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2012.06.24
アメリカ株急落に反応しなかった日本株
(遅ればせながら週末の日本株について)22日の日本株は、前日のNYダウ、NQが急落、中国、韓国株もかなりの値下がりとなる中、一人底堅い動きだった。すなわち日経平均は寄り付きからしばらくは80円前後の下げだったが、徐々に戻し、一時はプラスになる場面もあって結局26円の小幅安。2部、JQ,マザーズはそろってプラスだった。
この理由は、はっきりしないが、最近、日経平均やTOPIXがNYダウやNQと、あまり連動しなくなっているように思う。NYダウが100ドルを大きく上回る上げを演じた後の日本株が、ほとんど上げないとか逆に値下がりするといったケースがあった。今回は逆のケースだ。一応考えられるのは、為替相場だ。すなわち、ここに来て1ドル80円台、1ユーロ100円台と、かなりの円安となっており、ここからもたらされる安心感が22日の動きだったのではないかという仮説を、今私は立てている。
実際、四季報を読んでいると、日本企業の業績は、かなりいい。史上最高益とか、それに近い業績見通しの企業も、珍しくない。対して株価はというと、かなりの安値権に放置されているといったケースはザラだ。
日本株のPERは、なお欧米各国と比べて、必ずしも低くはないようだが、とは言え、私の記憶する限り、バブル崩壊後、日本株のPERの世界の孤児的な異常な高さが是正されて以降も、欧米各国のそれより、ほぼいつもある程度高かった。それと比べると、現在は、恐らく(私が正確なデータを今持ちあわせていないので、こういう表現をお許し願う)相対的には歴史的安値圏にあるのではないか。少なくとも、かつてほとんどなかったくらいの安値圏にあると言えよう。
だからといって、ここから日本株は上がるとまでは言えないが、少なくとも上記のような事実を念頭においておくことは必要だろう。復興需要で経済が支えられている間に、為替の円安をてこに、企業業績に明るい見通しがでてくる、こうした展開が多少なりとも期待できるようになれば、日本株割安、歴史的低PERが、意識、評価されてくるかもしれない。
22日の当道場銘柄等の動きを、簡単に見ておこう。
UBIC(推)は6630△30で2連騰。なんと連騰は2ヵ月余ぶり。このときは4.13~4.20まで6連騰、8220円から9330円まで急騰している。いずれにせよ、蓄積されたエネルギーが放出されるとすれば、かなりの値上がりとなる可能性も十分あろう。
パラベッド(推)、レーザーテック、IDECなども上げた。ここ大きく上げた反動で急落して始まったCDS(推)も引けにかけ大きく戻し結局147300▼100。
とりあえずは、ここまでとし、今後の見通し等は別稿で(今日中に書く予定)。
お断り=銘柄相談については、推奨銘柄以外はご遠慮を、と書いたはずだが、当然お読みでない方もいるであろうしで、時々推奨銘柄以外の相談も寄せられる。それに対しても、お答えしてきたのだが、最近、信じられないことが起きている。
どういうことかというと、当方のていねいな、しかし相場見通しについてはやや否定的なコメントに対し、人を小ばかにするような、あるいは礼儀など全く知りませんといういうようなコメントが返ってきた(2回連続)。直近のものなど、前回のいやな思いをトラウマに「これまで、読者の方の銘柄に、ちょっとどうか的コメントをすると、 どうも不機嫌になられるような気がします。・・・(それでも)あしからず」といった、バカていねいな返信をしたのに、とんでもないコメントが返ってきた。
というわけで、もはやこれまで。 残念ですが、推奨銘柄以外についてのご質問は、ご遠慮ください。
どうしてもという場合は、なんと言われても、また返信がなくても非礼なことは言いません、的な文言を付記されたし。
6月24日 20時43分記
この理由は、はっきりしないが、最近、日経平均やTOPIXがNYダウやNQと、あまり連動しなくなっているように思う。NYダウが100ドルを大きく上回る上げを演じた後の日本株が、ほとんど上げないとか逆に値下がりするといったケースがあった。今回は逆のケースだ。一応考えられるのは、為替相場だ。すなわち、ここに来て1ドル80円台、1ユーロ100円台と、かなりの円安となっており、ここからもたらされる安心感が22日の動きだったのではないかという仮説を、今私は立てている。
実際、四季報を読んでいると、日本企業の業績は、かなりいい。史上最高益とか、それに近い業績見通しの企業も、珍しくない。対して株価はというと、かなりの安値権に放置されているといったケースはザラだ。
日本株のPERは、なお欧米各国と比べて、必ずしも低くはないようだが、とは言え、私の記憶する限り、バブル崩壊後、日本株のPERの世界の孤児的な異常な高さが是正されて以降も、欧米各国のそれより、ほぼいつもある程度高かった。それと比べると、現在は、恐らく(私が正確なデータを今持ちあわせていないので、こういう表現をお許し願う)相対的には歴史的安値圏にあるのではないか。少なくとも、かつてほとんどなかったくらいの安値圏にあると言えよう。
だからといって、ここから日本株は上がるとまでは言えないが、少なくとも上記のような事実を念頭においておくことは必要だろう。復興需要で経済が支えられている間に、為替の円安をてこに、企業業績に明るい見通しがでてくる、こうした展開が多少なりとも期待できるようになれば、日本株割安、歴史的低PERが、意識、評価されてくるかもしれない。
22日の当道場銘柄等の動きを、簡単に見ておこう。
UBIC(推)は6630△30で2連騰。なんと連騰は2ヵ月余ぶり。このときは4.13~4.20まで6連騰、8220円から9330円まで急騰している。いずれにせよ、蓄積されたエネルギーが放出されるとすれば、かなりの値上がりとなる可能性も十分あろう。
パラベッド(推)、レーザーテック、IDECなども上げた。ここ大きく上げた反動で急落して始まったCDS(推)も引けにかけ大きく戻し結局147300▼100。
とりあえずは、ここまでとし、今後の見通し等は別稿で(今日中に書く予定)。
お断り=銘柄相談については、推奨銘柄以外はご遠慮を、と書いたはずだが、当然お読みでない方もいるであろうしで、時々推奨銘柄以外の相談も寄せられる。それに対しても、お答えしてきたのだが、最近、信じられないことが起きている。
どういうことかというと、当方のていねいな、しかし相場見通しについてはやや否定的なコメントに対し、人を小ばかにするような、あるいは礼儀など全く知りませんといういうようなコメントが返ってきた(2回連続)。直近のものなど、前回のいやな思いをトラウマに「これまで、読者の方の銘柄に、ちょっとどうか的コメントをすると、 どうも不機嫌になられるような気がします。・・・(それでも)あしからず」といった、バカていねいな返信をしたのに、とんでもないコメントが返ってきた。
というわけで、もはやこれまで。 残念ですが、推奨銘柄以外についてのご質問は、ご遠慮ください。
どうしてもという場合は、なんと言われても、また返信がなくても非礼なことは言いません、的な文言を付記されたし。
6月24日 20時43分記
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まとめwoネタ速neo 2012/06/25 Mon 09:47
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