2022.06.30
日経平均急落も軽傷でしのぐ
30日の相場は大幅安となった。1日中だらだらと下げ幅を広げ、日経平均は412円=1.54%安、TOPIXは1.20%安だった。ただ日経平均等の数字から想像されるのとは違って値上がり銘柄もそれなりにあった(472)。東京エレクトロン4.11%安を筆頭に、ファナック、ソニー、信越化学、ソフトバンクGといった値嵩株の下げが大きかったことが、下落率を拡大させた主な要因だろう。
道場銘柄は、上げる銘柄もそれなりにあり、トータルでは小幅な下げにとどまった。
クレステックは1507△11の高値引け。配当落ちの前日の下げが44円だから、2日間計では33円安。配当は40としても、(上回る可能性もあろう)、これを加味すると7円高になるわけである。この間、日経平均が計656円も下げたことを考慮すると、配当取りは成功だったと言えよう。
綿半(推)は年初来高値更新となる1382円まであって1368△3。地合いが悪くなってきたので、多少時間はかかるかもしれないが、1400円大台替わりから1450円どころを目指すとみて対処。
JP HDも年初来高値更新となる257円まであって252△1。いずれは300円台乗せも十分ありうると考えるので、強気堅持。
タカヨシは1886△46。値動きが荒っぽいが、「わくわく広場」の大量出店が続き、大幅増益が続くので、2000円も期待できるのではないか。
日本エスコン(推)は765△3で6連騰。引け後、2022年6月期の6月中間決算について上方修正を発表した。PTSではかなりの出来高になっていて791円まであって784△19。
エスプール(推)は1124▼18。オプテックス、本多通信、ビジネス・ブレークスルーなども下げた。
アドベンチャー、コシダカ、串カツ田中などのアフターコロナ銘柄も、多くが下げた。ここにきて、明らかにコロナ感染者数が増加傾向になってきており、これを嫌気したものだろう。
アメリカ株は、現時点で大きく下げている。NYダウは480ドル(約1.5%)安、NQはさらに大幅な下げになっている。6月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回り、景気への懸念が強まっているようだ。日経平均先物は180円(約0.7%)安となっている。
6月30日 23時50分記
道場銘柄は、上げる銘柄もそれなりにあり、トータルでは小幅な下げにとどまった。
クレステックは1507△11の高値引け。配当落ちの前日の下げが44円だから、2日間計では33円安。配当は40としても、(上回る可能性もあろう)、これを加味すると7円高になるわけである。この間、日経平均が計656円も下げたことを考慮すると、配当取りは成功だったと言えよう。
綿半(推)は年初来高値更新となる1382円まであって1368△3。地合いが悪くなってきたので、多少時間はかかるかもしれないが、1400円大台替わりから1450円どころを目指すとみて対処。
JP HDも年初来高値更新となる257円まであって252△1。いずれは300円台乗せも十分ありうると考えるので、強気堅持。
タカヨシは1886△46。値動きが荒っぽいが、「わくわく広場」の大量出店が続き、大幅増益が続くので、2000円も期待できるのではないか。
日本エスコン(推)は765△3で6連騰。引け後、2022年6月期の6月中間決算について上方修正を発表した。PTSではかなりの出来高になっていて791円まであって784△19。
エスプール(推)は1124▼18。オプテックス、本多通信、ビジネス・ブレークスルーなども下げた。
アドベンチャー、コシダカ、串カツ田中などのアフターコロナ銘柄も、多くが下げた。ここにきて、明らかにコロナ感染者数が増加傾向になってきており、これを嫌気したものだろう。
アメリカ株は、現時点で大きく下げている。NYダウは480ドル(約1.5%)安、NQはさらに大幅な下げになっている。6月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を下回り、景気への懸念が強まっているようだ。日経平均先物は180円(約0.7%)安となっている。
6月30日 23時50分記
2022.06.30
JP HD、ビジネス・ブレークスルーがいい動きに
29日の相場は日経平均では362円安まであったのだが、徐々に戻し終値では245円=0.91%安だった。TOPIXは0.72%安。主力大型株中心に下げ、小型株の下落率は小さかった。騰落銘柄数を見ても値上がり787、値下がり987と大差なかった。
マザーズ指数は1.30%安。
前日は波長が合わず、全般が大きく上げた中、ほぼプラマイ0にとどまった道場銘柄だが、この日は逆に、実質的にそこそこのプラスとなった。「実質的に」と書いたのは、クレステックとオプテックスの配当落ちがあったためで、これを加味するとプラスになったということである。
クレステックは1496▼44。今回分の配当は40円とすると、実質4円安、税金2割(8円)を考慮すると12円安ということになる。期待外れではあるが、日経平均並みの下げだったともいえるわけである。イベントを終え、30日からまた通常の相場が始まるわけで、これですっきり、出直るのを期待しよう。
注=2022年6月期の年間配当を69円(この場合下半期の分は40円)という仮定で書いたわけだが、これは四季報予想の上限を使ったに過ぎない。しかし、これには疑念も残る。クレステックの配当性向30%に従うと年間配当は83円(前後)、よって下半期(今回分)は54円(前後)になる。この程度の配当になる可能性は十分あるとみる。
その他の銘柄は、多くの銘柄が上げた。
本多通信は551△15と4連騰。出来高もさらに増加しており、完全に上昇波動に入ったとみていいだろう。6.07日につけた579円の年初来高値更新が有望だ。
JPホールデングスは251△6の高値引け。詳しいことは後日に譲るが、好材料がいくつもあり、業績も絶好調であり、ここから大いに期待できそうだ。
ビジネス・ブレークスルー(BBT)は441△3と続伸。なかなか大前研一社長(一昔前は超売れっ子の経営コンサルタントだった)の思惑通りにはいかず、この会社は業績が低迷していたわけだが、ここにきて、ついにブレークスルーしそうだ。
時価総額は約63億円。独断と偏見で対比するわけだが、3560ほぼ日(社長の糸井重里氏は一昔前、一世を風靡したコピーライター)が約81億円。4年以上前の設立で、このように後塵を拝していては、大前さんも切歯扼腕の思いだろう(これは私個人の読みです)。それも、ここからの株価急騰で解消して我らも大前氏とともに快哉を叫びたいものである。
メルディアは、ここ底堅い動きで700円大台を固めつつあるわけだが、697円で始まって702△2。前々日につけた突飛高の719円が暗示しているような気がしなくもないのだが、近々大きく上げる可能性がある程度はあるのかもしれない。
クロスキャットは2日続落していたわけだが961△23。ややひねくれた動きをするので困るが、1000円大台回復の期待が出てきた。
エスプール(推)は1108▼33まで下げる場面があって1142△1。底堅さを見せた。
オプテックス、タカヨシは、ここ大きく上げた反動で、かなりの下げになった。
綿半(推)は1365▼12の安値引け。9連騰していたので、この休養は歓迎だ。1379円の年初来高値更新から1400円大台乗せは、最低でもあるとみるので、ここは、むしろ買い増しチャンスとみる。私も、まだ仕込み不足なので、さらに下げればもちろん、そうでなくとも地合い次第では買う予定だ。
