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2010.10.22 明日なき日本
中国は、19日、意表をつく形で0.25%の利上げに踏み切った。つくづく絶妙なタイミングでやるわいと感心する。アメリカにしても、大体、なるほどというタイミングで行う。対して、日本はと言うと、いつも、どうしてこんなタイミングでと、大きな疑問を抱かざるを得ない時期に行う。特に利下げの場合はひどい(遅れる)。

日本の各種経済指標の発表が、世界の主要国に比べ遅いことは、以前に書いたが、その遅い指標を見ながら、やおらというタイミングでやるのだから、どうしようもない。中国は社会主義国家であり、近代経済学の摂取において日本より大きく遅れていそうなものだが、エリート層はアメリカ等に留学、熱心に学んでいるわけだから、経済学でも、日本より上になっていると見るべきなのだろう。

リーマンショックのあと、日本は、我々にはバブル崩壊を克服した経験があるとか言って、それをアメリカなどに教えたいという風なことを言っていたが、まったく相手にされなかった。彼らは、愚かな(トゥーリトルトゥーレイト)日本の当時の対応を十分研究済みで、反面教師として大いに活用したのだった。今回の中国の利上げも日本のバブルを研究した上のものではという見方が浮上している。

しかしエズラ・ボーゲルが『ジャパン・アズ・ナンバーワン』を書いてから、わずか31年、現在の日本の落ちぶれようは何なんだろう。思えば、この本は、日本の高度成長の要因として、日本人の学習意欲と読書習慣をあげ、英語力が劣るのは今はまだ問題ないと言っていた。
そうか、日本は落ちるべくして落ちたんだとつくづく思う。ゆとり教育の名の下、教科書はぺらぺらに薄くなり、国際的学力テストの成績は見る見る落ちて行ったのだから。そして英語力の低さは今、大問題になっている。

考えてみると、今ほど、日本が零落した時期は、有史以来とは言わないが、卑弥呼から奈良時代あたり以来、なかったんではと言いたくなるくらいだ。任那日本府、朝鮮征伐、日清・日露戦争、シベリア出兵などの言葉を思い出しながら、私は、右翼ではないが、そんなことを、つい考えてしまった。ああ石橋湛山先生、泉下より現れ我らを救いたまえ。

株式相場の行方について書くはずが、前書きが長くなりすぎた。
それは、すぐに稿を改め書くこととします。
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