2023.05.31
大型株も小型株も軒並み安
31日の相場は日経平均は440円=1.41%安、TOPIXは1.32%安と、ともに大幅安となった。幅広く売られ、主力大型株や半導体関連銘柄は、ほとんどの銘柄が下げた。ただし規模別では大型株より小型株の方が下落率は大きかった。
小型株指数は、この日、3648▼60と大きく下げたわけだが、この値は3.06日(3650△15)とほぼ同水準で、わずかながらも-である。
では日経平均はどうなっているのだろうか、
日経平均はこの日30888▼440、3.06日の28238△310比では+9.4%である。
この3ヵ月弱の期間で、いかに日経平均などの主力大型株が上げる一方、小型株は蚊帳の外だったかということである。そういう逆境の中で我らは戦っているということをしっかり頭に入れたうえで、対処する必要があるわけである。
道場銘柄も、この日ほとんどの銘柄が下げた。
クリアル(推)は9.06分には5500△200まで上げ、私の成績も一時は全般大幅安の中でもわずかにプラスに転じたのだが、その後はクリアルの下げもあって、結局、それは邯鄲一炊の夢に終わった。クリアルの終値は5230▼70。新ファンドは37分(7分と書いたのはミス=恐縮です)で完売。
ペットゴー(推)も1447△42まであったのだが終値は1392▼13。
明豊エンター(推)だけは233△1と上げた。いつ飛び出してもおかしくはないわけだが、個人投資家の懐具合は、前述の分析でも分かるように、必ずしも良くなく、買い意欲もあまりなさそうなので、果たしてどうなるか。出来高の回復が待たれる。
相場環境は、いまいちといったところだ。慎重に行きたい。
5月31日 23時54分記
小型株指数は、この日、3648▼60と大きく下げたわけだが、この値は3.06日(3650△15)とほぼ同水準で、わずかながらも-である。
では日経平均はどうなっているのだろうか、
日経平均はこの日30888▼440、3.06日の28238△310比では+9.4%である。
この3ヵ月弱の期間で、いかに日経平均などの主力大型株が上げる一方、小型株は蚊帳の外だったかということである。そういう逆境の中で我らは戦っているということをしっかり頭に入れたうえで、対処する必要があるわけである。
道場銘柄も、この日ほとんどの銘柄が下げた。
クリアル(推)は9.06分には5500△200まで上げ、私の成績も一時は全般大幅安の中でもわずかにプラスに転じたのだが、その後はクリアルの下げもあって、結局、それは邯鄲一炊の夢に終わった。クリアルの終値は5230▼70。新ファンドは37分(7分と書いたのはミス=恐縮です)で完売。
ペットゴー(推)も1447△42まであったのだが終値は1392▼13。
明豊エンター(推)だけは233△1と上げた。いつ飛び出してもおかしくはないわけだが、個人投資家の懐具合は、前述の分析でも分かるように、必ずしも良くなく、買い意欲もあまりなさそうなので、果たしてどうなるか。出来高の回復が待たれる。
相場環境は、いまいちといったところだ。慎重に行きたい。
5月31日 23時54分記
2023.05.30
クリアル筆頭に道場銘柄は快調に上げる
30日の相場も日経平均だけ強い相場だった。プライムの騰落銘柄数は値上がり574に対し値下がりは2倍超の1197だった。それでも日経平均は95円=0.30%高だった。規模別指数では大型のみがわずか(0.00%)にプラスで他はそろってマイナスだった。
スタンダードは0.22%安。グロースは1.86%高。
依然主力株が強い相場が続くわけだが、道場銘柄は連続安記録に終止符を打った22日以降は復調の兆しが出ていたわけである。そして30日は、ついにため込んだ鬱憤を一気に晴らすような爆騰となった。
クリアル(推)は5320円まであって5300△355(グロース値上がり率20位)で、年初来高値更新。引け後、新ファンド「CREAL北品川」を発表(31日募集開始)。
ペットゴー(推)は1405△89(グロース値上がり率26位)。
>トータルペットヘルスケアブランド「ベッツワン(VETSOne)」のブランドサイトを開設のおしらせ
を発表しており、後場から上げ幅を拡大した。
まずまずの決算発表にもかかわらず5.16日に1369▼201と急落したわけだが、今回の発表をきっかけに見直し・下げ過ぎ是正の動きが本格化する可能性がある。
タカショー(推)は692△14と4立会日ぶりに反発した。こちらは何の問題もない、と言うよりむしろ好決算だったにもかかわらず、5.26日は682▼38と前日に続いて大きく下げた。しっかり決算短信を読んだ投資家の買いが入ってくることを期待しよう。プライム残留の最低基準株価730円が再び意識されてこよう。
久世(推)は826▼5と3立会日続落。こちらも会社の超保守的業績予想で急落した組であり、そろそろ大きく見直されていい頃だろう。
ニーズウェル(推)は2分割の権利落ちだったわけだが、妥当値670円に対し680円で始まったがすぐに651▼19まで下落、終値は690△20だった。
同じく2分割のブティックス(推)は妥当値2125円に対し2086▼39。分かりにくい値動きをするこの株の面目躍如なのだろうが、明日以降に期待。
メルディア、まんだらけなども上げた。
明豊エンター(推)は232▼1。これで13立会日、230円台の終値が続き、1円安も3立会日連続だ。ここ連日のように開発事業用地購入のお知らせが続き、それらはいずれも高額商品「エルファーロ」(賃貸マンション)用である。「仕入れ絶好調」(四季報)を裏付けるものだろう。
クリアルへの連想(不動産ファンド用マンションの開発・販売という共通点)が、少しでも働けば、超低位株価だけに吹っ飛びそうな気がするが…。可能性に賭けてあるいは信じて、思い切って大量に仕込むのもありだろう。
5月30日 23時42分記
スタンダードは0.22%安。グロースは1.86%高。
依然主力株が強い相場が続くわけだが、道場銘柄は連続安記録に終止符を打った22日以降は復調の兆しが出ていたわけである。そして30日は、ついにため込んだ鬱憤を一気に晴らすような爆騰となった。
クリアル(推)は5320円まであって5300△355(グロース値上がり率20位)で、年初来高値更新。引け後、新ファンド「CREAL北品川」を発表(31日募集開始)。
ペットゴー(推)は1405△89(グロース値上がり率26位)。