6月30日 0時50分記
マザーズ指数は1.30%安。
前日は波長が合わず、全般が大きく上げた中、ほぼプラマイ0にとどまった道場銘柄だが、この日は逆に、実質的にそこそこのプラスとなった。「実質的に」と書いたのは、クレステックとオプテックスの配当落ちがあったためで、これを加味するとプラスになったということである。
クレステックは1496▼44。今回分の配当は40円とすると、実質4円安、税金2割(8円)を考慮すると12円安ということになる。期待外れではあるが、日経平均並みの下げだったともいえるわけである。イベントを終え、30日からまた通常の相場が始まるわけで、これですっきり、出直るのを期待しよう。
注=2022年6月期の年間配当を69円(この場合下半期の分は40円)という仮定で書いたわけだが、これは四季報予想の上限を使ったに過ぎない。しかし、これには疑念も残る。クレステックの配当性向30%に従うと年間配当は83円(前後)、よって下半期(今回分)は54円(前後)になる。この程度の配当になる可能性は十分あるとみる。
その他の銘柄は、多くの銘柄が上げた。
本多通信は551△15と4連騰。出来高もさらに増加しており、完全に上昇波動に入ったとみていいだろう。6.07日につけた579円の年初来高値更新が有望だ。
JPホールデングスは251△6の高値引け。詳しいことは後日に譲るが、好材料がいくつもあり、業績も絶好調であり、ここから大いに期待できそうだ。
ビジネス・ブレークスルー(BBT)は441△3と続伸。なかなか大前研一社長(一昔前は超売れっ子の経営コンサルタントだった)の思惑通りにはいかず、この会社は業績が低迷していたわけだが、ここにきて、ついにブレークスルーしそうだ。
時価総額は約63億円。独断と偏見で対比するわけだが、3560ほぼ日(社長の糸井重里氏は一昔前、一世を風靡したコピーライター)が約81億円。4年以上前の設立で、このように後塵を拝していては、大前さんも切歯扼腕の思いだろう(これは私個人の読みです)。それも、ここからの株価急騰で解消して我らも大前氏とともに快哉を叫びたいものである。
メルディアは、ここ底堅い動きで700円大台を固めつつあるわけだが、697円で始まって702△2。前々日につけた突飛高の719円が暗示しているような気がしなくもないのだが、近々大きく上げる可能性がある程度はあるのかもしれない。
クロスキャットは2日続落していたわけだが961△23。ややひねくれた動きをするので困るが、1000円大台回復の期待が出てきた。
エスプール(推)は1108▼33まで下げる場面があって1142△1。底堅さを見せた。
オプテックス、タカヨシは、ここ大きく上げた反動で、かなりの下げになった。
綿半(推)は1365▼12の安値引け。9連騰していたので、この休養は歓迎だ。1379円の年初来高値更新から1400円大台乗せは、最低でもあるとみるので、ここは、むしろ買い増しチャンスとみる。私も、まだ仕込み不足なので、さらに下げればもちろん、そうでなくとも地合い次第では買う予定だ。
6月30日 0時50分記
2022.06.28
綿半、オプテックスは快調に上げる
28日の相場はかなりの上げとなった。日経平均は178円=0.66%高、TOPIXは1.06%高だった。空運が0.03%安だった以外は全業種がプラスだった。
マザーズ指数は0.49%高。
道場銘柄は、下げるものもそれなりにあり、トータルでもプラマイ0程度だった。エスプール(推)、クレステックなどが下げたことが直接的な原因だがこれら銘柄中心に道場銘柄は、ここ大きく上げたのが背景にあるとみるところだろう。
オプテックスは年初来高値2150円を大きく上回る2165円まであって2161△87。12月決算なので29日は6月中間決算の配当権利落ち(中間配当は18円予想。2018年1月期つけた3640円まで節のない青天井相場に入った.。
綿半(推)は安い場面もあったのだが、終わってみれば1377△6の高値引け。ついに9連騰になってしまったわけだが、値幅的にはそれほどでもないことと、なお年初来高値を更新していないことから、そう気にしなくていいだろう。1400円大台替わりから上昇加速となるのを期待しよう。
本多通信は536△14と3連騰。6.20日の499円で底入れかと書いたが、そう断言していい動きになってきた。出来高も回復しており、6.07日につけた579円高値挑戦もあり得そうな雰囲気になってきた。今来期とも業績は大きく伸びる予想だ(新四季報)。
日本エスコン(推)は戻りが鈍かったわけだが、この日は758△9で4連騰。前回795円(6.08日)で押し戻された800円の壁に再び挑む。
クロスキャット、木徳神糧、JPホールディングスなどは下げた。
クレステックは1540▼19と下げたわけだが、配当を取りたくない向きの売りがかさんだということだろう。出来高は前日の10倍以上の44000株に急増した。29日の配当落ち、いくらになるか。ハラハラドキドキの日になるが、運命愛で。
6月28日 23時55分記
マザーズ指数は0.49%高。
道場銘柄は、下げるものもそれなりにあり、トータルでもプラマイ0程度だった。エスプール(推)、クレステックなどが下げたことが直接的な原因だがこれら銘柄中心に道場銘柄は、ここ大きく上げたのが背景にあるとみるところだろう。
オプテックスは年初来高値2150円を大きく上回る2165円まであって2161△87。12月決算なので29日は6月中間決算の配当権利落ち(中間配当は18円予想。2018年1月期つけた3640円まで節のない青天井相場に入った.。
綿半(推)は安い場面もあったのだが、終わってみれば1377△6の高値引け。ついに9連騰になってしまったわけだが、値幅的にはそれほどでもないことと、なお年初来高値を更新していないことから、そう気にしなくていいだろう。1400円大台替わりから上昇加速となるのを期待しよう。
本多通信は536△14と3連騰。6.20日の499円で底入れかと書いたが、そう断言していい動きになってきた。出来高も回復しており、6.07日につけた579円高値挑戦もあり得そうな雰囲気になってきた。今来期とも業績は大きく伸びる予想だ(新四季報)。
日本エスコン(推)は戻りが鈍かったわけだが、この日は758△9で4連騰。前回795円(6.08日)で押し戻された800円の壁に再び挑む。
クロスキャット、木徳神糧、JPホールディングスなどは下げた。
クレステックは1540▼19と下げたわけだが、配当を取りたくない向きの売りがかさんだということだろう。出来高は前日の10倍以上の44000株に急増した。29日の配当落ち、いくらになるか。ハラハラドキドキの日になるが、運命愛で。
6月28日 23時55分記
2022.06.27
メルディア、オプテックスの動きに注目
27日の相場は大幅高となった。日経平均は379円=1.43%高、TOPIXは1.11%高だった。大型株優位の展開で、特に半導体株中心に機械、電気機器の上げが目を引いた。値上がり銘柄1297に対し値下がり銘柄も462(これまでもそうだったわけだが、これはプライム市場についての数字であることをお断りしておく)と、日経平均の上昇率の割には多かった。
マザーズ指数は0.36%高。
道場銘柄は、やや不向きな展開にもめげず、快調に上げた。
