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28日の相場は小動きだった。日経平均は22円=0.08%高、TOPIXは0.50%高だった。前日とは逆に値上がり銘柄の方が値下がり銘柄より多かったのだが、ファストリ、ソフトバンクGがともにかなりの下げになったので、こういう数字になった。規模別では大型株指数のみマイナスだった。

道場銘柄は値上がりするものが多く、トータルでもかなりのプラスになった。

クリアルは、前稿で「そろそろ戻すのではないか」としたが、2880△129。PTSでは3000△120までつけた後、最終気配は2930円買い2980円売り(ヤリ)だから、まあかなりの上げにはなっている。引け後、
ジェイリースによる当社の管理物件への保証サービスが開始
という発表を行っている。これが効いている可能性がある。

セック(推)、ヴィス(推)、イトーキなども上げた。

綿半は1428△6で戻り高値更新。

やや古い銘柄ではじげんが昨年来高値更新となる437円まであって433△24。
AMGは1513△13と戻り高値更新。
エージ―ピーは800円まであって797△30。ストップ高して850円をつけた後じきにに717円まで急落、以降はじりじり戻してきたわけだが、コロナへの懸念がなくなりつつある中、この会社の業績回復も、ここから本格化する。850円更新もなくはないだろう。
ラウンドワンは518△6で4連騰。
以上の4銘柄、AMG以外はアフターコロナ銘柄でもある。コロナの感染状況が劇的に収束に向かいつつあるのかもしれない現状を映した動きかもしれない。

久世(推)は912△4まであったが伸びきれず900▼8の安値引け。2.21日に900円に乗せて以降、5立会日連続で900円大台をキープしている。はたして、ここからどう動くか。

ブティックス(推)は3340▼80と続落。明日に期待しよう。

2月28日 23時59分記

前半部分がごそっと欠落する等、おかしな記事になっていました。手直しすると最近よく起きる現象で困っています。
お詫びします。これは訂正稿です。

27日の相場は小動きだった。日経平均は30円=0.11%安、TOPIXは0.22%高だった。騰落銘柄数では値上がり銘柄は値下がり銘柄の2.2倍もあり実感としても堅調な相場だったわけだが、日経平均寄与率大のソフトバンクG、東エレクがともに2%前後の大幅安となったことが日経平均の下げにつながった。
スタンダードは0.35%高。グロースは値下がりする銘柄が多く1.56%安。

道場銘柄は21日以降3立会日連騰していたことで、反動が出やすくなっていたこともあって、値下がりする銘柄が多く、かなりのマイナスで来ていたのだが、引けでかなり戻し、結果的にはトータルでは小幅安で終えた。

クリアル(推)は終始軟調で終値は2751▼99。これで3立会日連続安となるが、そろそろ戻すのではないか。
クラウドファンディングでのファンド組成に係る販売用不動産の取得に関するお知らせ
を発表しているし、新たなファンドも2月は1件のみだったので、3月は2件はありそうで、そうすると近日中に1件目の発表がある可能性がある、こういうことも加味して、反発近しと読むわけである。

ヴィス(推)、セック(推)、ブティックス(推)も下げた。

久世(推)は908△5の高値引け。終値としては昨年来高値の917円をつけた2.15日と並ぶ高値である。出来高もまずまずの水準を維持しており、28日は917円高値更新を期待しよう。

メルディアは873▼2の小幅安ではあるが、それでも高値引け。こちらも2.24日につけた884円の高値更新を期待しよう。同じ好業績の地方建設会社のAMGは1500△9と昨年9月以来となる1500円大台を回復した。日本エスコンも853△13で昨年12.13日につけた昨年来高値855円に肉薄した。イーグランドも、ここ上げている。これらもメルディアの支援材料になろう。

中国からの入国規制の緩和を日本政府が発表した。まだ全面解除ではないが、それなりに観光・ホテル等の銘柄には好材料になりそうだ。この影響かどうかは定かでないがアドベンチャーはPTSで現在10380△610。

日経平均先物も100円近い値上がりになっている。

2月27日 23時38分記
24日の相場は大きく上げた。日経平均は349円=1.29%高。TOPIXは0.67%高。半導体関連銘柄が軒並み高となる一方、業種別で銀行業が1.17%安だったのが、目をひいた。
スタンダードは0.74%高、グロースは0.45%安だった。

