推奨銘柄の買い方について、ここでは書いてみよう。

その前に、私のやり方というか、自身がどういう風に銘柄を選んで買って来たかについて、ごく簡単に。
生来へそ曲がりで、かつ人に教えるのは好きだが教わるのは嫌いな性格なので、生まれて初めて予備校時代に東洋パルプ(だったと思う)を買って以来、ほぼ100%、自分で選んだ銘柄だけを買って来た。

ただ30歳台初めくらいまでは、まれには人の推奨株(株式専門紙や雑誌、夕刊紙等に載っている推奨銘柄)を買うこともあった(ある程度納得したうえで)。しかし、じきにこれは止めた。どうみても、自身の選んだ銘柄より著しく的中率が低いのである。

また1度だけ投資顧問会社の会員になったことがある。ここで、その詐欺商法もどきの手口を知った(大体そんなことだろうと推測はしていたのだが、実地に確認しようという意図も持って会員になったのである)。要するに、宣伝等に載っている実績は都合よく加工しているのであった。一番多いのは、全部の推奨銘柄を明かすことなく、上位の成績のものだけ明かすのである。もう一つは、当方=会員が買える値段は推奨時より、ほとんどの場合、はるか高くなっているのである。
注=これは私が会員になったことのあるところについてのみ言っているのである。ほかがどうかは関知しない。

こうした体験のうえで、私は自身の推奨スタイルとして、推奨時株価に加え、推奨直後の値段を明記することとし、かつ当然のことながら、一部の不都合な銘柄を除くといった姑息なやり方は絶対やらず、全推奨銘柄の実績表を、すべて誰でも簡単に分かるかたちで提示してきたわけである。

ここから本題へ。

なお、以下の分析では、前稿の実績表に示した銘柄のうち、推奨直後の4本値が直ちには分からない和田興産、ケンコーマヨネーズを除く15銘柄を調査対象とした。

買値を下回っているが、どうしたらいいかといった相談をしてくる方の多くは、買値が高い=推奨直後値より上という場合が、結構多い。もしかしたら大半である。どうも、指し値をしたのだが、指し値が低すぎて買えなかった、それで、その後、値上がりしてしまってから買った、ということのようなのである。

実績表をご覧になれば分かるように、推奨直後値で、全て買ったとしたら、かなりいい結果になっていたと思われる。(いくらで売るかで成績はまた大きく左右されるが、これはひとまず置いておこう。)
であるから、四の五の言わず、全銘柄、寄り付きに間に合う時刻までに、「成り行き買い」を出す、というのが、一つの選択肢である。
注=ただ成り行き買いだとストップ高の値段の代金が必要なので、資金繰りに困る場合もあるので、前日値の110%とか120%の値段で指値するのが、いいかもしれない。

ただ、そう言われても、やはり、とんでもない高値で寄ってしまうかもしれないからいやだとか、寄り天になってしまうんじゃないかと心配される方も多かろう。確かに、今のような地合いのいいときはいざ知らず、ちょっと地合いが悪化すると、そういうやり方は、リスクが高い可能性が十分ある。

そこで(ここからが一番肝心なところである)、もう少し緻密に分析してみた。
一体いくらで指し値したら、買えたのか?

A=当日の安値が推奨時株価以下だったもの・・・・・・・・・・・・・・5銘柄
B=当日の安値が推奨時株価の102.1%以下だったもの・・・8銘柄
C=当日の安値が推奨時株価の105.3%以上だったもの・・・2銘柄

注=小数点以下は切り上げ(買えるようにするため)。

Cはテノックス(お年玉銘柄)とジューテックである。どちらも、特に強く推奨したものだから、こういう高い値段で寄り付いたと思われる。

そこで、以上の結果から、102.1%、つまり推奨時株価に2.1%をオンした値段で指し値するというのが、常識的には、いいのではないかとなる。
またCの2銘柄は、結局高くても買っておいたほうが良かったわけだから、これを買うとしたら、どういうやり方が良かったか?どちらも、寄り付き値は推奨時株価を大きく上回っているが、当日の安値でみると、テノックスは105.3%、ジューテックは107.4%である。わずか2例なので心もとないが、こういう大幅高で寄りそうな場合、108%とか110%で指し値するという選択もあろう。

なかなか意を尽くせないが、多少は参考になっただろうか。

もう一つ、大事なことがあった。うまくいかない人の多くは、ある銘柄で含み損になったりすると、次は買わないという傾向があるように思う。鎌倉雄介は、不遜に聞こえるかも知れないが、よほどのことがない限り、2連敗、3連敗はしない。よって、そういう場合こそ、次の銘柄は買ってほしいのである。また、買ったり買わなかったりすると、大体は悪い方悪い方へと行くのが人間界の掟でもある。出来るだけ、資金力をつけて、間引かず買うことを心がけていただければ、成績は良くなると確信する。

2月11日 21時13分記

相場見通しは、アメリカ株等の値動き見てからの予定です。

お詫び・訂正=A、B、Cの定義、ミスがあり、訂正しました。
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