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私は、これまで、消費増税で不動産株等が上がることを見越し、いろいろ書き、有望銘柄を、いずれ公表するということも、公言してきた。
ただ、その後の、相場状況、海外の経済状況、注目銘柄の状況等、種々の理由から、露払い的な銘柄には、多少言及したものの、本格的には、書いてこなかった。

ところが、ここに来て、やや相場環境も改善してきたこと、消費増税相場ももはや待ったなしなのではないかというふうに考えるにいたり、ここで、一つの区切りとして、この間の、私の研究成果の一端を明らかにし、銘柄についても、簡単に触れようと考えるに至った。

【消費増税相場はいつスタートするか】
私は過去何十年分かの四季報を所蔵している。それを使って、前回の消費増税(1997年4月、3%から5%への引き上げ実施)時の不動産株の値動きを調べてみた。ごく一部だけ以下に示す。

 銘柄     スタート時期と株価     その後の高値時期と株価
三井不動産  1995.06= 901円   96.07=1540円
東急不動産  1995.04= 315円   96.07= 606円
大和ハウス  1995.06=1280円   95.12=1750円
積水ハウス  1995.06=1010円   95.12=1390円

この表から読み取れるのは、
①相場は1995年の4月から6月、つまり増税実施の24ヵ月(2年)前ないし22ヵ月にスタート
②相場のピークはスタートから13ヵ月~18ヵ月後
③値上がり率は38%~92%
④(例が少ないので断定は危険だが)ハウスメーカーより不動産会社の株の値上り率が大きい

といったことだろう。
これを当てはめると、今回の増税(2014年4月実施予定)の場合、相場は2012年4月ないし6月にスタートとなる(すでにスタートしていることになる)。
そこで、上記4銘柄についてチャートをチェックしてみると
三井不5月(年初来安値は違う)、東急不3月、大和ハウス5月、積水ハウス6月から、それぞれ上昇相場に入っており、上記の検証結果と、ぴたり符合する。

なお、多くの銘柄、小型株と大型株の比較、その他業種等にも、調査の手を拡げ精査することが望まれるが、とりあえず、今は、上記のような結論に基づいて、ここは待ったなしということで、不動産株、住宅関連株を、ポートフォリオの一角に加えることが望まれる。
私は、すでにこれまで書いて来たような考えである程度実行しているし、読者のかなりもそうだと思うが、まだの方は、早急に実行に移されるといいだろう。

銘柄であるが、8931和田興産(JQ)を、一番手としてあげておく。
8月24日終値=437△3、出来高800株

注=これは「推奨銘柄」(「推奨銘柄実績表」に入る)であることをお断りしておく。にもかかわらず、その体裁にしていないのは、この銘柄の出来高が少なく、わっと飛びつき買いが入って、かつてのカンセキ(お年玉銘柄)のようなことになるのを恐れるからである。

注で書いたようなこともあって、あえて材料についても、とりあえずは、最少限度にとどめておく。
不動産各社について書かれた四季報のコメントで、消費増税を見込んで土地仕入れをすでに積極的にすすめていることが書いてあるのは、私がざっと見た限りでは穴吹興産、和田興産の2社のみである。つまり、和田興産は、すでに先手を打って、たっぷりマンション用地等を仕込んでいるということである。折しも国交省が24日に発表した地価動向調査では大阪、名古屋圏の上昇地区数のみが下落地区数を上回ったという。和田興産は神戸市でマンション分譲1位であり最近は開発エリアを大阪圏にも拡大している。

出来高が少ない。1万株以上出来た日もあるが、これはクロスによるものと思われる(鎌倉雄介推定)。よって買い方が難しい。それもあって、こういう推奨の仕方をしているわけでもある。かといって、不用心に買いあがると、大量の売り物が出て来たりもする。アドバイスとしては、とりあえずは、早めにわずかな株数だけはゲット。そのうえで、板を確認しながら、指し値して購入株数を増やす戦術がいいだろう。もちろん、これだけでは対処できない局面もでて来ようが、それについては、臨機応変にと言うしかない。ただ、目先の乱高下は別として、私がこの銘柄に、多大の自信と確信を持っていることだけは言っておこう。

8月26日 19時10分記
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