2021.09.29
フロイント産業
6312 フロイント産業(JQ)
株価=883△8(9月27日終値)
出来高=26700株(9月27日) (売買単位=100株)
実質予想PER=13.8倍(2023年02月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=718円(03.05日)~910円(09.03日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A
推奨したのが9.27日なので、株価等は9.27日の数字が示してある。
医薬品製造装置及び医薬品添加剤の大手。食品品質保持剤や2次電池も手掛ける。
小林化工が経口真菌薬「イトラコナゾール錠50『MEEK』」の一部ロットに睡眠薬の成分を混入させ業務停止命令を受けた(2021年2.09日)ことは、記憶に新しい。
更に3.03日にはジェネリック最大手の日医工も不正行為のほか品質管理体制の不備もあって業務停止命令を受けた。
実はこうした医薬品業界の不正はジェネリックにとどまらず、近年、相次いでいる。2019年12月の協和発酵バイオのような一流と目される企業も業務停止命令を受けている。
こうしたことから、薬品供給も混乱をきたしている。ジェネリック医薬品の一部が、日医工など大手3社が十分に供給できなくなったことで、供給不足になり、それがまた先発薬への需要増→品不足を引き起こしてもいるのである。
サワイGや東和薬品などには代替需要が集中、各社は増産体制をとっている。
四季報で東和薬品の設備投資額は前期の103億円が今期予想は252億円に急増することになっている。同社は、現在山形工場の増強に動いている。
また不正が発覚した各社も、「法令順守体制の整備を早急に行うよう」という厚労省の通知を受け、種々の対策を行っており、投資が膨らむ(日医工は富山第一工場から岐阜工場への生産移管を実施中)。
以上の大きな流れの中で、受けに入っているのがフロイント産業のわけである。
同社の経常利益について、四季報でみておこう。
2021年2月期 13.44億円
2022年2月期 予11.30億円
2023年2月期 予15.30億円
2022年2月期は減益予想だが、3-5月期が前期比大幅に好転(1.54億円の赤字→2.06億円の黒字)しているうえ、上記のような特需もあって上方修正の公算大だ。
23年12月期は前号の13.30億円から、このように大きく増額されている。しかし四季報など持たない投資家激増で、このことさえ、大半の投資家には知られていないと思われる。さらに、その四季報に「表記予報上振れも。」とあるのである。表記予想がいつの期か不明だが・・・
実は9.26日の日経朝刊7面に
後発薬不足、解消「2から3年」
という10段の記事がある。この記事にフロイント産業は出てこないため、株価は全く反応しなかった(9.27日883△8、出来高も前立会日比微増)。しかし四季報の記事が頭にあれば、これで最大の恩恵を受ける企業=フロイントと分かる。よって、今後、この材料でフロイントは100円高くらいして当然と、私はみるわけである。
9月29日 17時56分記
セプテーニについて、14時05分に書いています。未読の方は、お読みください。
【29日の相場】
日経平均は640円(2.12%)の大幅安となったわけだが、これは主力大型株が大きく下げたためで、実感としては、さほどの下げではなかった。値上がり銘柄も336もあった。
JQ指数は.78%安、マザーズ指数は0.61%安だった。
配当落ち分が181円程度(推定)あるので、これを考慮すると日経平均の下落幅も459円になるわけである。
道場銘柄は健闘、幼児活動(推)のほかアドベンチャー、コシダカ、ウチヤマ(推)、AMG、ポートなどが上げ、イーグランド(推)フロイント産業などの下げ幅が小さかったことで、ダメージは小さかった。
私の場合、配当を考慮すると、ややプラス(ただし配当を税引きにするとわずかにマイナス)だった。
【セプテーニ』
幼児活動は1279円まであって1254△46。新内閣への期待もあってか子ども庁関連はベビーカレンダーも大lきく上げた。
こうなるとセプテーニということになりそうなものだが、なかなかそうならない。四季報の影響力が弱まっているのだろうか。
子会社トワステラの事業内容を、同社HPを引用して紹介しておこう。
デジタルの力で、子育てを楽しく。
育児領域におけるデジタルメディアやECサイトの企画・運営を軸に、各種事業を展開しています。
ベビフル=Instagram フォロワー30万人突破!
amanoppo=ママ、パパ、子どものギフトのお店
ベビフルデジタルコミュニケーションラボ=育児関連商材のコミュニケーション支援
なおPTSでは幼児1284△30、ベビーカレンダー5330△250。セプテーニは478△8。
【中本パックスが上方修正】。
引け後、2022年2月期決算について、中間期予想、通期予想とも、大幅上方修正を発表した(決算発表は10.08日)。増配の発表はなかったが、これは10.08日の決算発表時にある可能性大。
KTKの例もあるので不安要素はあるが、PTSでは1963△60。出来高も4400株とかなりある。
現在NYダウは150ドル(0.45%)高、日経平均先物も大きく上げている。
今日を横ばいでしのぎ明日は大幅高と行きたいものである。
9月29日 23時37分記
株価=883△8(9月27日終値)
出来高=26700株(9月27日) (売買単位=100株)
実質予想PER=13.8倍(2023年02月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=718円(03.05日)~910円(09.03日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A
推奨したのが9.27日なので、株価等は9.27日の数字が示してある。
医薬品製造装置及び医薬品添加剤の大手。食品品質保持剤や2次電池も手掛ける。
小林化工が経口真菌薬「イトラコナゾール錠50『MEEK』」の一部ロットに睡眠薬の成分を混入させ業務停止命令を受けた(2021年2.09日)ことは、記憶に新しい。
更に3.03日にはジェネリック最大手の日医工も不正行為のほか品質管理体制の不備もあって業務停止命令を受けた。
実はこうした医薬品業界の不正はジェネリックにとどまらず、近年、相次いでいる。2019年12月の協和発酵バイオのような一流と目される企業も業務停止命令を受けている。
こうしたことから、薬品供給も混乱をきたしている。ジェネリック医薬品の一部が、日医工など大手3社が十分に供給できなくなったことで、供給不足になり、それがまた先発薬への需要増→品不足を引き起こしてもいるのである。
サワイGや東和薬品などには代替需要が集中、各社は増産体制をとっている。
四季報で東和薬品の設備投資額は前期の103億円が今期予想は252億円に急増することになっている。同社は、現在山形工場の増強に動いている。
また不正が発覚した各社も、「法令順守体制の整備を早急に行うよう」という厚労省の通知を受け、種々の対策を行っており、投資が膨らむ(日医工は富山第一工場から岐阜工場への生産移管を実施中)。
以上の大きな流れの中で、受けに入っているのがフロイント産業のわけである。
同社の経常利益について、四季報でみておこう。
2021年2月期 13.44億円
2022年2月期 予11.30億円
2023年2月期 予15.30億円
2022年2月期は減益予想だが、3-5月期が前期比大幅に好転(1.54億円の赤字→2.06億円の黒字)しているうえ、上記のような特需もあって上方修正の公算大だ。
23年12月期は前号の13.30億円から、このように大きく増額されている。しかし四季報など持たない投資家激増で、このことさえ、大半の投資家には知られていないと思われる。さらに、その四季報に「表記予報上振れも。」とあるのである。表記予想がいつの期か不明だが・・・
実は9.26日の日経朝刊7面に
後発薬不足、解消「2から3年」
という10段の記事がある。この記事にフロイント産業は出てこないため、株価は全く反応しなかった(9.27日883△8、出来高も前立会日比微増)。しかし四季報の記事が頭にあれば、これで最大の恩恵を受ける企業=フロイントと分かる。よって、今後、この材料でフロイントは100円高くらいして当然と、私はみるわけである。
9月29日 17時56分記
セプテーニについて、14時05分に書いています。未読の方は、お読みください。
【29日の相場】
日経平均は640円(2.12%)の大幅安となったわけだが、これは主力大型株が大きく下げたためで、実感としては、さほどの下げではなかった。値上がり銘柄も336もあった。
JQ指数は.78%安、マザーズ指数は0.61%安だった。
配当落ち分が181円程度(推定)あるので、これを考慮すると日経平均の下落幅も459円になるわけである。
道場銘柄は健闘、幼児活動(推)のほかアドベンチャー、コシダカ、ウチヤマ(推)、AMG、ポートなどが上げ、イーグランド(推)フロイント産業などの下げ幅が小さかったことで、ダメージは小さかった。
私の場合、配当を考慮すると、ややプラス(ただし配当を税引きにするとわずかにマイナス)だった。
【セプテーニ』
幼児活動は1279円まであって1254△46。新内閣への期待もあってか子ども庁関連はベビーカレンダーも大lきく上げた。
こうなるとセプテーニということになりそうなものだが、なかなかそうならない。四季報の影響力が弱まっているのだろうか。
子会社トワステラの事業内容を、同社HPを引用して紹介しておこう。
デジタルの力で、子育てを楽しく。
育児領域におけるデジタルメディアやECサイトの企画・運営を軸に、各種事業を展開しています。
ベビフル=Instagram フォロワー30万人突破!
