2022.11.15
メルディアは受注が積み上がる
15日の相場は小幅反発となった。日経平均は27円=0.10%高、TOPIXは0.37%高だった。半導体関連銘柄は大半が上げ、主力大型株も上げるものが多かった。NTT、東電、三井不、オリエンタルランド等内需株には安いものが比較的多かった。
グロース指数だけは0.91%高と大幅高だが、騰落銘柄数でみると、グロースだけが値下がり銘柄の方が多く、グロース指数も当てにならない。
クリアル(推)の値動きには参った。1519△103で始まり1524円まであったわけだが、そこから急落、1296円まであって終値は1319▼97。まあやはり噴いたところは、多少なりと売っておけということだろう。そう言いながら、私自身は昨日、今日で売ったのはごくわずかにとどまるが。とは言え、これで終わりという感は全くない。大きく戻すはずとみて対処。
強い動きを見せたのはメルディア。3連騰で830△19の高値引け。出来高は2日連続で1万株を突破したが、これは8.30日から9.02日(金)までの4日連続の時以来である。この時は05日に950円の年初来高値をつけている。そういうこともあって、ここからの動きに期待がかかる。
業績は絶好調のわけだが、ここでは受注動向について書こう。以下は決算短信からである。
>(総合建設事業の一般建築請負受注活動について)厳しい受注環境の中、大阪府を中心に、京都府及び滋賀県などにおける営業活動に積極的に取り組み、既存顧客との関係性強化及び新規顧客の開拓に注力した結果、当第1四半期連結会計期間における建設請負受注高は3,959,511千円(前年同期比26.3%増)、当第1四半期連結会計期間末の建設請負受注残高は23,660,759千円(前事業年度末比18.4%増)となりました。
四季報には「柱の総合建設の期初受注残は前期比16%増と潤沢。」とある。この数字と比べても、上記の数字はさらにこの上を行く。受注高が26.3%増、受注残高は18.4%増なのだから。
好決算組は、前日暴騰した帝国電気は反落したが、その他は上げた。クレステック1291△81、イトーキ440△5。
エージーピー(推)は前日まで4立会日連続安で、この日も730▼10まで下げる場面があったのだが、引け際に上げ終値は753△13。コロナ感染者増は気になるが、今後も政府は行動制限や渡航制限等は行わない方針なので、少なくとも「駐機中の航空機に電力を供給」する当社は、そう気にしないでよかろう。
JP HD(推)、ADワークスは下げた。全般が大きく下げた時、比較的堅調を維持した分、ここに来て弱さが目立つ。しかし、そろそろ底入れしていい頃だろう。
綿半(推)、じげん、日本エスコン(推)なども下げた。
11月15日 23時51分記
グロース指数だけは0.91%高と大幅高だが、騰落銘柄数でみると、グロースだけが値下がり銘柄の方が多く、グロース指数も当てにならない。
クリアル(推)の値動きには参った。1519△103で始まり1524円まであったわけだが、そこから急落、1296円まであって終値は1319▼97。まあやはり噴いたところは、多少なりと売っておけということだろう。そう言いながら、私自身は昨日、今日で売ったのはごくわずかにとどまるが。とは言え、これで終わりという感は全くない。大きく戻すはずとみて対処。
強い動きを見せたのはメルディア。3連騰で830△19の高値引け。出来高は2日連続で1万株を突破したが、これは8.30日から9.02日(金)までの4日連続の時以来である。この時は05日に950円の年初来高値をつけている。そういうこともあって、ここからの動きに期待がかかる。
業績は絶好調のわけだが、ここでは受注動向について書こう。以下は決算短信からである。
>(総合建設事業の一般建築請負受注活動について)厳しい受注環境の中、大阪府を中心に、京都府及び滋賀県などにおける営業活動に積極的に取り組み、既存顧客との関係性強化及び新規顧客の開拓に注力した結果、当第1四半期連結会計期間における建設請負受注高は3,959,511千円(前年同期比26.3%増)、当第1四半期連結会計期間末の建設請負受注残高は23,660,759千円(前事業年度末比18.4%増)となりました。
四季報には「柱の総合建設の期初受注残は前期比16%増と潤沢。」とある。この数字と比べても、上記の数字はさらにこの上を行く。受注高が26.3%増、受注残高は18.4%増なのだから。
好決算組は、前日暴騰した帝国電気は反落したが、その他は上げた。クレステック1291△81、イトーキ440△5。
エージーピー(推)は前日まで4立会日連続安で、この日も730▼10まで下げる場面があったのだが、引け際に上げ終値は753△13。コロナ感染者増は気になるが、今後も政府は行動制限や渡航制限等は行わない方針なので、少なくとも「駐機中の航空機に電力を供給」する当社は、そう気にしないでよかろう。
JP HD(推)、ADワークスは下げた。全般が大きく下げた時、比較的堅調を維持した分、ここに来て弱さが目立つ。しかし、そろそろ底入れしていい頃だろう。
綿半(推)、じげん、日本エスコン(推)なども下げた。
11月15日 23時51分記
2022.11.14
クリアル好決算、メルディアも決算を好感
14日の相場は大幅反落となった。日経平均は300円=1.06%安、TOPIXは1.05%安だった。
プライムの13日と14日の騰落銘柄数は以下のとおり。
日経平均 値上り 値下り
13日 +817円 1260 517
14日 -300円 471 1326
言いたいのは、騰落銘柄からすると、13日の日経平均が+817円なら14日のそれは-900円前後、逆に14日の日経平均が-300円なら13日のそれは+270円前後になるわけで、実際の日経平均が騰落銘柄数とは、かけ離れた値になったという事実である。こうなった最大の理由はファストリの値動きにある。同社株は13日は1580円=1.96%高、14日も1260円=1.53%高し、日経平均の上げ幅を増幅(13日)、下げ幅を縮小(14日)したわけである。
道場銘柄の値動きについてみておこう。
クリアル(推)は安寄り後すぐに切り返し1543△36まであったのだが、その後急落、一時は1368▼139と、前日の上げ幅以上の下げとなる場面さえあって終値は1416▼91。1500円前後以上では、多少は売っておきたかったところかもしれない。ただし決算(後述)は良かったので、結果的には全く売らなかった方の勝利かもしれない。
