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2010.06.21
日本電産リード
NY始め世界の株式市場も落ち着きを取り戻しつつある。
ここからは多少積極的に攻めてみるところ。
私のポートフォリオは5月27日に公開した時と大差なく、浜井産業が主力の一角を
占めるようになり、岡本工作の持ち株数がやや減少したのが変更点。
電産トーソク、クルーズは持続中だが、この2銘柄の強さは尋常でない。
この電産トーソク2000円大台乗せで、見直してみたいのが、今日の推奨株。
6833電産リード(大証2部)1900円(6月21日終値)。
日本電産グループの各社を比較してみよう。
(社名 株価 来期予想1株利益 PER)
電産コパル 1501円 95.5円 15.7倍
電産サンキョー 815円 36.1円 22.6倍
電産トーソク 2012円 137.7円 14.6倍
電産リード 1900円 200.0円 9.5倍
電産リードは大証2部、他は全て東証1部。
東証上場3社では電産サンキョーのPERの高さが際立つが、これは「企業存在価値分」が
一定分あるので、低位株≒低収益株ほど高PERになりがちという、鎌倉理論で、ある程度
説明できる。
電産リードの9.5倍が大証2部だから当然なのか、それにしても安すぎるのかが、肝心な
点である。実はリードはトーソクと、これまで、抜きつ抜かれつの株価を、かなりの間、続けてきた。
それが、ここにきて、トーソクの上っぱなれで差がついた。しかし、両社を比べると、甲乙つけがたい、
結局、今後も抜きつ抜かれつの展開になるのではないか。
来期予想1株利益は四季報予想を採用したが、実際は、これを大きく上回ると、私は見ている。
実際、会社情報はQUICKコンセンサスとして、はるかにいい数字をあげている。
トーソクの1株利益を170円とみPER17倍とすると目標株価は2890円
リードの1株利益を230円とみPERはトーソクの7から8かけの12倍~14倍とすると
目標株価は2760円~3220円となる。
やや楽観論にすぎるかもしれないが、トーソクは、その設備投資のペースからして、中期的には
1990年に付けた史上最高値3720円奪回も、まんざら夢ではないとみている。
もしこれが実現するようなら、リードも当然、同程度の株価が期待できよう。
いずれにせよ、リードの現在の株価は超割安。
ただ品薄株なので、板をよく見て買う必要があることに注意されたい。
6月21日 11時42分記
ここからは多少積極的に攻めてみるところ。
私のポートフォリオは5月27日に公開した時と大差なく、浜井産業が主力の一角を
占めるようになり、岡本工作の持ち株数がやや減少したのが変更点。
電産トーソク、クルーズは持続中だが、この2銘柄の強さは尋常でない。
この電産トーソク2000円大台乗せで、見直してみたいのが、今日の推奨株。
6833電産リード(大証2部)1900円(6月21日終値)。
日本電産グループの各社を比較してみよう。
(社名 株価 来期予想1株利益 PER)
電産コパル 1501円 95.5円 15.7倍
電産サンキョー 815円 36.1円 22.6倍
電産トーソク 2012円 137.7円 14.6倍
電産リード 1900円 200.0円 9.5倍
電産リードは大証2部、他は全て東証1部。
東証上場3社では電産サンキョーのPERの高さが際立つが、これは「企業存在価値分」が
一定分あるので、低位株≒低収益株ほど高PERになりがちという、鎌倉理論で、ある程度
説明できる。
電産リードの9.5倍が大証2部だから当然なのか、それにしても安すぎるのかが、肝心な
点である。実はリードはトーソクと、これまで、抜きつ抜かれつの株価を、かなりの間、続けてきた。
それが、ここにきて、トーソクの上っぱなれで差がついた。しかし、両社を比べると、甲乙つけがたい、
結局、今後も抜きつ抜かれつの展開になるのではないか。
来期予想1株利益は四季報予想を採用したが、実際は、これを大きく上回ると、私は見ている。
実際、会社情報はQUICKコンセンサスとして、はるかにいい数字をあげている。
トーソクの1株利益を170円とみPER17倍とすると目標株価は2890円
リードの1株利益を230円とみPERはトーソクの7から8かけの12倍~14倍とすると
目標株価は2760円~3220円となる。
やや楽観論にすぎるかもしれないが、トーソクは、その設備投資のペースからして、中期的には
1990年に付けた史上最高値3720円奪回も、まんざら夢ではないとみている。
もしこれが実現するようなら、リードも当然、同程度の株価が期待できよう。
いずれにせよ、リードの現在の株価は超割安。
ただ品薄株なので、板をよく見て買う必要があることに注意されたい。
6月21日 11時42分記
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