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28日は9月末の配当権利落ちだった。落ち分は日経平均の場合、224円程度だったが、252円安で始まった日経平均は、その後697円安まであって、終値は499円=1.54%安。とは言え、ここにきてのNYダウの下落に比べれば、日経平均はむしろ底堅いと言えよう。金利上昇圧力がアメリカに比べ小さいこと等が、こうした動きになっていると思われる。
幅広く多くの銘柄が下げた(業種別では鉱業のみがプラス)わけだが、特に主力株は軒並み安で、私がチェックしている25銘柄では上げたのは三菱重工のみだった。

道場銘柄は、上げる銘柄も多く、トータルでもわずかにマイナス程度、配当分を入れると、ややプラス(私の場合を算出)だった。

AMG(推)が前日の不自然な下げの反動で2046△38と反発。

建設技研(推)は出来高も増えて4615△55と続伸、9.19日以来となる4600円台回復。

トーアミ(推)は600△22で引け新値。

オーケーエム(推)は462△9。バルブ会社のため、見落とされがちだが、半導体関連、2次電池関連、脱酸素関連であって、業績絶好調の企業が今期予想実質PERが9倍台なのは著しく評価不足だ。新四季報銘柄第1弾、第2弾の計8銘柄で、唯一、推奨時・取り上げた時の株価を下回っている。ここはむしろ狙い場だろう。

銀行株は東和銀行(推)以外は下げたが、全銘柄配当落ちで、落ち分を考慮すると、ほぼ横ばいの銘柄がほとんどだった。

久世(推)は2110▼39。2000円大台を維持、再び上昇基調になるか、正念場だろう。

クリアルは3650▼105。まあここまで来たら持ち越し分はじっくり行きましょう(私の場合、持ち高のうち1割か2割くらいは投資効率の観点から少し戻したら処分したいと思っている)。新ファンドは、当然ながら即完売。

三洋貿易(推)、カナモト(推)、内外テック(推)、新報国マテ(推)などは下げた。

9月28日 23時37分記
27日の相場は小反発となった。前日のアメリカ株の大幅安(NYダウは1.14%安、NQ指数は1.57%安)を受けて、日経平均の場合、292円安で始まったわけだが10時頃から、じりじりと戻し、結局57円=0.18%高の高値引けだった。TOPIXは0.32%高。半導体関連銘柄のほとんどが上げたのが目をひいた。
スタンダードは0.57%高。グロースは1.07%高。

道場銘柄も値上がりする銘柄の方が多かったのだが、私の場合、AMG(推)2008▼68、久世2049▼15、メルディア824▼11の比率がかなりになるので、トータルでは多少のマイナスになった。大方の読者諸氏はプラマイ0かややプラスだったと思われる。

「新四季報銘柄(第2弾)」は、そろって大きく上げた。

三洋貿易 1386△35
トーア紡 471△14
トーアミ 578△19
カナモト2726△91

[第1弾」もすごいことになっている。(推奨時株価→9.27日終値)

オーケーエム(推) 1465円→1453円(これだけは下げている)
AMG(推) 1899円→2008円
ビーイング(推) 2183円→2500△140(スタンダード値上がり率12位)
エージ―ピー(推) 900円→935円

クリアルは3755△60。新ファンドの発表がされている。田園調布でペット共生型マンションというから面白そうだ。いずれにせよ、今後は新規募集もペースアップし、連れて株価も戻すのではないか。

銀行株も北洋銀行以外は、そろって上げた。

AMGが急落したのは、28日の配当権利落ちがらみの売りがかなり出たためだろう。28日は27.5円の配当権利落ち。株価がどうなるか注目だ。

カナモトは2726△91と急伸、一気に年初来高値更新となったが、ようやくラピダス関連と認知されたのだろう。同関連としては、これまでほとんど評価されて上げるということがなかったので、ここから大きそうだ。新四季報のコメントの最後の部分を確認されたい。