amanoppo=ママ、パパ、子どものギフトのお店
ベビフルデジタルコミュニケーションラボ=育児関連商材のコミュニケーション支援
なおPTSでは幼児1284△30、ベビーカレンダー5330△250。セプテーニは478△8。
【中本パックスが上方修正】。
引け後、2022年2月期決算について、中間期予想、通期予想とも、大幅上方修正を発表した(決算発表は10.08日)。増配の発表はなかったが、これは10.08日の決算発表時にある可能性大。
KTKの例もあるので不安要素はあるが、PTSでは1963△60。出来高も4400株とかなりある。
現在NYダウは150ドル(0.45%)高、日経平均先物も大きく上げている。
今日を横ばいでしのぎ明日は大幅高と行きたいものである。
9月29日 23時37分記
2021.09.29
セプテーニも子ども庁関連
日経平均暴落の中、幼児活動(推)、ベビーカレンダーが値を飛ばしている。
幼児1252△44、ベビーカレンダー5020△160。
となるとセプテーニも物色されそうだが、いかんせん当ブログ読者以外は、ほとんどセプテーニの材料を知らないため、同社株は475▼6の体たらく。逆にここは絶好の仕込み場だろう。
9月29日 14時05分記
幼児1252△44、ベビーカレンダー5020△160。
となるとセプテーニも物色されそうだが、いかんせん当ブログ読者以外は、ほとんどセプテーニの材料を知らないため、同社株は475▼6の体たらく。逆にここは絶好の仕込み場だろう。
9月29日 14時05分記
2021.09.29
NYダウが急落
28日の相場は小幅安となった。日経平均は56円(0.19%)安、TOPIXは0.29%安だった。物色動向等は前日と酷似していて、大型株が比較的強く、中小型株はかなりの下げとなった。大型株指数-0.06%に対し中型株指数は-0..65%、小型株指数は-0.63%だった。
JQ指数は1.03%安、マザーズ指数は2.65%安だった。
道場銘柄は、一時はイーグランド(推)が1633▼30、東和ハイシス(推)が3445▼110など、大きく下げるものが続出、困った事態になりかけたわけだが、引けにかけ急速に戻し、トータルでは比較的軽微な損傷にとどまった。
イーグランドは1665△1と辛くもプラス引け。東和ハイシスも3515▼40まで下げ幅を縮小した。シード平和(推)、幼児活動(推)もわずかな下げで終えた。
アルテ(推)、ウチヤマ(推)、フォーライフ、ミマキエンジ、IDECなどは上げた。
フロイント産業(推)は903△20で寄り付き900円を下値にじり高になり916円まであって915△32(JQ値上がり率13位)。出来高は7.30日以来となる水準まで急増した。最低でも1000円(腹九分で990円)前後はあるとみて対処、あわよくば1100円もあり得よう。
運用成績が好調なのに気を良くして、ここからさらにジャンプアップと思っていたら、風雲急を告げる事態になってきたようだ。
現在NYダウは450ドル前後の急落となっている。9月の消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことが下げの原因だ。日経平均先物も配当落ち分を除くと460円程度の下げとなっている。なお29日は配当権利落ち日である。
9月29日 0時13分記
JQ指数は1.03%安、マザーズ指数は2.65%安だった。
道場銘柄は、一時はイーグランド(推)が1633▼30、東和ハイシス(推)が3445▼110など、大きく下げるものが続出、困った事態になりかけたわけだが、引けにかけ急速に戻し、トータルでは比較的軽微な損傷にとどまった。
イーグランドは1665△1と辛くもプラス引け。東和ハイシスも3515▼40まで下げ幅を縮小した。シード平和(推)、幼児活動(推)もわずかな下げで終えた。
アルテ(推)、ウチヤマ(推)、フォーライフ、ミマキエンジ、IDECなどは上げた。
フロイント産業(推)は903△20で寄り付き900円を下値にじり高になり916円まであって915△32(JQ値上がり率13位)。出来高は7.30日以来となる水準まで急増した。最低でも1000円(腹九分で990円)前後はあるとみて対処、あわよくば1100円もあり得よう。
運用成績が好調なのに気を良くして、ここからさらにジャンプアップと思っていたら、風雲急を告げる事態になってきたようだ。
現在NYダウは450ドル前後の急落となっている。9月の消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことが下げの原因だ。日経平均先物も配当落ち分を除くと460円程度の下げとなっている。なお29日は配当権利落ち日である。
9月29日 0時13分記
2021.09.27
小型株大幅安もトントンでしのぐ
27日の相場は、小型株中心に下げたが、主力大型株には高いものが多く、結局、日経平均は9円(0.03%)安、TOPIXは0.14%安とともに小幅な下げにとどまった。値上がり銘柄数736に対し値下がり銘柄数は1366。規模別指数は大型株+0.11%に対し、中型株-0.44%、小型株-0.81%だった。小型株の-0.81%は日経平均で言えば-245円ということである。大幅安だったわけである。
こういう逆風下、道場銘柄は高安まちまちで、トータルでもトントン程度と健闘した。
道場銘柄の多くは前場後半くらいまでは大きく値上がりしていたわけだが、全般安につれ、それ以上に急速に値を消したために、最後は、トータルでそういう結果になったわけである。
イーグランド(推)は高寄り後1733△84まであったのだが、後場後半には1651△2まで押し、終値は1664△15。
東和ハイシス(推)、シード平和(推)、中本パックスもかなり高いところまであったのだが、終値では、そろって±0。
三栄建築、KIスター不動産、AMG、フォーライフは上げたから、結局戸建て住宅株は、そろって上げたことになる。
アドベンチャー、オープンドアなど旅行関連は道場銘柄以外も含め軒並み大幅高となった。ウチヤマ(推)、コシダカ、ルネサンス、ラウンドワン、串カツ田中なども上げた。コロナ鎮静化、緊急事態宣言等の9.30日解除の方向を好感したようだ。
クレステック、オプテックス、CE HD、アドバネクスなどは下げた。
子ども庁関連の新顔として前稿で挙げたセプテーニは482△8。この材料(育児事業子会社トステラを傘下に有する)が、どの程度知れ渡ったのか不明だが、それでも月曜にしては出来高もまずまず、日証金ではカラ売りもかなり入って取り組みが良化(貸借倍率1.43倍)と、いい傾向が出ており、期待して見て行こう。
ひどいことになったのがKTK(「四季報先取り銘柄」)。13時00分に2021年8月期業績予想の上方修正と、同期の配当予想を、ともに上方修正した。予想経常利益3.52億円→4.79億円、予想配当(年間)11円→14円。株価はこの発表直後に565△61まであったのだが、高値圏にあったのは一瞬で13時20分には476▼28まで、まさにつるべ落とし。終値も480▼24。
掲示板ではやや独りよがりの見方や株探頼みの希望的コメントが多い。
経常利益の4.79億円は四季報予想5.00億円には届かなかった。この意味では、この上方修正、可もなし不可もなしくらいにみておくところかもしれない。問題は今回の数字ではなく、今期予想数字、つまり2022年8月期について、どういう数字を出してくるかだ。決算発表予定日は10.01日。四季報の予想経常利益は6.00億円。果たして実際は?ここからの対応が難しい。いい数字が出ると期待し持続か、決算即売りの流れにも警戒、決算数字の出る前に(できればそれなりに戻したところで)処分か。
【フロイント産業】