>トータルペットヘルスケアブランド「ベッツワン(VETSOne)」のブランドサイトを開設のおしらせ
を発表しており、後場から上げ幅を拡大した。
まずまずの決算発表にもかかわらず5.16日に1369▼201と急落したわけだが、今回の発表をきっかけに見直し・下げ過ぎ是正の動きが本格化する可能性がある。
タカショー(推)は692△14と4立会日ぶりに反発した。こちらは何の問題もない、と言うよりむしろ好決算だったにもかかわらず、5.26日は682▼38と前日に続いて大きく下げた。しっかり決算短信を読んだ投資家の買いが入ってくることを期待しよう。プライム残留の最低基準株価730円が再び意識されてこよう。
久世(推)は826▼5と3立会日続落。こちらも会社の超保守的業績予想で急落した組であり、そろそろ大きく見直されていい頃だろう。
ニーズウェル(推)は2分割の権利落ちだったわけだが、妥当値670円に対し680円で始まったがすぐに651▼19まで下落、終値は690△20だった。
同じく2分割のブティックス(推)は妥当値2125円に対し2086▼39。分かりにくい値動きをするこの株の面目躍如なのだろうが、明日以降に期待。
メルディア、まんだらけなども上げた。
明豊エンター(推)は232▼1。これで13立会日、230円台の終値が続き、1円安も3立会日連続だ。ここ連日のように開発事業用地購入のお知らせが続き、それらはいずれも高額商品「エルファーロ」(賃貸マンション)用である。「仕入れ絶好調」(四季報)を裏付けるものだろう。
クリアルへの連想(不動産ファンド用マンションの開発・販売という共通点)が、少しでも働けば、超低位株価だけに吹っ飛びそうな気がするが…。可能性に賭けてあるいは信じて、思い切って大量に仕込むのもありだろう。
5月30日 23時42分記
2023.05.29
クリアルは一時5140円
29日の相場は例によって日経平均だけ突出して高いという相場だった。日経平均は317円=1.03%高だったが、TOPIXは0.69高にとどまった。規模別では小型株指数は0.49%高、単純平均も0.40%高に過ぎない。騰落銘柄数も値上がり1135に対し、値下がりも603と日経平均の上昇率からみると違和感がある多さだ。
>今日は殆どの銘柄が上昇したなぁ。。(クリアルの掲示板)
という書き込みがあったが、これは事実誤認もはなはだしい。
全上場銘柄のうち、何パーセントが上昇したか、小生が自ら調べてみた。
上場銘柄の総数は3803。値上がりしたのは2088である。「殆どの銘柄が上昇」と言うには値上がり銘柄の比率は80%くらいは最低でも必要だろう。実際はと言うと、54.9%に過ぎないのである。変わらずの銘柄もかなりあるわけだが、それでも値上がりした銘柄と言うと、わずかに54.9%、つまり半分強に過ぎなかったのである。こういう相場の特徴をしっかり頭に入れておかないと、相場の実態を見失いかねない。今日の場合はソフトバンクGの8.20%高が日経平均押し上げに大きく寄与したのである。
道場銘柄は、一時は日経平均並みに爆騰したのだが、例によってじりじりと上げ幅を縮小したりマイナスに転じる銘柄が出たりして、結局、それなりのプラスで終えた。
クリアル(推)は5140△535まであって4945△340。5100円程度で売っておくと、トータルも爆騰になったわけだが、全株持ち越した場合(私もそうである)、場合によっては数100万の違いになったわけである。しかし、ここまで持ち越したからこそ、今日の含み益があるのだから、あまり欲張ったりなげいたりするのはよそう。それはともかく、いよいよ上値の読みが難しくなってきた。
ブティックス(推)(30日は2分割の権利落ち)、セック(推)、まんだらけ、メルディアなども上げた。
タカショー(推)は691△9まであったのだが678▼4の安値引け。
ニーズウェル(30日は2分割の権利落ち)、ペットゴー(推)なども高いところがあったのだが、結局小幅安で終えた。
こうした値動きを連日のように見せられていると、もう駄目なのではと疑念を抱く方も出てきそうだが、それはやや早計だろう。
結局、今の相場の流れ(物色動向、人気)が、主力大型株に極端に偏っているために起きているいびつな現象なので、時期はともかく、いずれは揺り戻しの動きが来るとみて、対処しよう。
5月30日 23時58分記
>今日は殆どの銘柄が上昇したなぁ。。(クリアルの掲示板)
という書き込みがあったが、これは事実誤認もはなはだしい。
全上場銘柄のうち、何パーセントが上昇したか、小生が自ら調べてみた。
上場銘柄の総数は3803。値上がりしたのは2088である。「殆どの銘柄が上昇」と言うには値上がり銘柄の比率は80%くらいは最低でも必要だろう。実際はと言うと、54.9%に過ぎないのである。変わらずの銘柄もかなりあるわけだが、それでも値上がりした銘柄と言うと、わずかに54.9%、つまり半分強に過ぎなかったのである。こういう相場の特徴をしっかり頭に入れておかないと、相場の実態を見失いかねない。今日の場合はソフトバンクGの8.20%高が日経平均押し上げに大きく寄与したのである。
道場銘柄は、一時は日経平均並みに爆騰したのだが、例によってじりじりと上げ幅を縮小したりマイナスに転じる銘柄が出たりして、結局、それなりのプラスで終えた。
クリアル(推)は5140△535まであって4945△340。5100円程度で売っておくと、トータルも爆騰になったわけだが、全株持ち越した場合(私もそうである)、場合によっては数100万の違いになったわけである。しかし、ここまで持ち越したからこそ、今日の含み益があるのだから、あまり欲張ったりなげいたりするのはよそう。それはともかく、いよいよ上値の読みが難しくなってきた。
ブティックス(推)(30日は2分割の権利落ち)、セック(推)、まんだらけ、メルディアなども上げた。
タカショー(推)は691△9まであったのだが678▼4の安値引け。
ニーズウェル(30日は2分割の権利落ち)、ペットゴー(推)なども高いところがあったのだが、結局小幅安で終えた。
こうした値動きを連日のように見せられていると、もう駄目なのではと疑念を抱く方も出てきそうだが、それはやや早計だろう。
結局、今の相場の流れ(物色動向、人気)が、主力大型株に極端に偏っているために起きているいびつな現象なので、時期はともかく、いずれは揺り戻しの動きが来るとみて、対処しよう。
