2021.08.31
日経平均300円高でも値上がり銘柄は47%の怪
31日の相場は奇妙な動きとなった。日経平均は99円安で始まり187円安まであった。これは昨年9月から続いている月末(その月の最終売買日)安(下げて終えるの意)のアノマリーが意識されてこうなった可能性がある。しかし海外投資家の買いもあって後場からは、相場つきが一変、プラス転換後はぐんぐんと上げ幅を拡大、結局370円高まであって300円(1.08%)高。とはいえ、騰落銘柄数を見ると、値上がり1047に対し値下がりも1017もあり、これで300円高とはと唖然とさせられるような状況だった。前日、値上がり銘柄が1851もあったのに、ファストリ急落もあって日経平均は148円高にとどまったのと正反対で、半分近くの銘柄が下げたにもかかわらずファストリの大j幅高(2.10%高)もあって、こういう数字になったわけである。TOPIXは0.54%高。
JQ指数は0.52%高、マザーズ指数は1.86%高だった。
道場銘柄は、前日に大きく上げた反動もあって、トータルでは比較的小幅な上げにとどまった。
東和ハイシス(推)3395▼25、イーグランド(推)1410▼11、アドベンチャー6910▼40などが反動安となった。
一方で幼児活動(推)などは安寄り後切り返し1264△68まであって1245△49と上げ3連騰となった。1日での上下動が激しいのでやりにくいが、少なくとも瞬間的にはとんでもない株価をつける素質がありそうだ。
オプテックスは1455△28と反発した。なお心もとない値動きながら、徐々に下げ過ぎ是正の動きを本格化させているとみてよさそうだ。
シード平和(推)782、AMG926△11、三栄建築1884△12と戸建て住宅株もほとんどが上げた。なお三栄建築は引け後以下のIRを出している。
ケネディクス株式会社と基本協定書締結のお知らせ
当社及び当社の連結子会社の株式会社 MAIは、ケネディクス株式会社がアセットマネジメント事業における新領域の取組みとして開始する、賃貸戸建住宅を投資対象とするファンドへの、賃貸戸建住宅等不動産の供給及び賃貸戸建住宅市場の創出・拡大について協調していくことを確認するために、下記の通り基本協定書を締結いたしましたのでお知らせいたします。当社グループは本協定の締結により、戸建分譲事業におけるエンドユーザー以外の新規販売先の創出につなげてまいります。
年間供給目標額100億円 というから、それなりにインパクトはあり、面白そうだ。PTSでは45.5円高をつけその後39円高に100株の売り物。
半導体株はこの日は高い日で、マルマエは2004△52と久しぶりに2000円大台を回復した。
UTグループ3020△121、アウトソーシング1880△90、フルキャスト2122△14と、人材派遣各社はそろって上げた。
アルテ(推)は562△1、これで変わらずをはさんで7立会日連続高。
コロナの新規感染者数の大幅減が続いている。前週同曜日比で、東京都は31日で9日連続減。全国もここにきて減少傾向がはっきりしてきた。死者数や重症者数はなお増加傾向にあり、医療のひっ迫も深刻なままだが、それでもワクチン接種が急速に進んでいることもあってか、とりあえず新規感染者数はピークを打った可能性がある。
8月31日 23時47分記
JQ指数は0.52%高、マザーズ指数は1.86%高だった。
道場銘柄は、前日に大きく上げた反動もあって、トータルでは比較的小幅な上げにとどまった。
東和ハイシス(推)3395▼25、イーグランド(推)1410▼11、アドベンチャー6910▼40などが反動安となった。
一方で幼児活動(推)などは安寄り後切り返し1264△68まであって1245△49と上げ3連騰となった。1日での上下動が激しいのでやりにくいが、少なくとも瞬間的にはとんでもない株価をつける素質がありそうだ。
オプテックスは1455△28と反発した。なお心もとない値動きながら、徐々に下げ過ぎ是正の動きを本格化させているとみてよさそうだ。