6312 フロイント産業(883△8)は新四季報で好業績が予想され、注目していた。新四季報銘柄の第2弾をやる場合(やらなかったわけだが)の候補、あるいは、いずれ機を見て推奨銘柄にするか、などと考え、ここまで温存してきた。
ところが、ここでは書かないことをご了解願うが、ある材料が浮上、行けそうだという判断に至ったので、ここで取り上げるわけである(推奨銘柄)。とりあえずは新四季報の記述を、じっくり読んでおかれたい。
注=最近、若い方から、俺たちの間じゃ四季報なんか持ってる人間はほとんどいない、日経も読んでる人なんてまずいないという衝撃の情報を得た。どこまで信じるべきかはともかく、掲示板を見ていても株探読者100に対し四季報読者は10くらいかといった感じだ。しかし、株探では業績の独自予想数字はない。IFISコンセンサスなどもごく一部の銘柄についてしかない。よって四季報の代わりは務められないのである。
当ブログ読者は、株式投資における基本ツールとして、
①会社四季報
②日経新聞
③鎌倉雄介の著書(『株道場』または『ストップ高』)
の3つは常備することが望ましい。
日経は結構金銭的に痛いし、読む時間が取れない方も多かろうから無理しなくてもいいが、四季報と拙著は、手元に置くことを強くお勧めしておく。ブログはこの2つが手元にあるという前提で書いているのは、読者諸氏もご存じのはずである。
先日、小生の誕生日祝いを久しぶりに三笠会館(鵠沼店)でと思って妻が電話したら予約が取れない。どうして?と思ったら、近々閉館なので、駆け込みで予約殺到ということらしい。数年前『会社情報』休刊のニュースを目の当たりにしたわけだが、「『会社四季報』までそうなっては闇夜に野球みたいなことになる。せめて当ブログ読者は四季報を買って東洋経済新報社を応援しよう。
9月27日 23時02分記
こういう逆風下、道場銘柄は高安まちまちで、トータルでもトントン程度と健闘した。
道場銘柄の多くは前場後半くらいまでは大きく値上がりしていたわけだが、全般安につれ、それ以上に急速に値を消したために、最後は、トータルでそういう結果になったわけである。
イーグランド(推)は高寄り後1733△84まであったのだが、後場後半には1651△2まで押し、終値は1664△15。
東和ハイシス(推)、シード平和(推)、中本パックスもかなり高いところまであったのだが、終値では、そろって±0。
三栄建築、KIスター不動産、AMG、フォーライフは上げたから、結局戸建て住宅株は、そろって上げたことになる。
アドベンチャー、オープンドアなど旅行関連は道場銘柄以外も含め軒並み大幅高となった。ウチヤマ(推)、コシダカ、ルネサンス、ラウンドワン、串カツ田中なども上げた。コロナ鎮静化、緊急事態宣言等の9.30日解除の方向を好感したようだ。
クレステック、オプテックス、CE HD、アドバネクスなどは下げた。
子ども庁関連の新顔として前稿で挙げたセプテーニは482△8。この材料(育児事業子会社トステラを傘下に有する)が、どの程度知れ渡ったのか不明だが、それでも月曜にしては出来高もまずまず、日証金ではカラ売りもかなり入って取り組みが良化(貸借倍率1.43倍)と、いい傾向が出ており、期待して見て行こう。
ひどいことになったのがKTK(「四季報先取り銘柄」)。13時00分に2021年8月期業績予想の上方修正と、同期の配当予想を、ともに上方修正した。予想経常利益3.52億円→4.79億円、予想配当(年間)11円→14円。株価はこの発表直後に565△61まであったのだが、高値圏にあったのは一瞬で13時20分には476▼28まで、まさにつるべ落とし。終値も480▼24。
掲示板ではやや独りよがりの見方や株探頼みの希望的コメントが多い。
経常利益の4.79億円は四季報予想5.00億円には届かなかった。この意味では、この上方修正、可もなし不可もなしくらいにみておくところかもしれない。問題は今回の数字ではなく、今期予想数字、つまり2022年8月期について、どういう数字を出してくるかだ。決算発表予定日は10.01日。四季報の予想経常利益は6.00億円。果たして実際は?ここからの対応が難しい。いい数字が出ると期待し持続か、決算即売りの流れにも警戒、決算数字の出る前に(できればそれなりに戻したところで)処分か。
【フロイント産業】
6312 フロイント産業(883△8)は新四季報で好業績が予想され、注目していた。新四季報銘柄の第2弾をやる場合(やらなかったわけだが)の候補、あるいは、いずれ機を見て推奨銘柄にするか、などと考え、ここまで温存してきた。
ところが、ここでは書かないことをご了解願うが、ある材料が浮上、行けそうだという判断に至ったので、ここで取り上げるわけである(推奨銘柄)。とりあえずは新四季報の記述を、じっくり読んでおかれたい。
注=最近、若い方から、俺たちの間じゃ四季報なんか持ってる人間はほとんどいない、日経も読んでる人なんてまずいないという衝撃の情報を得た。どこまで信じるべきかはともかく、掲示板を見ていても株探読者100に対し四季報読者は10くらいかといった感じだ。しかし、株探では業績の独自予想数字はない。IFISコンセンサスなどもごく一部の銘柄についてしかない。よって四季報の代わりは務められないのである。
当ブログ読者は、株式投資における基本ツールとして、
①会社四季報
②日経新聞
③鎌倉雄介の著書(『株道場』または『ストップ高』)
の3つは常備することが望ましい。
日経は結構金銭的に痛いし、読む時間が取れない方も多かろうから無理しなくてもいいが、四季報と拙著は、手元に置くことを強くお勧めしておく。ブログはこの2つが手元にあるという前提で書いているのは、読者諸氏もご存じのはずである。
先日、小生の誕生日祝いを久しぶりに三笠会館(鵠沼店)でと思って妻が電話したら予約が取れない。どうして?と思ったら、近々閉館なので、駆け込みで予約殺到ということらしい。数年前『会社情報』休刊のニュースを目の当たりにしたわけだが、「『会社四季報』までそうなっては闇夜に野球みたいなことになる。せめて当ブログ読者は四季報を買って東洋経済新報社を応援しよう。
9月27日 23時02分記
2021.09.26
イーグランド、シード平和、東和ハイが快調に上げる
24日の相場は全面高となり、日経平均は609円(2.06%)高、TOPIXは2.31%高となった。値下がり銘柄は68にとどまり値上がり銘柄は2104に達した。大型株も小型株も同程度上げ、業種別でも全業種が上げた。
JQ指数は1.14%高、マザーズ指数は3.16%高だった。
道場銘柄も遜色のない上げっぷりで、最高値圏からの大幅高で、年初来高値を大幅に更新した。
イーグランド(推)は1649△45と9.16日につけた1666円の年初来高値更新から1700円大台替わりコースが有望になってきた。
シード平和(推)は835円まであって822△9。7.19日に880円の年初来高値をつけて以降、調整に入ったわけだが、8.20日の720円を底に出直ってきた。ここ連日のように戻り高値を更新中。ここからの第1関門は終値の高値である852円(8.03日)。これを抜ければ880円の年初来高値が見えてき、900円、1000円相場への展望が開けようというのが、私の読みである。
東和ハイシス(推)は3580円まであって3555△120。ここずっと1日当たりの出来高は数千株どまりだったが、この3立会日は2万株前後の高水準だ。「オンライン資格確認システム」が想定以上に好調で今期に続き来期も大幅増益が必至だ。来期予想実質PERは15.1倍にすぎない。歯愛メディカルは同16.3倍。ひと相場出した後に加え、ここやや業績の伸び悩む歯愛に対し、東和ハイは今まさに伸び盛りだ。歯愛のPERが16.3倍なら東和ハイは18倍から20倍が妥当だろう。18倍で4005円、20倍で4712円になる。
