7-9月期のGDPが、12日の取り引き開始前に発表された。実質で前期比-0.9%、年率換算では-3.5%だった。市場予想とほぼ同じだったわけだが、改めて景気の悪さを実感させるもので、株価下落につながった。これで、景気は後退期入りした可能性が、一段と強まったわけである。

ここ相次いでいる小型株の決算も冴えないもの、下方修正するものが多い。
12日の引け後、UBIC(推)、ユニマットそよ風(推)が9月中間決算を発表したが、そろって下方修正だった。
UBICの場合、かなり以前になるが、9月中間期の決算は減益が予想され、それまでは冴えない展開が続くだろうという趣旨のことを書いた記憶がある。ただ、その後、例のNQ上場の材料が出現、そういうことも吹き飛び、急騰したわけだ。私にしてからが自分の持ち株が少ないこともあり、9月中間期決算のことは失念していた。それはともかく、四季報予想よりもかなり悪い数字でもあり、今の地合と相まって、それなりに売られることになろう。ここで押したら買ってはということについては、なんとも答え難い。中長期的には、前途洋々なのだから買いでいいとも言えるが、ここからの乱高下でうまく対処できるかは、各人の技量と運に大きく左右されるからである。

ユニそよ風は、ここに来ての不自然とも言えるだらだらした下げの原因はこれだったのねという下方修正だった。07日にはニチイ学館が下方修正するなど、調剤薬局同様、介護業界も、どうも業績面で安心できないことが、今さらながらはっきりしつつある。ただ、調剤薬局の場合、薬価引き下げが主要因のわけだが、介護の場合は積極投資が主要因のところが多い(そよ風も)。だから、来期以降の業績見通しは明るく、中期的には出直ることになろう。

久世は逆に上方修正を発表した。
>2012.4-6月期の経常利益76(▲72)。なのに9月中間期予想はなんと70(36)。四季報の9月中間期予想は170。4-6月期で前年同期を148上回っているので9月中間期でも、最低前年同期の36+148=184は行くだろう(四季報予想170をも上回る)というのが、私の読み。
と、11.06付けで書いたわけだが、9月中間期の経常利益は210(2.1億円)だった。通期上方修正も必至だろうが、とりあえず据え置いた。

先週末の9日に中間期決算を発表したトラストパーク、和田興産、ケアサービスについて。
トラストパークは31000▼1800。前回書いたように、予想線の決算だったわけだが、今の地合では、この程度の下げは予想通りといったところだろう。相場環境を別とすれば、早晩見直されよう。
和田興産は400▼30。421円まで戻す場面もあったのだが、大量の売り物に結局安値引けとなった。特損なのであり、これほど売られるのは行き過ぎ。ある程度戻すとみるが、言うまでもなく地合に左右される。最悪、年初来安値の370円前後もないではない。ここでのナンピン買いは、腕に自信のある方のみ。
ケアサービスは好決算を好感して148000△19000(年初来高値更新)まであって引けは136100△710。うまく売り逃げるのが難しいのが、今の相場だ。
注=ケアサービスの分、書き忘れていたので11.13日、15時40分に追記。

日経平均はこれで6立会日連続安、これはほぼ4ヵ月振りとなる。しかもこの6立会日中5立会日は値下がり銘柄数が1000を超えており、実体は非常に悪い。とは言え、逆にここまで売られるとそろそろ自律反発してもいい頃ではある。
結局は米欧株、為替次第だろう。とりあえずアメリカ株は現時点で小幅高、ヨーロッパ各国株はフランスは下げたがドイツ、イギリスは高かった。為替はもみ合い。

かなりのご質問をいただいたが、ひとつひとつお答えせず、ここで書いたことで代わりとさせていただく。腰痛、寝不足なのでご容赦願う。

11月13日 3時44分記

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