その他の決算発表銘柄について、急いで書いておこう。
帝国電気は前日の好決算を受けて2565△500のストップ高で引け近くに寄り付き、終値は2552△487(プライム値上がり率1位)。
イトーキ(推)は引け後、2022年12月期の第3四半期決算を発表。経常利益は前年同期の2.5倍弱になる41.25億円で通期予想の40.00億円(会社、四季報とも)を上回った。それでも上方修正はなし。PTSでは435.5△0.5の後440.0円に100株の買い物。
クレステックは2023年6月期の第1四半期決算を発表。好決算だったわけだが、併せて通期予想の上方修正も発表。経常利益予想を7.61億円→9.79億円。為替はさらに円安になっていることでもあり、さらなる上方修正も必至か。PTSでは1250△40。
メルディアは前日に2022年9月期の第1四半期決算を発表している。これについて書くのであった。書き疲れてきたので、今日のところは数字的なことだけにし、その他については後の楽しみにとっておこう。
経常利益は3.43億円だったわけだが、単独決算だった前年同期は1.52億円だった。つまり2倍以上に増加したわけである。通期予想は据え置いているが、決算短信を読み、受注や子会社化した企業のことを考察すれば、業績の上振れは、かなりの高確率で期待できよう。株価は決算即売りの洗礼を受けるかとの懸念を吹き飛ばし、811△13と続伸となった。800円台回復も出来高の1万株台乗せも久々で、ここから同社の超割安是正、実力評価相場が始まるのを期待しよう。
【クリアルの決算】
2023年3月期の第2四半期決算を発表したわけだが、経常利益は4.75億円で通期予想の3.10億円を大幅に上回った。通期予想は据え置いたが、まあ信じる投資家は僅少だろう。
ストックオプションの発行を併せて発表しているが、これに注目だ。
>本新株予約権の行使条件価額として設定した2940円は、2022年11月11日の取引終値1507円と比しておよそ2倍の水準であり、当社グループが短期的に目指す企業価値を勘案した株価になります。
横田社長は企業価値的に自社の株価は2940円が妥当だ(早晩そうなる)と言っているわけである。大相場の様相が、一段と強まってきた。
PTSでは1530△114。
11月14日 23時58分記
プライムの13日と14日の騰落銘柄数は以下のとおり。
日経平均 値上り 値下り
13日 +817円 1260 517
14日 -300円 471 1326
言いたいのは、騰落銘柄からすると、13日の日経平均が+817円なら14日のそれは-900円前後、逆に14日の日経平均が-300円なら13日のそれは+270円前後になるわけで、実際の日経平均が騰落銘柄数とは、かけ離れた値になったという事実である。こうなった最大の理由はファストリの値動きにある。同社株は13日は1580円=1.96%高、14日も1260円=1.53%高し、日経平均の上げ幅を増幅(13日)、下げ幅を縮小(14日)したわけである。
道場銘柄の値動きについてみておこう。
クリアル(推)は安寄り後すぐに切り返し1543△36まであったのだが、その後急落、一時は1368▼139と、前日の上げ幅以上の下げとなる場面さえあって終値は1416▼91。1500円前後以上では、多少は売っておきたかったところかもしれない。ただし決算(後述)は良かったので、結果的には全く売らなかった方の勝利かもしれない。
その他の決算発表銘柄について、急いで書いておこう。
帝国電気は前日の好決算を受けて2565△500のストップ高で引け近くに寄り付き、終値は2552△487(プライム値上がり率1位)。
イトーキ(推)は引け後、2022年12月期の第3四半期決算を発表。経常利益は前年同期の2.5倍弱になる41.25億円で通期予想の40.00億円(会社、四季報とも)を上回った。それでも上方修正はなし。PTSでは435.5△0.5の後440.0円に100株の買い物。
クレステックは2023年6月期の第1四半期決算を発表。好決算だったわけだが、併せて通期予想の上方修正も発表。経常利益予想を7.61億円→9.79億円。為替はさらに円安になっていることでもあり、さらなる上方修正も必至か。PTSでは1250△40。
メルディアは前日に2022年9月期の第1四半期決算を発表している。これについて書くのであった。書き疲れてきたので、今日のところは数字的なことだけにし、その他については後の楽しみにとっておこう。
経常利益は3.43億円だったわけだが、単独決算だった前年同期は1.52億円だった。つまり2倍以上に増加したわけである。通期予想は据え置いているが、決算短信を読み、受注や子会社化した企業のことを考察すれば、業績の上振れは、かなりの高確率で期待できよう。株価は決算即売りの洗礼を受けるかとの懸念を吹き飛ばし、811△13と続伸となった。800円台回復も出来高の1万株台乗せも久々で、ここから同社の超割安是正、実力評価相場が始まるのを期待しよう。
【クリアルの決算】
2023年3月期の第2四半期決算を発表したわけだが、経常利益は4.75億円で通期予想の3.10億円を大幅に上回った。通期予想は据え置いたが、まあ信じる投資家は僅少だろう。
ストックオプションの発行を併せて発表しているが、これに注目だ。
>本新株予約権の行使条件価額として設定した2940円は、2022年11月11日の取引終値1507円と比しておよそ2倍の水準であり、当社グループが短期的に目指す企業価値を勘案した株価になります。
横田社長は企業価値的に自社の株価は2940円が妥当だ(早晩そうなる)と言っているわけである。大相場の様相が、一段と強まってきた。
PTSでは1530△114。
11月14日 23時58分記
2022.11.13
クリアルが急伸
アメリカでは10日発表の消費者物価指数(CPI)の伸び率が事前の予想を下回ったことから、利上げ減速期待が高まり金利も急低下、株価も急騰した。NYダウは1201ドル=3.9%高、NQ指数は7.35%高となった。長期金利は指標となる10年物国債利回りがCPI発表前の4.1%弱から一時は3.8%台前半まで急低下した。
これを受けて、11日の日本株も大きく上げた。日経平均は817円=2.98%高、TOPIXは2.12%高。