アドベンチャー、オープンドア、じげん(推)の旅行関連は、そろって大きく上げた。コロナ感染状況は大きく改善、9月末期限の緊急事態宣言は全地域そろって解除が濃厚のようだ。となれば第6波懸念はとりあえず無視と言うのが株の世界、こうした業種の人気は続くだろう。
ウチヤマ(推)、コシダカ、串カツ田中、ルネサンス等々のコロナ直撃銘柄も、そろって上げた。
「新四季報銘柄」の値動きは次のとおり。
シンデン 2220△96
セプテーニ 474△12
CE HD 655△14
サーバーワークス 4235△50
市進HD 367▼1
テクノスマート 1432△32
ミマキ 955△45
IDEC 2304△46
ケル 1104△26
ポート 1084△57
ほぼすべて順調なわけだが、このまま持続方針でいいだろう。
>幼児活動は1240△103まであって1200△63。ベビーカレンダーも5130△270と急反発したことからして、これはやはり、自民総裁選も絡んで子ども庁への期待が大きいということなのだろう。
実は、私はつい先ほど、子供庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄を偶然発見した。ただこういうのはそう思っても実際は全く評価されないなどというケースが珍しくないので怖いものがある。読者諸氏にもお知らせしたいのはやまやまだが、そこまでお人よしになり切れないのでお許し願おう。ヒントでもとも思ったが、これも少し書いただけで誰にもすぐ分かってしまうので無理、というわけで、ここ1ヵ月以内、いや10日以内に挙げた銘柄の中にあるとだけ書いておこう。(9.23日)
24日も幼児活動、ベビーカレンダー5180△50と22日のそろっての逆行高に続いて、そろっての続伸となった。
となれば、「子ども庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄」をお知らせせずばなるまい。と言っても「新四季報銘柄」にたまたま入っていたので、お持ちの方も多かろう。
セプテーニである。同社はネット広告代理店大手で筆頭株主は電通グループである。
しかし「育児事業子会社トワステラで子ども写真を印刷したグッズのECが好調。」(新四季報)とある。
トワステラのHPを眺めてみるといいだろう。
生意気に聞こえそうで恐縮だが、これは私でさえ初耳だから、ほとんどの投資家もそうだろう。というわけで、子ども庁関連人気が続けば、あるいはそれほどまでいかなくとも、セプテーニは同関連の全くの新顔として人気化する素地がある。あまり高寄りしてもまずいので詳細は省くが、業績面でももっと評価されていい。
9月26日 21時33分記
JQ指数は1.14%高、マザーズ指数は3.16%高だった。
道場銘柄も遜色のない上げっぷりで、最高値圏からの大幅高で、年初来高値を大幅に更新した。
イーグランド(推)は1649△45と9.16日につけた1666円の年初来高値更新から1700円大台替わりコースが有望になってきた。
シード平和(推)は835円まであって822△9。7.19日に880円の年初来高値をつけて以降、調整に入ったわけだが、8.20日の720円を底に出直ってきた。ここ連日のように戻り高値を更新中。ここからの第1関門は終値の高値である852円(8.03日)。これを抜ければ880円の年初来高値が見えてき、900円、1000円相場への展望が開けようというのが、私の読みである。
東和ハイシス(推)は3580円まであって3555△120。ここずっと1日当たりの出来高は数千株どまりだったが、この3立会日は2万株前後の高水準だ。「オンライン資格確認システム」が想定以上に好調で今期に続き来期も大幅増益が必至だ。来期予想実質PERは15.1倍にすぎない。歯愛メディカルは同16.3倍。ひと相場出した後に加え、ここやや業績の伸び悩む歯愛に対し、東和ハイは今まさに伸び盛りだ。歯愛のPERが16.3倍なら東和ハイは18倍から20倍が妥当だろう。18倍で4005円、20倍で4712円になる。
アドベンチャー、オープンドア、じげん(推)の旅行関連は、そろって大きく上げた。コロナ感染状況は大きく改善、9月末期限の緊急事態宣言は全地域そろって解除が濃厚のようだ。となれば第6波懸念はとりあえず無視と言うのが株の世界、こうした業種の人気は続くだろう。
ウチヤマ(推)、コシダカ、串カツ田中、ルネサンス等々のコロナ直撃銘柄も、そろって上げた。
「新四季報銘柄」の値動きは次のとおり。
シンデン 2220△96
セプテーニ 474△12
CE HD 655△14
サーバーワークス 4235△50
市進HD 367▼1
テクノスマート 1432△32
ミマキ 955△45
IDEC 2304△46
ケル 1104△26
ポート 1084△57
ほぼすべて順調なわけだが、このまま持続方針でいいだろう。
>幼児活動は1240△103まであって1200△63。ベビーカレンダーも5130△270と急反発したことからして、これはやはり、自民総裁選も絡んで子ども庁への期待が大きいということなのだろう。
実は、私はつい先ほど、子供庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄を偶然発見した。ただこういうのはそう思っても実際は全く評価されないなどというケースが珍しくないので怖いものがある。読者諸氏にもお知らせしたいのはやまやまだが、そこまでお人よしになり切れないのでお許し願おう。ヒントでもとも思ったが、これも少し書いただけで誰にもすぐ分かってしまうので無理、というわけで、ここ1ヵ月以内、いや10日以内に挙げた銘柄の中にあるとだけ書いておこう。(9.23日)
24日も幼児活動、ベビーカレンダー5180△50と22日のそろっての逆行高に続いて、そろっての続伸となった。
となれば、「子ども庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄」をお知らせせずばなるまい。と言っても「新四季報銘柄」にたまたま入っていたので、お持ちの方も多かろう。
セプテーニである。同社はネット広告代理店大手で筆頭株主は電通グループである。
しかし「育児事業子会社トワステラで子ども写真を印刷したグッズのECが好調。」(新四季報)とある。
トワステラのHPを眺めてみるといいだろう。
生意気に聞こえそうで恐縮だが、これは私でさえ初耳だから、ほとんどの投資家もそうだろう。というわけで、子ども庁関連人気が続けば、あるいはそれほどまでいかなくとも、セプテーニは同関連の全くの新顔として人気化する素地がある。あまり高寄りしてもまずいので詳細は省くが、業績面でももっと評価されていい。
9月26日 21時33分記
2021.09.23
恒大集団懸念和らぎNYダウ等大幅高
中国の恒大集団の資金繰り懸念から世界で株価が急落、日本も21日に続iいて22日も大幅続落となった。これについては、最後の方で書くこととし、まずは22日の相場についいて振り返っておこう。
日経平均は200円(0.67%)安、TOPIXは1.02%安だった。騰落銘柄数を見ると値上がり287に対し値下がり1847で、これは日経平均が660円安だった前日の値上がり218、値下がり1992と大差ない。にもかかわらず日経平均の下落幅が極端に小さかった理由は明白だ。前日、そろって下げたファストリ、ソフトバンクGが、そろって2%に近い大幅高したからである。
JQ指数は0.51%安、マザーズ指数は0.96%っ安だった。
道場銘柄も下げる銘柄が多かったが、それでも幼児活動(推)が大幅高し、東和ハイシス(推)、シード平和が小幅安にとどまったため、比較的小幅な下げにとどまった。
