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29日の相場は、前日のアメリカ株の大幅高(NYダウ、NQ指数とも2%前後の値上がり。長期金利の大幅低下が好感された)を受けて大きく上げた。9月末の配当権利落ち分が日経平均で220円程度あったわけだが、それをこなして日経平均は248円=0.95%高、TOPIXは0.74%高だった。ほとんどの業種が上げた中、海運業は13.16%安となった。コンテナ船の運賃の下落が響いている。規模別では小型株指数の値上がりが大きかった。

道場銘柄は、ここ冴えない動きが続いていたわけだが、28日の終盤に曙光が射した流れを引き継いで、この日は絶好調の動きになった。ほとんどの銘柄が、そしてその多くが大幅高となった。

リファインバースは2284△215(グロース値上がり率7位)。高値は2441△372で、この時点で全上場銘柄の値上がり率1位になり、年初来高値も更新した。一方、27日にストップ高の150円高、28日は150円安だったハイブリッドは45円高まであって870▼42。gumiは971▽78(プライム値上がり率71)。乱高下が激しすぎ、ついていくのも大変な相場のわけである。

前稿で
>6日連続安、長い下髭で800円というぴったりの値段をつけたことで、戻りへの期待が高まるところだ。
としたメルディアは815▼6まであって847△26で7日ぶりに反発した。
AMGも1459△54で4日ぶりに反発した。

この他、オプテックス2117△73、綿半1381△29、エスプール1046△32、クロスキャット1319△36、スポーツフィールド1929△79、じげん339△13、日本エスコン820△22などの上げも目立った。

長瀬産業、武蔵精密、帝国電気、イトーキなども上げた。

わずかに、田谷(推)、クレステックなどが下げた。

しかし一難去ってまた一難と言うか、好事魔多しと言うか、現在アメリカ株が急落中で、日経平均先物も大幅安となっている。しばらくは、こうした不安定な相場が続くことを覚悟しておかなければならないようだ。

9月29日 23時56分記
28日の相場は、アメリカ株安を受けて、日経平均で149円安で始まったわけだが、その後、急落、一時は634円安まであったが、引けにかけ急速に戻し終値では398円=1.50%安だった。ただし、これはファストリ4.23%安の影響が大きく、プライム全体では、プライム指数0.96%安、TOPIX0.95%安が実態を表している。騰落銘柄数を見ても値下がり1011に対し値上がりも760とかなりあった。それはともかく、目まぐるしく株価が動いた1日だった。

前日150円高とストップ高したハイブリッドは172円安まであって912▼150で、まさに行って来いとなった。
道場銘柄ではないが、私がほんの僅か持っているgumiなども高寄り後1029△31までありながら874▼124まであって893▼105。
そういうわけで、道場銘柄の場合も、一時はとんでもないくらいの下げになったわけだが、それでも後場後半以降、特に大引け間際の戻しで、終わってみれば、さほどではないダメージで終えたわけである。
一時はほとんどの銘柄がマイナス圏に沈んだが、最終的には、オプテックス、リソルが上げ、1円高ながら、田谷(推)、イトーキ、武蔵精密も上げた。
メルディアは800円まであって821▼2まで戻した。6日連続安、長い下髭で800円というぴったりの値段をつけたことで、戻りへの期待が高まるところだ。

さて29日は9月末配当の権利落ちだ。28日の引けにかけての戻りには、配当狙いの買いも影響したと思われる(権利落ち堅調への期待か)。
年初来安値更新(9.23日)後も下落基調に歯止めがかからないNYダウだが、28日は、今のところ300ドル近い大幅高となっており、連れて日経平均先物も小高くなっている。29日の相場に期待しよう。

9月28日 23時53分記
27日の相場は反発となった。アメリカ株は、前稿を書いた後、さらに軟化、結局、NQ指数も下げて終えたため、日経平均も先物ほどには上げず、終値で140円=0.53%高だった。TOPIXは0.47%高。主力株中心の上げで、小型株の動きはいま一つだった。

道場銘柄は、なおそれまでの好調の反動が残る感じで、高安まちまちだった。
薄商いで、ちょっとした売り・買いで乱高下する銘柄が続出した。AMGの場合、1439▼23で終えたわけだが、13時41分に1457▼5をつけて以後、売買が成立せず大引けで1439円400株ができたわけである。最終気配は1438円買い(100株)、1460円売り(200株)と、板も大きく離れている。