これだけ上げたら、ほとんどの銘柄が上げそうなものだが、実際には値下がり銘柄もかなりの数にのぼった。
プライムの値上がり銘柄は1260、対して値下がり銘柄も517にのぼった。スタンダード、グロースにしても、大差ない率の銘柄が値下がりした。
アメリカ株大幅高でよく見られる現象のわけだが、今回も主力大型株が軒並み買われる一方、小型株はさほど買われず、値下がりする銘柄さえそれなりにあったということである。
道場銘柄は大半の銘柄が上げた。
クリアル(推)は1507△137(グロース値上がり率18位)の高値引け。とりあえずはとした目標値である戻り高値の1430円は大きく更新したわけである。出来高も前日の3倍以上に急増した。14日引け後に2023年3月期の9月中間決算の発表を控えており、この日の上げは、それへの期待もあったと思われる。このため、決算数字次第では株価も大きく変動しよう。あまり言いたくないのだが、推奨後大きく上げたのにうまく利食えなかったと泣きごとを言う方が必ず出て来る。山高ければ谷深しは当たり前で、リスクも念頭に、熟慮の上対処されたい。
私が「株式投資地獄の道行き」論を唱えているのはご存知の方も多かろう。だから私はクリアルも持ち株の大半は保有、現時点では大きく利が乗っているわけだが、決算次第ではどうなるか分かったものではない。しかし1300円台や1400円台前半で売らなかったからこその大利であり、またそれは地獄と紙一重の物なわけである。
メルディアも798△16の高値引け。引け後に2023年6月期の第1四半期決算を発表したが、これについては後述。
クロスキャット、じげん、リソル、武蔵精密、帝国電気、オプテックスなども上げた。
このうち、オプテックスは08日引け後、2022年12月期の第3四半期決算を発表しているが、好決算(経常利益は通期予想をすでに上回った)にも関わらず、09日、10日と大幅安、11日も小幅高にとどまった。
帝国電気は11日引け後2023年3月期の9月中間決算を発表した。文句のない好決算でかつ通期予想も大幅上方修正、さらに大量の自社株買いも発表した。PTSでは大商いで2448.9円まであって2370△305。
JPHD(推)は285▼9。10日の13時55分に2023年3月期の9月中間決算を発表済みだ。中間期の経常利益は前年同期比36.9%増と好調、通期予想は35.80億円→37.11億円に上方修正したわけだが、決算発表後はむしろ軟調で10日の終値は294±0だった。
エージーピーは755▼7と3日続落。コロナの感染者増もあってか、アフターコロナ銘柄は、このところ下げるものが多かったわけだが、エージーピーは比較的値もちが良かった。その反動が出て、一歩遅れて下げているのかもしれない。反発の機は熟しつつあるとみる。
メルディアの決算について。
書きたいことはたくさんあるのだが、株価は、そういうこととは関係なく、おかしな反応を示しがちなので、とりあえずは沈黙しておこう。一つだけ留意点を書いておく。今回の決算は前年同期比の数字が掲載されていない。今四半期から連結決算に移行したからだが、株価的には前年同期の単独決算との比較で、業績の良し悪しを判断していいだろう。
11月13日 22時01分記
これを受けて、11日の日本株も大きく上げた。日経平均は817円=2.98%高、TOPIXは2.12%高。
これだけ上げたら、ほとんどの銘柄が上げそうなものだが、実際には値下がり銘柄もかなりの数にのぼった。
プライムの値上がり銘柄は1260、対して値下がり銘柄も517にのぼった。スタンダード、グロースにしても、大差ない率の銘柄が値下がりした。
アメリカ株大幅高でよく見られる現象のわけだが、今回も主力大型株が軒並み買われる一方、小型株はさほど買われず、値下がりする銘柄さえそれなりにあったということである。
道場銘柄は大半の銘柄が上げた。
クリアル(推)は1507△137(グロース値上がり率18位)の高値引け。とりあえずはとした目標値である戻り高値の1430円は大きく更新したわけである。出来高も前日の3倍以上に急増した。14日引け後に2023年3月期の9月中間決算の発表を控えており、この日の上げは、それへの期待もあったと思われる。このため、決算数字次第では株価も大きく変動しよう。あまり言いたくないのだが、推奨後大きく上げたのにうまく利食えなかったと泣きごとを言う方が必ず出て来る。山高ければ谷深しは当たり前で、リスクも念頭に、熟慮の上対処されたい。
私が「株式投資地獄の道行き」論を唱えているのはご存知の方も多かろう。だから私はクリアルも持ち株の大半は保有、現時点では大きく利が乗っているわけだが、決算次第ではどうなるか分かったものではない。しかし1300円台や1400円台前半で売らなかったからこその大利であり、またそれは地獄と紙一重の物なわけである。
メルディアも798△16の高値引け。引け後に2023年6月期の第1四半期決算を発表したが、これについては後述。
クロスキャット、じげん、リソル、武蔵精密、帝国電気、オプテックスなども上げた。
このうち、オプテックスは08日引け後、2022年12月期の第3四半期決算を発表しているが、好決算(経常利益は通期予想をすでに上回った)にも関わらず、09日、10日と大幅安、11日も小幅高にとどまった。
帝国電気は11日引け後2023年3月期の9月中間決算を発表した。文句のない好決算でかつ通期予想も大幅上方修正、さらに大量の自社株買いも発表した。PTSでは大商いで2448.9円まであって2370△305。
JPHD(推)は285▼9。10日の13時55分に2023年3月期の9月中間決算を発表済みだ。中間期の経常利益は前年同期比36.9%増と好調、通期予想は35.80億円→37.11億円に上方修正したわけだが、決算発表後はむしろ軟調で10日の終値は294±0だった。
エージーピーは755▼7と3日続落。コロナの感染者増もあってか、アフターコロナ銘柄は、このところ下げるものが多かったわけだが、エージーピーは比較的値もちが良かった。その反動が出て、一歩遅れて下げているのかもしれない。反発の機は熟しつつあるとみる。
メルディアの決算について。