シード平和(推)782、AMG926△11、三栄建築1884△12と戸建て住宅株もほとんどが上げた。なお三栄建築は引け後以下のIRを出している。
ケネディクス株式会社と基本協定書締結のお知らせ
当社及び当社の連結子会社の株式会社 MAIは、ケネディクス株式会社がアセットマネジメント事業における新領域の取組みとして開始する、賃貸戸建住宅を投資対象とするファンドへの、賃貸戸建住宅等不動産の供給及び賃貸戸建住宅市場の創出・拡大について協調していくことを確認するために、下記の通り基本協定書を締結いたしましたのでお知らせいたします。当社グループは本協定の締結により、戸建分譲事業におけるエンドユーザー以外の新規販売先の創出につなげてまいります。
年間供給目標額100億円 というから、それなりにインパクトはあり、面白そうだ。PTSでは45.5円高をつけその後39円高に100株の売り物。
半導体株はこの日は高い日で、マルマエは2004△52と久しぶりに2000円大台を回復した。
UTグループ3020△121、アウトソーシング1880△90、フルキャスト2122△14と、人材派遣各社はそろって上げた。
アルテ(推)は562△1、これで変わらずをはさんで7立会日連続高。
コロナの新規感染者数の大幅減が続いている。前週同曜日比で、東京都は31日で9日連続減。全国もここにきて減少傾向がはっきりしてきた。死者数や重症者数はなお増加傾向にあり、医療のひっ迫も深刻なままだが、それでもワクチン接種が急速に進んでいることもあってか、とりあえず新規感染者数はピークを打った可能性がある。
8月31日 23時47分記
2021.08.30
東和ハイ上方修正、イーグランドは高値更新
30日の相場は中小型株中心に幅広く買われた。日経平均は148円(0.54%)高にとどまったが、これはファストリが2.04%安と大きく下げソフトバンクGも小幅安になったという特殊要因のため。TOPIXは1.11%高。商船三井8240△400、日本製鉄2168.5△108.5を筆頭に海運、鉄鋼の上げが際立っていた。
道場銘柄は快進撃が続いている。
東和ハイシス(推)は10時00分に2021年9月期業績予想の上方修正と同配当予想の増額を発表した。予想経常利益は5.15億円→5.56億円、予想配当は55円→65円。
これを受けて株価は急伸、3440円まであって3420△235(JQ値上がり率12位)。
8.11日付で以下のように書いている。
>10-6月期の経常利益は4.31億円だった。前年同期比15.0%の増益。決算短信にもあるように、オンライン資格確認システムが好調のわけだが、これは営業開始時期からして下半期に入ってからしり上がりに受注が伸びるので7-9月期は期待できる。3-6月期の経常利益は1.33億円だったのだから通期の経常利益は4.31億円(10-6月期分)+1.33億円=5.64億円は最低ラインだ。おそらく5.7億円~6.00億円程度になろう。これは会社予想の5.15億円をかなり上回る。さらに、2022年9月期はオンライン資格確認システムがフルに寄与するので7億円前後は期待できよう。
最低ラインとした5.64億円にわずかだけ届かなかったが、実際の決算では多少の上乗せがあるのが普通なので、ぴったりくらいにはなる可能性は十分だろう。
「通期業績予想につきましては、当社の主力商品であります「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR10-i」の売上及びオンライン資格確認等システムに係る売上が堅調に推移したことから(以下略)」(決算短信)としている。
オンライン資格確認等システムは今期は半期分のみの寄与だが、来期は通期寄与するので、これだけでも、来期はさらにかなりの増益が期待できるわけである。
イーグランド(推)は1421△35で、8.26日につけた1396円の年初来高値を更新した。出来高はまずまずの水準を維持、貸借倍率も0.4倍前後と好取組が続く。今期の予想経常利益は14.40億円のわけだが、1Qだけで7.65億円なので通期20億円は最低ライン、21.5億円前後が期待できよう。新四季報発売も近付き、こうした数字を意識して一段高必至の様相を呈してきた。