エスプール(推)は1157△27と3連騰。
クレステックは1559△13と反発、高値引けだった。いよいよ28日は権利付き最終売買日となる。1568円の年初来高値を更新して権利落ちを迎えるか、更新せずに迎えるか。
綿半(推)は年初来高値面合わせとなる1379△11で寄り付いたが、寄り天となり、一時は1356▼12まで下げたが、終値は1371△3とプラスに戻し、8連騰。一息欲しいような一気に爆騰してほしいようなぜいたくな悩み。いずれにせよ、1450円前後は最低でもあるとみて対処。
オプテックスは2074△60と続伸。出来高も増加傾向にあり、6.08日につけた2150円の年初来高値を更新しそうだ。
注目すべき動きを見せたのがメルディア。小安く始まり小動きだったのだが、14時14分に719△29まで急伸、終値は704△14。6.09日以来の終値での700円大台回復である。出来高も前日の4倍近い7900株に増えた。今期業績は横ばい(営業微増益、経常微減益)にとどまるが、来期は経常15.8%増益予想(新四季報)で、史上最高益の見込みだ。好調な戸建てでは神戸支店(2022年1月開設)に続き京都支店も早期開設を目指す。来期予想PERは実質では2.78倍、名目でも3.02倍に過ぎない。
木徳神糧、本多通信は上げたが、タカヨシ、リファインバース、ビジネス・ブレークスルーなどは下げた。
6月27日 23時39分記
マザーズ指数は0.36%高。
道場銘柄は、やや不向きな展開にもめげず、快調に上げた。
エスプール(推)は1157△27と3連騰。
クレステックは1559△13と反発、高値引けだった。いよいよ28日は権利付き最終売買日となる。1568円の年初来高値を更新して権利落ちを迎えるか、更新せずに迎えるか。
綿半(推)は年初来高値面合わせとなる1379△11で寄り付いたが、寄り天となり、一時は1356▼12まで下げたが、終値は1371△3とプラスに戻し、8連騰。一息欲しいような一気に爆騰してほしいようなぜいたくな悩み。いずれにせよ、1450円前後は最低でもあるとみて対処。
オプテックスは2074△60と続伸。出来高も増加傾向にあり、6.08日につけた2150円の年初来高値を更新しそうだ。
注目すべき動きを見せたのがメルディア。小安く始まり小動きだったのだが、14時14分に719△29まで急伸、終値は704△14。6.09日以来の終値での700円大台回復である。出来高も前日の4倍近い7900株に増えた。今期業績は横ばい(営業微増益、経常微減益)にとどまるが、来期は経常15.8%増益予想(新四季報)で、史上最高益の見込みだ。好調な戸建てでは神戸支店(2022年1月開設)に続き京都支店も早期開設を目指す。来期予想PERは実質では2.78倍、名目でも3.02倍に過ぎない。
木徳神糧、本多通信は上げたが、タカヨシ、リファインバース、ビジネス・ブレークスルーなどは下げた。
6月27日 23時39分記
2022.06.26
綿半ホールディングス
24日の相場は日経平均は321円=1.23%高、TOPIXは0.81%高だった。その後の24日のアメリカ株は暴騰(NYダウは823ドル=2.68%高、NQは3.34%高)となっている。日経平均先物も343円=1.29%高。
上がると思えば下げ下げるかと思うと下げるのが、ここ続いていて難しいわけだが、上げ基調に復帰した可能性が、それなりに出てきたのかもしれない。今回も疑念は消えないが、それでも、ここでようやく上昇基調に転じたのかもしれない、くらいのスタンスで臨むところか。
道場銘柄も、動きが良くなってきたものが増加中だ。
綿半(推)については、最後に詳しく書くとして、まずは、それ以外の銘柄について書こう。
エスプールは1144円まであって1130△49。
少し前からの流れとして高PER銘柄が売られる傾向があった。エムスリーやRITALICOなどだが、エスプールも影響を受けた組だろう。来期予想P実質PER(新四季報の予想1株利益で算出)はエムスリー37.4倍、LITALICOは42.5倍である。しかしエスプールは30.4倍に過ぎないのである。事業環境は、これまでにないほど良く、業容は急拡大が予想される。他の2社並みのPERに買えば、株価は37.4倍で1391円、42.5倍で1581円である。
オプテックスは2014△56と、6.14日以来となる終値での2000円大台回復。前にも書いたが好材料山積の上、配当性向30%をめどにしているので、会社計画を大きく上回る新四季報予想通りの業績になれば、配当は前期の30円が、今期は44円、来期は48円前後が期待できる。
クレステックは6月末の配当権利落ちを控え1546▼1。28日が権利付き最終、27日が権利落ちのわけだが、私は権利取り方針。(まあ落ち前に1600円以上をつければ1割くらいは売るかもしれないが)
7月になれば、業績上方修正、さらには大幅増配の決定といったIRが出てくるのも期待できようから、下値不安は極めて小さく大幅高の可能性はかなりあるとみる。
【新四季報銘柄のここまでの値動き】(左が取り上げたとき、右は6.24日の終値
2139 中広 383±0→392▼6
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 423▼10→430△2
2700 木徳神糧 4980△250→5640▼410
2749 JPホールディングス 225▼1→248△9
3199 綿半ホールディングス 1301△3→1368△17
6826 本多通信工業 513▼17→517△9
7375 リファインバースG 1261▼201→1368△58
9596 九州リース 568△1→573▼2
9259 タカヨシ 1741▼28→1940△32
本多通信も24日は上げ、これで9銘柄がすべて取り上げた時に比べプラスになった。
このまま、地合いがもつとすれば、上記銘柄は、どれも有望とみていいだろう。
株(推奨銘柄)
3199 綿半HD(東証プライム)
株価=1351△16(06月23日終値)
出来高=12100株(06月23日)
予想実質PER(2024年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=1221円(01.28日)~1379円(03.28日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=A
23日に推奨銘柄にしているので、株価等の数字は同日のものである。
2022年3月期業績は、建設の資材調達遅れ、小売りの巣ごもり特需剥落で、思わぬ大幅な経常減益(16.8%減)になった。しかし今期は、一転大幅増益になる。特に建設は資材調達遅れが結果として受注大幅増(前期比75%増)となり、今期業績をけん引する。小売りは、今期に入っての売り上げが前年同期比微減が続くが、これも調べてみると、心配なさそうだ。綿半スーパーセンター上田店が本年8.16日オープン予定、さらに「長野市大型HCは6月開業予定が9月以降に遅延。」(新四季報)となっていて不安材料だった綿半スーパーセンター権堂店は本年秋開業という情報がある。小売りは今期売上1.9%増の計画なので、新店2店の寄与で十分達成可能だろう。さらに好材料がある。6.15日に以下の発表をしている。
食品、菓子、飲料など最大 300 品値下げ!
物価高騰のなか、綿半の緊急値下げでお客さまの暮らしを応援!