道場銘柄も上げるものが多く、トータルでもそれなりのプラスになった。

メルディアは高寄り後884円まであった後後場終盤には851▼12まであったが終値は875△12。出来高は急増した前日の1.5倍の28400株にまで増加した。900円大台に迫り正念場だが、下値鍛錬を十分したうえでの上昇相場なので、あっさり大台乗せということもあり得るだろう。

ヴィス(推)は1060△24。前日の下げ幅を1円上回る上げ幅だった。なお一抹の不安を残すが、やはり2.15日の1015円が底値だったとみていいのではないか。本格出直りとみる投資家が増えれば、一気に大きく戻す可能性も出てこよう。

ブティックス(推)、綿半、JP HD、武蔵精密なども上げた。

クリアル(推)は2850▼50と続落。ここは3000円大台乗せに向けての地固め期とみて、鷹揚に構えて行こう。

セック(推)は3430▼80と小休止。腹の探り合いが続いている。
久世(推)は903▼1。900円大台を固め917円の昨年来高値更新から一段高に向かうかどうかの腹の探り合いが続いている。

2月26日 23時19分記
22日の相場は大幅安となった。再び金利上昇懸念が強まり前日のアメリカ株が急落(NYダウ697ドル=2,06%安、NQ指数2.50%安)したことを受け、日経平均は369円=1.34%安、TOPIXは1.11%安となった。主力株中心の下げで、小型株の下落率は0.75%安だった。海運業、医薬品以外の全業種が値下がりした。

道場銘柄は、好調を維持、主力どころは高安まちまちくらいだったので、メルディアの保有がそれなりにある方は、それなりのプラスで凌げたであろう。

メルディアは863△28の高値引け。
>ロジネットも株価が大きく上げるまでに約2年を要した。メルディアも取り上げてから3月末で2年になる。機は熟しつつある。2.08日につけた862円高値を更新すると、いよいよ昨年来高値950円へのチャレンジ、そして1000円大台乗せという壮大な夢の扉が開くかもしれない。
と、前稿で書いたわけだが、862円高値を1円上回って引けたわけである。
出来高も204300株と異常だった1.23日を除くと、本年に入って最多となる18900株まで急増した。950円の昨年来高値挑戦への素地ができたと言えるかもしれない。

久世(推)も下げる場面があったのだが最後は904△4の高値引け。2.15日につけた917円の昨年来高値に、また一歩迫った。

セック(推)は3510△50。昨年来高値更新はならなかったが、引け新値。

ブテックス(推)は3370△180と3連騰。

一方、ヴィス(推)は1084△25まであったのだが、終値は1036▼23。この水準は1.06日以来である。どうみても下げ過ぎだが、だからと言ってこれで底入れかと言うと、そうも言い切れないのが今の相場である。それでも、大勢としては、底入れは近く、早晩出直るという判断でいいだろう。私の場合、ややここにきて買い過ぎてしまった感があるので、もう(ほんの)少し様子を見て、底入れが確認できたのではとみた時点で、再度買い出動と考えている。

クリアル(推)は、また例によって乱高下。安寄り後3030△86まであったのだが終値は2910▼34。3000円台にまもなく定着すると(とりあえずは)考えて、みて行こう。

NYダウは2.21日33130▼697だったわけだが、この水準は昨年末の33147(ドル)を下回るもの。日経平均は昨年末は206095円であり、現在はこれを1000円以上上回る。
近年は、大体アメリカ株が強く日本株は弱いというのが通例のように思うが、今年は、ここまできてアメリカやヨーロッパ各国が物価高騰に苦しむ中、比較的、物価が安定していることが評価されて、日本株が堅調なのだろう。

2月23日 21時37分記

21日の相場は小安くなった。日経平均は59円=0.21%安、TOPIXは0.11%安だった。主力大型株中心の下げだったため、騰落銘柄数的には値上がり銘柄の方がやや多く、指数も大型株はマイナスだったが中型株はプラマイ0、小型株は0.32%高だった。
スタンダードは0.19%高、グロースは0.28%安だった。