5月30日 23時58分記
2023.05.28
週末のアメリカ株は大幅高
26日の相場は、日経平均採用銘柄中心に大型株が上げる一方、その他銘柄の多くは下げるという展開になった。日経平均は115円=0.37%高、TOPIXは10.01%安だった。東エレクが4.44%高したのをはじめ半導体関連はほとんどの銘柄が上げ大幅高した銘柄も少なくなかった。規模別では大型株のみプラスで他はマイナスだった。騰落銘柄数(プライム)は値上がり447、値下がり1337だった。
スタンダードは0.41%安、グロースは1.55%安だった。
クリアル(推)は高寄り後4895△120と年初来高値を更新したわけだが、終値は4605▼70。時間の推移とともに物色対象が大型株に偏る中、こうした株価推移となった。
ニーズウェル(推)も同様で、1408△37まであって1349▼22。ペットゴー(推)も1391△5まであって1326▼60。
その他の銘柄も似たようなもので、判で押したように、高いところがありながら、最後は下げて終えた。
タカショー(推)は681▼39で寄り付いたが、ここが底となり、704▼16まで戻したものの再び売られ結局終値は682▼38。それでも、これで決算への過剰なマイナス反応はほぼ解消されたとみていいのではないか。PTSでは689△7で100株約定。682.4に200株、買いが入っている。
26日のアメリカ株はNYダウが329ドル=1.00%高、NQ指数は2.19%高だった。債務Xデーが6.01日から05日へ後ずれしたこともあり債務上限をめぐる協議が進展することへの期待が高まったようだ。半導体関連株の上げもあった。
日計平均先物は584円=1.89%高。
月曜の日本株は大幅高が見込まれるわけだが、週末の値動きが尾を引き主力大型株に偏った物色になるか、小型株にも買いが増えるか、微妙なところだろう。それでも、道場銘柄に限って言えば、出遅れが顕著であり、それなりに期待できるのではないか。
5月28日 22時53分記
スタンダードは0.41%安、グロースは1.55%安だった。
クリアル(推)は高寄り後4895△120と年初来高値を更新したわけだが、終値は4605▼70。時間の推移とともに物色対象が大型株に偏る中、こうした株価推移となった。
ニーズウェル(推)も同様で、1408△37まであって1349▼22。ペットゴー(推)も1391△5まであって1326▼60。
その他の銘柄も似たようなもので、判で押したように、高いところがありながら、最後は下げて終えた。
タカショー(推)は681▼39で寄り付いたが、ここが底となり、704▼16まで戻したものの再び売られ結局終値は682▼38。それでも、これで決算への過剰なマイナス反応はほぼ解消されたとみていいのではないか。PTSでは689△7で100株約定。682.4に200株、買いが入っている。
26日のアメリカ株はNYダウが329ドル=1.00%高、NQ指数は2.19%高だった。債務Xデーが6.01日から05日へ後ずれしたこともあり債務上限をめぐる協議が進展することへの期待が高まったようだ。半導体関連株の上げもあった。
日計平均先物は584円=1.89%高。
月曜の日本株は大幅高が見込まれるわけだが、週末の値動きが尾を引き主力大型株に偏った物色になるか、小型株にも買いが増えるか、微妙なところだろう。それでも、道場銘柄に限って言えば、出遅れが顕著であり、それなりに期待できるのではないか。
5月28日 22時53分記
2023.05.25
タカショーは前四半期の大赤字からの黒字復帰こそ評価すべき
25日の相場は日経平均は上げる一方、TOPIXは下げるという結果になった。プライムの騰落銘柄数は値上がり726に対し値下がりは1010あり、弱い相場だったわけだが、日経平均は、この日は東エレクが3.01%の大幅高したのに支えられた。
スタンダードも、グロースも下げ、騰落銘柄数も値下がりの方が多かった。
結局、3市場とも値下がり銘柄の方が多く、各指数も下げ、独り日経平均だけがプラスという異様な事態だったわけである。日経平均の指標性に問題があると言わざるを得ない。
こうした中でも、道場銘柄は戻り基調が続いていて、この日もやや値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスになった。
クリアル(推)は例によって乱高下の末4675△100で引け新値。
久世(推)は854△18と3連騰。順調に、決算で不当に売りたたかれた分を取り戻しつつある。
ニーズウェル(推)は1371△52と続伸。上げ基調に復帰したようで、1413円の年初来高値更新を期待。
明豊エンター(推)は5.12日に243円の高値をつけて以降は人気離散気味で、調整が続いていたわけだが、この日の235△3の高値引けで、流れが変わるかもしれない。クリアルの快調な上げも、そろそろ効いてきているのかもしれない。
ペットゴー(推)、ブティックス(推)、まんだらけ等は下げた。
【タカショー(推)の決算】
引け後、2024年1月期の第1四半期(23年1.21日-4.20日)決算を発表した。
掲示板では悪評さくさくだが、一体どういう思考回路でそうなるのかだが、おそらくは四季報も持たず、決算短信もほとんど読まないでの結論なのだろう。
経常利益2.53億円(前年同期7.64億円)だったわけだが、前年同期は為替差益3.14億円(今期は0.1億円)があったので、この影響=経常利益減少分が3.04億円ある。
それでも4.60億円→2.53億円ではダメ決算だろうという方に。
そもそも、今期は資材高の影響が尾を引き、前半は、前年同期比で大幅減益が見込まれていた。実際、決算短信には
「当第1四半期においては。ほぼ公表予算どおりに推移しております。」
と明記されている。
同社は中間決算の予想数字を公表していないが、四季報(通期の予想経常利益は会社計画と実質同じ)は中間期の予想経常利益を4.20億円(前年同期実績は10.98億円)としている。なお前期は下半期、1.16億円の赤字になり、通期の経常利益は9.82億円になったわけである。要するに、この1年くらいは激動の1年で、単純に前年同期の数字と比べるのは百害あって一利なしのわけである。
ちなみに四半期ごとの経常利益推移を示しておこう。単位=100万円
2022年
1-3=764