賃金が上がらない中での物価高が起きているわけだが、ここで値下げできる綿半には多少遠方からも買い物客が集まるのではないか。
HCと建設業(自走式駐車場で国内トップ、屋根外装改修で国内トップ)というユニークな業態の400年以上の歴史を有する老舗企業が、さらなる飛躍を遂げようとしている。
今期は史上最高純益見通し、来期は最高経常益見通しであり、株価は1379円高値更新からが大きいとみる(週足チャート参照)。とりあえずは1450円から1500円だが、中期的には2020年9月につけた1695円が目標になろう。
6月26日 22時02分記
上がると思えば下げ下げるかと思うと下げるのが、ここ続いていて難しいわけだが、上げ基調に復帰した可能性が、それなりに出てきたのかもしれない。今回も疑念は消えないが、それでも、ここでようやく上昇基調に転じたのかもしれない、くらいのスタンスで臨むところか。
道場銘柄も、動きが良くなってきたものが増加中だ。
綿半(推)については、最後に詳しく書くとして、まずは、それ以外の銘柄について書こう。
エスプールは1144円まであって1130△49。
少し前からの流れとして高PER銘柄が売られる傾向があった。エムスリーやRITALICOなどだが、エスプールも影響を受けた組だろう。来期予想P実質PER(新四季報の予想1株利益で算出)はエムスリー37.4倍、LITALICOは42.5倍である。しかしエスプールは30.4倍に過ぎないのである。事業環境は、これまでにないほど良く、業容は急拡大が予想される。他の2社並みのPERに買えば、株価は37.4倍で1391円、42.5倍で1581円である。
オプテックスは2014△56と、6.14日以来となる終値での2000円大台回復。前にも書いたが好材料山積の上、配当性向30%をめどにしているので、会社計画を大きく上回る新四季報予想通りの業績になれば、配当は前期の30円が、今期は44円、来期は48円前後が期待できる。
クレステックは6月末の配当権利落ちを控え1546▼1。28日が権利付き最終、27日が権利落ちのわけだが、私は権利取り方針。(まあ落ち前に1600円以上をつければ1割くらいは売るかもしれないが)
7月になれば、業績上方修正、さらには大幅増配の決定といったIRが出てくるのも期待できようから、下値不安は極めて小さく大幅高の可能性はかなりあるとみる。
【新四季報銘柄のここまでの値動き】(左が取り上げたとき、右は6.24日の終値
2139 中広 383±0→392▼6
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 423▼10→430△2
2700 木徳神糧 4980△250→5640▼410
2749 JPホールディングス 225▼1→248△9
3199 綿半ホールディングス 1301△3→1368△17
6826 本多通信工業 513▼17→517△9
7375 リファインバースG 1261▼201→1368△58
9596 九州リース 568△1→573▼2
9259 タカヨシ 1741▼28→1940△32
本多通信も24日は上げ、これで9銘柄がすべて取り上げた時に比べプラスになった。
このまま、地合いがもつとすれば、上記銘柄は、どれも有望とみていいだろう。
株(推奨銘柄)
3199 綿半HD(東証プライム)
株価=1351△16(06月23日終値)
出来高=12100株(06月23日)
予想実質PER(2024年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=1221円(01.28日)~1379円(03.28日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=A
23日に推奨銘柄にしているので、株価等の数字は同日のものである。
2022年3月期業績は、建設の資材調達遅れ、小売りの巣ごもり特需剥落で、思わぬ大幅な経常減益(16.8%減)になった。しかし今期は、一転大幅増益になる。特に建設は資材調達遅れが結果として受注大幅増(前期比75%増)となり、今期業績をけん引する。小売りは、今期に入っての売り上げが前年同期比微減が続くが、これも調べてみると、心配なさそうだ。綿半スーパーセンター上田店が本年8.16日オープン予定、さらに「長野市大型HCは6月開業予定が9月以降に遅延。」(新四季報)となっていて不安材料だった綿半スーパーセンター権堂店は本年秋開業という情報がある。小売りは今期売上1.9%増の計画なので、新店2店の寄与で十分達成可能だろう。さらに好材料がある。6.15日に以下の発表をしている。
食品、菓子、飲料など最大 300 品値下げ!
物価高騰のなか、綿半の緊急値下げでお客さまの暮らしを応援!
賃金が上がらない中での物価高が起きているわけだが、ここで値下げできる綿半には多少遠方からも買い物客が集まるのではないか。
HCと建設業(自走式駐車場で国内トップ、屋根外装改修で国内トップ)というユニークな業態の400年以上の歴史を有する老舗企業が、さらなる飛躍を遂げようとしている。
今期は史上最高純益見通し、来期は最高経常益見通しであり、株価は1379円高値更新からが大きいとみる(週足チャート参照)。とりあえずは1450円から1500円だが、中期的には2020年9月につけた1695円が目標になろう。
6月26日 22時02分記
2022.06.23
クレステック、タカヨシが大幅高
23日の相場は小動きだった。日経平均は小安く始まった後、252円高まで買われたが、その後はつるべ落としに下げ13時過ぎには140円安まであった。そして終値は22円=0.08%高。TOPIXは0.05%安。ソニー、小松製作所、三菱重工、トヨタなど輸出関連の主力大型株に安いものが多かったため、こういう結果になったが、小型の内需株には高いものが多かった。騰落銘柄数は値上がり1100、値下がり668と、値上がり銘柄数の方がかなり多かった。
道場銘柄は、大半の銘柄が上げた。
クレステックは1547△30と3連騰。いよいよまた年初来高値が迫ってきた。6月末分の配当は少なめにみても29円、おそらくは40円になると思われる。株主の多くはこの高配当を得た方が得と考えるだろうから、少なくとも権利落ち前まで(6.28日まで)は、堅調な株価推移となろう。その過程で年初来高値更新も十分ありうるわけである。その後も、運が良ければ配当落ち(29日)で落ち分を埋めてなお高いなどというおいしい展開もなくはない。
エスプール(推)は1128△61まであったのだが終値は1081△14。理由ははっきりしないが、どうも最近は、このように動きが悪い。臥竜鳳雛で、見る目のある投資家が少ないため、こういう低評価に甘んじているが、オプテックスの例を出すまでもなく、こういう銘柄はどこかで発見され買われるものである。じっくり耐えよう。
クロスキャット、メルディアは上げた。
オプテックス、ビジネス・ブレイクスルーは下げた。
ビジネス・ブレイスルーは買い気配から467△40で寄り付き478円まであったのだが、そこから急落、417円まであって428▼15。
前日、引け後に未発表だった(事業譲渡益等の影響が精査中のため)今期決算予想を発表したことが影響したと思われる。約10億円の譲渡益計上予定で純利益が膨らむことになった。しかしこれは、あらかじめ分かっていたこと(新四季報の決算予想の数字参照)で、こんなに株価が乱高下するようなことではない、しかも、こうした特別利益は、株価に大きな影響は及ぼさないということは、私がこれまで何度も書いていることである。暴騰したのもおかしいが、最後に3.4%安になるのもおかしい。明日以降、反省気分が抬頭、大きく戻すのを期待しよう。