幼児活動は1240△103まであって1200△63。ベビーカレンダーも5130△270と急反発したことからして、これはやはり、自民総裁選も絡んで子供庁への期待が大きいということなのだろう。
実は、私はつい先ほど、子供庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄を偶然発見した。ただこういうのはそう思っても実際は全く評価されないなどというケースが珍しくないので怖いものがある。読者諸氏にもお知らせしたいのはやまやまだが、そこまでお人よしになり切れないのでお許し願おう。ヒントでもとも思ったが、これも少し書いただけで誰にもすぐ分かってしまうので無理、というわけで、ここ1ヵ月以内、いや10日以内に挙げた銘柄の中にあるとだけ書いておこう。
人材派遣、旅行、戸建て住宅株などは、高安まちまちだった。この地合いでは比較的強かったわけである。
「新四季報から発掘した妙味株」について。22日の終値は以下のとおり。
シンデン 2124△54
セプテーニ 462△4
CE HD 641△14
サーバーワークス 4185▼15
市進HD 368△14
テクノスマート 1400△2
ミマキ 910△5
IDEC 2258▼12
ケル 1078△41
ポート 1027△80
地合いを考えると非常に強い動きだったと言える。
IDECは前にも取り上げたことがあると思うが、その時もいまいちの動きだったと記憶する。どうしてこうも評価が低いのか疑問に思うが、動きの悪い銘柄として、多少警戒したほうがいいかもしれない。まだ判断するのは早いが追撃買いはせず、株価の動きを見て行こう。
サーバーワークスは最後は下げたが4295△100まであった。今期予想経常利益は会社4.71億円に対し新四季報は6.00億円(前号は4.70億円)、そして来期の四季報予想は7.70億円(同.6.00億円)。DX関連の有望高成長企業として安値圏のここは狙い場だろう。
その他の銘柄は、この地合いでも上げたことでもわかるように、期待していいだろう。シンデンについては読者の方への返信に書いたのを参照されたい。
22日の欧米各国株はほとんどの国で上げた。中国株も小幅高で終えた。
恒大集団だが、21日に中国当局が実質国有化を検討中と伝わり、警戒感が後退したともいう。
NYダウは338ドル(1.00%)高、NQも1.12%高。日経平均先物は配当落ち分を考慮した実質で503円高。
NYダウ大幅高、日経平均先物大幅高は、えてして小型株や道場銘柄にはおかしな作用を及ぼすので、安心はできないが、それでも、今回はそれなりにいい方向に働くのではないか。
9月23日 21時29分記
日経平均は200円(0.67%)安、TOPIXは1.02%安だった。騰落銘柄数を見ると値上がり287に対し値下がり1847で、これは日経平均が660円安だった前日の値上がり218、値下がり1992と大差ない。にもかかわらず日経平均の下落幅が極端に小さかった理由は明白だ。前日、そろって下げたファストリ、ソフトバンクGが、そろって2%に近い大幅高したからである。
JQ指数は0.51%安、マザーズ指数は0.96%っ安だった。
道場銘柄も下げる銘柄が多かったが、それでも幼児活動(推)が大幅高し、東和ハイシス(推)、シード平和が小幅安にとどまったため、比較的小幅な下げにとどまった。
幼児活動は1240△103まであって1200△63。ベビーカレンダーも5130△270と急反発したことからして、これはやはり、自民総裁選も絡んで子供庁への期待が大きいということなのだろう。
実は、私はつい先ほど、子供庁がらみで全くの新顔の有望そうな銘柄を偶然発見した。ただこういうのはそう思っても実際は全く評価されないなどというケースが珍しくないので怖いものがある。読者諸氏にもお知らせしたいのはやまやまだが、そこまでお人よしになり切れないのでお許し願おう。ヒントでもとも思ったが、これも少し書いただけで誰にもすぐ分かってしまうので無理、というわけで、ここ1ヵ月以内、いや10日以内に挙げた銘柄の中にあるとだけ書いておこう。
人材派遣、旅行、戸建て住宅株などは、高安まちまちだった。この地合いでは比較的強かったわけである。
「新四季報から発掘した妙味株」について。22日の終値は以下のとおり。
シンデン 2124△54
セプテーニ 462△4
CE HD 641△14
サーバーワークス 4185▼15
市進HD 368△14
テクノスマート 1400△2
ミマキ 910△5
IDEC 2258▼12
ケル 1078△41
ポート 1027△80
地合いを考えると非常に強い動きだったと言える。
IDECは前にも取り上げたことがあると思うが、その時もいまいちの動きだったと記憶する。どうしてこうも評価が低いのか疑問に思うが、動きの悪い銘柄として、多少警戒したほうがいいかもしれない。まだ判断するのは早いが追撃買いはせず、株価の動きを見て行こう。
サーバーワークスは最後は下げたが4295△100まであった。今期予想経常利益は会社4.71億円に対し新四季報は6.00億円(前号は4.70億円)、そして来期の四季報予想は7.70億円(同.6.00億円)。DX関連の有望高成長企業として安値圏のここは狙い場だろう。
その他の銘柄は、この地合いでも上げたことでもわかるように、期待していいだろう。シンデンについては読者の方への返信に書いたのを参照されたい。
22日の欧米各国株はほとんどの国で上げた。中国株も小幅高で終えた。
恒大集団だが、21日に中国当局が実質国有化を検討中と伝わり、警戒感が後退したともいう。
NYダウは338ドル(1.00%)高、NQも1.12%高。日経平均先物は配当落ち分を考慮した実質で503円高。
NYダウ大幅高、日経平均先物大幅高は、えてして小型株や道場銘柄にはおかしな作用を及ぼすので、安心はできないが、それでも、今回はそれなりにいい方向に働くのではないか。
9月23日 21時29分記
2021.09.21
新四季報から発掘した妙味株
21日の相場は大幅安となった。その後、先物は大幅高となっているので、「新四季報銘柄」は、あれこれ考えず、前稿で発表しておいたほうがよかったかとも思うが、済んだことを、あれこれ言ってみても始まらない。
とりあえず予定していた銘柄は、ほとんどが下げて終わったので、今日の発表で良かった可能性もあろう。
今日の相場に付いては、最後に書くこととし、まずは
【新四季報から発掘した妙味株】
3131 シンデン 2070▼68
4293 セプテーニ 458±0
4320 CE HD 627△19
4434 サーバーワークス 4200▼85
4645 市進HD 354▼7
6246 テクノスマート 1398△6
6638 ミマキ 905▼35
6652 IDEC 2270▼68
6919 ケル 1037▼34
7047 ポート 943▼23
材料、注目点等については、とりあえずは書かないので、各自、新四季報をご覧になって、納得されたうえで買われるといいだろう。
いつも言っていることだが、勝手に選別せず、できる限りすべて買う方針で行くのがいい結果を生むことが多い。
【日経平均660円安を大幅プラスでしのぐ】
中国の恒大集団の資金繰り懸念が世界で強まり、世界的株安になったわけだが、日本の場合20日が休場だったので、この日の分と合わせての下げになり、下落幅が拡大した面もある。
日経平均は660円(2.17%)安、TOPIXも1.70%安だった。鉄鋼、海運、機械など中国との関係の強いところ中心に、ほぼ全面安になった。コロナがらみで空運、陸運、医薬品の3業種のみが上げた。
JQ指数は0.77%安、マザーズ指数は2.27%安。