4-6=334
7-9= 40
10-12=▲156
2023年
1-3=253
これで一目瞭然だろう。2022年1-3月期をピークに経常利益は減少の一途をたどって10-12月期には▲156になってしまった。
それが今回の決算で分かったことは23年1-3月期は黒字転換、253になったわけである。
比べるべきは、前年同期の764ではなく、前期の▲156だったわけである。
なお、2024年1月期の予想経常利益は10.48億円(前期は9.82億円)を据え置いたわけだが、この達成は容易だろう。第1四半期の253を4倍するだけで1012だが、今後は資材高の価格転嫁を含め、しり上がりに業績は上向くことが予想されるからである。なお2025年1月期業績を四季報は5割強増益の15.8億円と予想し、会社計画は、さらに上である。
PTSでは以上のようなことを知らない投資家の売りでかなり下げており、明日はかなり下げて始まる公算が大きいだろうが、ここでの売りは避けたい。私は値動きを見つつ判断の予定。幸い、私にしては珍しく余裕資金潤沢状態なので、680円以下とかあれば、突っ込んだところは狙ってみたいと思っている。多少時間はかかるかもしれないが、最低でも740円以上に復帰するとみるので、700円割れは天与の買い場だったということになろう。
5月25日 23時53分記
スタンダードも、グロースも下げ、騰落銘柄数も値下がりの方が多かった。
結局、3市場とも値下がり銘柄の方が多く、各指数も下げ、独り日経平均だけがプラスという異様な事態だったわけである。日経平均の指標性に問題があると言わざるを得ない。
こうした中でも、道場銘柄は戻り基調が続いていて、この日もやや値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスになった。
クリアル(推)は例によって乱高下の末4675△100で引け新値。
久世(推)は854△18と3連騰。順調に、決算で不当に売りたたかれた分を取り戻しつつある。
ニーズウェル(推)は1371△52と続伸。上げ基調に復帰したようで、1413円の年初来高値更新を期待。
明豊エンター(推)は5.12日に243円の高値をつけて以降は人気離散気味で、調整が続いていたわけだが、この日の235△3の高値引けで、流れが変わるかもしれない。クリアルの快調な上げも、そろそろ効いてきているのかもしれない。
ペットゴー(推)、ブティックス(推)、まんだらけ等は下げた。
【タカショー(推)の決算】
引け後、2024年1月期の第1四半期(23年1.21日-4.20日)決算を発表した。
掲示板では悪評さくさくだが、一体どういう思考回路でそうなるのかだが、おそらくは四季報も持たず、決算短信もほとんど読まないでの結論なのだろう。
経常利益2.53億円(前年同期7.64億円)だったわけだが、前年同期は為替差益3.14億円(今期は0.1億円)があったので、この影響=経常利益減少分が3.04億円ある。
それでも4.60億円→2.53億円ではダメ決算だろうという方に。
そもそも、今期は資材高の影響が尾を引き、前半は、前年同期比で大幅減益が見込まれていた。実際、決算短信には
「当第1四半期においては。ほぼ公表予算どおりに推移しております。」
と明記されている。
同社は中間決算の予想数字を公表していないが、四季報(通期の予想経常利益は会社計画と実質同じ)は中間期の予想経常利益を4.20億円(前年同期実績は10.98億円)としている。なお前期は下半期、1.16億円の赤字になり、通期の経常利益は9.82億円になったわけである。要するに、この1年くらいは激動の1年で、単純に前年同期の数字と比べるのは百害あって一利なしのわけである。
ちなみに四半期ごとの経常利益推移を示しておこう。単位=100万円
2022年
1-3=764
4-6=334
7-9= 40
10-12=▲156
2023年
1-3=253
これで一目瞭然だろう。2022年1-3月期をピークに経常利益は減少の一途をたどって10-12月期には▲156になってしまった。
それが今回の決算で分かったことは23年1-3月期は黒字転換、253になったわけである。
比べるべきは、前年同期の764ではなく、前期の▲156だったわけである。
なお、2024年1月期の予想経常利益は10.48億円(前期は9.82億円)を据え置いたわけだが、この達成は容易だろう。第1四半期の253を4倍するだけで1012だが、今後は資材高の価格転嫁を含め、しり上がりに業績は上向くことが予想されるからである。なお2025年1月期業績を四季報は5割強増益の15.8億円と予想し、会社計画は、さらに上である。
PTSでは以上のようなことを知らない投資家の売りでかなり下げており、明日はかなり下げて始まる公算が大きいだろうが、ここでの売りは避けたい。私は値動きを見つつ判断の予定。幸い、私にしては珍しく余裕資金潤沢状態なので、680円以下とかあれば、突っ込んだところは狙ってみたいと思っている。多少時間はかかるかもしれないが、最低でも740円以上に復帰するとみるので、700円割れは天与の買い場だったということになろう。
5月25日 23時53分記
2023.05.24
日経平均続落の中、道場銘柄は大幅高
24日の相場は続落となった。日経平均は275円=0.89%安、TOPIXは0.42%安だった。日経平均の下げが大きいのはファストリ2.92%安の影響が大だ。プライムの値下がり銘柄数で言えば、前日の方がはるかに多かった。規模別では中型株の下落率が最も大きく、大型株が最も小さかった。
スタンダード、グロースも小幅安だったが、グロースは値上がり銘柄の方が多かった。
以上から言えることは、大型株優位の展開は終わりつつあり、プライム以外はプライムより、この日はいい動きだったということである。
いずれにせよ、
5.15日から22日まで8連騰した日経平均は23日~24日まで2日続落。
5.10日~19日まで8日続落した道場銘柄は22日から24日まで3連騰
になったわけである。しばらくは日経平均には逆風が、道場銘柄には追い風が吹く展開を期待していいだろう。
道場銘柄は大半の銘柄が上げ、トータルでも大幅高となった。