「新四季報銘柄」は、依然快調でこの日はタカヨシが人気化、1908△108(グロース値上がり率20位)。木徳神糧は連日で年初来高値を更新した。綿半、JPホールディングス、中広、九州リースも上げた。
次々と、大きく上げる銘柄が出ているわけだが、次なる候補は綿半ホールディングス1351△16。高寄りしてほしくないので、ひそやかに推奨銘柄にする。年初来高値1379円を一気に上回って始まるような場合は慎重に。数100株以上買えるなら、100株は押さえ、残りは臨機応変に。
6月23日 23時43分記
道場銘柄は、大半の銘柄が上げた。
クレステックは1547△30と3連騰。いよいよまた年初来高値が迫ってきた。6月末分の配当は少なめにみても29円、おそらくは40円になると思われる。株主の多くはこの高配当を得た方が得と考えるだろうから、少なくとも権利落ち前まで(6.28日まで)は、堅調な株価推移となろう。その過程で年初来高値更新も十分ありうるわけである。その後も、運が良ければ配当落ち(29日)で落ち分を埋めてなお高いなどというおいしい展開もなくはない。
エスプール(推)は1128△61まであったのだが終値は1081△14。理由ははっきりしないが、どうも最近は、このように動きが悪い。臥竜鳳雛で、見る目のある投資家が少ないため、こういう低評価に甘んじているが、オプテックスの例を出すまでもなく、こういう銘柄はどこかで発見され買われるものである。じっくり耐えよう。
クロスキャット、メルディアは上げた。
オプテックス、ビジネス・ブレイクスルーは下げた。
ビジネス・ブレイスルーは買い気配から467△40で寄り付き478円まであったのだが、そこから急落、417円まであって428▼15。
前日、引け後に未発表だった(事業譲渡益等の影響が精査中のため)今期決算予想を発表したことが影響したと思われる。約10億円の譲渡益計上予定で純利益が膨らむことになった。しかしこれは、あらかじめ分かっていたこと(新四季報の決算予想の数字参照)で、こんなに株価が乱高下するようなことではない、しかも、こうした特別利益は、株価に大きな影響は及ぼさないということは、私がこれまで何度も書いていることである。暴騰したのもおかしいが、最後に3.4%安になるのもおかしい。明日以降、反省気分が抬頭、大きく戻すのを期待しよう。
「新四季報銘柄」は、依然快調でこの日はタカヨシが人気化、1908△108(グロース値上がり率20位)。木徳神糧は連日で年初来高値を更新した。綿半、JPホールディングス、中広、九州リースも上げた。
次々と、大きく上げる銘柄が出ているわけだが、次なる候補は綿半ホールディングス1351△16。高寄りしてほしくないので、ひそやかに推奨銘柄にする。年初来高値1379円を一気に上回って始まるような場合は慎重に。数100株以上買えるなら、100株は押さえ、残りは臨機応変に。
6月23日 23時43分記
2022.06.22
クレステックは逆行高
前日のアメリカ株はNYダウ、NQとも2%を超える大幅高だった。22日の日本株も、日経平均は195円=0.74%高で始まり217円高まであった(アメリカ株に比べ上昇率が小さいのは前日のアメリカ株の大幅高を予見して21日に大きく上げていたためと思われる)。ところがすぐに下落に転じ、後場に入ってからはいいところなくマイナス圏で推移、結局終値は最安値とほぼ同じ97円=0.37%安だった。TOPIXは0.19%安。小型株の下げがきつかった。大型株指数が0.13%安だったのに対し小型株指数は0.56%安だった。ファストリのほか、NTT、トヨタ、武田薬品、ファナックなどが上げた。
マザーズ指数は1.64%安。
道場銘柄は高安まちまち、トータルでもほぼプラマイ0でしのいだ。
クレステックは1523円まであって1517△24。年初来高値は1568円(2.04日)だが、6.08日に1565円の戻り高値をつけ押し戻されている。決算発表に向け、再度、年初来高値挑戦となるか。22日の出来高は7800株と急増、戻り高値をつけた頃の6000株前後を上回ってきた。出来高を維持できれば、高値更新から1600円大台乗せも期待できよう。
メルディア、AMGは小幅安。イーグランドは上げた。
クロスキャット、オプテックス、日本エスコン(推)などは下げた。
「新四季報銘柄」は、引き続き、いい動きになっている。
前日急伸したリファインバースは下げたが、代わって、前日逆行安だった木徳神糧が6200円(年初来高値)まであって5750△550と大きく上げた(スタンダード値上がり率8位)。
ちなみにスタンダードの値上がり率3位は昔の推奨銘柄で、どちらかと言うと失敗だった2872セイヒョー。9960△1500。たしか推奨時は3000円台だったような・・・業績はまあまあ程度で、こんなに買われる理由にはならない。PERは70倍程度にもなる。
もっととんでもない銘柄もある。7901マツモトは4.21日は1960円、5.20日でも2275円だったわけだが、6.07日3300△170以降急騰、6.14日以降、ストップ高を連発、22日には19400△1710まであって、14010▼3680。4.18日から2ヵ月余でテンバガーである。赤字会社で何も材料はなさそうだが、こういう株がいじられる相場になっているのだろう。
綿半HD1334△21、タカヨシ1800△16、ビジネス・ブレーク443△8、JPホールディングス233△2も上げた。本田通信、九州リースは下げた。どちらかと言えば、こういう場合、動きのいいものに乗るのがいい結果になることが多い。
現在、NYダウ、NQとも上げている。これを受けて日経平均先物も大幅高となっている。日替わりで上げたり下げたり、物色動向も日替わりでやりにくいが、文句は言わず頑張ろう。とりあえず23日は期待。
6月22日 23時52分記
マザーズ指数は1.64%安。
道場銘柄は高安まちまち、トータルでもほぼプラマイ0でしのいだ。
クレステックは1523円まであって1517△24。年初来高値は1568円(2.04日)だが、6.08日に1565円の戻り高値をつけ押し戻されている。決算発表に向け、再度、年初来高値挑戦となるか。22日の出来高は7800株と急増、戻り高値をつけた頃の6000株前後を上回ってきた。出来高を維持できれば、高値更新から1600円大台乗せも期待できよう。
メルディア、AMGは小幅安。イーグランドは上げた。
クロスキャット、オプテックス、日本エスコン(推)などは下げた。
「新四季報銘柄」は、引き続き、いい動きになっている。
前日急伸したリファインバースは下げたが、代わって、前日逆行安だった木徳神糧が6200円(年初来高値)まであって5750△550と大きく上げた(スタンダード値上がり率8位)。
ちなみにスタンダードの値上がり率3位は昔の推奨銘柄で、どちらかと言うと失敗だった2872セイヒョー。9960△1500。たしか推奨時は3000円台だったような・・・業績はまあまあ程度で、こんなに買われる理由にはならない。PERは70倍程度にもなる。
もっととんでもない銘柄もある。7901マツモトは4.21日は1960円、5.20日でも2275円だったわけだが、6.07日3300△170以降急騰、6.14日以降、ストップ高を連発、22日には19400△1710まであって、14010▼3680。4.18日から2ヵ月余でテンバガーである。赤字会社で何も材料はなさそうだが、こういう株がいじられる相場になっているのだろう。