書きたいことはたくさんあるのだが、株価は、そういうこととは関係なく、おかしな反応を示しがちなので、とりあえずは沈黙しておこう。一つだけ留意点を書いておく。今回の決算は前年同期比の数字が掲載されていない。今四半期から連結決算に移行したからだが、株価的には前年同期の単独決算との比較で、業績の良し悪しを判断していいだろう。
11月13日 22時01分記
2022.11.10
突如NYダウ先物が急騰
10日の相場は続落となった。アメリカ株が大幅安(NYダウ1.95%安、NQ指数2.48%安)となったわけだが、これは中間選挙が、予想に反して民主党が下院で善戦、大敗とならなかったためのようだ。共和党=自民党とみれば分かりやすい。自民大勝を見込んでいたら辛勝となり株価が下げたと思えばよい。
道場銘柄もやや下げるものが多かったが、それでも、トータルでは比較的小幅な下げにとどまった。
なにせ薄商いのため、乱高下しやすく、また、いわゆる板が開いていることが多く、やりにくいこと、おびただしい。
例えば、クリアル(推)は大きく上げたかと思えば一気に変わらず近辺まで下げるといった具合である。前日終値は1320円だったわけだが、板は1311円買い1355円売りといったことが頻発した。
そのクリアルは高寄り後1282▼38まで下げたが10時36分には1351△31まで上げ、その後は乱高下を繰り返したのち1370△50の高値引け。
結果は正反対ながら、同様な値動きをしたのがAMG。変わらずで始まり10時15分には1292△21まで上げた。その後も堅調な値動きだったのだが、大引けでは1247▼24の安値引け。最終の板は1247円買い1271円売りと大きく開いている。
メルディア、オプテックス、アドベンチャー、武蔵精密、長瀬産業、綿半(推)などは下げた。
ラウンドワン、リソル、日本エスコン(推)、ADワークスなどは上げた。
ADワークスは引け後2022年12月期の第3四半期決算を発表した。経常利益は7.94億円だったわけだが、これは通期予想8.00億円にほぼ並ぶもので、今回はこの予想を据え置いたが、今後の上方修正は必至だろう。PTSでは168△3。
つい先ほどまでは日経平均先物は小幅安だったはずだが、今確認したらとんでもないことになっている。
始まったばかりだがNYダウは710ドル高、日経平均先物は299円高。FRBの大幅利上げ観測が後退したのだという。言うことをコロコロ変えるのはいい加減にしてと言いたいところだが、ともかく株高は歓迎。
11月10日 23時41分記
道場銘柄もやや下げるものが多かったが、それでも、トータルでは比較的小幅な下げにとどまった。
なにせ薄商いのため、乱高下しやすく、また、いわゆる板が開いていることが多く、やりにくいこと、おびただしい。
例えば、クリアル(推)は大きく上げたかと思えば一気に変わらず近辺まで下げるといった具合である。前日終値は1320円だったわけだが、板は1311円買い1355円売りといったことが頻発した。
そのクリアルは高寄り後1282▼38まで下げたが10時36分には1351△31まで上げ、その後は乱高下を繰り返したのち1370△50の高値引け。
結果は正反対ながら、同様な値動きをしたのがAMG。変わらずで始まり10時15分には1292△21まで上げた。その後も堅調な値動きだったのだが、大引けでは1247▼24の安値引け。最終の板は1247円買い1271円売りと大きく開いている。
メルディア、オプテックス、アドベンチャー、武蔵精密、長瀬産業、綿半(推)などは下げた。
ラウンドワン、リソル、日本エスコン(推)、ADワークスなどは上げた。
ADワークスは引け後2022年12月期の第3四半期決算を発表した。経常利益は7.94億円だったわけだが、これは通期予想8.00億円にほぼ並ぶもので、今回はこの予想を据え置いたが、今後の上方修正は必至だろう。PTSでは168△3。
つい先ほどまでは日経平均先物は小幅安だったはずだが、今確認したらとんでもないことになっている。
始まったばかりだがNYダウは710ドル高、日経平均先物は299円高。FRBの大幅利上げ観測が後退したのだという。言うことをコロコロ変えるのはいい加減にしてと言いたいところだが、ともかく株高は歓迎。
11月10日 23時41分記
2022.11.09
クリアル上げてエージーピーは下げる
09日の相場は大型株中心に下げた。日経平均は156円=0.56%安、TOPIXは0.41%安だった。プライムの騰落銘柄数は値上がりの方が、わずかながら多かった。小型株指数もわずかにプラスだった。また半導体関連銘柄も、ほぼ全面高だった。
道場銘柄は高安まちまちだった。
前日、逆行安したクリアル(推)は1320△30。出来高もかなり回復した。
一方、前日16円高したエージーピー(推)は767▼16。
AMGは1250▼80まであって1271▼59。こういう不可解な値動きは、これまでも決算がらみでたびたび経験していることで、理論的に分析しても意味がないようだ。いずれは妥当なところに落ち着くわけだが、そうなるのに、どれくらいの時日を要するかは誰にも分からない。
前日、引け後に好決算を発表した武蔵精密は1963△280まであって1764△81。ともかく、最近は小型株の乱高下が著しい。
アドベンチャー、オープンドア等の旅行関連、コシダカ、ラウンドワン等のレジャー関連、ゼンショー、串カツ田中等の外食関連、つまりアフターコロナ(リ・オープン)銘柄は、ほとんどの銘柄が下げた。北海道の新規感染者数が09日、過去最多となるなど、第8波到来が現実味を帯び始めてきたことが影響しているのかもしれない。
アメリカの中間選挙はまだ結果ははっきりはしないが、いずれにせよ、株価には大きな影響はなさそうな雲行きだ。ただし、現時点でNYダウ、NQとも0.9%前後の下げとなっている。日経平均先物は30円前後の小幅安。
11月09日 23時45分記
道場銘柄は高安まちまちだった。
前日、逆行安したクリアル(推)は1320△30。出来高もかなり回復した。
一方、前日16円高したエージーピー(推)は767▼16。
AMGは1250▼80まであって1271▼59。こういう不可解な値動きは、これまでも決算がらみでたびたび経験していることで、理論的に分析しても意味がないようだ。いずれは妥当なところに落ち着くわけだが、そうなるのに、どれくらいの時日を要するかは誰にも分からない。
前日、引け後に好決算を発表した武蔵精密は1963△280まであって1764△81。ともかく、最近は小型株の乱高下が著しい。