クリアル(推)は4460▼70で始まり年初来高値を大きく上回る4705△175まであり、その後4500▼30まで突っ込み、終値は4575△45と、目まぐるしい値動きだった。私は高値から大きく突っ込んだ4575円で100株買い、その後少し戻して喜んでいたら、また下げてきたので4555円でも100株買った。しかしその後さらに下げ、そこでも買えば大成功だったわけだが、つい弱気になりかかり買えなかったのは情けない。
私のクリアルの持ち株数と建て単価・取得単価(ネット証券分のみ)を公開しておこう。
株数 単価(平均)
保有株 2600株 1610円
建て株 7700株 2680円
保有株(現物)の単価が極端に低いのは、最初の頃、信用で建てたものを期日が来そうで現引いた(現金を入れ現物株にした)ためである。
新ファンドは1分50秒くらいで完売した。紆余曲折はあるにせよ、5000円は軽そうだ。そうなったとして持ち株をどうするか、悩ましいところだ。PTSでは出来高100株ながら4634△59。
久世(推)は836△22と続伸した。会社発表の今期決算予想に信ぴょう性なしとの見方が、燎原の火のごとく広がりつつある(やや大袈裟か)か。いずれにせよ、今期は期初からコロナの悪影響がほぼゼロになることでもあり、あの数字はないだろう。
タカショー(推)は748△12で引け新値。
>プライム残留に必要な最低株価が740円なので、これを割った水準では買い下がれば、それなりの成果が得られるのは、ほぼ確実だろう。手堅く行くなら@735で仕込み755円~798円で利食う作戦はどうだろう。
と前稿で書いたわけだが、740円割れはなく740円が安値だった。私は738円から742円で指し値買いを入れておいたが、少しだけ買えた。その後上に行きそうなので買い指し値を上げ743円から746円でも買い、計3000株、買い増した。
ペットゴー(推)、ニーズウェル(推)も高値からはかなり下げたが、それでもプラスで終えた。
ブティックス(推)、セック(推)、明豊エンター(推)は下げた。
明豊エンターは出来高が12700株と2.17日以来の低水準になった。ここは陰の極とみていいかもしれない。クリアルの仲間という認識がいつ拡散するかだろう。
5月24日 23時56分記
スタンダード、グロースも小幅安だったが、グロースは値上がり銘柄の方が多かった。
以上から言えることは、大型株優位の展開は終わりつつあり、プライム以外はプライムより、この日はいい動きだったということである。
いずれにせよ、
5.15日から22日まで8連騰した日経平均は23日~24日まで2日続落。
5.10日~19日まで8日続落した道場銘柄は22日から24日まで3連騰
になったわけである。しばらくは日経平均には逆風が、道場銘柄には追い風が吹く展開を期待していいだろう。
道場銘柄は大半の銘柄が上げ、トータルでも大幅高となった。
クリアル(推)は4460▼70で始まり年初来高値を大きく上回る4705△175まであり、その後4500▼30まで突っ込み、終値は4575△45と、目まぐるしい値動きだった。私は高値から大きく突っ込んだ4575円で100株買い、その後少し戻して喜んでいたら、また下げてきたので4555円でも100株買った。しかしその後さらに下げ、そこでも買えば大成功だったわけだが、つい弱気になりかかり買えなかったのは情けない。
私のクリアルの持ち株数と建て単価・取得単価(ネット証券分のみ)を公開しておこう。
株数 単価(平均)
保有株 2600株 1610円
建て株 7700株 2680円
保有株(現物)の単価が極端に低いのは、最初の頃、信用で建てたものを期日が来そうで現引いた(現金を入れ現物株にした)ためである。
新ファンドは1分50秒くらいで完売した。紆余曲折はあるにせよ、5000円は軽そうだ。そうなったとして持ち株をどうするか、悩ましいところだ。PTSでは出来高100株ながら4634△59。
久世(推)は836△22と続伸した。会社発表の今期決算予想に信ぴょう性なしとの見方が、燎原の火のごとく広がりつつある(やや大袈裟か)か。いずれにせよ、今期は期初からコロナの悪影響がほぼゼロになることでもあり、あの数字はないだろう。
タカショー(推)は748△12で引け新値。
>プライム残留に必要な最低株価が740円なので、これを割った水準では買い下がれば、それなりの成果が得られるのは、ほぼ確実だろう。手堅く行くなら@735で仕込み755円~798円で利食う作戦はどうだろう。
と前稿で書いたわけだが、740円割れはなく740円が安値だった。私は738円から742円で指し値買いを入れておいたが、少しだけ買えた。その後上に行きそうなので買い指し値を上げ743円から746円でも買い、計3000株、買い増した。
ペットゴー(推)、ニーズウェル(推)も高値からはかなり下げたが、それでもプラスで終えた。
ブティックス(推)、セック(推)、明豊エンター(推)は下げた。
明豊エンターは出来高が12700株と2.17日以来の低水準になった。ここは陰の極とみていいかもしれない。クリアルの仲間という認識がいつ拡散するかだろう。
5月24日 23時56分記
2023.05.23
日経平均は後場に入り値下り、連騰に終止符
23日の相場は反落となった。日経平均の下げは9立会日ぶり。朝方はバブル後高値更新となった(ザラ場)が、後場に入って半導体製造装置の輸出規制強化を経産省が7.23日に施行と伝わり、一気に大幅に下押した。日経平均は高値では266円高まであったが安値では258円安まであり終値は129円=0.42%安。ただしこれはファストリ高に助けられてのもので、TOPIX、プライム指数とも0.66%安で、多くの銘柄が下げた。下げたのは半導体云々はきっかけに過ぎず、8連騰の反動が出たに過ぎないとみるのが妥当だろう。
この日も、どちらかと言うと小型株の方が下落率が大きかったが、道場銘柄は、日経平均とは正反対で、私の場合で前日に9立会日ぶりに上げた後なので、この日も、小幅ながら反動高となった。
前稿で
>そう遠くないうちに大きなリバウンドが来る可能性大とみる。ここは仕込んで報われよう。
と書いた久世(推)は814△35(スタンダード値上がり率18位)。出来高も決算で売られた時の大商いの時に次ぐ多さとなった。なお水準訂正が続く期待が持てそうだ。
メルディアは843△2、明豊エンター(推)も233±0と踏ん張った。
クリアル(推)も一時は4395▼155まで下げたが終値では4530▼20の小幅安。なお引け後に新ファンドの発表があった。
