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10月29日発表の鉱工業生産指数は、事前予想を大きく下回る、前月比1.9パーセント低下となった。また予測指数は10月同3.6パーセント低下が見込まれている。
エコカー補助金の終了である程度予想されていたことではあるが、車の売れ行きに関する数字などを見ると、予想以上の落ち込みという感じだ。これでは当初の政策の目的(補助金で景気を下支えし終了時にはある程度景気も回復させる)は、ほとんど達成されず、ただ需要を先取りしただけという惨憺たる結果になってしまったのではないか。さらに言えば、家電エコポイントの方も、同様の結果になる恐れが強まっている。

終わり無き円高とあいまり、企業業績にも暗雲が漂っている。つまり今発表が相次いでいる上半期決算も、上半期については予想以上の数字が続出しているが、下半期の見通しは、大半の企業が慎重で、上半期増額、下半期減額というパターンがかなりの数になりそうな状況だ。

日銀も、これまでとうって変わって積極的に緩和策を打ち出している。あまり評価する声は聞こえてこないようだが、私はもっと評価していいと思う。ただ、金融政策でできることには限界があり、今期待されるのは、むしろ政府の方だろう。しかし、こちらは例によってOZAWA雲隠れで、補正予算成立のめどさえ立たず、中国、ロシア(プーチンによる北方領土視察観測)には侮られ、半機能停止状態という有様だ。
アメリカではFRBが11月2、3日のFOMCで追加金融緩和策を打ち出す見通し(結論先送りのめも多少はある)だが、この内容がどうなるか、これを受けてのNY市場の反応、また日銀がどう出るか、そして円相場がどう動くか、この辺のことが、今後の日本の株式市場の方向に大きく影響することになる。

10月31日 0時25分記
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