ハイブリッド(新四季報銘柄)は1062△150(グロース値上がり率3位)のストップ高で、年初来高値更新。26日引け後、ベトナムのサイバーセキュリティセンターと23日に協力覚書を締結したと発表したことが好感された模様。
>4260 ハイブリッド=「需要拡大見込みベトナムでエンジニア、プログラマー150人と過去最大の採用計画。」とある。(9.19日付けブログ)

リファインバースも2130△156(グロース値上がり率11位)(前号発売時の新四季報銘柄。当時の株価は1261円)。
またアドベンチャーも12680△1010(同7位)と上げるなど、グロース銘柄の値上がりが目立った1日だった。グロース指数は1.06%高。

旅行がらみの銘柄の動きがいい(アドベンチャーのほか、ABホテル、エイチ・アイ・エス等も大きく上げている)。
こうなると新四季報銘柄のじげん(334△6)やリソル(4485△20)も、期待できそうだ。前述の銘柄に比べほとんど上げていないが、、知名度が劣るため、人気が波及するのに時間がかかるためだろう。じげんは航空券サイト、リソルはホテルという材料がある。

メルディアは811▼17の後830△2まであって823▼5。連続高、連続安を繰り返しているわけだが、今回は、これで5日連続安。反発のタイミングは接近しているとみる。

NYダウは大幅高だったのが、現在は小幅高程度、NQは0.8%高前後。日経平均先物は配当落ちを考慮した値で90円安前後となっている。慎重運転を心がけたい。

9月28日 0時35分記
26日の相場は、主力株中心に大幅安となった。日経平均は722円=2.66%安、TOPIXは2.71%安。景気の先行きへの懸念が強まったため、資源株や商社、半導体、自動車株などの下げがきつかった。業種別では鉱業-9.31%、石油・石炭製品-6.15%、非鉄金属-4.64%、卸売業-4.23%の下落率が大きかった。

道場銘柄は、ここ、比較的全般の下げほどには下げずに来ていたわけだが、この日はメルディア、AMGの下げがきつかったため、人並みの下げになってしまった。
JP HD(推)、ADワークスなどはプラマイゼロ圏で、踏ん張っていたのだが、最後に息切れ、小幅安で終えてしまった。オプテックス、綿半(推)、クリアル、長瀬産業なども、軒並み下げた。

わずかに、エスプール、クロスキャット、田谷(推)、ゲオ、タカヨシなどが上げた。

今後は、ひとえに、アメリカ次第とみておくところだろう。金利・物価がどうなるかにかかっているわけである。
多少なりとすがれるかもしれないのが、コロナの水際対策緩和で、訪日客が急増、観光中心に、日本経済が世界の主要国を上回る成長率になるかもしれないことである。

現在、NYダウは小幅安だが、NQ指数は1%近い上げとなっている。日本株に与える影響は、ややプラスというところだろうが、26日の日経平均が大きく下げたこともあってか、現時点での日経平均先物は配当落ち分を考慮すると、180円≒0.8%弱のプラスになっている。

なお、9月末の権利付き最終売買日は28日、権利落ち日は29日になる。

9月27日 0時03分記
3連休は気になるが、とりあえず、アメリカ株は高く、日経平均先物も高い。(9.21日23時50分記)と書いたわけだが、その後は、最悪の展開になった。

22日のアメリカ株はその後急落、NYダウは0.35%安、NQは1.37%安で終えた。さらに23日はNYダウ486ドル=1.62%安、NQ1.80%安となった。これでNYダウは年初来安値2万9888ドルを大幅に下回る2万9590ドルになったわけである。
なお日経平均先物は(配当落ち分を考慮した値で)507円(1.87%)安となっている。

9.20日~21日のFOMCでFRBが、6月、7月に続き、3会合連続で0.75%の大幅利上げを決定した。これは、市場の予想どおりだったわけだが、FOM後のパウエルFRB議長の発言等で、インフレ抑制への強い決意が示され、早い時期での金融緩和への転換という市場の楽観的期待が吹き飛んだことが、21日以降のアメリカ株の大幅安につながっている。

金利高・インフレ懸念が、世界の株式市場の重しになってきたわけだが、ここに来て加えて世界経済の急減速、景気後退懸念が意識され始めている。

とは言え、アメリカの利上げペースは景気指標(消費者物価上昇率等)次第なので、今後もアメリカが大幅利上げを続け、株価もどんどん下げるかと言うと、ことはそう単純ではなく、意外に早く物価の沈静傾向が表れ、シナリオが大きく変わる可能性も、それなりにはあるわけである。