9月27日 23時44分記
27日の相場は大幅反落となった。日経平均、TOPIXとも、前日の上げ分をやや上回る下げとなった。

道場銘柄も、久世(推)が2064▼155、クリアルも695▼200と大きく下げた。
ただ、それでもAMG(推)が2076△18と4連騰、銀行株も、ほくほくFGが高値更新があって1649.5△29.5と上げるなど、ほとんどの銘柄が上げたので、トータルでは、かなりの下げになったものの、前日の上げ分よりは小さな下げにとどまった。

アメリカ株が、ここFRBの利上げ姿勢をめぐって警戒感が強まっていて、弱い動きとなっている。
このため、新四季報銘柄の第2弾の発表をいつにするか迷いがあるわけだが、アメリカ株や日経平均先物が安い時の発表の場合安く始まる可能性が高まり、必ずしも悪いものでもないので、ここで発表に踏んぎることにした。

【新四季報銘柄(第2弾)】

3176 三洋貿易 1351▼13

3204 トーア紡 457▼6

5973 トーアミ 559△13

9678 カナモト 2635▼5

材料については、ごく簡単に触れておこう。

三洋貿易=「バス向け子ども置き去り検知システムは実証終え販売に本腰。」とある。 

トーア紡=どうも、学校の制服では学生服からブレザーへの置き換わりが活発で、当社はその恩恵を受けそうなのである。

トーアミ=傘下に収めたFDテクノ九州の立体溶接鉄筋が人手不足を解消するとして売り上げ急増の模様。

カナモト=札幌本社の建機レンタル大手。出遅れラピダス関連。
 
株価の動きを見ながら、何銘柄かは推奨銘柄にする可能性があるが、とりあえずは地合いに鑑み、推奨銘柄にはしない。

9月27日 0時49分記
25日の相場は大幅反発となった。日経平均は276円=0.85%高、TOPIXは0.39%高。大型株指数の0.20%高に対し小型株指数は0.81%高と大きく上げた。ソフトバンクG、東エレクが大きく上げたため、日経平均の上昇率は大きくなっているが、主力大型株の動きは総じて鈍かった。影響の大きい銀行株指数が2.62%の大幅安でTOPIXの上昇率は小さくなった。半導体関連銘柄は、円安進行も好感されてか、ほとんどの銘柄が上げた。

道場銘柄は好調を維持、久世(推)の急騰もあって、私の場合で、年初来高値更新となった。

その久世は9.11日につけた2150円の年初来高値を大幅に更新、終値は2199△199(スタンダード値上がり率10位)。増し担保規制が25日の売買分から解除されたわけだが、朝方の気配は(立ち合い開始前)大幅マイナスだったが1982▼38で始まり、その後は上げに転じ上げ幅を急拡大した。出来高も8.24日以来となる10万株大台回復である。さらに一噴きはありそうな雰囲気だが(そうでない場合も含めて)、そのあとは波乱もありそうだ。ここまで来た場合、私のコメントなど無視して、各自、熟慮の上、決断されたい。
私はピーク時11万株余保有していたが、現時点では22500株だからほぼ5分の1にしたわけである。最初に買ったのは去年の12.02日で644円800株だ。9ヵ月余持続していることになる。

AMG(推)は2079円まであって2058△23、連日の年初来高値更新である。出来高も34400株に急増(ただし寄り付きで21600株、約定している。今日の日経1面に三菱ケミカルが半導体材料の国内工場を建設するという記事がある。生産場所は福岡県内の工場などが候補地としている。また東京応化工業も熊本での増産投資を決めたとも書いている。いずれにせよ、このように熊本等では半導体関連投資が活発で、川崎ハウジング等の熊本市本社の戸建て住宅子会社を有するAMGの前途は洋々たるものがある。
ここ毎期、大幅増配を実施しているが、2024年3月期も55円と前期比10円の増配が予定されている。しかもうれしいことに、今期から中間配当を実施することにしていて9月中間期は前期の0円に対し27.5円配当である。27日の権利付き最終売買を控え、配当狙いの買いも期待できそうだ。

オーケーエム(推)、内外テック(推)、建設技研(推)、エージーピーなども上げた。

銀行株は、そろって下げた。栃木銀行(推)336▼4、北洋銀行(推)380▼11などである。銀行株の場合、明日どうなるかはともかく下げてもすぐ戻すというのが通例なので、弱気は禁物だ。

