快調に上げ相場が続いている。アメリカ、EU、中国等、海外も徐々に明るい、回復をうかがわせる経済指標が多くなっており、株式市場を取り巻く環境は、申し分ない。為替も、なお円安が進む方向のようにみえる。

こうした中、何を買っても上がる相場にも見えるが、3Q決算発表本格化で、冷水を浴びせられるような決算や決算予想が、相次いでいる。

23日=安川電機
24日=日本電産及びグループ各社
25日=ファナック、レーザーテック、日立ハイテク
26日=アドバンテスト(日経の観測記事)

これらの減益決算の理由のほとんどは、パソコンの販売不振、スマートフォン減速である。パソコン不振は誰の目にも明らかだが、スマホも危ないことは、要注意だ。スマホ全体では、まだのびているわけだが、アップルがサムスンにやられ、アップル向け主体の日本メーカー苦戦という構図だろう。サムスンにしても、今後は大きな伸びは期待できず、すでにポストスマホ戦略を練っている。

投資家は、サムスン以上に先を読まなければならない。上記のような構図を頭に入れ、地雷原を踏まないよう、銘柄選定を行わなければならない。スマホ向け絶好調などという企業は、要注意だ。ただ、電機メーカーのかなりはスマホ向け売上げがあるわけで、スマホ向けがあるからといって直ちに投資対象外ということではない。

為替は1ドル90円台後半、1ユーロ122円台前半と、なお円安が進行している。この観点からは、輸出関連優位のわけだが、その一方上述のような警戒要因があり、また柿安、ケンコーマヨネーズ(推)の動きが示すように、食品株等には、下げ知らずに上昇を続ける銘柄も多い。
結局、前にも書いたが、やはり、どちらと決め付けず、両睨み、ポートフォリオ的には、バランスの良い形で運用するのが良かろう。

ケンコーマヨ、柿安、SFoodsはなお上昇を続けよう。特にケンコーマヨは2ヵ月余の調整をおえての上昇であり、チャートもおそろしい(いい意味で)形になっており、運に恵まれれば、1000円大台乗せもありえよう。持続。

住友ゴム、ブリヂストン、TPRも、この円安を受け、一段高の方向。

パイオラックス(推)は、振幅が大きいが、結局は2012.3.22日に付けた2251円高値更新か。

センコーは、他の銘柄が大幅高しているのを見せられると、見切りたくもなるが、結局は大幅高になるのであろう。取り組みもいい。ただ、辛抱は嫌いという人は、チェンジも一法だろう。

滝沢鉄工、高松機械(推)は、出遅れ。持続。岡本工作はスマホ向け手がけ、『会社情報』が下振れ懸念に言及しているのが、気にならないでもない。

タカトリ(推)もスマホ向けがあるが、多彩な需要向けに展開しているので、この円安もあり、心配なかろう。

大和小田急、テノックス(推)等、建設株の動きが、このところ、悪い。出直りの気配が感じられなくもないが、なお微妙。とりあえず、もう少し様子を見たい。
穴吹興産が25日は313▼7と逆行安した。私は318円で一部を売却したが、313円の終値を見て、逆にここは仕込み場ではないかと思ったことだった。いずれにせよ、ここからは下落懸念はほとんどなかろう。

FPG(推)は、そう自信があるわけではないが、可能性としては、1500円、あるいは2000円以上になる可能性を秘めているのではないか。

クリヤマ(推)も読みが難しい。まあしかし、収益力、円安メリットもあり、これだけ上げた後でも、大幅安懸念は小さい。大幅高の可能性はある。

トラストパークは、もうお持ちの方はほとんど無いだろうが、パーク24等の動きも併せ考える時、なお上昇が期待できそうだ。

巴工業が、4連続安となったが、なんら弱気になる必要はない。月曜、遅くも火曜から反発とみる。

ショーエイ(推)については、前稿に書いたとおり。強気。

1月27日 23時17分記
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