綿半HD1334△21、タカヨシ1800△16、ビジネス・ブレーク443△8、JPホールディングス233△2も上げた。本田通信、九州リースは下げた。どちらかと言えば、こういう場合、動きのいいものに乗るのがいい結果になることが多い。
現在、NYダウ、NQとも上げている。これを受けて日経平均先物も大幅高となっている。日替わりで上げたり下げたり、物色動向も日替わりでやりにくいが、文句は言わず頑張ろう。とりあえず23日は期待。
6月22日 23時52分記
2022.06.22
クレステックは空恐ろしいことになる可能性を秘める
21日の相場は大幅高となった。前日のアメリカ市場は休場(奴隷解放記念日の振り替え休日)だったわけだが、NYダウ先物の大幅高を受けて安心感が広がったものである。日経平均は475円=1.84%高、TOPIXは2.05%高だった。値下がり銘柄は92に過ぎず、全面高で、全業種が上げたわけだが、特に鉱業、空運の値上がり率が多かった。強いて言えばハイテク株の上げが大きく、特に半導体関連の上げが目立った。
道場銘柄も、ここ大きく上げた木徳神糧とスポーツフィールド以外は、そろって上げた。
7立会日連続安という異常事態だったエスプール(推)は1082△19。TFCD提言に対応した情報開示支援(ESG関連)が大盛況で年間の受注目標を1Qで達成と、すごいことになっている。これ以上に期待できるのが広域行政BPOだが、こちらも全国各地に拠点を開設中で、その拠点数も計画を大きく上回る。かくて2022年11月期の業績は会社計画を大幅に超過するのが必至だ。5月中間決算の発表は7.05日。中間期の予想経常利益を新四季報は、前号の13.70億円→15.30億円に大幅増額している(これは前号の四季報も手元に置いておかないと、分からない。私はそういうこともチェックしつつ新四季報を読むのである)。ここから下げすぎ是正の動きが本格化するとみる。
注=TFCD提言、広域行政BPOについてご存じない方は、ネットで調べられたい。簡単に短く説明するのが至難の業なので、本稿では説明をしないわけである。ご了解願う。
オプテックスは2017円まであって1997△47。新四季報では今来期の業績予想が大きく上方修正されているが、それ以外でも好材料が書かれている。「空港等重要施設向け防犯センサーの営業強化で(国内拠点を)2から6拠点へ。」、「自動ドアセンサーのデータ活用する来店・購買分析サービス開始。」という記述に注目。
クレステックも1510円まであって1493△17。2022年6月期の予想経常利益は新四季報では前号の11.50億円→13.70億円に増額された。会社予想は依然9.53億円だから、いやはやとでも言うしかない。23年6月期は13.50億円予想だが、これは22年6月期は為替差益を計上(予定)の予想数字、対して23年6月期は「為替差損益見込まず。」(新四季報)のためであり、営業利益では22年6月期予想を1億円上回る14.00億円予想になっている。22年6月期の経常利益は営業利益を0.7億円上回っている。23年6月期も為替差益が出て0.7億円、営業利益を上回るとすると経常利益は14.7億円になる。
さらに付け加えると、その場合の1株利益(名目値)は295円前後になる。配当性向30%以上を標榜しているので配当は89円前後になる。21年6月期の配当は45円、23年6月期は58円~69円(四季報予想)、23年6月期は58円~75円(同)である。この58円~75円が89円になるかもしれないということである。この場合、配当利回りは5.96%になる。
いずれにせよ、じっくり、この会社を分析すれば、時価は超割安となり、2000円相場があっても何らおかしくないのである。
「新四季報銘柄」も、そろって上げたわけだが、なかでもリファインバースは1402円まであって1380△135(グロース上昇率15位)。
本多通信は519△17の高値引け。この銘柄、6.07日には579円の年初来高値をつけたわけだが、その後ほとんど毎日下げ続け20日には499円まであった。鎌倉理論(理論というのもおこがましいが)に「ぴったりの株価をつけると、そこが高値(または安値)になることがままある。」というのがある。意外に有用な格言である。この株の場合、1円下ぶれたが499円で底打ちしたとみていいのではないか。今期予想経常利益は会社計画では14.00億円だが新四季報予想は15.5億円。1ドル116円想定の会社計画に対し現在は135円強で巨額の為替差益が必至である。
6月22日 0時13分記
追記=クレステックは6月決算なので、権利付き最終売買日は28日、権利落ちは29日。年間配当は69円(前後)となろう。中間配当で29円を実施しているので、今回分は40円(前後)。配当利回りは2.68%(年率では5.36%)。ここから配当狙いの買いも見込め、いよいよ楽しみが強まる。(0時50分記)
道場銘柄も、ここ大きく上げた木徳神糧とスポーツフィールド以外は、そろって上げた。
7立会日連続安という異常事態だったエスプール(推)は1082△19。TFCD提言に対応した情報開示支援(ESG関連)が大盛況で年間の受注目標を1Qで達成と、すごいことになっている。これ以上に期待できるのが広域行政BPOだが、こちらも全国各地に拠点を開設中で、その拠点数も計画を大きく上回る。かくて2022年11月期の業績は会社計画を大幅に超過するのが必至だ。5月中間決算の発表は7.05日。中間期の予想経常利益を新四季報は、前号の13.70億円→15.30億円に大幅増額している(これは前号の四季報も手元に置いておかないと、分からない。私はそういうこともチェックしつつ新四季報を読むのである)。ここから下げすぎ是正の動きが本格化するとみる。
注=TFCD提言、広域行政BPOについてご存じない方は、ネットで調べられたい。簡単に短く説明するのが至難の業なので、本稿では説明をしないわけである。ご了解願う。
オプテックスは2017円まであって1997△47。新四季報では今来期の業績予想が大きく上方修正されているが、それ以外でも好材料が書かれている。「空港等重要施設向け防犯センサーの営業強化で(国内拠点を)2から6拠点へ。」、「自動ドアセンサーのデータ活用する来店・購買分析サービス開始。」という記述に注目。
クレステックも1510円まであって1493△17。2022年6月期の予想経常利益は新四季報では前号の11.50億円→13.70億円に増額された。会社予想は依然9.53億円だから、いやはやとでも言うしかない。23年6月期は13.50億円予想だが、これは22年6月期は為替差益を計上(予定)の予想数字、対して23年6月期は「為替差損益見込まず。」(新四季報)のためであり、営業利益では22年6月期予想を1億円上回る14.00億円予想になっている。22年6月期の経常利益は営業利益を0.7億円上回っている。23年6月期も為替差益が出て0.7億円、営業利益を上回るとすると経常利益は14.7億円になる。
さらに付け加えると、その場合の1株利益(名目値)は295円前後になる。配当性向30%以上を標榜しているので配当は89円前後になる。21年6月期の配当は45円、23年6月期は58円~69円(四季報予想)、23年6月期は58円~75円(同)である。この58円~75円が89円になるかもしれないということである。この場合、配当利回りは5.96%になる。