道場銘柄は、こういう暴落には比較的強いのだが、この日は特に強かった。
高安まちまちだったが、主力どころが上げた、それもかなり大幅に上げたので、トータルでは、かなりのプラスになり、年初来高値を連日で更新した。東和ハイシス(推)、シード平和(推)、イーグランド(推)をポートフォリオの中核にされている方は、私と同様の結果になったであろう。
シード平和は820△23(JQ値上がり率28位)。出来高も急増、8.11日以来の水準にまでなった。新四季報の好内容(前稿参照)もあり、ありえないレベルの超低PERが投資家にもっと知れ渡れば、880円の年初来高値更新はおろか、900円、1000円も十分あり得よう。
東和ハイシスは3540△225まであって3440△125(JQ値上がり率20位)と続伸。ようやくこの株らしい華麗な上げを見せてくれた。出来高も17日の5700株から一気に21600株に急増しており、3795円の年初来高値更新も夢ではなくなってきた。
イーグランドは1566▼66から切り返し1657△25まであって1646△14。元気いっぱいの動きであり1700円大台替わりも近そうだ。
クレステックもイーグランドに似た値動きだったのだが、大引けでドスンときて1411▼1。高値は1448円まであった。明日に期待しよう。
アドバネクスは1286△30で始まり直後に1265△9まで押して終値は1376△120(東証1部値上がり率5位)。1270円台くらいで仕込みたかったところだが、うまく買えただろうか。出来高18400株は本年最多。
旧社名は加藤スプリング製作所。株価は400円前後が定位置だった(1990年代半ば頃)。時価1376円は高いと思われそうだが、2015年に10株→1株の株式併合を実施している。よって時価は昔の併合前の株価で言えば137.6円ということである。今期予想経常利益は会社の2.00億円に対し四季報は5.50億円である。来期の四季報予想は6.50億円。年初来高値の1706円更新も、そう無茶な話ではなかろう。
アドベンチャー6930△470、オープンドア2343△138(東証1部値上がり率10位)等のほか、日航などの航空各社も上げた。コロナの感染状況等が劇的に好転してきていることを好感しているとみていい。9月末で緊急事態宣言解除かを横目に一段高に向かいそうだ。
半導体株はマルマエ、東京応化を含め、道場銘柄以外もほぼそろって下げた。
幼児活動(推)、オプテックス、レッグス等も下げた。
戸建て住宅株はまちまちだったわけだが、フォーライフは1325△20。終値としては4.26日以来の高値となる。要注目だ。
現在、NYダウ、NQとも0.4%台のプラス。日経平均先物は配当落ち分を考慮すると実質200円程度(23時43分)のプラスになっている。
9月21日 23時21分記
とりあえず予定していた銘柄は、ほとんどが下げて終わったので、今日の発表で良かった可能性もあろう。
今日の相場に付いては、最後に書くこととし、まずは
【新四季報から発掘した妙味株】
3131 シンデン 2070▼68
4293 セプテーニ 458±0
4320 CE HD 627△19
4434 サーバーワークス 4200▼85
4645 市進HD 354▼7
6246 テクノスマート 1398△6
6638 ミマキ 905▼35
6652 IDEC 2270▼68
6919 ケル 1037▼34
7047 ポート 943▼23
材料、注目点等については、とりあえずは書かないので、各自、新四季報をご覧になって、納得されたうえで買われるといいだろう。
いつも言っていることだが、勝手に選別せず、できる限りすべて買う方針で行くのがいい結果を生むことが多い。
【日経平均660円安を大幅プラスでしのぐ】
中国の恒大集団の資金繰り懸念が世界で強まり、世界的株安になったわけだが、日本の場合20日が休場だったので、この日の分と合わせての下げになり、下落幅が拡大した面もある。
日経平均は660円(2.17%)安、TOPIXも1.70%安だった。鉄鋼、海運、機械など中国との関係の強いところ中心に、ほぼ全面安になった。コロナがらみで空運、陸運、医薬品の3業種のみが上げた。
JQ指数は0.77%安、マザーズ指数は2.27%安。
道場銘柄は、こういう暴落には比較的強いのだが、この日は特に強かった。
高安まちまちだったが、主力どころが上げた、それもかなり大幅に上げたので、トータルでは、かなりのプラスになり、年初来高値を連日で更新した。東和ハイシス(推)、シード平和(推)、イーグランド(推)をポートフォリオの中核にされている方は、私と同様の結果になったであろう。
シード平和は820△23(JQ値上がり率28位)。出来高も急増、8.11日以来の水準にまでなった。新四季報の好内容(前稿参照)もあり、ありえないレベルの超低PERが投資家にもっと知れ渡れば、880円の年初来高値更新はおろか、900円、1000円も十分あり得よう。
東和ハイシスは3540△225まであって3440△125(JQ値上がり率20位)と続伸。ようやくこの株らしい華麗な上げを見せてくれた。出来高も17日の5700株から一気に21600株に急増しており、3795円の年初来高値更新も夢ではなくなってきた。
イーグランドは1566▼66から切り返し1657△25まであって1646△14。元気いっぱいの動きであり1700円大台替わりも近そうだ。
クレステックもイーグランドに似た値動きだったのだが、大引けでドスンときて1411▼1。高値は1448円まであった。明日に期待しよう。
アドバネクスは1286△30で始まり直後に1265△9まで押して終値は1376△120(東証1部値上がり率5位)。1270円台くらいで仕込みたかったところだが、うまく買えただろうか。出来高18400株は本年最多。
旧社名は加藤スプリング製作所。株価は400円前後が定位置だった(1990年代半ば頃)。時価1376円は高いと思われそうだが、2015年に10株→1株の株式併合を実施している。よって時価は昔の併合前の株価で言えば137.6円ということである。今期予想経常利益は会社の2.00億円に対し四季報は5.50億円である。来期の四季報予想は6.50億円。年初来高値の1706円更新も、そう無茶な話ではなかろう。
アドベンチャー6930△470、オープンドア2343△138(東証1部値上がり率10位)等のほか、日航などの航空各社も上げた。コロナの感染状況等が劇的に好転してきていることを好感しているとみていい。9月末で緊急事態宣言解除かを横目に一段高に向かいそうだ。
半導体株はマルマエ、東京応化を含め、道場銘柄以外もほぼそろって下げた。
幼児活動(推)、オプテックス、レッグス等も下げた。
戸建て住宅株はまちまちだったわけだが、フォーライフは1325△20。終値としては4.26日以来の高値となる。要注目だ。
現在、NYダウ、NQとも0.4%台のプラス。日経平均先物は配当落ち分を考慮すると実質200円程度(23時43分)のプラスになっている。
9月21日 23時21分記
2021.09.20
NYダウは大幅安
今日は「新四季報から発掘した妙味株」を発表するんだったと、道志から少し早めに帰宅した。ただ車が渋滞気味で、圏央道(高速)経由にもかかわらず一般道と大差ない2時間余りかかり(ふつうは1時間35分前後)帰着時間は16時過ぎ。
遠出の後の雑用を済ませ、やおらNYダウや日経平均の先物価格をチェックすると、かなり大幅なマイナスになっている。すでに17日のアメリカ株はかなりの下げになっているので、20日の株価の最新の値段も見て、方針を決めるとしよう。
17日は前日の正反対の相場になった。すなわち、小型株中心に前日の下げとほぼ同じだけ、日経平均、TOPIXとも戻した(ともに0.5%台半ばの上昇率)。小型株の場合、前日の下落率の約2倍の上昇率だった。
