前田工繊(推)が1680▼120と急落した。19日、引けあと、公募増資を発表したことが嫌気されている。発行株式数は15.9%増加する。なお、同時に東証1部に指定替えになることも発表している。
私は7.04付けで、以下の記事を書いている。

【前田工繊は1部昇格条件満たす】
前田工繊は1部昇格期待がある。流通株式、利益、売買高等の条件は満たしており、問題は2200人以上という株主数だけのわけだが、これも5月に実施した立会い外分売で軽くクリアしたとみていい。この立会い外分売は1737名(2012.3)という1部昇格条件を満たさない株主数を増やす目的だったことは言うまでもない。確か少し前の『オール投資』にもその可能性に言及していた記事があったと記憶する。先般、1部昇格が伝えられたとき大黒天物産は2138△100(6.04寄り付き)と反応した。前田工繊も株価水準はほぼ同じ。100円高が期待できよう。

今、ようやく1部昇格が実現したのに、公募増資という毒薬とセットのため、株価は、上記のようなことになったわけである。株式数15.9%増の影響で、株価(前日終値1800円)は、単純計算では
1800÷1.159=1553(円)
になる。これに1部昇格で100円高とすると
1553+100=1663(円)
つまり、ほぼ、理にかなった価格になったということである。

不運を嘆いても始まらない。お持ちの方は、どう対処するか。
業績は絶好調で問題ない。つい先日TVでやっていたが、今、ハクビシンによる農作物被害が、深刻になっているという。ついこの間までは、人家に巣くう被害が報道されていたのに、今度は果物や野菜の食害が酷いというのである。もちろん、一番の対策は獣害防護柵の設置である。北原電牧(前田工繊の子会社)の出番だ。というわけで、同社の前途は明るく、中期的には、株価も、それなりに上昇しよう。中期方針に切り替え持続するか、ある程度の戻りを待って処分するか、というところ。両者の組み合わせ(一部は持続、一部は処分)という選択もある。

和田興産(推)が、引け間際、成り行き2000株の売りを浴びせられ、420▼23と急落した。タカラレーベン、サンヨーハウジング名古屋とも上げているのに、本尊の和田興産の動きが悪い。理由ははっきりしないが、需給関係が悪いとしか言いようがない。新四季報の冷淡な記述が響いている可能性もあろう。ただ、第1四半期のマンション引渡し戸数23は予定の数字であり第2四半期以降、114、108、407が予定されていて、トータル652戸の引渡しとなるのである。業績に不安はなかろう。配当利回りも、今日の株価下落で4.3%に高まった。PERも4倍そこそこ、PBRも0.3倍に過ぎない。復活を信じて、今後の消費増税でモデルルームが大賑わいといった報道を期待して、じっくり行こう。

その他の銘柄等については、深夜に。

9月20日 22時49分記

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