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ここ株式市場は、小型株総売り、小型株決算発表即売りという、異常とも言える嵐が過ぎ去り、正常な軌道に戻りつつある。

これに伴い、決算発表でくそもみそも(これは今や下品な表現として死語入りさせられているかも知れないが、とりあえずほかで適切な表現を思いつかないので使用させていただく)売られていた銘柄も、大半がかなり、あるいは全面的に戻した。一方で、なお、ほとんど戻していない銘柄も、少なからずある。

タカトリ(推)も、その1社。
2.07日引け後に決算発表。2.08日529▼69。その後も下げ続け2.21日には476円まで下げ、22日は489△1。下方修正で大きく下げた高松機械でさえ、ここかなり戻している中、タカトリの、この戻らなさは異様だ。業績(1Q)は、すでに述べたように、予定線以上に進んでいる。少なくとも悪い決算ではなかったのである。早晩売られすぎ訂正の動きがでるとみる。

共立メンテナンス、あいホールディングス、トレジャー・ファクトリー、メディパルHDなども、好決算だったり、まずまずの決算だったりなのに、ほとんど上げなかったり、逆に売られたりしており、時価は狙ってよい。

2月25日は2月配当権利付きの最終日である。業績、PER等も考慮した妙味株は
トレファク・・・17円一括配当。利回り1.60%
SFoods・・・・・1200円配当。利回り1.34% (2月下半期分のみで計算)
和田興産・・・18円一括配当。利回り2.90%

さて、25日以降の相場である。
安倍訪米でTPP交渉参加が確定的となったが、これは株式市場には、輸出関連中心に多少のプラス材料であろう。また、日銀新総裁は黒田東彦アジア開銀総裁が確定的になったようだ(なお確定ではないが、23日朝日新聞、24日JNNと、この観測が続くことから、こう判断)。この場合、武藤氏等に比べ金融緩和に積極的ということで、為替(円安)、株式市場に取ってプラスに働こう。先週末の米欧株式市場の堅調、CME日経平均先物も100円ほど高いことからして、堅調なスタートが確定的だ。とりあえずは、主力株中心の上げになる可能性が高いだろうが、主力株一辺倒といったいびつな相場にはならないだろう。
いずれにせよ、相場環境は良い。流れに逆らわず、流れを見極め、流れに乗っていくことを心がけよう。

2月24日 11時39分記

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