9月25日 23時45分記
22日の相場は、前日のアメリカ株が大きく下げた(NYダウ1.08%安、NQ指数1.82%安)のを受け、下げた。日経平均は417円安まであって169円=0.52%安、TOPIXは0.30%安だった。ただ、大型株中心の下げで、小型株指数は0.13%高だった。スタンダードは0.27%高、グロースは1.99%高。

主力大型株で攻めよ的な読みをされていた専門家が結構多かったように思うが、21日は小型株やや優位、22日は主力株安のなか小型株は逆行高となったわけである。

いずれにせよ、おあつらえ向きの展開になったわけで、道場銘柄はほとんどの銘柄が上げた。

久世(推)1923▼67まであって2020△30。ここ一進一退の動きのわけだが、これは増し担保解除をにらんでのことと思われる。増し担保解除基準は25日移動平均線(=25DMA)との乖離率が+15.0%未満等で、これを5日以上達成すると、ほとんどの場合、解除となるようだ。久世はすでに4日クリアで現時点の乖離率も9%どころなので25日で5日の達成はほぼ確実だ。
自分は関係ないと思われる方もいるかもしれないが、そうではない。通常、増し担保解除が発表になると、株価は大きく上げる(ただし、実は厳密に自身で多くの事例を調べたうえで書いているわけではないことをお断りしておく)。
というわけで、お持ちの方は増し担保解除の朗報期待で持続。

クリアルはここにきて再び、道場銘柄の足を強烈に引っ張っていたわけだが、この日は3日ぶりに猛反発、4080円まであって3900△300(グロース値上がり率12位)。出来高もかなり増えての反発でもあり、9.21日の3575円が底になった可能性がかなりあるとみる。ここからは戻り基調に復帰とみて対処。

銀行株は道場銘柄の場合、前日も栃木銀行(推)以外は上げたわけだが、この日はそろって快調に上げた。やはり、日銀が利上げの方向に進むという大勢に変わりはない以上、銀行経営には大きなプラスとみる買い圧力が強いということだろう。すでに大半の方がされていると思うが、ポートフォリオの中核の一つに銀行株をしておくことが、今の相場で成功する一つの条件とさえ言っていいのではないか。
まだそうされていない方は、失礼な言い方を承知で言わせてもらうと、世話を焼かせるんじゃないですよということになる。
私の期待する栃木銀行は、動きが地方銀行株の中で特に悪いわけだが、このため、プライム銘柄の中の低PBRランキングで2位(1位はアツギ)、銀行株に限ると1位にカムバックしてしまった(一時は3位くらいになった)。まだ銀行株を仕込み足りていない方には、この株価水準の栃木銀行をお勧めしておく。年初来高値の365円更新の可能性(1ヵ月以内)は8割以上とみる。

AMG(推)は2035△28で連日の年初来高値更新。日本の半導体産業の復権を目指す国の方針は、もはや揺るぎないものとみていいだろう。そしてTSMS(熊本市)にしろラピダス(北海道・千歳市)にしろ、当初発表の数字を大きく上回る投資額になりそうなのも心強い。関連銘柄人気はかなり長続きするのではないか。

建設技研(推)は4545△85。出来高が26000株前後と低水準が続くが、これが3万株から4万株程度に増加してくると、年初来高値更新も見えてくる。

22日のアメリカ株はNYダウ、NQ指数とも小幅続落となったが、日経平均先物は98円(0.30%)高。なお9月末の権利付き最終売買は27日、権利落ちは28日。

9月24日 22時26分記
日経平均先物は、前稿を書いた時点で250円高程度だったわけだが21日の立ち合い開始少し前では80円安前後だった。そして158円安で始まったわけだが、その後はずるずると下げ幅を拡大するばかりで、結局終値は453円=1.37%安だった。金利の上昇など懸念材料がクローズアップされたからか、相場の雲行きがやや怪しくなっているようだ。

