2012.12.08 FPGが波乱
7日の相場は、小動きだった。日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高。主力株は大半の銘柄が上げたが、ファストリ、ソフトバンクなどの日経平均寄与度の大きい銘柄が下げたわけだ。逆に言えば、主力株以外は値下がりする銘柄が目立った。値上がり銘柄645、値下がり銘柄870だったわけだが、小型株に限れば、値上がり1に対し値下がり2以上だっただろう。

外部環境は、アメリカ、ヨーロッパ、中国とも、懸念材料は小康状態、明るい兆しが多少は見受けられるといったところ。国内は、景気に先行き不安はあるが、自公政権になれば(私は歓迎しているわけではないが、こうなることは必至なので、相場をやるものとして、こういう当然の前提で話をするだけである)株式市場にはプラスであろう。というわけで、高値警戒感は強いが、相場は堅調なわけである。

FPG(推)が波乱を演じた。1080円と小高く寄り付いたが、10時前後、1060円前後から、様子がおかしくなり、1050円割れ前後からは、完全に容態急変、10時06分の1017▼59まで下げた。その後は一進一退ながら徐々に戻し、引けは1061▼15。

以下は私が12.05付けで書いたものである。これに忠実に1050円前後で逆指し値をした方の売りで下げたなどということは、当ブログの影響力からしてありえないが、そういう勘ぐりもしたくなるような意味不明な急落であった。

>FPG(推)は10円高で寄り付いた後、10円安まで下げる場面があったが、引けは1065△。私の読みが正しければ、大きく値上がりするはずで、買い乗せるとしたら、完全に上昇気流に乗ってからがいいだろう。つまり1072円の戻り高値を更新してからである。(逆に1050円割れとかに、万一なったら、私の読みが怪しくなって来るから、とりあえず静観)

ただ、株価というものは、大事故(主力工場が炎上・消失、製品に毒物混入等)、公募増資といった検証可能なことを除くと、業績悪化以外では、基本的に、このように大きくは、まず下げないというのが、私の経験が教えるところである。(逆に言えば、そういうことが無い限り、その大きく突っ込んだ場面は買い場である。)
軽軽に断定することは避けるべきだが、前記のような見通しの下、月曜以降の値動きを注視。

柿安は1030△11。連日の年初来高値更新だが、これで7連騰、出来高も最近ではない多さ。反動安の懸念もあるが、こうしたじりじり上げて来た銘柄は、息長く長期にわたって上昇を続けるケースも多い。コスモス薬品が好例である。であるから、私は、柿安は、相場が崩れたとみえるような状況にならない限り持続する方針である。

和田興産(推)は、前稿で「急遽方針変更、ここから買ってみようかと検討中。」としたが、435△10と上げた。私は少し買い増してみた。見落としていたのだが、JQアナリストレポート(12.04日付け)で、今期の予想経常利益を20.0億円に変更している。これまでの予想19.6億円と比べるとわずかな増額に過ぎないが、会社が前期比ほぼ横ばいの18.5億円としている中で、期末も近づき、今期のマンション販売にも完全に目処がついた今、この増額の意味は結構大きいだろう。要するに、今期の和田興産の業績は、かなりの増益になりそうなのである。超割安、出遅れという状況で、この情報が認知されれば、株価もそれなりに見直されよう。

久世が627△12で11.13日に付けた624円の年初来高値を更新した。こういう小型株が、このように調整後出直ってきたわけで、今後の株価は読み難い。とんでもない高値(700円、800円、さらに上も)をつける可能性もあるし、ここから間もなく失速ということもありうる。いずれにせよ、上げるのも下げるのも速いので、機を見るに敏でなければならない。

トラストパークは31700△200。相変わらず場中突っ込むが、その値段も徐徐に切り上がり、引け値も切り上がっている。配当狙いの買いが継続しているとみてよく、強気でいい。

エス・エム・エスは5連騰、東急コミュニティーも4連騰。

OKK(推)は前日に続き高値107円まであって引けは104円変わらず。断言は出来ないが、主力株がじりじり上げる中、好業績でPER的にも割安で、株価の絶対値も低いこの銘柄の時価は、やはり先高とみるべきだろう。

12月08日 22時16分記

Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1204-60d50859