日本の株価は、アメリカ等の世界の主要国では一番、堅調(下落率が小さい)な動きをしている。
これは、日本経済が30年間にもわたって、ほとんど成長せず、結果としてインフレ懸念とは無縁であることが、その主要な原因であろう。現在消費者物価指数が前年同月比3%近い上昇率になってきたと言っても、経済に活力が戻ってきたからではなく、原油高等によるものが大きな要因で、アメリカやイギリスが8%以上もの上昇率になっているのとは、雲泥の差がある。金利の上昇ももアメリカでは現実に住宅の売り上げ不振を招いているわけだが、日本では、まだそういうことは起きていない。
そうは言っても、今後はジワリと影響が広がり、住宅金利上げと言ったこともあり得る(とはいっても、その場合でも小幅にとどまるであろう)ので、注意は必要である。また経済成長率の一段の鈍化も予想される。
一方、岸田首相が22日午後、NY証券取引所で講演、その中で、コロナの水際対策に関して、10.11日から緩和し、ビザなしでの短期滞在や個人旅行の再開を打ち出したのは、好材料だ。名目GDP成長率を0.7%程度押し上げる予想も出ている。

9月26日 0時02分記

21日の相場は想定通り、かなり下げた。日経平均、TOPIXとも1.46%安だった。下げたところで、「新四季報銘柄」の第2弾と思っていたので、まあよかったのである。

6333 帝国電気 1946▼26
7220 武蔵精密 1653▼57
8012 長瀬産業 2021▼34

6333 帝国電気=「中国向けケミカル機器ポンプが想定超の伸び」で「来期に予定していた能力増強投資を今期中に前倒し着手。」とある。2023年3月期の予想経常利益は前号の31.30億円(会社計画と同じ)を今号は40.00億円に大幅増額。史上最高益。

7220 武蔵精密=「日産やホンダのEV、HV向け部品を続々受注、電動車向け部品拡販進む。」とあるのに着目。

8012 長瀬産業=「ニュートリション市場拡大で米プリノバの成長急。」とある。何のことかさっぱりという投資家が多かったためか、この材料は全く未消化とみてよさそうだ。ここにチャンスがある。説明は省くので、興味のある方は調べられたし。

3連休は気になるが、とりあえず、アメリカ株は高く、日経平均先物も高い。
第1弾銘柄も含め、「新四季報銘柄」は仕込みチャンスだろう。

9月21日 23時50分記
20日の相場は大幅高で始まり、日経平均の場合、一時は340円高まであったが、その後は急速にダレ終値では121円=0.44%高だった。TOPIXは0.45%高。ただ、プライム中心の上げで、スタンダードは0.25%高とはいえ、値下がり銘柄の方が多く、グロースに至っては1.20%安だった。

道場銘柄は、やや値上がりするものが多かった。JP HD(推)は278△5と、年初来高値面合わせで引け新値。明日こそ高値更新と行きたいところだが、アメリカ株が現在大きく下げており、この影響がどう出るか。

イトーキは「新四季報先取り銘柄」として紹介したわけだが、その後は泣かず飛ばずだった。それがようやく448△28まであって435△15と上げた。2022年12月期の予想経常利益40.00億円というのは会社予想を踏襲したに過ぎないので、これだけ見た投資家は、新四季報に反応しなかったのだろう。しかしよく見れば、23年12月期は前号の37.00億円→53.00億円予想にに大きく増額しているのだ。予想実質1株利益は82.0円にもなる。予想実質PERは5.3倍に過ぎない。ちなみにコクヨの23年12月期の予想実質PERは12.3倍である。

メルディア、AMGは下げた。AMGについては最後に書く。

クロスキャットが1315▼163(プライム値下がり率2位)と急落した。16日、引け後に今期中間決算について上方修正を発表している。ここで通期予想を据え置いたことが売られた理由のように書いている解説があったが、これはやや的外れだろう。通期予想の据え置きなど、中小型株では日常茶飯事化しており、必ずしも売り材料にはならない。それより、好決算発表は、よほどいい内容でない限り売られる、それも大きく売られることも珍しくないというのは、今や普通になっている。そうした中での、この下げととらえるのが妥当だろう。強いて言えば中間期の予想経常利益は四季報は前号の5.20億円を今号では9.20億円に増額している。そして今回の会社予想は7.70億円(5.20億円から引き上げ)である。新四季報予想をかなり下回ったことに気付いて売った投資家もそれなりにいたかもしれない。