JQ指数は0.72%高、マザーズ指数は2.09%高。
こうした流れに乗って道場銘柄は大幅高するものが多かった。トータルでは、15、16日の2日間で下げた分を上回る上昇で、本年最高値を更新した。
前日急伸したイーグランドこそ一服(1632▼26)となったが、それ以外の主力どころが軒並み大きく上げたからである。
クレステックは1450円まであって1412△31と、連日の年初来高値更新。新四季報で、今期予想経常利益は会社計画の前期比減益の9.53億円に対し逆に増益の11.00億円予想と示され、来期は12.50億円と大幅増益予想なのが評価されたのだろう。配当予想を四季報は今来期とも58円としている。しかし58円配当というのは、会社が今期(2022年6月期)予想として公表している数字である。すなわち経常利益を前期比減益の9.53億円、1株利益190.87円としての配当である。
四季報予想の1株利益は今期220.6円、来期249.8円である。配当性向30%を標榜しているはずなので、それに従えば、配当は今期66円前後、来期75円前後になる。
東和ハイシス(推)は3315△135の高値引け。四季報の素晴らしい見通しに投資家が時間を追うにつれ気付きだし、高値引けにつながったとみて取れなくもない。いずれにせよ、2021年9月期期の大幅増益に続き、22年9月期も「本格稼働する資格確認が前期より増加。」(四季報)のため、経常利益は7.50億円(21年9月期は5.60億円予想)と大きく伸びる予想だ。
シード平和(推)は797△13。好業績が続く見通しなのは前稿で書いた。新四季報には主力の総合建設の受注が前年同期比23.5%増で、さらに「新規受注も伸長。」とある。「戸建ては自社販売の割合拡大、前期24%から今期33%以上へ。」とある。受注絶好調の上、戸建てで自社割合大幅アップ(利益率が格段に上がるのは論を待たない)というのだから、今期業績は四季報予想を大きく上回る可能性も十分あろう。その場合、予想実質PERは3倍を大きく割り込む(好業績な優良銘柄ではありえない低水準)という異常事態になる。今後の株価に、私が超強気のゆえんである。
幼児活動(推)、オプテックスも上げた。
幼児活動は、たびたび言及してきたように、1日の中での株価の変動が激しい。十分心得対処したい。
オプテックスは、やはり、大勢としてなお戻り相場が続いているという見方でいいだろう。
【欧米各国株が下落】
20日のヨーロッパ主要国株は、イギリス1..07%安以外はフランス1.98%安、イタリア2.58%安、ドイツ2.60%安と大幅安だった。
アメリカは現在NYダウは450ドル(1.3%)前後安、NQも1.4%前後安となっている。
ここであえて買うという手もあろうが、とりあえずは自重が良さそうだ。
というわけで、新四季報銘柄の発表は先送りさせていただく。
それでも、と言う方に一応候補銘柄という扱いで
5998 アドバネクス 1256▼78
を挙げておこう。
ここ3日間の続落で最近上げた分の大半を吐き出したので、この辺の水準で買えるようなら、リスクは小さかろう。
板が離れていることが多いので、買い方が難しくなる可能性が大きい。先物大幅安にもかかわらず大幅高で始まりそうな場合は、見送りないし気配値より大きく下の株価で指し値する等の工夫が必要になろう。
9月20日 23時01分記
遠出の後の雑用を済ませ、やおらNYダウや日経平均の先物価格をチェックすると、かなり大幅なマイナスになっている。すでに17日のアメリカ株はかなりの下げになっているので、20日の株価の最新の値段も見て、方針を決めるとしよう。
17日は前日の正反対の相場になった。すなわち、小型株中心に前日の下げとほぼ同じだけ、日経平均、TOPIXとも戻した(ともに0.5%台半ばの上昇率)。小型株の場合、前日の下落率の約2倍の上昇率だった。
JQ指数は0.72%高、マザーズ指数は2.09%高。
こうした流れに乗って道場銘柄は大幅高するものが多かった。トータルでは、15、16日の2日間で下げた分を上回る上昇で、本年最高値を更新した。
前日急伸したイーグランドこそ一服(1632▼26)となったが、それ以外の主力どころが軒並み大きく上げたからである。
クレステックは1450円まであって1412△31と、連日の年初来高値更新。新四季報で、今期予想経常利益は会社計画の前期比減益の9.53億円に対し逆に増益の11.00億円予想と示され、来期は12.50億円と大幅増益予想なのが評価されたのだろう。配当予想を四季報は今来期とも58円としている。しかし58円配当というのは、会社が今期(2022年6月期)予想として公表している数字である。すなわち経常利益を前期比減益の9.53億円、1株利益190.87円としての配当である。
四季報予想の1株利益は今期220.6円、来期249.8円である。配当性向30%を標榜しているはずなので、それに従えば、配当は今期66円前後、来期75円前後になる。
東和ハイシス(推)は3315△135の高値引け。四季報の素晴らしい見通しに投資家が時間を追うにつれ気付きだし、高値引けにつながったとみて取れなくもない。いずれにせよ、2021年9月期期の大幅増益に続き、22年9月期も「本格稼働する資格確認が前期より増加。」(四季報)のため、経常利益は7.50億円(21年9月期は5.60億円予想)と大きく伸びる予想だ。
シード平和(推)は797△13。好業績が続く見通しなのは前稿で書いた。新四季報には主力の総合建設の受注が前年同期比23.5%増で、さらに「新規受注も伸長。」とある。「戸建ては自社販売の割合拡大、前期24%から今期33%以上へ。」とある。受注絶好調の上、戸建てで自社割合大幅アップ(利益率が格段に上がるのは論を待たない)というのだから、今期業績は四季報予想を大きく上回る可能性も十分あろう。その場合、予想実質PERは3倍を大きく割り込む(好業績な優良銘柄ではありえない低水準)という異常事態になる。今後の株価に、私が超強気のゆえんである。
幼児活動(推)、オプテックスも上げた。
幼児活動は、たびたび言及してきたように、1日の中での株価の変動が激しい。十分心得対処したい。
オプテックスは、やはり、大勢としてなお戻り相場が続いているという見方でいいだろう。
【欧米各国株が下落】
20日のヨーロッパ主要国株は、イギリス1..07%安以外はフランス1.98%安、イタリア2.58%安、ドイツ2.60%安と大幅安だった。
アメリカは現在NYダウは450ドル(1.3%)前後安、NQも1.4%前後安となっている。
ここであえて買うという手もあろうが、とりあえずは自重が良さそうだ。
というわけで、新四季報銘柄の発表は先送りさせていただく。
それでも、と言う方に一応候補銘柄という扱いで
5998 アドバネクス 1256▼78
を挙げておこう。
ここ3日間の続落で最近上げた分の大半を吐き出したので、この辺の水準で買えるようなら、リスクは小さかろう。
板が離れていることが多いので、買い方が難しくなる可能性が大きい。先物大幅安にもかかわらず大幅高で始まりそうな場合は、見送りないし気配値より大きく下の株価で指し値する等の工夫が必要になろう。
9月20日 23時01分記
2021.09.17
イーグランド、クレステックのおかげでプラス引け
現在、四季報読破中(1411ページまで了)なので、16日の相場等については、以下、ごく簡単に。
16日の相場は激しい値動きで、結局は小型株に大きく売り込まれる銘柄が多く、ポートフォリオ次第では、ダメージも大きくなったと思われる。
道場銘柄は、イーグランド(推)とクレステックの大幅高で救われた。