道場銘柄は、値上がりするものが多く、トータルでも大きく上げ、私の場合で言うと2.09日を上回って年初来高値(昨年来高値も)を更新した。

メルディアは835△26の高値引け。これに関しては後述。
前稿で触れた同業のAMG1494△51と連日の大幅高。

久世(推)も900△9の高値引け。2.15日以来となる900円大台回復である。その時の高値が917円。今期業績はあっと驚くような大幅上方修正になる可能性が十分あり、加えて一気に大幅復配というサプライズもありうる。さらに来期以降も順調に業績が伸びそうとなれば、株価はあまりに安い(時価総額は42億円弱に過ぎない)ということになろう。

帝国電機は連日の昨年来高値更新で終値は2606△12。長瀬産業、日本エスコン、JP HD、ADワークスなども上げた。

セック(推)、ヴィス(推)、、綿半(推)、などは下げた。

クリアル(推)は乱高下の末2944△24。気が気でない方もあろうが、まあそう心配せず見ていけばいいのではないか。
一方、ヴィスは、どうも理解に苦しむ値動きだ。いずれ1300円以上とは思うが、ここにきての動きは悪すぎる。2.15日の185円安に引っかかった向きが、戻りは売りたいと構えているのが、こうした弱い動きの背景にありそうだ。その辺の売りが一巡すれば戻るだろう。

【メルディアは化ける素質十分】
もう6年近くも前のことになる。9027ロジネットジャパンという銘柄を推奨した。2017年4.15日、株価は820円だった。その後2対1の株式併合をしているので、現在の株価との比較では1640円ということになる。その後、かなりの低迷を経て20年4月には4000円を付け、現在の株価は3440円。
こういうことを書くのは、この会社とメルディアとの間に相通じるものを感じるからである。
ロジネットは、当時のPERが6倍台で,同業他社に比べ極端に低かった。札証銘柄だからということもあったが、それでもアマゾン関連としては評価不足が著しかった。正当な評価を受けるには、推奨後2年くらいも要した。

メルディアを推奨したのは2021年4.01日。当時の社名はシード平和だった。株価は645円。現在の株価は835円だから29.5%のアップではある。しかし、この間、業績も大きく向上したため、PERはほとんど同じである。
時価の今期予想PERは名目で3.57倍。グロース市場で低PER3位だが、1、2位は例によって特別利益組なので、実質1位である。しかも次の実質2位は5.54倍で、圧倒的な差がある。
2024年6月期の予想実質PERに至っては、2.79倍だ。
業績絶好調で、ここ連続史上最高益更新が続く。配当も、最近になって方針転換、あまりの低配当性向是正の方向なので、今期2円増配の17円の後も増配は続こう。24年6月期について四季報は17円~19円としているが、1株利益276円にもなる企業が据え置きはなかろう。私は20円~22円とみる。
いずれにせよ、ここまで低PERの優良高成長企業はあり得ない。考えれば考えるほど、株価は、ここから大きく居所を変えるはずだ。私は、今その確信をいよいよ強め、これを書こうと思い立ったわけである。
ロジネットも株価が大きく上げるまでに約2年を要した。メルディアも取り上げてから3月末で2年になる。機は熟しつつある。2.08日につけた862円高値を更新すると、いよいよ昨年来高値950円へのチャレンジ、そして1000円大台乗せという壮大な夢の扉が開くかもしれない。

2月22日 0時06分記


20日の相場は小幅高となった。日経平均は19円=0.07%高、TOPIXは0.39%高。ソニー、ファナック、東エレク、またファストリ、ソフトバンクGが下げ、大型株が総じて冴えなくてこういう数字になっているが、騰落銘柄数では値上がり1310、値下がり467と値上がり銘柄の方がはるかに多く、小型株指数は0.63%高とかなりの上げだった。

道場銘柄は値上がりするものが多かったが、クリアル(推)が大きく下げたため、この比率の高い方はトータルではトントン程度だっただろう。

久世(推)は891△13の高値引け。出来高の少ないのは気になるが、さりとて、これはこの銘柄だけではなく、月曜ということも影響しているかもしれないが、大半の小型株が薄商いとなっている。

メルディアは809△7と反発。2.13日に急落して以降の高値(終値、ザラ場値とも)になった。

セック(推)は3570円と昨年来高値更新まであって3475△95。

ブティックス(推)は3200円まであったのだが終値は3095△65。

ヴィス(推)は大幅高で寄ったのだが、その後は1105▼13まで下げ終値は1116▼2。

クリアルも高寄り後3180△5まであったのだが2881▼234まであって2920▼195。この株の場合、こういう乱高下が当たり前のことと心得ておくことが必要だ。大きく上げたところでは少し売り下げたら買い戻すのも一法だが、えてしてうまくいかないもので、売りっぱなしになってしまったりしがちであり、小細工も考えものだ。今後の展開だが、少なくとも、これですぐ弱気になるのはおかしいだろう。

