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2012.11.21
カワタ、OKK
20日の相場は、アメリカ株急騰を受けて高寄りしたが、ここスピード違反的に急騰した反動で、徐々に軟化、結局、日経平均、TOPIXとも小幅安で終わった。輸出関連などの主力株中心の下げだったため、中小型株には値上がりするものも多く、騰落銘柄数は値上がりの方が多く、単純平均もプラスだった。2部、JQ、マザーズも、そろって小幅高。
OKK(推)は98△2で寄り101円まであって97△1。101円は11.01に中間決算の上方修正直後に付けた戻り高値に並ぶもの。また出来高も前日の2.4倍に急増、これまた11.01日以来の大商いとなった。
「昨年のVM53Rに続き、6月に高剛性を前面に打ち出した立形マシニングセンタVM43R・VM76Rを発表し、主力のVMRシリーズ3機種が完成」したわけだが、これが好評で受注ものびている。9月中間期の経常利益は前年同期の1.64億円に対し6.19億円(期初予想は5.00億円)だったが、通期予想11.00億円は据え置いているわけである。ただ、これは慎重すぎようが、加えてここに来ての円安だ。同社の輸出比率は51%と高く、これも加味して考えるなら通期業績の上方修正は、非常に高い確率であろう。
とりあえず101円を抜くと、110円~120円が期待できよう、もちろん、最終的には129円高値(3.21日)更新が目標だ。
【カワタ】
OKKや太陽工機など、業績の上方修正をしたのに、当時(10月下旬)は、輸出関連は見向きもされなかったので、株価も、たいして上げなかったり、少し上げて、すぐ下げるといった銘柄群がある。そうした銘柄であっと驚くようなものがないかと探していて発見したのが6292カワタ(JQ)、株価=325-(11.20日終値)である。10.22日引け後、9月中間期の経常利益を2.55億円予想から4.72億円に上方修正した。ストップ高しても不思議でないくらいの大幅上方修正だったにもかかわらず、23日は315△4。しかもその後11.15日には292円と年初来安値に面あわせする体たらく。
金型用の温度調整装置などを手がけるレイケンを、4月に子会社化したが、この温度調整装置がリチウムイオン電池向けに急成長している。
>今回の株式取得により、プラスチック加工関連業界だけではなく、同社の熱管理技術や水処理技術を生かした太陽光発電、環境等のエネルギー関連、半導体関連業界へのアプローチ強化を図ることが出来ます。また、規模的な優位性に加え、それぞれが得意とする事業分野への注力、技術交流による技術力強化、営業網や製造拠点の相互活用等、効率的なグループ事業経営を行うことにより、更なる競争力・収益力の強化等のシナジー効果も期待され、業界内でのリーディングポジションをより強固なものとすることが可能と考えております。
と、カワタはしているが、レイケンは、ここ業績が急速に伸びてもいる。2011.9月期業績をみると、売り上げ22.5億円(2009.9月期の1.6倍)、経常利益0.9億円(同3.0倍)であり、前期経常利益4.6億円のカワタにとって、かなりの好影響を与えよう。
なお、カワタは今期通期業績予想は営業利益は据え置き、経常利益のみ5.7億円から6.0億円に小幅上方修正している。下期の世界経済の減速等をシビアにみているわけだが、中間期、すでに4.72億円稼いでいること、レイケンとのシナジー効果、円安等からしてさらなる上方修正は必至だろう。
会社予想のままでも今期実質1株利益は50.9円。PERは6.4倍に過ぎない。
薄商いの銘柄なので、買い方、出口戦略が難しいが、21日は、それなりに売り物が出るかも知れない。320円弱から335円以下くらいを拾って、最低でも年初来高値の380円更新を狙いたい。あわよくば、どこかでストップ高も期待。
11月21日 0時54分記
OKK(推)は98△2で寄り101円まであって97△1。101円は11.01に中間決算の上方修正直後に付けた戻り高値に並ぶもの。また出来高も前日の2.4倍に急増、これまた11.01日以来の大商いとなった。
「昨年のVM53Rに続き、6月に高剛性を前面に打ち出した立形マシニングセンタVM43R・VM76Rを発表し、主力のVMRシリーズ3機種が完成」したわけだが、これが好評で受注ものびている。9月中間期の経常利益は前年同期の1.64億円に対し6.19億円(期初予想は5.00億円)だったが、通期予想11.00億円は据え置いているわけである。ただ、これは慎重すぎようが、加えてここに来ての円安だ。同社の輸出比率は51%と高く、これも加味して考えるなら通期業績の上方修正は、非常に高い確率であろう。
とりあえず101円を抜くと、110円~120円が期待できよう、もちろん、最終的には129円高値(3.21日)更新が目標だ。
【カワタ】
OKKや太陽工機など、業績の上方修正をしたのに、当時(10月下旬)は、輸出関連は見向きもされなかったので、株価も、たいして上げなかったり、少し上げて、すぐ下げるといった銘柄群がある。そうした銘柄であっと驚くようなものがないかと探していて発見したのが6292カワタ(JQ)、株価=325-(11.20日終値)である。10.22日引け後、9月中間期の経常利益を2.55億円予想から4.72億円に上方修正した。ストップ高しても不思議でないくらいの大幅上方修正だったにもかかわらず、23日は315△4。しかもその後11.15日には292円と年初来安値に面あわせする体たらく。
金型用の温度調整装置などを手がけるレイケンを、4月に子会社化したが、この温度調整装置がリチウムイオン電池向けに急成長している。
>今回の株式取得により、プラスチック加工関連業界だけではなく、同社の熱管理技術や水処理技術を生かした太陽光発電、環境等のエネルギー関連、半導体関連業界へのアプローチ強化を図ることが出来ます。また、規模的な優位性に加え、それぞれが得意とする事業分野への注力、技術交流による技術力強化、営業網や製造拠点の相互活用等、効率的なグループ事業経営を行うことにより、更なる競争力・収益力の強化等のシナジー効果も期待され、業界内でのリーディングポジションをより強固なものとすることが可能と考えております。
と、カワタはしているが、レイケンは、ここ業績が急速に伸びてもいる。2011.9月期業績をみると、売り上げ22.5億円(2009.9月期の1.6倍)、経常利益0.9億円(同3.0倍)であり、前期経常利益4.6億円のカワタにとって、かなりの好影響を与えよう。
なお、カワタは今期通期業績予想は営業利益は据え置き、経常利益のみ5.7億円から6.0億円に小幅上方修正している。下期の世界経済の減速等をシビアにみているわけだが、中間期、すでに4.72億円稼いでいること、レイケンとのシナジー効果、円安等からしてさらなる上方修正は必至だろう。
会社予想のままでも今期実質1株利益は50.9円。PERは6.4倍に過ぎない。
薄商いの銘柄なので、買い方、出口戦略が難しいが、21日は、それなりに売り物が出るかも知れない。320円弱から335円以下くらいを拾って、最低でも年初来高値の380円更新を狙いたい。あわよくば、どこかでストップ高も期待。
11月21日 0時54分記
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