これまで目標株価についていろいろ書いてきた(それは現在も有効)が、うっかりして見落としていたことを書いておく。2018年1月に1575円の上場来高値をつけているのである。まずはこれが強く意識されよう。
幼児活動(推)は1130▼46まであって1196△20。小学校体育の教科担任制が実現の方向だが、これの同社に与える影響を、市場が認識しだしたら、株価は大きく居所を変える可能性が高まる。
アルテサロン(推)は561△8と連日の年初来高値更新。コロナは沈静化の兆しもなくはなく、つれてアルテが瞬間暴騰といったこともあり得よう。売り時期にはくれぐれも注意。
人材派遣会社は、読みにくい値動きをするが、この日はUTグループ2899△56、アウトソーシング1790△65、フルキャスト2108△22と、そろって上げた。
シード平和(推)は777△6の高値引けで3連騰。AMG、三栄建築は下げた。
クレステックは年初来高値更新を期待しないでもなかったわけだが、1320▼9と続落。焦らず近々の更新を待とう。
オプテックスは1455△28。一体どこまで下げれば気が済むんだと言いたくなるような値動きが続いているわけだが、今度こそ底入れとなるか。なんとも自信をもっては言えないが、その可能性がある程度出てきたのかもしれない。
8月30日 23時55分記
道場銘柄は快進撃が続いている。
東和ハイシス(推)は10時00分に2021年9月期業績予想の上方修正と同配当予想の増額を発表した。予想経常利益は5.15億円→5.56億円、予想配当は55円→65円。
これを受けて株価は急伸、3440円まであって3420△235(JQ値上がり率12位)。
8.11日付で以下のように書いている。
>10-6月期の経常利益は4.31億円だった。前年同期比15.0%の増益。決算短信にもあるように、オンライン資格確認システムが好調のわけだが、これは営業開始時期からして下半期に入ってからしり上がりに受注が伸びるので7-9月期は期待できる。3-6月期の経常利益は1.33億円だったのだから通期の経常利益は4.31億円(10-6月期分)+1.33億円=5.64億円は最低ラインだ。おそらく5.7億円~6.00億円程度になろう。これは会社予想の5.15億円をかなり上回る。さらに、2022年9月期はオンライン資格確認システムがフルに寄与するので7億円前後は期待できよう。
最低ラインとした5.64億円にわずかだけ届かなかったが、実際の決算では多少の上乗せがあるのが普通なので、ぴったりくらいにはなる可能性は十分だろう。
「通期業績予想につきましては、当社の主力商品であります「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR10-i」の売上及びオンライン資格確認等システムに係る売上が堅調に推移したことから(以下略)」(決算短信)としている。
オンライン資格確認等システムは今期は半期分のみの寄与だが、来期は通期寄与するので、これだけでも、来期はさらにかなりの増益が期待できるわけである。
イーグランド(推)は1421△35で、8.26日につけた1396円の年初来高値を更新した。出来高はまずまずの水準を維持、貸借倍率も0.4倍前後と好取組が続く。今期の予想経常利益は14.40億円のわけだが、1Qだけで7.65億円なので通期20億円は最低ライン、21.5億円前後が期待できよう。新四季報発売も近付き、こうした数字を意識して一段高必至の様相を呈してきた。
これまで目標株価についていろいろ書いてきた(それは現在も有効)が、うっかりして見落としていたことを書いておく。2018年1月に1575円の上場来高値をつけているのである。まずはこれが強く意識されよう。
幼児活動(推)は1130▼46まであって1196△20。小学校体育の教科担任制が実現の方向だが、これの同社に与える影響を、市場が認識しだしたら、株価は大きく居所を変える可能性が高まる。