「新四季報銘柄」は、おおむね堅調だった。

2681 ゲオ 1708△15
2982 ADワークス 156±0
2998 クリアル 1210△22
3457 And Do 885△25
3679 じげん 343△12
4260 ハイブリッド 882△43
5261 リソルHD 4585△70

大きく上げたクリアル、ハイブリッドは大化けの素質があるのかもしれない。ADワークスは依然もたついているがもたつけばもたつくほど、どこかで一気に行くような気がする。

【AMG】
基準地価(国交省)が20日発表になったわけだが、熊本県菊陽町のTSMC建設地から約3キロの地点が、全国のすべての用途の調査地点の中で上昇率全国1位になった。
どうしてこういうことを書いているかというと、もちろん、AMGと関係してくるからである。同社は本年8.08日、川崎ハウジングとハウメンテの2社の子会社化を発表している。戸建て分譲会社とその販売会社だが、その本社が熊本市にあるというわけである。
TSMCは本体だけで1200人を雇用、関連企業80社も進出予定というわけで、今や不動産の引き合いが急増している(日経ニュース プラス9 TSMC進出に沸く熊本の”現在地”による)。
川崎ハウジングの出番であり、売り上げ急増となれば、AMGの業績も一段と良くなろう。子会社化した2社の21年9月期の合計売上高は94億円強になる。TSMC効果を入れなくとも24年3月期のAMG決算では、軽く100億円以上の寄与となるはずである。詳細は省くが、新四季報ではAMGも子会社化2社も全く売り上げが伸びないかむしろ減少する予想数字になっている。よって24年3月期はTSMC効果も加わって、売り上げは四季報予想の270億円を大きく上回る290億円とか300億円もありうるのではないか。

9月21日 0時38分記
相場環境が不透明で、先行き、なお下落懸念があるので、とりあえず第1弾とした。
こういう環境下での買いの鉄則として、持ち高はあまり増やさない=これら銘柄を買う資金としては新規資金の投入は0ないし少しにし、持ち株(または建て玉)を売って作る=ことが重要である。私がつとに提唱している「猛獣もし戦わば」式投資法の応用ともいえる。弱い猛獣を処分・強い猛獣にチェンジするのだ。つまり、相場が思わしくなく、ここから全般がかなりの下げに見舞われるといった展開になったとしても、今保有の、ある銘柄(持ち株で最も見込みの薄い銘柄)のいくつかを売って、上記7銘柄のいくつかを買った場合、その後の結果は、何もしないでいるのに比べ、好パフォーマンスになるだろうということである。

2681 ゲオ 1693△11
2982 ADワークス 156±0
2998 クリアル 1188△14
3457 And Do 880△20
3679 じげん 331▼7
4260 ハイブリッド 839△50
5261 リソルHD 4515△20

各銘柄の注目点について、ごく簡単に書いておこう。

2681 ゲオ=リユース株が買われている。ゲオと言えば映像レンタルのイメージが強烈だが、今やレンタルの売り上げ比率は13%に過ぎず、リユースが50%だ。
2962 ADワークス=2022年12月期の経常利益は21年12月期9億円から20億円に急増予想だ。「新四季報先取り銘柄」として紹介済みだが、その後の全般安でADワークスの株価が足踏みしているのは絶好の仕込み場とみて再度お勧めしておく。
2998 クリアル=予想経常利益は今・来期とも前号比で大幅増額。
3457 And Do=リバースモーゲージ絶好調。
3679 じげん=旅行関連株人気が高まる中の超出遅れ。航空券サイトが伸びる。
4260 ハイブリッド=「需要拡大見込みベトナムでエンジニア、プログラマー150人と過去最大の採用計画。」とある。
5261 リソルHD=ホテル、ゴルフ場運営の回復で今・来期業績予想とも前号比で大幅増額。

9月19日 23時22分記
新四季報は、あらかた読み終え、「新四季報銘柄」発表も準備万端の一歩手前くらいまで来た(19日夜発表の予定)。

ここでは16日の相場について、簡単に書くとしよう。

日経平均は308円=1.11%安と、大きく下げたが、これは東エレク4.33%安やファストリ1.31%安の影響が大きく、実際TOPIXの値下がり率は0.61%にとどまっている。騰落銘柄数を見ても値上がり銘柄数は551(値下がり銘柄数1233)と、それなりにあった。業種別では海運の下落率が3.02%大きかった。電気機器も1.68%安だったが、特に半導体関連はほぼ全面安だった。