いずれにせよ、じっくり、この会社を分析すれば、時価は超割安となり、2000円相場があっても何らおかしくないのである。
「新四季報銘柄」も、そろって上げたわけだが、なかでもリファインバースは1402円まであって1380△135(グロース上昇率15位)。
本多通信は519△17の高値引け。この銘柄、6.07日には579円の年初来高値をつけたわけだが、その後ほとんど毎日下げ続け20日には499円まであった。鎌倉理論(理論というのもおこがましいが)に「ぴったりの株価をつけると、そこが高値(または安値)になることがままある。」というのがある。意外に有用な格言である。この株の場合、1円下ぶれたが499円で底打ちしたとみていいのではないか。今期予想経常利益は会社計画では14.00億円だが新四季報予想は15.5億円。1ドル116円想定の会社計画に対し現在は135円強で巨額の為替差益が必至である。
6月22日 0時13分記
追記=クレステックは6月決算なので、権利付き最終売買日は28日、権利落ちは29日。年間配当は69円(前後)となろう。中間配当で29円を実施しているので、今回分は40円(前後)。配当利回りは2.68%(年率では5.36%)。ここから配当狙いの買いも見込め、いよいよ楽しみが強まる。(0時50分記)
2022.06.21
「新四季報銘柄」の注目点
20日の相場は投資家泣かせの展開となった。日経平均は193円高で始まったわけだが、これがまさに寄り天。10時前にマイナスに転じると、一気に急降下、443円安まであった。後場に入ると戻り歩調になり、終値は192円=0.74%安。TOPIXは0.92%安。ほとんどの業種が下げたが、空運は大幅高、そのほか医薬品、不動産・情報・通信などが上げた。
道場銘柄は比較的小さな下げにとどまった。オプテックス(推)、アドベンチャーが上げメルディアは±0だった。
一方、エスプール(推)は1063▼7、これで7立会日連続安となる。21日は期待できるのではないか。
クレステック、AMGなども下げた。
「新四季報銘柄」の値動きは以下のとおり
2139 中広 389△6
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 433△10
2700 木徳神糧 5680△700(スタンダード値上がり率2位)
2749 JPホールディングス 224▼1
3199 綿半ホールディングス 1303△2
6826 本多通信工業 502▼11
7375 リファインバースG 1245▼16
8596 九州リース 565▼3(前稿でコード番号間違っていました。お詫びして訂正します)
9259 タカヨシ 1768△27
この地合いでは、まずまずの動きだったと言っていいだろう。前稿で挙げながら「新四季報銘柄」にはしなかったスポーツフィールドも、なんと3025△500(グロース値上がり率3位)と連続ストップ高。とはいえこの日の安値は2337△188だから、とても一般の方には勧められない。それはそうと、木徳神糧もストップ高だった。
個々の銘柄の材料・着目点等を簡単に示そう。
2139 中広 =2022年3月期予想経常利益は会社計画を1割上回る2.2億円だが23年3月期予想は4.1億円。
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT)=なかなか業績が伸びず大前研一社長も真価が問われていたわけだが、ようやく離陸したようだ。経常利益は2021年3月期の2.00億円から22年3月期4.72億円、23年3月期5.20億円予想、24年3月期6.80億円予想と、ぐんぐん伸びる予想だ。
2700 木徳神糧=前稿参照
2749 JPホールディングス=来期大幅増益予想。「増加する発達支援児の対応拡大。」等、今後の成長を予感させる新事業が期待できそうだ。
3199 綿半ホールディングス=2023年3月期は最高益更新予想だが、24年3月期はさらに大幅増益予想。
6826 本多通信工業=2023年3月期経常利益は会社予想を1割強上回る15.5億円予想、24年3月期は18.00億円とさらに大幅増益予想。「情報システムでは製造業DXなど新分野拡大に注力。」とあるのに着目。
7375 リファインバースG=再生樹脂で三菱ケミカル向け販売が、2023年6月期本格化、産廃では東京の産廃会社を7月取得、住江テクノと繊維系廃材の再資源化も共同推進。」とある。
8596 九州リース=業績絶好調に加え「航空機がリース料改善のうえ1機追加。」とあるのに注目。アフターコロナ銘柄として有望とみる。
9259 タカヨシ=食の産直プラットフォーム型店舗「わくわく広場」を展開(128店舗)しているが、今期の新店は25、一気に2割も増える。今後の急成長必至で大化けの素質を有する。
6月21日 0時08分記
道場銘柄は比較的小さな下げにとどまった。オプテックス(推)、アドベンチャーが上げメルディアは±0だった。
一方、エスプール(推)は1063▼7、これで7立会日連続安となる。21日は期待できるのではないか。
クレステック、AMGなども下げた。
「新四季報銘柄」の値動きは以下のとおり
2139 中広 389△6
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 433△10
2700 木徳神糧 5680△700(スタンダード値上がり率2位)
2749 JPホールディングス 224▼1
3199 綿半ホールディングス 1303△2
6826 本多通信工業 502▼11
7375 リファインバースG 1245▼16
8596 九州リース 565▼3(前稿でコード番号間違っていました。お詫びして訂正します)
9259 タカヨシ 1768△27
この地合いでは、まずまずの動きだったと言っていいだろう。前稿で挙げながら「新四季報銘柄」にはしなかったスポーツフィールドも、なんと3025△500(グロース値上がり率3位)と連続ストップ高。とはいえこの日の安値は2337△188だから、とても一般の方には勧められない。それはそうと、木徳神糧もストップ高だった。
個々の銘柄の材料・着目点等を簡単に示そう。
2139 中広 =2022年3月期予想経常利益は会社計画を1割上回る2.2億円だが23年3月期予想は4.1億円。
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT)=なかなか業績が伸びず大前研一社長も真価が問われていたわけだが、ようやく離陸したようだ。経常利益は2021年3月期の2.00億円から22年3月期4.72億円、23年3月期5.20億円予想、24年3月期6.80億円予想と、ぐんぐん伸びる予想だ。
2700 木徳神糧=前稿参照
2749 JPホールディングス=来期大幅増益予想。「増加する発達支援児の対応拡大。」等、今後の成長を予感させる新事業が期待できそうだ。
3199 綿半ホールディングス=2023年3月期は最高益更新予想だが、24年3月期はさらに大幅増益予想。
6826 本多通信工業=2023年3月期経常利益は会社予想を1割強上回る15.5億円予想、24年3月期は18.00億円とさらに大幅増益予想。「情報システムでは製造業DXなど新分野拡大に注力。」とあるのに着目。
7375 リファインバースG=再生樹脂で三菱ケミカル向け販売が、2023年6月期本格化、産廃では東京の産廃会社を7月取得、住江テクノと繊維系廃材の再資源化も共同推進。」とある。
8596 九州リース=業績絶好調に加え「航空機がリース料改善のうえ1機追加。」とあるのに注目。アフターコロナ銘柄として有望とみる。