道場銘柄は、銀行株のほとんどが上げたほか、AMG(推)が大幅高したため、トータルでは軽微な下げにとどまった。

北洋銀行、ほくほくFG、山梨中銀(推)、大垣共立(推)、東和銀行(推)が上げ、なぜか栃木銀行(推)だけが下げた。

AMGは2015円まであって2007△70(スタンダード値上がり率24位)。ここ1万株台の、この株にしては大商いが続いているわけだが、さりとて、この会社の実力が十分知られているかと言うと、まったくそうではあるまい。積極果敢な経営で急成長を続けていることが知れ渡れば、最低でも2300円程度の株価があっていい。じっくり大きく育つのを見守ろう。

不人気株、需給関係が悪化した銘柄が徹底して売られるのが、今の相場のようだ。クリアルは3600▼320(グロース値下がり率9位)。

久世(推)は1990▼50と反落した。

現在、日経平均先物は230円(約0.7%)程度の下げとなっている。

9月22日 0時37分記
2023.09.20 AMG
8891 AMGホールディングス(東証スタンダード)
株価=1937△38(09月15日終値)   
出来高=16700株(09月15日) (売買単位=100株)
実質予想PER=4.69倍(2025年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=1289円(01.17日)~1958円(09.15日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A
注=株価等は推奨時の数値。

2021年11.16日の推奨銘柄で、その時の株価は1030円だった。

同社株が、ここ急騰しているのは、熊本市本社の有望子会社がありTSMC関連であることが、遅ればせながら知られてきた(新四季報での言及)ためと思われる。
この子会社については、私は子会社化を発表した時(2022年8.08日)以降、何回か詳しく書いてきたので、ご記憶の方も多かろう。ただ、その実態・実力は、私の説明にもかかわらず、ほとんど投資家に知られてこなかったのではないか。たとえば、四季報は2022年秋号(22年9.16日発売)で、AMGの予想売上を2024年3月期270億円としている。
しかし川崎ハウジング、およびそのメンテ会社・シンメンテの合計売上は21年9月期実績でさえ94億円余あったのだから、こんなに少なくなるわけは、なかったのである(この辺のことも、当時当ブログで書いたと記憶する)。

新四季報ではAMGの2024年3月期の予想売上を300億円にしている。さらに25年3月期は320億円(前号は310億円予想)である。
要するにこの2子会社が、もともと高収益会社だったうえ、TSMC進出で予定地周辺を中心に熊本市周辺が戸建て住宅ブームとさえ言ってよさそうな活況を呈していて、さらに業績を伸ばしているという構図だろう。

さて、それでは。同社の業績がいかに素晴らしいかを次に示そう。
         
 決算期    売上   経常利益
20.3月期   104億円   8.26億円
213月期   131億円   9.71億円
22.3月期   164億円  14.09億円
23.3月期   228億円  13.88億円
24.3月期予   300億円  15.00億円
25.3月期予   320億円   17.00億円
この5年間で
売り上げは104億円→320億円(予想)と、3.1倍にもなっている。
経常利益も8.26億円→17.00億円(予想)と2.1倍になっている。なお23.3月期のみ、経常減益になっているが、この期でさえ本業の利益を表す営業利益は増益だった。

マンション業者にしろ戸建て業者にしろ、これだけの高成長で利益面でも減益知らずに伸びている会社は、ほとんどない(直近5期)。
注=今ざっと、好業績と思われるところを当たってみたが、三井不、三菱地所を含めほとんどが売り上げまたは経常利益減、もしくは両方とも減を経験している。
唯一そうでなかったのが。AMGオープンハウス(先日、三栄建築へのTOBを発表)。

このように、AMGは出色の好業績・高成長企業にも関わらず、来期予想実質PER4.69倍という、ありえないような低PERに放置されている。AMGとオープンハウスには、実は共通点がある。どちらも果敢にM&A・TOB等で有望な企業を傘下に収めている(そしてこの方針は今後も堅持とみられる)ことである。
売り上げの伸び(AMG3.1倍、オープンハウス2.2倍)、経常利益の伸び(AMG2.1倍、オープンハウス1.9倍)ともにAMGが上回る。
PERはAMG4.69倍に対しオープンハウスは6.11倍で、AMGがはるかに低い。