道場銘柄は、トータルでは小幅安にとどまった。
メルディアが小幅高となったほか、オプテックス、日本エスコン(推)、リファインバースなどが上げ、JP HD(推)、ADワークスが±0だったためである。私の場合はわずかながらもプラスだったが、これはメルディアの配当(6月期)が入金されていたためで忘れかけていたのでうれしかった。
クロスキャット、エスプール(推)、AMG、綿半(推)、イトーキ、アドベンチャーなどは下げた。

今後の相場は、アメリカ株次第の面が大きいため、読みにくいが、それは別として、ここ強い動きをしている銘柄は、先行きも相対的に明るいとみていいのでは、ないか。
メルディア、JP HD、ADワークス、AMGなどである。

メルディアとAMGの新四季報の記述を見ると、類似点の多いのに驚かされる。つまり、両社とも、戸建て住宅会社を次々と傘下に収めていることである。この戦略は今後も続ける方針なのも同じで、M&A戦略を駆使、業容拡大とともに営業地域の拡大も進める。
この6期間で両社の売り上げ、経常利益がどれだけ増えたかを調べたので、以下に示そう。
メルディアは2018年6月期~024年6月期、AMGは2018年3月期~024年3月期
基準の期を100とした指数で示す。....

          売上  経常利益  予想PER
メルディア    214    166   2.98倍 
AMG       301    227   4.34倍

このように、売り上げ、経常利益とも高い伸びを示し、かつ低PERなのだから、割安なことが明確に分かる。
なおメルディアの伸びがAMGに比べ低いが、これは基準の期がその前の2017年6月期に比べ、売り上げは42%、経常利益は51%も急増したことが不利に働いている。

9月19日 0時51分記
前日、夜の3時頃就寝、今日は8時起床、以降、立会時間中は株取引、15時過ぎから新四季報を読み始め、今23時53分、疲れたと思ったら、休憩時間は1時間前後だから、ほぼ15時間労働だったことになる。(新四季報はまだ2割ほど残っている)

それでも、道場銘柄はトータルで大幅高、前日の下げの9割を取り戻し、9.13日から15日の3日間トータルでは、それなりのプラスになった。まさか、ここまでの結果になるとは期待もしていなかったので、うれしい限りである。

というわけで、気を良くして、一休み入れ、これを書いているわけである。

15日の相場は、アメリカ株の反発を受けて日本株も反発したが、小幅な反発にとどまった。
しかし道場銘柄は、AMGが1589△78と、軽く年初来高値を更新いたのを筆頭に、メルディア、クロスキャット、JP HD(推)、リファインバース、スポーツフィールド、クレステックなどが大きく上げたため、トータルでも前日の大幅安分のほとんどを取り戻すことになった。

それでは、新四季報で、道場銘柄が、どういうふうに書かれているか、一部、紹介しておこう。

メルディア=23年6月期の経常利益は22.0億円予想(前期比13.3%増)、24年6月期は26.0億円予想(18.2%増)。「柱の総合建設の期初受注残は前期比16%増と潤沢。」とある。

クロスキャット=23年3月期の予想経常利益は、前号12.5億円(会社予想は11.9億円)→今号20.5億円

JP HD=23年3月期の予想経常利益は、前号35.8億円→今号43.4億円、23年3月期に至っては前号40.2億円→今号53.4億円

ADワークス(推)=22年12月期の予想経常利益は前号8.0億円→今号9.0億円、23年12月期に至っては前号15.0億円→今号20.0億円

イトーキ=22年12月期の予想経常利益は前号29.0億円→今号40.0億円、23年12月期は前号37.0億円→今号53.0億円

AMG=23年3月期の予想経常利益は前号11.0億円(会社予想10.0億円)→今号12.5億円、24年3月期は前号14.5億円→今号15.0億円
「総額27億円で戸建て分譲関連2社を買収(後略)。買収意欲衰えず。今後も4大都市圏軸に不動産、建設関連で物色継続。」とある。

「新四季報銘柄」は、17日(日)に(少なくとも一部は)発表の予定だが、もっと早くという方のために、特別、2銘柄だけ紹介しておこう。

2998 クリアル 1174△8
1万円から投資の不動産クラウドファンディングが絶好調。業績予想も前号比増額されている。

4317 レイ 376▼3
イベント等の企画、映像製作等の会社だが、いよいよアフターコロナの波が旅行やレジャーだけでなく、レイのようなところにも回ってくるとみて先回り買いしておくのは面白いだろう。

9月16日 1時07分記