14日の相場は、アメリカ株が急騰(NYダウ206ドル余高で4年9ヵ月ぶりの高値)したことを受けて、大幅高となった。アメリカ株高は言うまでもないことだが、FRBがFOMCで量的緩和第3弾(QE3)の導入を決めたためだ。ただ、これはある程度は予想されていたことで、これほど上げたのは住宅ローン担保証券購入腕期限、総枠を設けないとしたことが、驚きをもって迎えられたためのようだ。

日本株(東証1部)は、「幅広い銘柄が買われ」とか「、ほぼ全面高」とかの解説が目立つが、実体はやや違う。
日経平均164円余高(1.83%高)だが、騰落銘柄数をみると、値上がり1243、値下がり352である。9.05日は値下がり1246、値上がり331で96円安だ。分かりやすくいうと、日経平均の値上がりに比べ値下がり銘柄が結構多かった、全面高とまではいかなかったということである。保険など金融株、非鉄金属や鉄鋼株、海運株、また日本の金融緩和観測から不動産株などが主力株中心に上げたが、一方で陸運(正確には電鉄だが)、薬品などのデフェンシブ銘柄は下げるものが目立ち、また小売株も同様だった。ローソン、ユニチャーム、トリドール、青山商事、沢井製薬、ウェザーニューズなどの好業績、高株価の中小型株は下げるものが目立った。
これを逆に言えば、これまで売られていた銘柄が反動で大きく買い戻され、逆に相対的に堅調だった銘柄が売られたということである。

今後はどうかとなると、これは、なかなか難しい。早や、世界景気の暗雲が取れかかり、景気敏感株が中心になるとみる向きもあるようだが、そう極楽トンボ的見方で行っていいか疑問である。いずれにせよ、内需好業績株が、物色の蚊帳の外に置かれるということはなかろう。
こうした相場で、リソー教育、ケンコーマヨネーズ(推)は、下げたわけだが、適当な調整になったとみてよかろう。特にケンコーマヨは、ここ下げていなかったので、この1円安は望むところ。

東急コミュニティーは2848△39と上げ年初来高値2866円に迫った。この分では近々高値更新となりそうだ。そこで売るか、配当を取るか、地合好転で、どちらでもいいだろう。

日銀が今度の政策決定会合で金融緩和に踏み切る(追いこまれる?)のでは、という読みから、不動産株が軒並み高となった。タカラレーベン850△67で、一気に高値更新。どうも、こういう軽くしか取り上げない銘柄に限って元気よく上げ、本命は動きが鈍いということがよく起きる。和田興産(推)は7円安で寄り、何とか450△3と、プラスで引けた。新四季報の冷たい書き方が響いているのかも知れない。

株価2倍化期待として挙げたパイプドピッツは571△51(高値は583円)。これで取り上げたときの474円から97円(翌日の寄付き値から高値まででは112円)上げたことになる。いかに、今、こういう値動きの軽い夢のある銘柄が人気化しやすいかということだろう。四季報予想で来期予想1株利益は55.5円。PERは10.3倍。IRJ(の上昇中期くらい)と同じことで、夢を買う銘柄と考えれば、なお超割安とみることも出来る。株価1.5倍~2倍ということで取り上げたわけだが、1.5倍=711円、2倍=948円。
少なくとも何割かは、この辺を念頭に、とりあえずは売らずに持っていたい。私は、今計算したら23%売却、77%保有。「夢」の中身は同社HPを熟読されたし。なおAKB48の「総選挙」の投票システム提供会社であることは、知る人ぞ知るである。

同じく挙げたイーピーミントも2385△95と急伸した。取り上げたときの2250円からの上昇幅は135円。9.14付け日経夕刊1面で「医薬品、育つ周辺ビジネス]と題して数社が取り上げられているが、2番目に出てくるのが、イーピーエス=イーピーミントの親会社である。9月末一括55円配当。来期予想実質1株利益345円からして天井は高い。2730円高値更新から一段高とみる。ちなみにコード番号6052。この意味は?そうである。6051の次、当たり前だろうなどと言っていてはダメである。IRJの次なのだ。

同じく挙げたシンプレクスは、前稿で書いた通り。私は寄り付き直後に処分した。かすり傷未満を負って。まあ、こういうのは、運不運があるので、しようがないとあきらめよう。

新四季報を読んでの妙味株や2倍化期待銘柄については、もう少しお待ち願う。

9月15日 22時52分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1108-23c861a3