AMG(来期予想実質1株利益413.0円)をPER6.11倍に買うと株価は2478円。
控え目に5.5倍で2272円。
この辺があって当然だろう。

20日の相場は大きく下げ、道場銘柄も銀行株がそろってかなりの下げになり、またクリアルが前日の上げ以上に下げるなど、かなり厳しい結果になった。
ただ、これは大きく上げた当然の反動安で、心配することはないだろう。私なども、栃木銀行(推)は出遅れとみて朝方買い増してみたら終値はかなり下になってしまった。
しかし、現在、日経平均先物は実質で250円前後の大幅高となっている。21日の相場が楽しみだ。

9月20日 23時59分記
19日の相場は日経平均こそ291円=0.87%安と、かなりの下げになったが、これは東エレク、ソフトバンクGなどの急落のためで、TOPIXは0.08%高、騰落銘柄数も値上がり1079、値下がり704と値上がり銘柄の方がかなり多かった。業種別では、海運、鉄鋼の上げが大きく、銀行、保険もともに2%強の値上がり率だった。半導体関連銘柄はほとんどの銘柄が下げた。
スタンダードは0.32%高。グロースは依然弱く、0.36%安で3立会日続落。

道場銘柄はほとんどの銘柄が上げ、大幅高するものもあったので、トータルでも大きく上げた。私の場合で言えば3立会日連続で年初来高値更新となった。

クリアルは4355△305(グロース値上がり率16位)と続伸。
>クリアルの場合、クラウドファンディングで、新規物件が長らく出ていないことも、投資家心理に多少なりと暗い影を落としている可能性がある。8月は不動産業界の閑散期であり、ここ新ファンドの発表がないからと言って疑心暗鬼になるのはどうかと思うが、それでも9.20日くらいまでにはそれなりの物件を出してほしいものだ。(9.13日の稿)
待ちに待った新ファンドが発表され19日が募集開始だったわけだが、2時間で完売した。募集金額16.83億円(直前4物件の合計に匹敵)の大型物件にもかかわらず短時間で完売、人気にいささかの陰りもないことが立証された。

久世(推)は)は2029△33と反発。引け値の高値2033円(9.12日)に迫ってきた。これを抜いて年初来高値2150円挑戦となるのか、そうは問屋が卸さないとなるのか・・・・

銀行株は、依然、人気が続く。
北洋銀行は394△11で引け新値。ほくほくFG、大垣共立(推)、東和銀行(推)なども上げた。私の期待の大きい栃木銀行(推)、山梨中銀(推)は小幅な上げにとどまったが、ここはエネルギーをため込んでいるところとみておけばいいのではないか。

AMG(推)は1987円まであって1950△13で、連日の年初来高値更新。詳しくは後日に譲るが、この会社の最近の売り上げや利益の伸びがどういうものか、よく調べられるといい。三栄建築は言うに及ばず、戸建て分譲やマンション分譲各社の業績がが伸び悩んだり減益になる中、独り、絶好調なのがAMGなのである。

ビーイング(推)、エージーピー(推)も連騰となっている。

建築技研(推)は4700円まであって4670△50と続伸。年初来高値4785円を抜くと、5000円相場が見えてきそうだ。

京三製作(推)は503△18と5立会日連続高で、8.08日以来となる500円大台回復。もうお持ちの方もかなり減ったかもしれないが、ここからおいしい相場になるかもしれない。業績は文句ないので、日本信号との比較感からすれば、535円高値更新から一段高があって何らおかしくない。

9月20日 0時08分記
要警戒ながら、強い相場が続いている。

当道場では、9.11日以降、立て続けに、合計で10銘柄、推奨したわけだが、そのすべてが16日時点で、推奨時株価を上回り、推奨直後値と比べても、1銘柄(栃木銀行)以外は上回っている。

「新四季報銘柄」の第2弾も準備はできているのだが、相場環境もやや不穏でもあり、また10銘柄推奨した後なので、やや手元不如意の方もあろうかと思い、ここでは10銘柄のフォロー的な内容を書き、第2弾は後の楽しみにということにした。

