世界景気への懸念を書いたが、ここに来て、俄然、そうした懸念が弱まったかのように、米欧各国の株価が上げている。16日も、現時点では、ヨーロッパ各国に続き、アメリカも高い。とりあえず、日本の株式市場も好影響を受けそうだ。

16日の相場は、主力の輸出関連や景気敏感株中心に大幅高となった。前日まで悪役を演じていたソフトバンク、ファーストリテイリングが急反発したため日経平均の上げ幅は拡大した。業種別では石油・石炭製品、食料品、鉱業の3業種のみが値下がりした。
内需の好業績株には、ユニ・チャーム、パラマウントベッド、ツクイなど、値下がりするものもけっこうあった。

かなり前から続いていることであるが、要するに、相場は輸出関連対内需関連、主力大型株対小型株という構図で動くことが多くなっている。
私は10.05付けで「物色動向の変化を待つ 」としたが、翌日には「小型株に物色が移る」と書いているように、主力株から小型株へ物色の方向が移ったのだった。しかし、今また主力株に人気が移り、小型株は、日経平均高の割には、もたついているわけである。
海外大幅高、円安→輸出関連中心に主力株高、小型株はやや人気の圏外
という傾向がみられる。
ただ、大きな流れとしては、輸出関連中心の主力株の株価に、大きな期待は出来ず、現実も、これら銘柄は、ほとんどが、昨年末比で大きく値下がりしていることを忘れてはならない。

今回も、早晩、輸出関連中心の主力株買い戻しの動きは止まり、内需の好業績株に、人気は戻るとみる。

どう考えても、先行き暗い日本経済であるが、情けないことだが、唯一とも言っていいくらいの有望業種が介護・老人ホームである。みずほ証券が、12日、ツクイについて投資判断「買い」で新たにカバレッジを開始、業績についても会社計画を大きく上回る予想数字を出した。これを受けてツクイの株価は年初来高値を更新した。
こうしたことも加味して、新たに私が選定した介護・老人ホーム関連の有望銘柄は以下のとおり(株価は16日終値。上位にあるほど有望と考えるもの)。

9707 ユニマットそよ風     1074円
2400 メッセージ       280100円
2374 セントケアHD      1080円
2398 ツクイ           1785円
2373 ケア21        123000円
4355 ロングライフHD      235円   

不動産株で、和田興産、タカラレーベン、サンヨーハウジング名古屋を選定しながら、和田興産を推奨銘柄にしたら、これだけ不発で、タカラレは急騰、サンヨーハもそれなりに上げるという皮肉な結果となった。こうした轍を踏まぬために、やや幅広く買おうと思うわけである。私は、とりあえず、そよ風に加え、メッセージとセントケアを、少し買った。

ユニマットそよ風(推)は4日振りに小反落となった。このへんで一息入れるのが、今後の相場のためにはいいだろう。こんなものでは終わらないという確信を持って、見守ろう。

ケンコーマヨネーズ(推)は、前日よりさらに出来高を減らしたが、小反発した。こういうデフェンシブ銘柄には逆風の相場環境だが、あせらず行こう。

リソー教育は小高く寄り付いたものの、後が続かず、徐々に売り物に押され、5720円まであって5760▼90と続落。いろいろ理解不能な見解もみられるが、下期の増配はほぼ確実。通期320円配当とすると、この下げで利回りは5.56% に上昇した。5600円まで突っ込むとすると5.71%にもなる。持ち株は持続、ここからは、むしろ押し目は買いのスタンスでいいだろう。
なお東証1部高利回りランキングで22位にランクイン(300円配当の計算なので利回り5.21%)。ちなみに5.56%なら11位、5.71%なら8位。10位以内の企業は問題が多すぎてとても買う気など起きないところばかりである。1位は極東証券=7.13%。

10月17日 0時48分記

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