その他銘柄は大半の銘柄は、かなり上げていたのだが、結局は全般の大波に抗えず轟沈、それなりの下げになってしまった。
タカショー(推)は753△7と年初来高値更新の後736▼10。プライム残留に必要な最低株価が740円なので、これを割った水準では買い下がれば、それなりの成果が得られるのは、ほぼ確実だろう。手堅く行くなら@735で仕込み755円~798円で利食う作戦はどうだろう。
ニーズウェル(推)、ペットゴー(推)も高かったのが結局安く終わったわけだが、ここからの下値は知れたものとみて、持続、あるいは押し目買いでいいだろう。
現在、アメリカ株はNYダウ、NQ指数ともほぼ前日比で小幅安の水準だが、日経平均は連騰の後遺症がそれなりに重いはずで、先物は200円程度の値下がりとなっている。
道場銘柄は日経平均とは逆の状況にあるので、日経平均安の余波はほとんど受けない可能性が大だが、それでも、あまりに大きく下げるとそうとばかりも言っていられない可能性はある。小幅安なら、むしろ歓迎だろう(大型株相場の流れが後退するから)。
5月23日 23時47分記
この日も、どちらかと言うと小型株の方が下落率が大きかったが、道場銘柄は、日経平均とは正反対で、私の場合で前日に9立会日ぶりに上げた後なので、この日も、小幅ながら反動高となった。
前稿で
>そう遠くないうちに大きなリバウンドが来る可能性大とみる。ここは仕込んで報われよう。
と書いた久世(推)は814△35(スタンダード値上がり率18位)。出来高も決算で売られた時の大商いの時に次ぐ多さとなった。なお水準訂正が続く期待が持てそうだ。
メルディアは843△2、明豊エンター(推)も233±0と踏ん張った。
クリアル(推)も一時は4395▼155まで下げたが終値では4530▼20の小幅安。なお引け後に新ファンドの発表があった。
その他銘柄は大半の銘柄は、かなり上げていたのだが、結局は全般の大波に抗えず轟沈、それなりの下げになってしまった。
タカショー(推)は753△7と年初来高値更新の後736▼10。プライム残留に必要な最低株価が740円なので、これを割った水準では買い下がれば、それなりの成果が得られるのは、ほぼ確実だろう。手堅く行くなら@735で仕込み755円~798円で利食う作戦はどうだろう。
ニーズウェル(推)、ペットゴー(推)も高かったのが結局安く終わったわけだが、ここからの下値は知れたものとみて、持続、あるいは押し目買いでいいだろう。
現在、アメリカ株はNYダウ、NQ指数ともほぼ前日比で小幅安の水準だが、日経平均は連騰の後遺症がそれなりに重いはずで、先物は200円程度の値下がりとなっている。
道場銘柄は日経平均とは逆の状況にあるので、日経平均安の余波はほとんど受けない可能性が大だが、それでも、あまりに大きく下げるとそうとばかりも言っていられない可能性はある。小幅安なら、むしろ歓迎だろう(大型株相場の流れが後退するから)。
5月23日 23時47分記
2023.05.22
クリアルが急騰、年初来高値更新
22日の相場も、どちらかと言うと主力株中心に上げ、日経平均は278円=0.90%高で8連騰。値上がり銘柄数も1242と5.15日以来となる1000以上となった。小型株もそれなりに上げ、スタンダードは0.64%高、グロースは0.85%85%高だった。
道場銘柄は高安まちまちだったが、クリアルの急騰で、それなりのプラスになった方が多かろう。
私の場合、クリアルの比重が大きいので、久しぶりに大幅高となり、9立会日ぶりのプラスとなった。
そのクリアルだが、4095▼30で始まったが、ここが安値で、その後年初来高値を大きく上回る4650円まであって4550△425.(グロース値上がり率15位)。5000円が現実味を帯びてきた。
タカショー(推)は746△6の高値引けで年初来高値更新。ほとんど下げず、じりじり上げて行くのがいい。
明豊エンター(推)は233△1。不動産投資ファンドという共通点を持つクリアルが年初来高値をとってきたのだから、この銘柄にも連想が働いてもいいところだろう。四季報には(主力の投資用賃貸アパートに関し)「ファンドによる一括購入など引き合い多く」とある。
久世(推)は779▼23と3日続落。今期大幅減益予想の決算の悪影響が依然続いているのだろうが、あの数字の信ぴょう性は非常に小さいと、私は判断している。そう遠くないうちに大きなリバウンドが来る可能性大とみる。ここは仕込んで報われよう。
ニーズウェル(推)は1340▼34と続落。好決算と2分割の発表で5.12日には1313△211と急伸し18日には1413円まであったわけだが、この2日間の下げで、5.12日の水準近くまで下げたわけである。まあしかし、この辺が底ではないか。2分割の権利取りの買い、分割後の上げを期待する買いが優勢になるとみる。
ブティックス(推)は4450▼200と大幅反落。板が大きく開いている(買い気配と売り気配の株価の差が大きい)ことが多く、値動きが荒っぽくなる傾向が強いわけだが、5000円があるかはともかく、4800円どころへは簡単に戻るのではないか。
現在、日経平均先物は100円以上の上げとなっている。バブル期じゃあるまいしと言いたくなるような最近の強い相場つきだが、いたずらに恐怖心にとらわれず、相場に乗っていくところだろう。
小型株は出遅れが一段と顕著になっており、大型株に比べれば過熱感は全くない。
22日で、多少なりと復活の気配を見せたわけだが、23日頃からは本格的に復活する可能性が出てきたのかもしれない。
5月23日 23時43分記
道場銘柄は高安まちまちだったが、クリアルの急騰で、それなりのプラスになった方が多かろう。
私の場合、クリアルの比重が大きいので、久しぶりに大幅高となり、9立会日ぶりのプラスとなった。
そのクリアルだが、4095▼30で始まったが、ここが安値で、その後年初来高値を大きく上回る4650円まであって4550△425.(グロース値上がり率15位)。5000円が現実味を帯びてきた。
タカショー(推)は746△6の高値引けで年初来高値更新。ほとんど下げず、じりじり上げて行くのがいい。
明豊エンター(推)は233△1。不動産投資ファンドという共通点を持つクリアルが年初来高値をとってきたのだから、この銘柄にも連想が働いてもいいところだろう。四季報には(主力の投資用賃貸アパートに関し)「ファンドによる一括購入など引き合い多く」とある。