もうお持ちの方は少ないだろうが、AMGが1443△57の高値引け。2.13日、引け後に2023年3月期の第3四半期決算を発表している。経常利益は前年同期比75.8%増だったが通期予想の経常利益予想10.00億円を据え置いた。大幅増額修正が濃厚で、場合によっては前年同期の14.09億円を上回る可能性もあろう。1595円の昨年来高値挑戦の可能性も出てきた。

2月21日 0時05分記
つい2、3日前、株式投資で赫々たる実績を挙げ悠々自適の友人と「ここまで激しい相場は今までなかった」と意見の一致を見た(2人とも相場歴約半世紀)のに、17日もまた度肝を抜かれるような相場だった。

極端な例をいくつか示そう。
4575キャンバス=2.16日2801△500(ストップ高) 17日2301▼500(ストップ安)
7794イ―ディーピー=2.08日30250円(ザラ場高値) 17日12670円(ザラ場安値)
7809寿屋=2.07日13880円(ザラ場高値) 17日9300円(ザラ場安値)
4395アクリート=12.14日4130円(ザラ場高値) 2.15日2250円(ザラ場安値)

イ―ディーピーのケースは極端ではあるが、あまりのことに、書いておくとしよう。
前年7.04日には7500円に過ぎなかった株価だが本年2.08日には30250円まで急騰した。この間、12.06日の日経朝刊「スクランブル」欄では「ストックピッカーの逆襲」の見出しで某ヘッジファンド社長の選んだ5銘柄のうちの一つとして取り上げている。
また四季報速報も2.06日付けで イ―ディーピー ―国内唯一、ダイヤ種結晶イ―ディーピーは何がすごいのか(1)~(5) なる記事を配信している。
こういう記事を読むと、この会社の未来はバラ色に輝き、後光がさしているかのようだ。
ところが2.10日、第3四半期決算に際し2023年3月期業績予想を減額修正した。同時に5分割も発表したが焼け石に水で、株価は13日19700▼5000のストップ安。その後も大幅安が続いていたが、16日には、今度は大株主のコーンズテクノロジー社による215000株(発行済み株式数の8.19%)の売却が発表され17日の株価は13310▼2870になった。
一点の曇りもなく作れば作るだけ飛ぶように売れていたはずのダイヤの種結晶が売れ行きダウン、為替の円高で見通しが狂った、大株主が持ち株を売ってくると、トリプルパンチに見舞われ、こういう株価暴落になったわけである。

幸い、道場銘柄は、こういう暴風雨的な荒波には襲われず、ここまで来ており、成績もまずまずだが、いつ何時思わぬ不幸が襲いかかるか分からないのが、この世界なので、用心するにしくはないと、あえて書いているわけである。

【17日の相場】
日経平均は183円=0.66%安、TOPIXは0.46%安。
スタンダードは0.6%安、グロースは1.65%安。

道場銘柄は高安まちまちながら、ヴィスの大幅高でトータルでは小幅高程度だった。

クリアル(推)は買い気配から3200△105で寄り付いたわけだが、一瞬で3725△630(9時10分)まで駆け上がり、13時59分には3060▼35まで急降下、終値は3115△20。これが相場だから、売り時期を教えろ的な言には答えようもないわけである。やはり当ブログなども参考に自己研鑽に励んでいただきたいと書くしかない。
私は3300円台に4本、各100株指し値で売りを出していたらすべて売れ@3340円だった。その後の暴騰で失敗と思っていたら逆の結果になった。しかし3500円以上ではある程度売っておきたかったところだが、そうそううまくいくものではない。それにしても、労を惜しまず、値動きが激しいのは分かっているのだからもう少し上の値段でも指しておくべきだった。しかし10時40分には3080円まで急落しているのだから、これはやはり常識破りの乱高下で、嘆いても詮無きことだったと考えるのが妥当だったのだろう。
門前仲町Ⅱは15分で完売。3725円は天井ではなく、さらに上がある可能性大とみていいのではないか。

