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推奨銘柄第1号の記念すべき銘柄である浜井産業が、期待に応え、全般安の中、急伸、
あっさりと高値更新し、とりあえずの目標値とした162円を上回り165円(14円高)を付けました。

PER的に超割安として、推奨したわけですが、世の中には、こうした単純なことが理解できない
人が多いことを、昨今痛感しています。

一つは、6月14日、ヤフーファイナンスの岡本工作所のところで、同社は1株利益29円で
株価150円だからPER5倍という投稿がされていたこと。岡本は税負担がないので、
経常利益=税引き利益
となっています。こういう場合、通常負担すべき税を考慮、税引き利益は経常利益の60%とみなし
1株利益を算出すべしというのが、鎌倉理論の教えるところです。
こうすると、岡本のPERは一気に9倍弱に上がります。このためだとまでは言いませんが、
この理論の正しさを立証するかのように、実質1株利益で岡本を上回る浜井が今日、岡本の株価を
ついに大きく上回ることとなったのでした。

もう一つが、今日の日経朝刊の「京急 時価総額、東急に迫る」の記事。
この理由として「京急の今期の交通事業収入は1162億円と前期に比べ1%増える見込み。羽田の発着枠の
拡大で、来期以降はさらに増収効果が出る可能性もある。一方東急や東武の今期の交通収入は、
景気低迷で減少する見込みで、時価総額も頭打ち傾向にある。」としています。それでも、さすがに
気が引けるのか「京急のPERは約62倍に達しており、高値警戒感も出ている。」と付け加えていますが。
しかし、この分析は、株価について全く知識のない人の、とんでもない誤解。
なぜ、私がわざわざ、これに触れるかというと、大手私鉄で京成に次ぐ高い1株利益予想の東急の
株価が、1株利益が6割弱の京急や小田急の半分以下、相鉄よりも1割下の理由がつかめず、半年あまり、
いろんな仮説を立て研究してきたからです。ようやく辿り着いた結論は、東急が安すぎるのではなく、
京急、小田急などが超割高なんだということでした。
そして、なぜ京急や小田急の株価が、超割高になっているかというと、この2社は信用の取り組みが
極端な株不足(空売りが信用の買いより多い状態)に長くなってるからなのです。
交通事業収入について言えば、京急のそれは確かに多少増えるものの「新駅償却費、動力費増が
圧迫。」(四季報)し、収益に結びついていないのです。また小田急は「鉄道の客数横ばい」
(四季報)だが、株価は京急並みの高株価です。
ああ、しかし、それより何より、私鉄の時価総額は小田急がとうの昔に東急を大きく抜き去り
トップなんじゃった!!
この一事だけでも、日経の記事が、いかにこじつけの間違ったものか、またほとんどニュース性のない
意味の乏しいものだったか、お分かりいただけるでしょう。

しかしでは、なぜかくも京急や小田急の株価は、株不足状態が続き超割高状態が維持される
のでしょうか?
実はこれは大いなる謎で、私の現下の研究テーマです。

一つ二つ、頭をよぎる事実を。
1990年代頃、西武鉄道の株価は、おおむね3000円~5000円という、とんでもない水準を維持し続け
ました。京急や東急は300円~800円程度だったのにです。
正確なことは記憶にないので、ご勘弁いただくとして、ずっと後、堤一族の相続がらみの争いが
顕在化する中、西武の株価は、厳重に管理されていたことが判明したのでした。あの異常な超高株価は、
膨大な土地の含みのせい(一般にはそう思われていた?)などではなかったのです。

木曽路という会社、たいていの人は御存じでしょう。しゃぶしゃぶ最大手ですが、業績はさえません。
今期は特損で赤字、来期の予想1株利益15.5円、鎌倉式実質値でも23円程度。にもかかわらず、株価は
ここ数年、おおむね1700円~2200円で推移してます。ずっと株不足が続いていると思います。

どうして株不足が発生する、また、なぜかなりの長期間にわたり、それに起因すると思われる異常な
高株価が継続するのかなど、解明すべきことはなお残りますが、異常な高株価の裏には、多くの場合、
株不足があることは頭に入れておくべきでしょう。

浜井産業の今後については、稿を改めて後ほど。
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