久世(推)は779▼23と3日続落。今期大幅減益予想の決算の悪影響が依然続いているのだろうが、あの数字の信ぴょう性は非常に小さいと、私は判断している。そう遠くないうちに大きなリバウンドが来る可能性大とみる。ここは仕込んで報われよう。
ニーズウェル(推)は1340▼34と続落。好決算と2分割の発表で5.12日には1313△211と急伸し18日には1413円まであったわけだが、この2日間の下げで、5.12日の水準近くまで下げたわけである。まあしかし、この辺が底ではないか。2分割の権利取りの買い、分割後の上げを期待する買いが優勢になるとみる。
ブティックス(推)は4450▼200と大幅反落。板が大きく開いている(買い気配と売り気配の株価の差が大きい)ことが多く、値動きが荒っぽくなる傾向が強いわけだが、5000円があるかはともかく、4800円どころへは簡単に戻るのではないか。
現在、日経平均先物は100円以上の上げとなっている。バブル期じゃあるまいしと言いたくなるような最近の強い相場つきだが、いたずらに恐怖心にとらわれず、相場に乗っていくところだろう。
小型株は出遅れが一段と顕著になっており、大型株に比べれば過熱感は全くない。
22日で、多少なりと復活の気配を見せたわけだが、23日頃からは本格的に復活する可能性が出てきたのかもしれない。
5月23日 23時43分記
2023.05.21
小型株の復活近しか
19日も相場は日経平均中心に大幅高となった。ただし日経平均234円=0.77%高にも関わらず、騰落銘柄数は値上がり783に対し値下がり973と、かなり値下がり銘柄数の方が多かった。
日経平均は5.11日に5円高して以降、19日まで7立会日連続高しているわけだが、この間上げた銘柄数が多かった日を勝ち、下げた銘柄数が多かった日を負けで計算すると、4勝3敗となる。
またこの間の騰落銘柄数を合計すると値上がり銘柄数6433、値下がり銘柄数6251となる。
要するに(プライムでみると)上げた銘柄と下げた銘柄はその数ではほぼ同じなのに、日経平均は暴騰気味に上げ、プライム指数も(以下に示すように)かなり上げているわけである。
日経平均=29112.18円→30808.35円 +16976.17円 +5.83%
プライム指数=1073.25→1112.38 +3.65%
こんなことを書くと引かれ者の小唄のようで、あまり書きたくなかったのだが、この表現がぴったりなのと、今後の相場を予想するうえで、こうした分析が重要と考えたので、あえてこうした表現を使った。
注=「引かれ者の小唄」などと前時代的表現を使われてもと言う方もありそうだ。小生とて、日常に使うような言葉ではなく、語義の理解にさえやや不安を感じるくらいである。そこで辞書を引いて「引かれ者」というのが刑場に引かれていく者ということを確認した。恥ずかしながら、これまではあやふやにしか理解していなかったのである。
いずれにせよ、最近は以上のように主力株、特に日経平均寄与率の大きい銘柄に偏った上昇相場が続いている、しかもその上げを支えているのは外国人買いに加え、小型株の動きに業を煮やした個人投資家買い(新規資金ではなく、小型株を売った資金を振り向けているケースが大半と思われる))のため、小型株の大半は、この間横ばい、もしくは値下りというのが普通になっているわけである。
では、こうした展開は、今後もまだまだ続くのか、それともそろそろ終わりなのか。
私の運用成績は、ネット証券分は5.10日以降8立会日連続安である(伝統証券分は5.15日~18日の4立会日連続安)。この連続安日数は、おそらく本年最多である。とはいえ、そう驚くにはあたらない。
連続高の記録は、3.15日~28日まで9立会日である。そして、この間、私の運用成績は、自分で言うのもなんだがとんでもないものだった。そして、この間の日経平均は小幅高に過ぎなかった。
つまり、やや乱暴になるが、日経平均と私(道場銘柄と置き換えても大差なかろう)の運用成績とは、むしろ逆相関関係にあると言ってていいくらいなのである。そして、その連続高や連続安日数は、おおむね7立会日~9立会日だということである。
もし、この経験則が当たっていれば、日経平均は、そろそろ下落する、一方私のネット証券分の値下がりもそろそろ終わりプラスに転じるということである。
下手な投資家(=運用成績の悪い投資家)というものは、下げると弱気、上げると強気になりがちである。
今、小型株は、日経平均がバブル後最高値更新と囃されている中、低調な値動きになっていて、このまま浮上できないのではとさえ感じている投資家も多いと思われる。
しかし物色動向というのは、そうそういつまでも同じ(例えば大型株一辺倒)のわけはない。多少長く続くかどうかだけである。ここで宗旨替えして大型株に行くというのも、結果的にいいこともなくはないが、少なくとも、多少期間を長くとれば、悪い結果になるだろうというのが、私の見方である。
私は22日からの相場をワクワクしながら待っている。わずかながらも懸念しているのは、世界経済の暗雲が一段と広がり、大型株が大幅安、その結果、本来大きく上げるはずだった小型株もわずかなプラスないしそれなりのマイナスになってしまうことである。その場合でも、今後のパフォーマンスとしては、小型株は大型株に優るとみている。
5月21日 22時42分記
日経平均は5.11日に5円高して以降、19日まで7立会日連続高しているわけだが、この間上げた銘柄数が多かった日を勝ち、下げた銘柄数が多かった日を負けで計算すると、4勝3敗となる。
またこの間の騰落銘柄数を合計すると値上がり銘柄数6433、値下がり銘柄数6251となる。
要するに(プライムでみると)上げた銘柄と下げた銘柄はその数ではほぼ同じなのに、日経平均は暴騰気味に上げ、プライム指数も(以下に示すように)かなり上げているわけである。
日経平均=29112.18円→30808.35円 +16976.17円 +5.83%
プライム指数=1073.25→1112.38 +3.65%
こんなことを書くと引かれ者の小唄のようで、あまり書きたくなかったのだが、この表現がぴったりなのと、今後の相場を予想するうえで、こうした分析が重要と考えたので、あえてこうした表現を使った。