アドベンチャー、オープンドア等の旅行関連、コシダカ、ラウンドワン等のレジャー関連、ゼンショー、串カツ田中等の外食関連、つまりアフターコロナ(リ・オープン)銘柄は、ほとんどの銘柄が下げた。北海道の新規感染者数が09日、過去最多となるなど、第8波到来が現実味を帯び始めてきたことが影響しているのかもしれない。
アメリカの中間選挙はまだ結果ははっきりはしないが、いずれにせよ、株価には大きな影響はなさそうな雲行きだ。ただし、現時点でNYダウ、NQとも0.9%前後の下げとなっている。日経平均先物は30円前後の小幅安。
11月09日 23時45分記
2022.11.09
AMGは下げたが決算内容を精査されたし
中野サンプラザで行われた日本歌手協会「第49回歌謡祭~さよならサンプラザ~」に行って帰ってきたら12時近くになってしまっていた。ブログが遅くなった言い訳。
それはそうと、司会兼世話人的役目を献身的にいつもされる感のあるあべ静江が脳梗塞になって意識不明のまま病院に担ぎ込まれた(本年3.19日)が、何とか無事復帰と言っていて驚かされた。でもむしろ体重は増加気味でお元気そうなので良かった。「水色の手紙」をうたった。「コーヒーショップで」も聴きたかった。脳梗塞で驚いていたら、次は車いすで水木一郎が現れたのには、もっと驚かされた。それでも「マジンガーZ」をなんとか熱唱。後で調べたら、脳梗塞ではなく、いろいろ大変なことになっていて、全快を祈らずにはいられない。
ささきいさおは変わらぬ美声で「宇宙戦艦ヤマト」を、尾藤イサオは40年前くらいに見た時と大して変わらぬ容貌で「あしたのジョー」を熱唱し、楽しませてくれた。
09日の相場は、大幅続伸となった。依然主力大型株中心の相場だが、それでも小型株にも多少は買いの手が出てきたようではある。
道場銘柄は、まずまずの動きだった。
エージービー(推)は783△16と4立会日ぶりに反発した。761円まであったわけだが、ここが底値になったかもしれない。
メルディアは794△14の高値引けで続伸。800円大台回復となると人気も戻るのだが。
綿半(推)、オプテックス、アドベンチャー、じげん、イトーキ(推)、ADワークスなども上げた。
AMGは1395△30で始まったのだが、寄り天となり、11時すぎには1315▼50まで下げる体たらく。結局1330▼35で終えた。
いろいろ後講釈があるが、そんなことをごちゃごちゃ言っている場合ではなく、要は会社が慎重な、いや慎重すぎる見通しを出しただけのことで、決算自体は大いに評価できるものだった。中間期(4-9月期)の売り上げは前回予想の110.00億円に対し89.08億円に急減している。これは「分譲マンション事業において(中略)引き渡し戸数が計画を下回った」ことなどによるものだ(決算短信)。通期ではほぼ計画通りになるはずで、連れて利益もその分オンするとみて当然だろう。
こうしたことがありながら中間期の経常利益は前回予想の5.3億円を0.3億円上回る5.6億円だったのだから、驚きでさえある。下半期は川崎ハウジング等の分がオンする。どう見ても、通期大上方修正は必至と読むべきなのである。
日本企業はともかく慎重すぎる業績予想を出したがる。中でも中小型どころはそうだ。その中でも地方企業が際立っている。これが、私は経験から導いた結論である。AMGはまさにそのど真ん中企業のわけである。
クリアル(推)は1290▼19と下げた。なんでこの地合いで?と思うが、前日小型株では下げるものも多かった中で25円高したわけだから、そう驚くことでもなさそうだ。不動産ファンドは10月は立て続けに3件の発表があったが、11月はまだだ。この辺も心配する向きも出てきそうだが、新規案件は「11月詳細発表予定」と予告されている。飢餓感が出た頃発表されてあっと言う間に完売し、株価も急上昇というシナリオもあり得よう。
11月09日 1時09分記
それはそうと、司会兼世話人的役目を献身的にいつもされる感のあるあべ静江が脳梗塞になって意識不明のまま病院に担ぎ込まれた(本年3.19日)が、何とか無事復帰と言っていて驚かされた。でもむしろ体重は増加気味でお元気そうなので良かった。「水色の手紙」をうたった。「コーヒーショップで」も聴きたかった。脳梗塞で驚いていたら、次は車いすで水木一郎が現れたのには、もっと驚かされた。それでも「マジンガーZ」をなんとか熱唱。後で調べたら、脳梗塞ではなく、いろいろ大変なことになっていて、全快を祈らずにはいられない。
ささきいさおは変わらぬ美声で「宇宙戦艦ヤマト」を、尾藤イサオは40年前くらいに見た時と大して変わらぬ容貌で「あしたのジョー」を熱唱し、楽しませてくれた。
09日の相場は、大幅続伸となった。依然主力大型株中心の相場だが、それでも小型株にも多少は買いの手が出てきたようではある。
道場銘柄は、まずまずの動きだった。
エージービー(推)は783△16と4立会日ぶりに反発した。761円まであったわけだが、ここが底値になったかもしれない。
メルディアは794△14の高値引けで続伸。800円大台回復となると人気も戻るのだが。
綿半(推)、オプテックス、アドベンチャー、じげん、イトーキ(推)、ADワークスなども上げた。
AMGは1395△30で始まったのだが、寄り天となり、11時すぎには1315▼50まで下げる体たらく。結局1330▼35で終えた。
いろいろ後講釈があるが、そんなことをごちゃごちゃ言っている場合ではなく、要は会社が慎重な、いや慎重すぎる見通しを出しただけのことで、決算自体は大いに評価できるものだった。中間期(4-9月期)の売り上げは前回予想の110.00億円に対し89.08億円に急減している。これは「分譲マンション事業において(中略)引き渡し戸数が計画を下回った」ことなどによるものだ(決算短信)。通期ではほぼ計画通りになるはずで、連れて利益もその分オンするとみて当然だろう。
こうしたことがありながら中間期の経常利益は前回予想の5.3億円を0.3億円上回る5.6億円だったのだから、驚きでさえある。下半期は川崎ハウジング等の分がオンする。どう見ても、通期大上方修正は必至と読むべきなのである。
日本企業はともかく慎重すぎる業績予想を出したがる。中でも中小型どころはそうだ。その中でも地方企業が際立っている。これが、私は経験から導いた結論である。AMGはまさにそのど真ん中企業のわけである。
