前稿で米欧株次第と書いた時点でアメリカ株はわずかにプラスだった(NYダウ、NQとも)わけだが、引けてみれば小幅安、そして日本株も小幅安(日経平均、TOPIXとも)だった。

日経平均はこれで7立会日連続安で、これは4.03日~4.11日までに並ぶ、本年ワースト記録である(私の手帳に基づく=チェックミスの恐れがわずかにある)。4月のときはこの間6.44%下落、今回は4.31%の下落にとどまる。6.44%下げると8468円となり、あと197円下落余地があるという、いやなことになる。

ユニマットそよ風(推)は822▼102と大幅下落となった。これは、単にこの銘柄の問題で下げたというより、ここシダー、ニチイ学館等、介護関連で業績下方修正が相次いでおり、この業界に対する不信感が増していることが影響しているのかもしれない。チャームケア、ロングライフ、ケア21なども下げ続けている。好決算発表で12日、高値148000円まであって、年初来高値を更新したケアサービスにしてからが、13日は127500▼8600で、前日の上げ幅以上に下げる体たらくである。

久世は中間期決算の上方修正が前日あったわけだが、600▼10で寄り、570円安値、624円高値と乱高下、結局584▼26で終えた。地合が悪いとは言え、上方修正で下げるとは、分かり難い相場である。

分かり難いというか支離滅裂というかの例としては7915日本写真印刷がある。09日、引け後、2013.3月期業績について経常利益が▲38億円予想から▲102億円に拡大すると発表したが、翌立会日の12日は555▼10で寄り付き引けは、なんと629△64、そして13日は692△63。2815アリアケジャパンは09日09時、中間期業績を下方修正した(それでもかなりの増益)が通期は据え置いた。これを受けた株価は09日1707▼42、12日1639▼68、13日1549▼90と、暴落している。

このように、どう解釈すべきか、理解不能に近い動きを見せる銘柄も多々あるというのが、今の相場であり、軽軽に予測するのは慎まなければならないというか、ほとんど意味が無い。1日、2日の超短期の値動きに惑わされず、一体どちらへ向かうのか、じっくり見極める必要がある。

久世が13日、9月中間期決算を発表している。13日は584▲26の後590円に買い物が入っていた。14日の株価がどうなるか。場合によっては大幅高の可能性もあろう。

ケンコーマヨネーズ(推)は765▲27まで下げる場面があって引けは783▼9。介護関連が売られているということを、先に書いたが、実はデフェンシブとされる食品株も、ここ売られている。ケンコーマヨも、その余波を受けているとも言えよう。また、信用取引で資産内容の悪化した個人投資家(損切りを忌み嫌う傾向が強い)が、こうした利の乗っている銘柄に売りを出しがちということもあろう。しかし、地合が好転すれば、容易に戻すとみる。

安く始まったアメリカ株だが、ここに来て徐々に上げ幅を拡大、NYダウは80ドルほどの値上がり、大幅安だったNQも小幅ながらプラスに転じてきた。このまま終わってくれれば、日本株も日経平均連続安記録更新は免れよう。

11月14日 1時14分記
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