注=「引かれ者の小唄」などと前時代的表現を使われてもと言う方もありそうだ。小生とて、日常に使うような言葉ではなく、語義の理解にさえやや不安を感じるくらいである。そこで辞書を引いて「引かれ者」というのが刑場に引かれていく者ということを確認した。恥ずかしながら、これまではあやふやにしか理解していなかったのである。
いずれにせよ、最近は以上のように主力株、特に日経平均寄与率の大きい銘柄に偏った上昇相場が続いている、しかもその上げを支えているのは外国人買いに加え、小型株の動きに業を煮やした個人投資家買い(新規資金ではなく、小型株を売った資金を振り向けているケースが大半と思われる))のため、小型株の大半は、この間横ばい、もしくは値下りというのが普通になっているわけである。
では、こうした展開は、今後もまだまだ続くのか、それともそろそろ終わりなのか。
私の運用成績は、ネット証券分は5.10日以降8立会日連続安である(伝統証券分は5.15日~18日の4立会日連続安)。この連続安日数は、おそらく本年最多である。とはいえ、そう驚くにはあたらない。
連続高の記録は、3.15日~28日まで9立会日である。そして、この間、私の運用成績は、自分で言うのもなんだがとんでもないものだった。そして、この間の日経平均は小幅高に過ぎなかった。
つまり、やや乱暴になるが、日経平均と私(道場銘柄と置き換えても大差なかろう)の運用成績とは、むしろ逆相関関係にあると言ってていいくらいなのである。そして、その連続高や連続安日数は、おおむね7立会日~9立会日だということである。
もし、この経験則が当たっていれば、日経平均は、そろそろ下落する、一方私のネット証券分の値下がりもそろそろ終わりプラスに転じるということである。
下手な投資家(=運用成績の悪い投資家)というものは、下げると弱気、上げると強気になりがちである。
今、小型株は、日経平均がバブル後最高値更新と囃されている中、低調な値動きになっていて、このまま浮上できないのではとさえ感じている投資家も多いと思われる。
しかし物色動向というのは、そうそういつまでも同じ(例えば大型株一辺倒)のわけはない。多少長く続くかどうかだけである。ここで宗旨替えして大型株に行くというのも、結果的にいいこともなくはないが、少なくとも、多少期間を長くとれば、悪い結果になるだろうというのが、私の見方である。
私は22日からの相場をワクワクしながら待っている。わずかながらも懸念しているのは、世界経済の暗雲が一段と広がり、大型株が大幅安、その結果、本来大きく上げるはずだった小型株もわずかなプラスないしそれなりのマイナスになってしまうことである。その場合でも、今後のパフォーマンスとしては、小型株は大型株に優るとみている。
5月21日 22時42分記
2023.05.18
依然、主力株偏重の物色が続く
今日も日経平均は480円=1.60%高。これで6連騰、うち直近の5日間はいずれも200円以上の大幅高だ。TOPIXもほぼ同様だ。前稿で書いたことのほか、円安も含め、理由はいろいろ考えられるが、それにしてもすごすぎる。
ただ、この日もプライムの値上がり銘柄数は956、値下がり銘柄数は808と、日経平均やTOPIXの大幅高からすると違和感のあるものだった。
また、この7日間の、スタンダード、グロースの騰落を見ると、
スタンダード=1勝5敗
グロース=2勝4敗
両市場とも、ほとんどの日で値下がり銘柄の方がかなり多く、またトータルでも値下がりとなっている(5.10日と18日の終値比)。
つまり、プライムなかでも日経平均だけが大きく上げる一方、その他銘柄は、むしろ値下がりする銘柄が多いという、あまり例を見ない相場展開になっているわけである。
18日、道場銘柄は、やや値上がり銘柄の方が多かったが、それでも日経平均の大幅高に追随とまでは行かなかった。
タカショー(推)は741△11で年初来高値更新。出来高も3.19日以来の多さだった。
メルディアは前日まで6立会日連続安だったわけだが、853△4と、ようやく反発。出遅れ感が強まっており、ここからは戻りに転じるのではないか。
ニーズウェル(推)は5.11日の決算発表以降も上げ続け連日の年初来高値更新である。
まんだらけも2021△126(スタンダード値上がり率20位)で、年初来高値更新。
クリアル(推)は4250△130まであったのだが、終値は4000▼120。これがこの株の値動きと割り切っていくしかない。5000円相場もありうるという想定で。
ペットゴー(推)も1471△29まであって1431▼11。小型株への逆風が収まれば猛反発とみて対処。
現在NYダウは小幅高だがNQ指数は大幅高。日経平均先物は250円(0.82%)程度の値上がりとなっている。
明日(19日)こそ、小型株も買われる展開になるのを期待しよう。
5月18日 23時41分記
ただ、この日もプライムの値上がり銘柄数は956、値下がり銘柄数は808と、日経平均やTOPIXの大幅高からすると違和感のあるものだった。
また、この7日間の、スタンダード、グロースの騰落を見ると、
スタンダード=1勝5敗
グロース=2勝4敗
両市場とも、ほとんどの日で値下がり銘柄の方がかなり多く、またトータルでも値下がりとなっている(5.10日と18日の終値比)。
つまり、プライムなかでも日経平均だけが大きく上げる一方、その他銘柄は、むしろ値下がりする銘柄が多いという、あまり例を見ない相場展開になっているわけである。
18日、道場銘柄は、やや値上がり銘柄の方が多かったが、それでも日経平均の大幅高に追随とまでは行かなかった。
タカショー(推)は741△11で年初来高値更新。出来高も3.19日以来の多さだった。
メルディアは前日まで6立会日連続安だったわけだが、853△4と、ようやく反発。出遅れ感が強まっており、ここからは戻りに転じるのではないか。
ニーズウェル(推)は5.11日の決算発表以降も上げ続け連日の年初来高値更新である。
まんだらけも2021△126(スタンダード値上がり率20位)で、年初来高値更新。
クリアル(推)は4250△130まであったのだが、終値は4000▼120。これがこの株の値動きと割り切っていくしかない。5000円相場もありうるという想定で。
ペットゴー(推)も1471△29まであって1431▼11。小型株への逆風が収まれば猛反発とみて対処。
現在NYダウは小幅高だがNQ指数は大幅高。日経平均先物は250円(0.82%)程度の値上がりとなっている。
明日(19日)こそ、小型株も買われる展開になるのを期待しよう。
5月18日 23時41分記