ヴィスは1139円まであって1118△53。
同じく15日に暴落したブティックス(推)は連騰ならず3030▼180。業績が文句なく良かったヴィスに対し、やや物足りない内容の決算だったことが、この差になったのだろう。それでも来期の業績向上、来々期の驚異的増益予想を考えれば、ここからは株価は徐々に戻すとみていいのではないか。

久世(推)は878▼3。急伸後の調整が続いているわけだが、終値での900円乗せに期待しよう。そのあとは1000円乗せが見られるか。

メルディアは802▼5。決算発表では予想外に悪い決算が多く、純利益は全体で減益だったという。そうした中、クリアルや久世のような今期史上最高益が期待できそうな銘柄への注目が高まっているように思えなくもない。実はメルディアは、史上最高益更新中の知る人ぞ知るの企業のわけだが、今期も経常利益は前期19.42億円(史上最高)に対し21.70億円予想(四季報は22.00億円予想、私はもう少し上とみている)と、さらに大きく伸びる。来期予想実質1株利益は299.0円。時価の予想実質PERは2.68倍。「投資家よ覚醒せよ」と言いたいところだが、時期はともかく大化け必至という確信をもって強気を貫こう。

2月19日 23時22分記
16日の相場は、幅広く買われ、日経平均は195円=0.71%高、TOPIXは0.67%高だった。業種別では銀行など5業種だけが下げた。半導体関連はほとんどの銘柄が上げた。
スタンダードは0.80%高、グロースは1.96%高。

道場銘柄は、この日も波瀾万丈の動きだった。

前日逆行高して支えてくれた立役者の久世(推)が大幅反落したのが大きく、私の場合で言うと、前引け段階では、日経平均222円高にも関わらず、小幅高にとどまっていた。しかし後場しばらくしてからは状況が一変、道場銘柄も値上がり幅を急拡大した。最後は、トータルで、かなりのプラスとなった。

その主役はなんといってもクリアル(推)。前引けは2965△157だったわけだが、後場に入って2.13日につけた高値3060円を更新、大引け近くには3170△362まで急伸、終値でも3095△287(グロース値上がり率12位)。
私は多少は売っておこうと2895円~2974円で指し値して計400株売却、一応さらに上げた場合も考え3110円から3135円にも計400株、指し値しておいたら、それもすべて約定(かなり経ってからだが)。これは売り過ぎたと3080円に100株買いを入れたらうまく約定。結局、トータルで700株売却したわけだ。あれこれ憶測で「売り抜け」とか嫌な言葉を使い詮索する方が出てきがちなので、あえて書いている。この売却株数は総保有株(実際は信用の建て株)数の5%程度に過ぎず、私は、前に書いたように4000円とか5000円相場もありうるとみているので、3000円前後からは、臨機応変、多少は売りつつ、大化けも期待してみて行くというスタンスである。株式投資「地獄の道行き」論を唱えている身として、地獄を見るリスクは覚悟の上で、ある程度の株数は、かなり上げても持っているわけである。

前稿で、前日、決算がらみで暴落した2銘柄について、下げ過ぎだと書いた。この2銘柄は、この日、はじめはなかなかすんなりと大きく上げるというわけにいかなかったが、次第に元気になり、結局大幅高で終えた。
ヴィス(推)は1014▼1まであったが1065△50の高値引け。私は1018円平均で1200株買い増した。これで21800株(建て株数)になった。平均買いコストは1100円強なので、まだ含み損状態だが、心配はしていない。さらに買い増す予定である。

ブティックス(推)も3210△170と大幅反発。まだまだ上げるだろう。

セック(推)は3455△120と3連騰。昨年来高値にあと5円に迫ったわけだが、引け新値。一段高が有望だろう。

元気のいいイトーキは809△34と3連騰で800円大台に乗せた。

久世は1円高で始まったわけだが、その後はじり貧。873円まであって881▼27。3連騰で計80円も上げた後だけに、、この下げも当然だろう。四季報の発売もそう遠くない。オンラインで業績予想の更新がある可能性もある。この辺のことも頭におけば、期待を持ってみて行けよう。