アルテサロン(推)は561△8と連日の年初来高値更新。コロナは沈静化の兆しもなくはなく、つれてアルテが瞬間暴騰といったこともあり得よう。売り時期にはくれぐれも注意。
人材派遣会社は、読みにくい値動きをするが、この日はUTグループ2899△56、アウトソーシング1790△65、フルキャスト2108△22と、そろって上げた。
シード平和(推)は777△6の高値引けで3連騰。AMG、三栄建築は下げた。
クレステックは年初来高値更新を期待しないでもなかったわけだが、1320▼9と続落。焦らず近々の更新を待とう。
オプテックスは1455△28。一体どこまで下げれば気が済むんだと言いたくなるような値動きが続いているわけだが、今度こそ底入れとなるか。なんとも自信をもっては言えないが、その可能性がある程度出てきたのかもしれない。
8月30日 23時55分記
2021.08.29
幼児活動、AMGが大幅高
27日の相場は日経平均は101円(0.36%)安、TOPIXは0.34%安だった。海運株の大幅高だけが目立った。
JQ指数は0.23%安、マザーズ指数は0.29%安だった。
各市場とも値下がり銘柄のほうが多く、軟調な相場ではあったわけである。
道場銘柄は高安まちまちだったが、幼児活動(推)の大幅高等もあって、トータルでは、それなりのプラスとなった。
幼児活動は6円高で始まったわけだが9時15分には1380△294とストップ高寸前まで買われた。しかし14時41分位は1126△40まで上げ幅を急縮小、終値は1176△90(JQ値上がり率3位)。
「こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部、が26日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と共同通信が26日に報じたことが上げた理由のようだ。7363ベビーカレンダーも一時ストップ高まであって5360△410と急騰したことからしても、そう考えていいだろう。
体育の教科担任制で上げたわけではなさそうなのが、残念なような気もするが、むしろこちらのほうが大材料なはずで、先見の明のない投資家にも知れ渡るにつれ、幼児活動の評価も一変するのを期待して待とう。
AMG(推)は929円まであって922△39。前稿で書いたように、第1四半期決算の内容を精査すればするほど、2022年3月期業績の大幅上方修正は必至とみるところだ。戸建て住宅各社の業績は、時間差こそあれ、直近の三栄建築まで上方修正ラッシュであり、上方修正しないのは、シード平和やAMGのような東京本社でないところばかりでは、と言いたくなるくらいだ。逆に言えば、こういうところは、やや情報の重要度への認識が薄く、がちがちにはっきりしてから出せばいいと考えているのかもしれない(私の個人的読み〉。というわけで、逆に今後の上方修正必至とみて自信をもって先行きを見て行けるわけである。1020円の年初来高値を1ヵ月以内に更新する可能性4割、同3ヵ月以内に更新する可能性6割くらいとみている。
東和ハイシス(推)は3185△50の高値引け。3795円(7.01日)から2973円(8.20日)へと思わぬ急落を強いられたわけだが、ようやく本格的出直りに向けての動きがはっきりしてきたようだ。
幼児活動が体育の教科担任制という材料がほとんど知られていないように、東和ハイの場合もオンライン資格確認という大材料が全くと言っていいほど評価されていないのではないか。そしてこちらはこの材料が2022年9月期業績に大きく寄与するのである。
シード平和(推)は771△9と続伸。今期は比較的小幅な増益予想だが、その反動もあって来期は再び大幅増益が予想される。
イーグランド(推)は1386▼10、クレステックは1329▼10と、ともに小反落となった。とは言え、下げ幅は小さく底堅い動きと捉えるべきだろう。地合いにも恵まれ、クレステックは30日にも年初来高値更新の可能性が十分あろう。