クリアル(推)は1290▼19と下げた。なんでこの地合いで?と思うが、前日小型株では下げるものも多かった中で25円高したわけだから、そう驚くことでもなさそうだ。不動産ファンドは10月は立て続けに3件の発表があったが、11月はまだだ。この辺も心配する向きも出てきそうだが、新規案件は「11月詳細発表予定」と予告されている。飢餓感が出た頃発表されてあっと言う間に完売し、株価も急上昇というシナリオもあり得よう。
11月09日 1時09分記
2022.11.07
AMG売り上げ急増の後に来るもの
07火の相場はアメリカ株高を受け大幅反発となった。日経平均は328円=1.21%高、TOPIXは0.98%高だった。大型株や日経平均採用銘柄の値上がりが目立ち、その他銘柄は今一つの値動きだった。スタンダードは0.4%高、グロースは0.25%高にとどまった。
道場銘柄は、まずまずの値動きだった。
クリアル(推)は1309△25。
JP HD(推)は297△5。
メルディアも780△13と上げた。
AMGも1365△10と上げたが、引け後発表の決算については後述。
この他、リソル、アドベンチャー、オプテックス、イトーキ(推)、ゲオ、帝国電気、綿半(推)、じげんなども上げた。
下げたのは、エージーピー(推)767▼25のほか、リファインバース、武蔵精密、長瀬産業、クロスキャットなどである。
このうち、長瀬とクロスキャットは決算発表組。両社とも、04日引け後に9月中間決算を発表している。長瀬の場合、中間期は前年同期比0.9%の減益だった。四季報はかなりの増益を見込み、通期は大幅増益予想だったが、会社は今期小幅増益の通期予想を据え置いた。というわけで1967▼72と下げたのはやむを得ない。
クロスキャットは中間期の経常利益は前年同期比75.1%増益の8.27億円だった。通期予想の11.90億円は据え置いたが、今後の上方修正は必至だろう。それでも通期予想はもちろん、中間期予想も四季報予想を下回ったので、総合的にみて、この決算は可もなし不可もなしくらいとみるところか。それでも1355▼55と下げたのは今の地合い(小型株にシビア)と、決算即売りの風潮のなせる業だろう。
【AMGの決算】
07日、引け後に9月中間決算を発表した。
経常利益は5.30億円予想に対し上回る5.60億円で着地した。
2023年3月期通期予想については、売り上げ予想を200.00億円→230.00億円と大幅増額する一方、経常利益予想は10.00億円を据え置いた。これに関する会社の説明が以下である。
>第3四半期より株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの収益が当社グループの連結業績に反映されることとなりますが、昨今の急激な円安に伴う原料・燃料価格の高騰及びこれに伴う建築資商材の値上げが続いており、第3四半期四半期以降の不透明な市場動向により、営業利益及び経常利益は前回公表予想と同程度を見込んでおります。
しかし、30億円(15%)も売り上げが伸びるのに利益は全くでない(中間期0.6億円上回ったことを考慮すると0.6億円減少)などと言うのは、にわかには信じられない。ただただ慎重・控えめな数字にしたとしか思えない。いずれ大幅な上方修正に進むとみる。
また今回の川崎ハウジング等の子会社化で特別利益(負ののれん発生益)約18億円が発生、予想1株利益は、一時的ながら842.12円に達する(予想名目PERは1.62倍)。これもあって今期の配当予想も30円→45円に大幅増額する。
PTSでは現在1427△62。
川崎ハウジング等のことを知らずに安易に売る投資家がいると困るので、以下に10.17日に書いた記事を引用しておこう。
>今日(10.17日)の日経朝刊に西村経産相が、TSMCが熊本県で建設中の半導体工場を見学したという記事が掲載されている。
西村さんの視察はここではどうでもよくて、注目すべきは(分かっていたことではあるが)、総投資額1兆2000億円で約1700人が働く予定で、新卒・中途採用で計数100人を見込むというところだ。JASM(TSMC、ソニーグループ、デンソーの合弁の工場運営会社)の23年春の大卒初任給は28万円(世間相場を大きく上回る)という。
こうしたことで、今は菊陽町はじめ周辺は不動産の引き合いが急増しているわけである。
AMGが子会社化した川崎ハウジング等2社は、熊本市が本社の戸建て住宅会社であり、上記のことが、受注に多大の恩恵をもたらすことは理の当然だろう。
AMGの2022年3月期の売り上げは約164億円。対して21年9月期の2社の売上合計は94億円強だが、TSMC関連の売り上げ寄与があれば、一体どれだけ増えることか。川崎ハウジング等2社の少し前の期の売上94億円強でもAMG売り上げの54%強になる。23年3月期は3四半期から連結なので寄与は小さいが、24年3月期はフル寄与、(以下略)
注=2024年3月期、AMGの売り上げは更に急増するわけである。それもTSMG特需も反映する形で。利益も当然、それ以上に急増するとなれば、株価の評価もさらに高く評価さるべきは言うまでもなかろう。
11月07日 23時50分記
道場銘柄は、まずまずの値動きだった。
クリアル(推)は1309△25。
JP HD(推)は297△5。
メルディアも780△13と上げた。
AMGも1365△10と上げたが、引け後発表の決算については後述。
この他、リソル、アドベンチャー、オプテックス、イトーキ(推)、ゲオ、帝国電気、綿半(推)、じげんなども上げた。
下げたのは、エージーピー(推)767▼25のほか、リファインバース、武蔵精密、長瀬産業、クロスキャットなどである。
このうち、長瀬とクロスキャットは決算発表組。両社とも、04日引け後に9月中間決算を発表している。長瀬の場合、中間期は前年同期比0.9%の減益だった。四季報はかなりの増益を見込み、通期は大幅増益予想だったが、会社は今期小幅増益の通期予想を据え置いた。というわけで1967▼72と下げたのはやむを得ない。
クロスキャットは中間期の経常利益は前年同期比75.1%増益の8.27億円だった。通期予想の11.90億円は据え置いたが、今後の上方修正は必至だろう。それでも通期予想はもちろん、中間期予想も四季報予想を下回ったので、総合的にみて、この決算は可もなし不可もなしくらいとみるところか。それでも1355▼55と下げたのは今の地合い(小型株にシビア)と、決算即売りの風潮のなせる業だろう。