9259 タカヨシ=食の産直プラットフォーム型店舗「わくわく広場」を展開(128店舗)しているが、今期の新店は25、一気に2割も増える。今後の急成長必至で大化けの素質を有する。
6月21日 0時08分記
2022.06.19
新四季報から発掘した妙味株
17日の相場は再び大きく下げた。前日のアメリカ株が急落(NYダウは2.42%安で3万ドルを大きく下回った、NQは4.08%安)したのを反映したものである。日経平均は468円=1.77%安、TOPIXは1.71%安だった。マザーズ指数は2.39%安。
その後の、17日のアメリカ株だが、これはNYダウは0.13%安、NQは1.43%高だった。以前に「日経平均はハイテク株の比率が高いので、NYダウよりNQへの連動性の方が高い」といったことが、比較的よく言われるが、私の経験的実感では、やはりNYダウへの連動性の方が大きいという趣旨のことを書いたが、今回も、それを裏付ける結果となっている。
つまり17日の日経平均先物は2円高と、まあほぼ±0で、NQの大幅高に追随できていないのである。考えてみれば、日経平均を最も左右するのはファストリでありハイテク株でないのは言うまでもない。銘柄数の比率で考えるのは、そもそも間違いのわけである。
さて、現状は、このように、アメリカ株(NYダウ)は大きく下げて年初来安値を更新、なお底打ちしていない、NQは大きく下げた後とりあえず17日はかなり上げたところである。そして日経平均先物は横ばいと、まさに投資家の気迷い気分を映したものとなっていて、先行きは何とも言えない。
「新四季報から発掘した妙味株」だが、熟慮の末、ここであえて発表することにした。
前稿で、新四季報で好内容が書かれているとした4銘柄の動きが比較的強かった(オプテックス1935△17、AMG938▼1)。また、それ以外の銘柄でも注目すべき記述のあった銘柄で大きく上げた銘柄が、結構ある(木徳神糧4980▽50など)ということから、市場は、新四季報に反応できる程度のj教協にはあると判断したからである。
株価は16.17日の終値。
【新四季報から発掘した妙味株】
2139 中広 383±0
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 423▼10
2700 木徳神糧 4980△250
2749 JPホールディングス 225▼1
3199 綿半ホールディングス 1301△3
6826 本多通信工業 513▼17
7375 リファインバースG 1261▼201
9596 九州リース 568△1
9259 タカヨシ 1741▼28
上記の9銘柄は、新四季報の記述(決算関係の数字および記事)を見れ(前号とも比較してみること)ば、私が何に注目し、妙味株として取り上げたかは、ほぼお判りいただけよう(そういうわけで読者諸氏は必ず四季報を手元に置き、当ブログを読むようにされたい(言うまでもなく、最低でも最新号プラス前号の2冊)。
一応、参考までに一つ、二つ、私の判断の仕方を書いて参考に供しよう。
なお、個々の銘柄の注目点・材料については後日書く予定である。
木徳神糧は、新四季報に「世界的な原材料高で、自給できるコメ由来原料に関心高まる。米粉などへの引き合い強く、販売など積極対応へ。」とある。
スポーツフィールド(7080)は、17日の東証全市場の値上がり率1位(2525△500)だったわけだが、2022年12月期の予想経常利益が0.55億円→2.70億円に大きく増額されている。「新四季報銘柄」にしなかったのは、すでに大きく上げてしまったからである。
上記の「新四季報銘柄」は17日の値動きも見たうえで決定している。
地合いが大きく悪い方に転じないという前提で、それなりの自信はあるが、何せ、こういう地合いである。買う場合、現在保有の銘柄をある程度は売り、総運用額は同じか少し増やす程度にするのがいいだろう。そして、その後の相場展開を見ていて、良しとなったら徐々に増やせばいいわけである。もちろん、逆の展開も頭に置いておく必要がある。
6月19日 23時04分記
その後の、17日のアメリカ株だが、これはNYダウは0.13%安、NQは1.43%高だった。以前に「日経平均はハイテク株の比率が高いので、NYダウよりNQへの連動性の方が高い」といったことが、比較的よく言われるが、私の経験的実感では、やはりNYダウへの連動性の方が大きいという趣旨のことを書いたが、今回も、それを裏付ける結果となっている。
つまり17日の日経平均先物は2円高と、まあほぼ±0で、NQの大幅高に追随できていないのである。考えてみれば、日経平均を最も左右するのはファストリでありハイテク株でないのは言うまでもない。銘柄数の比率で考えるのは、そもそも間違いのわけである。
さて、現状は、このように、アメリカ株(NYダウ)は大きく下げて年初来安値を更新、なお底打ちしていない、NQは大きく下げた後とりあえず17日はかなり上げたところである。そして日経平均先物は横ばいと、まさに投資家の気迷い気分を映したものとなっていて、先行きは何とも言えない。
「新四季報から発掘した妙味株」だが、熟慮の末、ここであえて発表することにした。
前稿で、新四季報で好内容が書かれているとした4銘柄の動きが比較的強かった(オプテックス1935△17、AMG938▼1)。また、それ以外の銘柄でも注目すべき記述のあった銘柄で大きく上げた銘柄が、結構ある(木徳神糧4980▽50など)ということから、市場は、新四季報に反応できる程度のj教協にはあると判断したからである。
株価は16.17日の終値。
【新四季報から発掘した妙味株】
2139 中広 383±0
2464 ビジネス・ブレークスルー(BBT) 423▼10
2700 木徳神糧 4980△250
2749 JPホールディングス 225▼1
3199 綿半ホールディングス 1301△3
6826 本多通信工業 513▼17
7375 リファインバースG 1261▼201
9596 九州リース 568△1
9259 タカヨシ 1741▼28
上記の9銘柄は、新四季報の記述(決算関係の数字および記事)を見れ(前号とも比較してみること)ば、私が何に注目し、妙味株として取り上げたかは、ほぼお判りいただけよう(そういうわけで読者諸氏は必ず四季報を手元に置き、当ブログを読むようにされたい(言うまでもなく、最低でも最新号プラス前号の2冊)。
一応、参考までに一つ、二つ、私の判断の仕方を書いて参考に供しよう。
なお、個々の銘柄の注目点・材料については後日書く予定である。
木徳神糧は、新四季報に「世界的な原材料高で、自給できるコメ由来原料に関心高まる。米粉などへの引き合い強く、販売など積極対応へ。」とある。
スポーツフィールド(7080)は、17日の東証全市場の値上がり率1位(2525△500)だったわけだが、2022年12月期の予想経常利益が0.55億円→2.70億円に大きく増額されている。「新四季報銘柄」にしなかったのは、すでに大きく上げてしまったからである。
上記の「新四季報銘柄」は17日の値動きも見たうえで決定している。
地合いが大きく悪い方に転じないという前提で、それなりの自信はあるが、何せ、こういう地合いである。買う場合、現在保有の銘柄をある程度は売り、総運用額は同じか少し増やす程度にするのがいいだろう。そして、その後の相場展開を見ていて、良しとなったら徐々に増やせばいいわけである。もちろん、逆の展開も頭に置いておく必要がある。
6月19日 23時04分記