コロナ新規感染者数が東京都は8.23日以来7日連続で前週の同曜日を下回っている。全国は一進一退。重症者数は東京都、全国ともなお増加傾向。東京都の新規感染者数減少についてはお盆がらみの特殊要因によるものとする見方がかなり流布しているようだが、実際のところはどうか。予断を持たず、明日以降どうなっていくか注視したい。
FRBのパウエル議長発言が「利上げを急がない」ととられ、27日のアメリカ株は大きく上げた(NYダウ0.68%高、NQ1.22%高)、つれて日経平均先物も204円(0.74%)高となっている。
8月29日 21時41分記
JQ指数は0.23%安、マザーズ指数は0.29%安だった。
各市場とも値下がり銘柄のほうが多く、軟調な相場ではあったわけである。
道場銘柄は高安まちまちだったが、幼児活動(推)の大幅高等もあって、トータルでは、それなりのプラスとなった。
幼児活動は6円高で始まったわけだが9時15分には1380△294とストップ高寸前まで買われた。しかし14時41分位は1126△40まで上げ幅を急縮小、終値は1176△90(JQ値上がり率3位)。
「こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部、が26日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と共同通信が26日に報じたことが上げた理由のようだ。7363ベビーカレンダーも一時ストップ高まであって5360△410と急騰したことからしても、そう考えていいだろう。
体育の教科担任制で上げたわけではなさそうなのが、残念なような気もするが、むしろこちらのほうが大材料なはずで、先見の明のない投資家にも知れ渡るにつれ、幼児活動の評価も一変するのを期待して待とう。
AMG(推)は929円まであって922△39。前稿で書いたように、第1四半期決算の内容を精査すればするほど、2022年3月期業績の大幅上方修正は必至とみるところだ。戸建て住宅各社の業績は、時間差こそあれ、直近の三栄建築まで上方修正ラッシュであり、上方修正しないのは、シード平和やAMGのような東京本社でないところばかりでは、と言いたくなるくらいだ。逆に言えば、こういうところは、やや情報の重要度への認識が薄く、がちがちにはっきりしてから出せばいいと考えているのかもしれない(私の個人的読み〉。というわけで、逆に今後の上方修正必至とみて自信をもって先行きを見て行けるわけである。1020円の年初来高値を1ヵ月以内に更新する可能性4割、同3ヵ月以内に更新する可能性6割くらいとみている。
東和ハイシス(推)は3185△50の高値引け。3795円(7.01日)から2973円(8.20日)へと思わぬ急落を強いられたわけだが、ようやく本格的出直りに向けての動きがはっきりしてきたようだ。
幼児活動が体育の教科担任制という材料がほとんど知られていないように、東和ハイの場合もオンライン資格確認という大材料が全くと言っていいほど評価されていないのではないか。そしてこちらはこの材料が2022年9月期業績に大きく寄与するのである。
シード平和(推)は771△9と続伸。今期は比較的小幅な増益予想だが、その反動もあって来期は再び大幅増益が予想される。
イーグランド(推)は1386▼10、クレステックは1329▼10と、ともに小反落となった。とは言え、下げ幅は小さく底堅い動きと捉えるべきだろう。地合いにも恵まれ、クレステックは30日にも年初来高値更新の可能性が十分あろう。
コロナ新規感染者数が東京都は8.23日以来7日連続で前週の同曜日を下回っている。全国は一進一退。重症者数は東京都、全国ともなお増加傾向。東京都の新規感染者数減少についてはお盆がらみの特殊要因によるものとする見方がかなり流布しているようだが、実際のところはどうか。予断を持たず、明日以降どうなっていくか注視したい。
FRBのパウエル議長発言が「利上げを急がない」ととられ、27日のアメリカ株は大きく上げた(NYダウ0.68%高、NQ1.22%高)、つれて日経平均先物も204円(0.74%)高となっている。
8月29日 21時41分記
2021.08.26
イーグランド、クレステックが急伸/AMGはあまりに評価不足!