【AMGの決算】
07日、引け後に9月中間決算を発表した。
経常利益は5.30億円予想に対し上回る5.60億円で着地した。
2023年3月期通期予想については、売り上げ予想を200.00億円→230.00億円と大幅増額する一方、経常利益予想は10.00億円を据え置いた。これに関する会社の説明が以下である。
>第3四半期より株式会社川﨑ハウジング及び株式会社ハウメンテの収益が当社グループの連結業績に反映されることとなりますが、昨今の急激な円安に伴う原料・燃料価格の高騰及びこれに伴う建築資商材の値上げが続いており、第3四半期四半期以降の不透明な市場動向により、営業利益及び経常利益は前回公表予想と同程度を見込んでおります。
しかし、30億円(15%)も売り上げが伸びるのに利益は全くでない(中間期0.6億円上回ったことを考慮すると0.6億円減少)などと言うのは、にわかには信じられない。ただただ慎重・控えめな数字にしたとしか思えない。いずれ大幅な上方修正に進むとみる。
また今回の川崎ハウジング等の子会社化で特別利益(負ののれん発生益)約18億円が発生、予想1株利益は、一時的ながら842.12円に達する(予想名目PERは1.62倍)。これもあって今期の配当予想も30円→45円に大幅増額する。
PTSでは現在1427△62。
川崎ハウジング等のことを知らずに安易に売る投資家がいると困るので、以下に10.17日に書いた記事を引用しておこう。
>今日(10.17日)の日経朝刊に西村経産相が、TSMCが熊本県で建設中の半導体工場を見学したという記事が掲載されている。
西村さんの視察はここではどうでもよくて、注目すべきは(分かっていたことではあるが)、総投資額1兆2000億円で約1700人が働く予定で、新卒・中途採用で計数100人を見込むというところだ。JASM(TSMC、ソニーグループ、デンソーの合弁の工場運営会社)の23年春の大卒初任給は28万円(世間相場を大きく上回る)という。
こうしたことで、今は菊陽町はじめ周辺は不動産の引き合いが急増しているわけである。
AMGが子会社化した川崎ハウジング等2社は、熊本市が本社の戸建て住宅会社であり、上記のことが、受注に多大の恩恵をもたらすことは理の当然だろう。
AMGの2022年3月期の売り上げは約164億円。対して21年9月期の2社の売上合計は94億円強だが、TSMC関連の売り上げ寄与があれば、一体どれだけ増えることか。川崎ハウジング等2社の少し前の期の売上94億円強でもAMG売り上げの54%強になる。23年3月期は3四半期から連結なので寄与は小さいが、24年3月期はフル寄与、(以下略)
注=2024年3月期、AMGの売り上げは更に急増するわけである。それもTSMG特需も反映する形で。利益も当然、それ以上に急増するとなれば、株価の評価もさらに高く評価さるべきは言うまでもなかろう。
11月07日 23時50分記
2022.11.06
NYダウ、04日は反発
依然、弱い相場が続く。04日の相場は前日のアメリカ株の下げ(NYダウ0.45%安、NQ指数1.72%安。ともに4立会日続落)を受けて、大きく下げた。日経平均は464円=1.68%安、TOPIXは1.29%安。
道場銘柄も大半の銘柄が下げた。朝方(寄り前)の気配を見ると、小型株の場合、最近は次のようなケースが多い。成り行きで1000株前後の売りが出ていて、対する成り行きの買いは100株とか200株で、その結果、気配は前日の終値が1300円の株とすると、かなり安い1260円前後。
これが、最近の傾向のわけだが、これの意味するのは、売り圧力はそれなりに強い一方、買い意欲は乏しいということだろう。また1日を通しての出来高も少なく、ために、ちょっとした売りで大きく下げるといったこともよく起きる。
さて、今後の展開がどうなるかである。
NYダウは03日で4立会日続落となったわけだが、実はその前は10.21日から28日まで6立会日続伸だったことを忘れてはいけない。要するに、日本株にもそういう傾向が無きにしも非ずだが、とかく、このように、一方的な動きになりがちなので、その場その場の数字で短絡的に強気になったり弱気になったり、ころころ変わることは、厳に戒めなければならないということである。
金利と景気という2つの要因で、アメリカの、そして日本の株価は動いて(振り回されて)いるわけだが、この2つ、好悪どちらに振れるか分からない数字が出るので、臨機応変に対処するしかないわけである。
04日のNYダウは402ドル=1.26%高、NQ指数は1.28%高だった。
連れて日経平均先物も280円=1.03%高になっている。
07日の相場は、それなりに期待できるか。
11月06日 23時14分記
道場銘柄も大半の銘柄が下げた。朝方(寄り前)の気配を見ると、小型株の場合、最近は次のようなケースが多い。成り行きで1000株前後の売りが出ていて、対する成り行きの買いは100株とか200株で、その結果、気配は前日の終値が1300円の株とすると、かなり安い1260円前後。
これが、最近の傾向のわけだが、これの意味するのは、売り圧力はそれなりに強い一方、買い意欲は乏しいということだろう。また1日を通しての出来高も少なく、ために、ちょっとした売りで大きく下げるといったこともよく起きる。
さて、今後の展開がどうなるかである。
NYダウは03日で4立会日続落となったわけだが、実はその前は10.21日から28日まで6立会日続伸だったことを忘れてはいけない。要するに、日本株にもそういう傾向が無きにしも非ずだが、とかく、このように、一方的な動きになりがちなので、その場その場の数字で短絡的に強気になったり弱気になったり、ころころ変わることは、厳に戒めなければならないということである。
金利と景気という2つの要因で、アメリカの、そして日本の株価は動いて(振り回されて)いるわけだが、この2つ、好悪どちらに振れるか分からない数字が出るので、臨機応変に対処するしかないわけである。
04日のNYダウは402ドル=1.26%高、NQ指数は1.28%高だった。
連れて日経平均先物も280円=1.03%高になっている。
07日の相場は、それなりに期待できるか。
11月06日 23時14分記
2022.11.03
アメリカ株の大幅安が続く
