29日の相場は小幅高となった。これで日経平均は、先週末24日とほぼ同値になったわけだが、この間の騰落銘柄数合計は、値上がり1807、値下がり2740で、値下がり銘柄数が圧倒的に多い。ちなみに大発会の日経平均終値は8560円で29日の9070円は6%弱の値上がりになる。一方TOPIXは大発会終値743に対し29日は750でわずか0.5%の値上がりにとどまる。日経新聞は日経平均の著作権者として日経平均を大きく扱う一方TOPIXについては、ほとんど無視する姿勢のため、こうしたことが大きく取り上げられることはきわめてまれだ。しかし、相場の実相をつかむには、こうしたことを、よく心得ておく必要がある。

8月の配当権利落ちが注目としたリソー教育、サンヨーハウジング名古屋は対照的な値動きになった。すなわち、前日値下がりしたリソーは値上がり、逆に前日値上がりしたサンナゴヤは値下がりとなった。

リソー教育は60円安で寄り付いたがじりじりと上げ、結局高値引けとなる5940△180。配当の150円を加えると6090円ということで、年初来高値6180円が、再び見えてきた。8月中間期業績の上方修正必至(8.13日の日経記事では営業利益は期初予想の10.2億円が11億円前後になりそうとしている)、高利回り(下期も40円増配なら時価の利回りは5.7%)からして、ここから一相場必至とみる。以前に書いたように6800円から7000円目標でいいだろう。堅実派の方は6480円くらいから売りあがるのもありか。

和田興産(推)は、440▼10と安寄りしたが、これが1日の安値、結局454△4の高値引け。当欄を見てというわけではなかろうが、前日出ていた大量の売り物は引っ込められていた。しかも、ここ値動きには底堅さがでて来た。後日、詳しく書く予定だが、来期予想PERは、実質で、四季報予想でも3.98倍、JQレポートでは2.94倍になる。いずれにせよ、ありえないくらいの低PERなのである。とりあえず500円、そして562円高値が目標になる。あわよくば、中長期的には消費増税関連人気に乗ってとんでもない値段もありえよう。

ジューテック。以前あった大量の売り物は29日も出て来ず、397▼3で引けたわけだが、少し前とは様変わりで391円から395円までにはそこそこ買い物が這わされており、面白い展開になっていくかもしれない。ここ復興需要の本格化から、好業績を発表するところが結構ある。三協立山、コンドーテック、アルインコなどである。アルインコは8.22日に年初来高値を更新、三協立山も29日は164△7で高値172円を奪回する勢いだ。建材主力、復興需要関連という点で、ジューテックと三協立山は共通する。来期予想PERは実質で4.1倍に過ぎない。すんなり行くか、多少の紆余曲折があるかはともかく、早晩一段高となるのではないか。そしてあわよくば538円史上最高値挑戦もという夢を、なお私は持っている。

マンダムが2081▼80と意味不明の急落。出来高は膨らんでおり、いやな感じではある。30日にどうなるかを注視したい。

8月30日 0時48分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1090-c6a15991