建設技研(推)=地球の急激な温暖化もあって、内外を問わず災害が各地で頻発している。そしてその規模、過激さも増すばかりのように思われる。こうした状況を受けて、同社の受注は好調に推移しており、最高益の更新が続く見込みだ。
「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた取り組みも着々進展しそうだが、現在順調に伸びているのがオンデマンドモビリテイサービスの「シティMobi」だ。過疎化地域の乗り合い型公共交通サービスだが、実証実験段階から、実用段階に入り、「シティMobi」採用の自治体が出てきている。

「ここから狙える地銀株4選」の4銀行は、順調なスタートとなっている。地銀株は、日銀の利上げ観測がらみの記事が出るにつけ物色が強まるとみられ、今後もしばらくは強気継続でいいだろう。
唯一、栃木銀行だけが推奨直後値の345円に対し16日終値が341▼9と下回っている。ただ、この銘柄の場合、ほとんどの銀行株が年初来高値を更新してきている中、珍しく更新していないことも大きな魅力と判断、推奨したもの。年初来高値は3.09日につけた365円だ。まずはこれを上回るのが目標だが、かなりの高確率で近々、これを更新、一段高となろう。

「新四季報銘柄(第1弾)の4銘柄のうち、オーケーエム(推)については簡単ながら書いたので、以下では残る3銘柄について。

AMG(推)=半導体の新工場建設で、ラピダスがらみで北洋銀行などが大きく上げ、またその前にはTSMCがらみで7180九州ファイナンシャルHDなどが大きく上げた(現在も継続中)。となると、同じくTSMCがらみのAMGが蚊帳の外ではおかしいのではないかということで、この銘柄に着目したわけだが、新四季報に「TSMC進出で住宅需要活発化。熊本地盤の戸建て分譲子会社で長期的に商機探る。」と書かれたことで、一気に人気化、14日の急騰に続き15日も1937△38となったわけである。
これはこれとして、私は、この会社のポテンシャル(成長力等)を考えると、当社の株価は、ここからなお大化けの期待が十分持てるとみている。

ビーイング(推)=2023年12月期の予想経常利益は四季報前号15.00億円(=会社計画)→今号17.00億円、また24年12月期予想も前号16.50億円→今号19.50億円。

エージ―ピー(推)=2024年3月期の予想経常利益は四季報前号8.30億円(=会社計画6.6億円)→今号10.30億円。

9月18日 21時33分記

新四季報の発売は15日だが、私は現時点で、大半を読み終えた(ただ整理してどの銘柄を買うか、おすすめするかなどの決定はこれからで、これがまた大変なのである)ので、ここでは新四季報の記事等で多少なりと、読者諸氏に喜んでもらえそうなことを、簡単に書いておこう。

建設技研(推)
2023年12月期の予想経常利益は、前号と同じ(=四季報)86億円だが来期予想は94億円(前号は23年12月期予想が73億円だったこともあって78億円予想)。
それより予想外のいい情報が掲載されている。
【空飛ぶ車】沖縄県初・離島初の空飛ぶクルマの試験飛行成功。ビジネスモデル探る。(後略)

新報国マテリアル(推)
やはりおっと期待したくなる記載がある。
「世界最先端の半導体装置企業へサンプル出荷狙う。」「3D造形はプリンタ選定へ。JAXSA科学衛星など複雑形状の部品製作に活用。」(後略)

【新四季報から発掘した妙味株】
いつもだと、これはもう少ししてからだが、今回、少し時間的余裕があるので、特別に第1弾として4銘柄だけ公表する。いずれも推奨銘柄である。

6229 オーケーエム 1465△39
予想経常利益は2024年3月期は前号の7.4億円→9.5億円、25年3月期予想は10.4億円。
アンモニア燃料船用バルブ、LNG船用バルブについても好材料が書かれている。

他は比較的普段の出来高が少ない銘柄なので、高寄りを避ける意味で、銘柄名だけにとどめておく。

8891 AMG HD 1899△117

9145 ビーイングHD 2183△14

9377  エージーピー 900△5

あまりに高く始まりそうな場合は熟慮の上、買い方を工夫されたい。

9月15日 0時24分記