2月17日 0時19分記
決算を受けて大波乱の相場となっている。
とりあえず、これについて、手短かに書いておこう。」

道場銘柄で14日、引け後に決算を発表した2銘柄について。

ヴィス(推)は大量の売りにヤリ気配から1050▼150で始まったわけだが、これでも寄り天、直後に980▼220まであった。終値は1015▼185(スタンダード値下がり率8位)。
ヴィスの場合、決算自体はほぼ文句のない内容だった(強いて言えば四季報予想に届かなかったことだけがやや物足りなかったわけだが、掲示板でそういうことを書いてる方はほぼ皆無で、これが下げの理由とは考えにくい)。では、なぜこういう極端な下げになったか。その理由を探るべく、14日に決算を発表して暴落した銘柄中心にいろいろ調べてみた。その結果、ヴィスとそっくりなことになっている銘柄が見つかった。
7809寿屋10270▼3000(ストップ安)
中間決算を発表したわけだが、経常利益は四季報予想(会社予想はない)の12.50億円に対し16.23億円だった。通期予想は会社計画の17.60億円(四季報予想は24.50億円)を23.10億円に上方修正した。下げた理由によく言われる「材料出尽くし」は、理由が分からないからの言い訳だろう。「検査結果」で原因が分からないと、医者が「どこも悪くない」と言うのと同じである。ほとんどの場合、どこか悪いから痛みなどがあるわけだが「分からない」という言葉を「私の辞書に分からないはない」医者に言わせるのは困難極まりない。
それはともかく、それまでかなり上げていた銘柄の場合、いい材料が出ても反応が鈍く、場合によってはとりあえず決算発表では売っておけという圧力が強烈なので、えてしてこういう売られすぎも出るのだと考えるといいだろう。

こうした株価の反応が正しいと思う必要はない。むしろ大半の場合間違った反応であり、株価はそう間をおかず修正の動きを見せがちだ。
超絶好決算にあまり反応しなかった久世(推)は、その後2連騰で計64円も上げた。まずまずの決算にもかかわらず大幅安したメルディアも、その後2連騰している。

4395アクリートは2022年12月期の本決算で経常利益は会社計画を下回ったうえ、23年12月期は減益予想で11.60億円(四季報予想は15.00億円)とした。ヴィスや寿屋の例からすると、これではストップ安ヤリ気配になって当然だろうが、2460▼194と、比較的小さな下げにとどまった。
7812クレステックはまずまず程度の決算だったが1444△212と暴騰した。

要するに、以上示した例でも分かるように、決算を受けての株価は、あまり合理的な妥当な反応とはとても言えないので、あまり重視せず、自らよく考えて対処すべきだということである。
そしてヴィスの場合、どう考えても、今日の株価の下げっぷりは異常な下げすぎだということである。16日以降の戻りを期待しよう。

ブティックスは2972▼678まであって3040▼510(グロース値下がり率12位)。決算はやや期待外れだったとはいえ、それなりに理由があってのことであり、また通期予想を据え置いたわけだが、この達成も十分可能と思われる。とすると、この下げはやはり行き過ぎと言わざるを得ない。せいぜい300円安どまりが妥当だろう。

2月15日 23時00分記

【15日の相場】

日経平均は101円=0.37%安、TOPIXは0.27 %安。
スタンダードは0.39%安、グロースも0.84%安。
各市場そろって値下がり銘柄数が値上がり銘柄数をかなり上回った。

道場銘柄は前述のように、決算への過剰反応でヴィス、ブティックスが急落したので苦しい展開だったが、それでも久世が大きく上げ、クリアル(推)も切り返して上げるなどしたので、ポートフォリオによるが、全体としては±0前後だったと思われる。

久世は912円まであって908△36。ついに昨年3月につけた884円の高値を大きく更新したわけである。
これだけ上げても外野がかまびすしいが、もう一丁上がりなのだから、どうなろうと不平・嫌味を言うのはご遠慮願いたい。
要警戒ゾーンに入ったのも確かだが、ここから最もおいしい場面を迎えるのかもしれないのも事実で、その辺を天秤にかけて、どう行動するか、熟慮して決められたい。第3四半期であれだけ稼いだのだから、通期業績はとんでもない数字(経常利益が会社計画の3.6億円どころか10億円以上)になるかもしれないという思惑が高まれば、株価も1000円乗せとなるかもしれない。ただし私に対し「煽った」などと言うのはご法度である。

