング会社であり、「ビッグデータ」分析会社のわけである。。
「データマイニング」というのは、生のまま眠っている膨大なデータから規則性を探り出し、マーケティングなどに有用な戦略を導きだすためのコンピュータ・ソフトの手法を言う(にわか仕込みの知識)。
同社は、こうしたビッグデータをデータマイニングの手法で分析し、企業が販促に活用できるようにして提供しているわけである。

決算短信には、以下のような記述がある。

>今後のビッグデータ分析の需要拡大に伴い分析案件が多様化することを想定し、第1四半期に戦略的な配置異動を行ったデータ分析官を中心として、クラウド化による社内の分析環境の改善や、分析官の継続的な採用・育成の実現に向けた施策の立ち上げ等に着手いたしました。

また

>当期を「投資の1年」と位置づける中で、各事業において、中長期的な成長を実現するための土台作りを推し進めました。

という記述で分かるように、今期は積極投資の負担が重く利益が一時的に伸び悩むが、来期以降は、この効果が出て、「ビッグデータ」需要を取り込んで急成長することが、必至であろう。
実質PERは、来期予想で18.7倍だが、急成長で11倍、7倍といったペースでダウンして行くことになる。
このような方向性が理解されれば、株価が1166円の上場来高値を更新するのは、確定的なのではないか。私は、かなりの確信を持ってそう考えている。もちろん、最終ゴールは、さらにはるか上を見ている。

3月26日 23時35分記
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