イーグランドは1666円まであって1658△117(東証1部値上がり率9位)。クレステックは1385円まであって1381△33。
川口化学は1758△47までありながら終値は1660▼51、このようにかなり高いところがありながら大幅安で終える銘柄も多い中、上記2銘柄は高値圏で終えた。いかに期待が大きいかということでもあろう。
中本パックスは1954△25。新四季報では業績は素晴らしい予想になっているが、注目すべき記述もあった。
「NBCメッシュテック社の技術を活用し、抗菌性ウイルスフィルムを開発」とある。
このほか「四季報先取り銘柄」は好業績見通しが示されており、17日の相場で評価されるのを期待しよう。
東和ハイシス(推)は、このところ、いいところなくじり貧状態だが、新四季報は2021年9月期の予想経常利益を前号の5.20憶円から5.60億円に小幅増額(会社予想も5.56億円)している。これはどうでもいいことで、注目すべきは22年9月期の予想数字である。
6.60億円→7.50憶円
と大増額している。つまり今期5.60億円が来期は7.50億円と33.9%もの大幅増益予想のわけである。
シード平和(推)もバラ色の記述に満ち溢れている。
2022年3月期の予想経常利益は、会社計画の19.80億円に対し20.00億円。22年3月期予想は1割増益の22.00億円だ。
予想PERは名目で3.36倍、実質では3.07倍。
まともな会社で、これだけ低PERの会社はないと言っていいだろう。
9月17日 0時46分記
16日の相場は激しい値動きで、結局は小型株に大きく売り込まれる銘柄が多く、ポートフォリオ次第では、ダメージも大きくなったと思われる。
道場銘柄は、イーグランド(推)とクレステックの大幅高で救われた。
イーグランドは1666円まであって1658△117(東証1部値上がり率9位)。クレステックは1385円まであって1381△33。
川口化学は1758△47までありながら終値は1660▼51、このようにかなり高いところがありながら大幅安で終える銘柄も多い中、上記2銘柄は高値圏で終えた。いかに期待が大きいかということでもあろう。
中本パックスは1954△25。新四季報では業績は素晴らしい予想になっているが、注目すべき記述もあった。
「NBCメッシュテック社の技術を活用し、抗菌性ウイルスフィルムを開発」とある。
このほか「四季報先取り銘柄」は好業績見通しが示されており、17日の相場で評価されるのを期待しよう。
東和ハイシス(推)は、このところ、いいところなくじり貧状態だが、新四季報は2021年9月期の予想経常利益を前号の5.20憶円から5.60億円に小幅増額(会社予想も5.56億円)している。これはどうでもいいことで、注目すべきは22年9月期の予想数字である。
6.60億円→7.50憶円
と大増額している。つまり今期5.60億円が来期は7.50億円と33.9%もの大幅増益予想のわけである。
シード平和(推)もバラ色の記述に満ち溢れている。
2022年3月期の予想経常利益は、会社計画の19.80億円に対し20.00億円。22年3月期予想は1割増益の22.00億円だ。
予想PERは名目で3.36倍、実質では3.07倍。
まともな会社で、これだけ低PERの会社はないと言っていいだろう。
9月17日 0時46分記
2021.09.15
クレステックが年初来高値更新
15日の相場は前日のアメリカ株の大幅安を受け大きく下げた。日経平均は一時300円超の下げとなったが、終値では158円(0.52%)安。ただし多くの銘柄が下げ、日経平均はファストリ0.54%高に支えられてのもの。TOPIXは1.06%安だった。小型株指数も1.26%安、単純平均も0.99%安だった。
JQ指数は0.16%安、マザーズ指数は0.28%安だった。JQもマザーズも値下がり銘柄は値上がり銘柄の約2倍あり、指数の下落率がその割に小さいのは主力株が比較的強い動きだったためである。
道場銘柄もかなりの下げとなったが、イーグランド(推)が1541▼50と大きく下げたのが痛く、イーグランドのポートフォリオに占める比率が小さい方は、比較的軽微な下げにとどまったであろう。(私はイーグランドが1位(涙))
前日、そろって上げたコロナ直撃銘柄は、この日は多くが下げた。コシダカ、ルネサンス、串カツ田中、ブロンコビリー、アドベンチャーなどである。ただし出遅れ感のあるアルテ(推)、ウチヤマは上げた。アルテは前日、年初来高値を更新したわけだが、この日も566△1で引け新値。ついでに書けば、オーウイルも1100△14の高値引けで3.29日につけた1120円の年初来高値を射程に入れてきた。
UTグループなどの人材派遣、またマルマエなどの半導体関連も大半の銘柄が下げた。
戸建て住宅株もシード平和(推)はじめ下げるものが多かったも
異彩高となったのがクレステック。後場に入って人気化、1348△41の高値引けで、ついに6.18日につけた1342円の年初来高値を更新した。中国での新工場建設が素直に好感されたか。会社は2022年6月期の予想経常利益を前期比10.6%減益の9.53億円としているわけだが、17日発売の新四季報で大幅増益予想が示されよう。来期も大幅増益とすると、配当性向35%以上が方針なので、これから大幅増配も続くことになる。この辺のことが四季報発売で顕在化、評価されれば、株価は一気に噴き上げる展開もあり得よう。
前稿で強気を書いたKTKは506△23(JQ値上がり率12位)の高値引け。出来高は前日の32700株から122800株に急増。新四季報に期待。597円の年初来高値更新もあり得よう。
キョウデンも401△1。業績絶好調で15円配、これで株価401円(利回り3.74%)は、見直し余地大だろう。
9月15日 23時33分記
JQ指数は0.16%安、マザーズ指数は0.28%安だった。JQもマザーズも値下がり銘柄は値上がり銘柄の約2倍あり、指数の下落率がその割に小さいのは主力株が比較的強い動きだったためである。
道場銘柄もかなりの下げとなったが、イーグランド(推)が1541▼50と大きく下げたのが痛く、イーグランドのポートフォリオに占める比率が小さい方は、比較的軽微な下げにとどまったであろう。(私はイーグランドが1位(涙))
前日、そろって上げたコロナ直撃銘柄は、この日は多くが下げた。コシダカ、ルネサンス、串カツ田中、ブロンコビリー、アドベンチャーなどである。ただし出遅れ感のあるアルテ(推)、ウチヤマは上げた。アルテは前日、年初来高値を更新したわけだが、この日も566△1で引け新値。ついでに書けば、オーウイルも1100△14の高値引けで3.29日につけた1120円の年初来高値を射程に入れてきた。
UTグループなどの人材派遣、またマルマエなどの半導体関連も大半の銘柄が下げた。
戸建て住宅株もシード平和(推)はじめ下げるものが多かったも
異彩高となったのがクレステック。後場に入って人気化、1348△41の高値引けで、ついに6.18日につけた1342円の年初来高値を更新した。中国での新工場建設が素直に好感されたか。会社は2022年6月期の予想経常利益を前期比10.6%減益の9.53億円としているわけだが、17日発売の新四季報で大幅増益予想が示されよう。来期も大幅増益とすると、配当性向35%以上が方針なので、これから大幅増配も続くことになる。この辺のことが四季報発売で顕在化、評価されれば、株価は一気に噴き上げる展開もあり得よう。
前稿で強気を書いたKTKは506△23(JQ値上がり率12位)の高値引け。出来高は前日の32700株から122800株に急増。新四季報に期待。597円の年初来高値更新もあり得よう。
キョウデンも401△1。業績絶好調で15円配、これで株価401円(利回り3.74%)は、見直し余地大だろう。
9月15日 23時33分記