クリアルは決算即売りの流れで2543▼251まで急落する場面もあったが、2930△136まで400円近くも上げ終値は2808△14。この動きからしても只者ではないことが分かろう。掲示板で適当な後講釈を垂れるのは、自らの浅はかさを天下に知らしめるだけだ。
引け後、ファンドの新物件が発表になった。門前仲町Ⅱで2.17日20時00分から募集開始だが数分以内に完売か。

イトーキは好決算で前日急伸したわけだが、この日も775△40。

メルディア、セックも連騰となった。

ヴィスはPTSで現在1020△5の後、1020円に400株、1021円、1022円に各100株の買いが入っている。

2月15日 23時46分記
薄商いの中、株価が乱高下するのが、今の相場と言ってしまえばそれまでだが、今日は特にそれが顕著だった。
私の場合で言うと、日経平均やTOPIXがかなりのプラスになっているのに大幅マイナスで、一時はマイナス303万円(ネット証券分のみ)にまでなった。
クリアル(推)、ヴィス(推)、ブティクス(推)が、そろって大幅安になったのが痛いが、なぜこの3銘柄だけこうも下げるんだろうと考えてようやく分かった。そろって、この日、引け後に決算発表を控えていたのである。前日、かなりの好決算だったメルディアが大幅安し、文句のない好決算で100円高以上でもおかしくない久世(推)が28円高にとどまるなどしたことで、決算またぎ恐怖症が膨れ上がったのかもしれない。

それでも道場銘柄は、この3銘柄は大幅安のままだったが、ほかは健闘し、かなり盛り返した。
その筆頭が久世。一時は835▼9まで下げ、一体あの決算は何だったんだと言いたくなったが、結局872△28の高値引け。
メルディアも安値引けながら805△13と反発。セック(推)も3275△60。
このほか、好決算を前日発表したイトーキが735△58(プライム値上がり率15位)と急伸し、綿半(推)、JP HD(推)、武蔵精密なども上げた。
私も最後はわずかながらもプラスで終えることができた。

【クリアル、ヴィス、ブティックスの決算】
クリアルは引け後、2023年3月期の第3四半期(4-12月期)決算を発表した。経常利益は4.99億円だったわけだが、4-9月期で4.75億円だったから、10-12月期では0.24億円しか利益は出なかったことになる。こう考えた投資家が多かったらしく、PTSでは一時2500▼294を付けた。ただ、後で述べるが、ヴィス、ブティックスも、同様に急落場面があり、14日の東証の立会も含め、この3枚柄は不安定な値動きで激しく乱高下しているわけである。明日東証でどう動くか、PTSの値動きはあまり参考にならなさそうだ。
それはともかく決算短信に
>当社グループの主たる収益は、物件を顧客に引渡した時点で収益を認識しているため、当社グループの収益を四半期ごとに見た場合、物件の引渡し時期により、業績に偏重が生じる傾向にあります。2023年3月期通期連結業績予想につきまして、概ね計画通りに推移しており、2022年12月27日に公表いたしました2023年3月期通期連結業績予想から変更はありません。
とあるように、何ら気にするような決算ではなかったわけである。また、この株を買っている投資家は、そうした超目先のことではなく、この会社の将来性に賭けているのである。現在PTSでは2700▼94。

ヴィスも引け後、2023年3月期の第3四半期(4-12月期)決算を発表した。文句のない好決算で、通期予想も経常利益は11.44億円→12.58億円に上方修正した。配当予想も19円→21円に増額した。四季報予想に届かなかったから売られているのかというコメントが掲示板にあったと思うが、売り上げは四季報予想を上回っており、経常利益も結果的には増額され四季報予想以上になると私は見ており、売る正当な理由はないのではないか。
しかしPTSでは1230△30もあったのだが現在は1130▼70。まあこれも当てにならないだろう。

ブティックスも引け後、2023年3月期の第3四半期(4-12月期)決算を発表した。通期予想は据え置いたがPTSでは3051▼599という
ぞっとする安値まであって3299▼351.。第3四半期の数字がいまいちだったのには経費先行等の理由があるので、ここまで悪材料視するのはどうか。それより調べていて、すごい数字を発見した。
2023年3月期の予想経常利益は7.00億円のわけだが、24年3月期、25年3月期の会社計画がとんでもないものなのだ。
24年3月期=9.51億円
25年3月期=16.35億円!
「決算概要」の終わりにある「今後の見通し」にあるので、お読みになるといいだろう。押し目は買いたい気分になること必定。

2月15日 0時06分記