FC2ブログ
2012.07.30 強気?弱気?
27日の欧米各国株は、そろって大幅高だった。前日のドラギECB総裁発言に引き続き、27日は独仏首脳による「ユーロ圏を守るためにあらゆることをする」との共同声明が発表され、ヨーロッパの金融・債務危機対策への期待が高まっていることが、堅調相場の背景にある。
為替相場も、円安となっている。特に対ユーロでは円は3日続落、1ユーロ96円60~70銭で終えている(27日NY外為市場)。

というわけで、とりあえず、30日(月)の日本株は高いだろうが、問題は、その後である。ドラギ発言にしろ独仏首脳共同声明にしろ、リップサービスの域を出ない。具体的行動が取られるか、注意深く見守る必要がある。ル・モンドはECB(欧州中央銀行)がEFSF(欧州金融安定化基金)などと協調して、スペインやイタリアなどの国債を買い入れる準備に入ったと伝えた(日経28日朝刊)というが、こうしたことが、規模等も含め着実に実行に移されるかが、今後は問われることになろう。

理論的根拠の無いことではあるが、8月初からお盆明けまで(8月17日まで)は、あまり、いいことが無いというのが、私の自覚する相場の季節特性だ。こういうのを、あまり重視するのも問題だが、ある程度は意識して行動した方がいいのでは、と考えている。

というわけで、7月30日、31日、ある程度値上がりした場面では、多少なりと、持ち高を減らしておくのがいいのではないかと思う。少なくとも、堅実に行きたい方には、そうすることをお勧めしておく。ただ、今年の場合、ヨーロッパ情勢の好転、オリンピック真っ盛りという特殊要因が加わったという、例年と違う要素がある。これで、どう変わるか、あるいは変わらないか、迷うところではある。

前田工繊(推)が27日の引け後、第3四半期決算を発表した。大きなサプライズは無い内容だったが、仔細に見れば、まずは好調な内容だったことが見て取れる。経常利益は通期で対前期比49.3%増を予定しているが第34半期時点では前年同期比51.7%増と、通期を上回る。
また決算短信にあるように

>環境資材事業では、厳しい経営環境に変化はありませんでしたが、復興関連資材の需要が本格的に出てきたこと
に加え、子会社北原電牧株式会社が取り扱う鳥獣害対策製品が順調でありました。
テクニカルサービス事業では、当第3四半期に子会社化したテクノス株式会社の業績が加わり(後略)

復興需要は当社にとってはようやく本格化してきたわけで、今後さらに期待できること、道志村のクマ被害を例に出すまでも無く北原電牧の鳥獣害対策製品は今後さらに高い需要の伸びが期待できること、そしてテクノスの子会社化は4月02日なので第3四半期まででは1四半期分しか寄与していないが、通期では2四半期分寄与するので、これを考慮すると、通期業績はさらに上乗せが期待できること、以上から、通期決算は上方修正も十分ありえよう。

IDEC(推)は、円安で、もう一段高があろう。

リソー教育(推)は強気堅持。

UBIC(推)は27日(金)寄り前、大量の成り行き売り(9時03分の寄り付き値での出来高は11240株で前場出来高の半分近くに達した)がでて、急落して始まった。サイバーエージェントの暴落(大引ストップ安比例配分)との関連をいう人もいるが、まさか。それはともかく、サイバーは、確か全社員の5人に1人が新入社員になり、組織に混乱という異常事態と、藤田社長が発言していた(日経27日朝刊「決算トーク])。いろいろな意味で、この藤田社長にはあきれはてる。奥菜恵とのスピード離婚に続く反省の弁であった。藤田さんはどうでもいいんであった。UBICは足場を踏み固めての着実な上昇を期待。

レーザーテックは12連敗後2連騰。下げ過ぎ訂正高に向かい始めたとみるところだろう。前期決算(2012.6月期)の発表は8月13日。前期決算は問題ないだろうが、今期見通しはなんとも言えない。シビアな見通しを打ち出してくるかもしれない。12連敗はその前触れ(インサイダー疑惑?を含め)という見方も、あながち一笑に付す訳に行かない。慎重に行く方は、この辺も考慮して行動されたい。

7月30日 0時39分記





Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/1054-40a78657