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TOPIX(東証株価指数)が8月31日に付けた年初来安値を更新した。2部指数、日経JQ平均、マザーズ指数も年初来安値更新。市場には買い意欲がまったく感じられず、仕掛け損という状況だ。
相変わらず、日経平均だけが底堅いと言うか、実感とかけ離れた値動き、水準だが、これは、よく考えると、結局、今や東証の最大のプレイヤーである外国人(NYほかの堅調、ドル安で日本人投資家と違い買い意欲十分)の買う銘柄というのが、国際優良株、値嵩株がほとんどで、これは日経平均に大きく影響するからであろう。

ところで、近年はネット証券の存在感が高まっているわけだが、つれて、株式市場の常識が常識でなくなり、とんでもないことが起きつつある。

1例を挙げると、TOPIXの年初来安値は昨日現在では8月31日に付けた805だったわけだが、楽天証券のマーケットスピードでは800.69となっている(日にちは入ってない)。この違いはどうしてかお分かりになるだろうか?
この800.69というのは、いつかはっきりしないが、要するに終値ではなく、いわゆるザラ場の最安値なのだ。年初来安値とか同高値とか言う場合、このザラ場の値段は対象に入れず終値(万が一にも終値ができなければザラ場最終値になるが)を対象に言うというのが決まり事である。この常識を知らずにやっているのが800.69のわけだ。困ったことなのだが、あまり株のことに詳しくない人が仕切っているのだろう。
注ーTVニュースなどで「日経平均は一時年初来安値を更新しました。」といった表現を聞くことがあるが、この場合、終値で年初来高値を上回れば、その日は年初来安値は更新されなかったことになるわけだ。

前日比の高安を示す場合、前日が「出来ず」だった場合、当日の高安はー(「比較なし」の意)とするのが、これも暗黙のルールだったはずなのだが、0としている例が散見される。

「年初来高値(安値)」を示す場合、大発会から3月末日までは、昨年来高値(安値)を表示する(4月1日から年初来高値(安値)に変わる)というのが、これも暗黙のルールだったはずだが、これも無視している例が見られる。

株よりパソコンに強い人間を重用するため、こういうおかしなことが多発していると思われる。もう少し、株の知識をしっかり身につけた人を使ってほしいものだ。
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