02日のアメリカ株はNYダウ505ドル=1.55%安、NQ指数3.36%安と、ともに大きく下げ3日続落となった。とりあえずは日本市場は03日は休場なので、03日のアメリカ株の反発が期待されたわけだが、今のところ、02日同様、NYダウ、NQ指数とも、かなりの下げとなっている。
前日のFOMC後の記者会見で、パウエルFRB議長が労働市場の強さやインフレなどを背景に「政策金利の最終的な水準は従来の予想より高くなる」と述べ、早期の利上げ停止も否定した嫌気されている。長期金利も上昇、金利上昇で売られやすいハイテク株中心の下げとなっており、NQ指数の下落率の方が大きくなっているわけである。
労働市場の引き締まりを示す雇用指標の発表が相次ぐなどし、これまでの早期利下げもといった楽観論が影を潜め、逆にインフレ退治にFRBが力を入れるという見方が強まっているわけだが、これは、これまで何度も繰り返されてきたことである。つまり、朝令暮改と言っていいくらい、経済指標の出方ひとつで、ころっと言うこと・見方が変わるわけで、そうきまじめに受け取ると、かえって危険だ。要するに、今、アメリカ経済は微妙な局面に来ており、景気後退に陥るか、そうはならず踏みとどまるかの分水嶺にいるわけである。さらに言えば、良い景気指標が出て景気後退は避けられそうとなると、多くの場合株安になり、逆に悪い指標が出ると、多くの場合株高になるので、投資家はやりにくいわけである。しかし、これは、過去の、こうした局面で、しばしば見られたことで、相場とは、そういうものと心得、対処するしかないわけである。
現時点でも、NYダウ等はかなりの下げとなっており、2日分の下げの影響を受ける日本株は、現時点で日経平均先物は02日の終値比393円安となっている。
NYダウは下げ幅を縮小中なので、起きてみたら、事態はかなり好転となるのを期待しておこう。
11月03日 23時44分記
前日のFOMC後の記者会見で、パウエルFRB議長が労働市場の強さやインフレなどを背景に「政策金利の最終的な水準は従来の予想より高くなる」と述べ、早期の利上げ停止も否定した嫌気されている。長期金利も上昇、金利上昇で売られやすいハイテク株中心の下げとなっており、NQ指数の下落率の方が大きくなっているわけである。
労働市場の引き締まりを示す雇用指標の発表が相次ぐなどし、これまでの早期利下げもといった楽観論が影を潜め、逆にインフレ退治にFRBが力を入れるという見方が強まっているわけだが、これは、これまで何度も繰り返されてきたことである。つまり、朝令暮改と言っていいくらい、経済指標の出方ひとつで、ころっと言うこと・見方が変わるわけで、そうきまじめに受け取ると、かえって危険だ。要するに、今、アメリカ経済は微妙な局面に来ており、景気後退に陥るか、そうはならず踏みとどまるかの分水嶺にいるわけである。さらに言えば、良い景気指標が出て景気後退は避けられそうとなると、多くの場合株安になり、逆に悪い指標が出ると、多くの場合株高になるので、投資家はやりにくいわけである。しかし、これは、過去の、こうした局面で、しばしば見られたことで、相場とは、そういうものと心得、対処するしかないわけである。
現時点でも、NYダウ等はかなりの下げとなっており、2日分の下げの影響を受ける日本株は、現時点で日経平均先物は02日の終値比393円安となっている。
NYダウは下げ幅を縮小中なので、起きてみたら、事態はかなり好転となるのを期待しておこう。
11月03日 23時44分記
2022.11.01
辛抱のしどころか
01日の相場は小幅高だった。日経平均は91円=0.33%高、TOPIXは0.47%高。鉄鋼や機械など輸出関連の大型株中心の上げで、中小型株には下げる銘柄も多かった。プライムの騰落銘柄数は値上がり849に対し値下がり911だった。
道場銘柄は、値下りする銘柄が、やや多かった。
クリアル(推)は1326▼20。メルディア、AMGなども下げた。これらの銘柄、と言うより小型株の多くは出来高が極端に減っているのが気になるところだ。大幅安になるときは大商いになるのだが、それ以外は上げるときも下げるときも薄商いというのが常態化しているようにさえ感じられる。
JP HD(推)、綿半(推)、じげん、武蔵精密なども下げた。
前日、引け後、好決算を発表したイーグランドは1566▼102と大きく下げた。エージーピー(推)の時もそうだったわけで、小型株の場合、少々の好決算でも売られるのが普通と心得ておいた方がいいのかもしれない。
04日の長瀬産業から14日のクリアル辺りまで、道場銘柄も決算発表が相次ぐので、これにどう対処するか、よくよく考えておきたい。
エージーピーは832△2と続伸した。ANAが2963.5△72.5と大幅高したのが多少好影響を及ぼしたかもしれない。ANAのような大型株の場合、好決算を素直に好感することが多く、うらやましくさえなる。
クロスキャット、オプテックス、長瀬産業、帝国電気などは上げた。
もやもやした相場が続き、小型株への逆風も続くが、ここが辛抱のしどころと耐えよう。
11月01日 23時33分記
道場銘柄は、値下りする銘柄が、やや多かった。
クリアル(推)は1326▼20。メルディア、AMGなども下げた。これらの銘柄、と言うより小型株の多くは出来高が極端に減っているのが気になるところだ。大幅安になるときは大商いになるのだが、それ以外は上げるときも下げるときも薄商いというのが常態化しているようにさえ感じられる。
JP HD(推)、綿半(推)、じげん、武蔵精密なども下げた。
前日、引け後、好決算を発表したイーグランドは1566▼102と大きく下げた。エージーピー(推)の時もそうだったわけで、小型株の場合、少々の好決算でも売られるのが普通と心得ておいた方がいいのかもしれない。
04日の長瀬産業から14日のクリアル辺りまで、道場銘柄も決算発表が相次ぐので、これにどう対処するか、よくよく考えておきたい。
エージーピーは832△2と続伸した。ANAが2963.5△72.5と大幅高したのが多少好影響を及ぼしたかもしれない。ANAのような大型株の場合、好決算を素直に好感することが多く、うらやましくさえなる。
クロスキャット、オプテックス、長瀬産業、帝国電気などは上げた。
もやもやした相場が続き、小型株への逆風も続くが、ここが辛抱のしどころと耐えよう。
11月01日 23時33分記