26日の相場は小型株中心に上げた。日経平均は22円(0.55%)高、TOPIXは0.31%安と、ともに小動きだった。それでも値上がり銘柄1260、値下がり銘柄826で多くの銘柄が上げた。規模別指数を見ればわかるが大型株指数のみ0.11%下げ、中小型は上げ特に小型株指数は0.32%上げた。
JQ指数は0.55%高、マザーズ指数は1.21%高だった。
道場銘柄向きの地合いだったわけで、主力どころ中心に大半の銘柄が上げた。
イーグランド(推)は1396△67の高値引けで1370円の年初来高値を一気に大きく更新した。出来高も前日の3.7倍に急増した。
「イーグランドはとんでもない株価になる夢」と題した8.02日の稿で以下のように書いた。
>同業で圧倒的トップ企業の8919カチタスは3255▼55だが、今期予想実質PERは29.3倍だ。対してイーグランドは同6.3倍にすぎない。今期予想経常利益を14.4億円→20.0億円(実質1株利益221.8円)に上方修正されるとすると同4.6倍になる。
ここにきての業績の伸びはイーグランドのほうが上回り、このPERの差=4.6倍対29.3倍は、ここからのイーグランドの株価の有望度を物語るものだろう。経常利益20億円ならPER7倍で株価は1553円、同10倍で2218円。カチタスと同じ29.8倍なら6498円。
目標株価としてはまずは1553円あたりを念頭に置いておきたい。また出来高的には、8.02日の46万株余(上方修正を受けてのもの)はともかく03日の13.48万株は上回る時が来るとみて対処。26日の出来高は6.71万株。
クレステックも1339△40の高値引け。年初来高値にはあと3円届かなかったが、引け新値。十分調整しての出直りなだけに、相場は若いと言っていいだろう。2019年11月に1385円高値をつけている、まずはここが格好の目標になる。
想定為替レートを109.0円にしているわけだが(8.15日の稿参照)、現在のレートはまた円安が進んで110.15円前後である。アバウトな計算だが営業利益を1億円前後押し上げる効果がありそうだ。
また同社の場合、律義に配当性向30%以上を遵守してくれそう(過去の実績)なので、今期、来期と連続大幅増配が期待でき、この辺が意識されると、予想以上の値上がりを演じる可能性がある。
三栄建築は1902円まであって1883△16。業績の上方修正と併せて発表した増配がわずか5円にとどまり配当性向30%を期待していた向きの失望を買った可能性がある。ただこれは誤解であるので、これについて書いておこう。
>当期純利益の15%から20%を目途とする→連結当期純利益の30%を目標
に変更している(2020年10月15日発表)
ここで重要なのは「目途」から「目標」に変更されたことである。傘下のシード平和(推)の決算短信にもシードが配当性向10%を中期目標として掲げているが、これと符合するものだろう。
結局今期予想1株利益358.2円で予想配当75円だったわけだが、配当性向は20.9%にとどまったわけである。しかし目標は配当性向30%、つまり配当107円は不変であり、利益がこのままでも2年後くらいには107円に増配すると期待していいだろう。
2022年8月期= 90円配当
2023年8月期=107円配当
を期待して持続。
シード平和は前日は予想外の値下がりとなったわけだが、この日は762△19と反発した。中計を熟読すれば、この会社の将来性に自信が持てよう。
「関西トップクラスの総合建設業者への飛躍」を高らかに謳っている。
戸建て分譲事業の好調が好業績を支えている。控えめな会社予想でも今期予想1株利益は212.3円(実質値では227.7円)、予想PERは名目値で3.6倍、実質値では3.3倍の過ぎない。
【AMGはあまりに評価不足】
このように見てくると、AMGはどうなんだとなる。8.11日に好決算を発表、翌日は925△32と上げたが、その後は出来高も細り、株価も元の木阿弥以下の883▼2。
納得できずじっくり調べなおしてみた。
戸建て住宅会社のTAKI HOUSEを連結子会社化したわけだが、この業績が大きく伸びている。このため戸建て分譲事業プラス注文建築事業の売り上げが急増、2021年4-6月期では総売り上げの59%(2021年3月期は42%)に大幅アップ、分譲マンションの37%(同54%)と逆転している。人気の戸建て住宅株への変身がもっと評価されてしかるべきだろう。
PER的にもシード平和に次ぐ低さだ。ごく控えめな会社発表の数字を使っても、今期予想PERは3.8倍(実質では3.7倍)。今期(2022年3月期)は第1四半期で中間期の予想経常利益を大きく上回っており、通期業績も前期比横ばいの会社予想はあり得ず、実質1株利益は250円以上になると思われる。控えめに250円としても実質PERは3.5倍になる。おまけにこの会社、PBRも異常に低い。1株純資産が1985円だからPBRは0.44倍。
実はこの会社、第1四半期決算の発表で大失態を演じている。今期予想配当を前期比5円増配の20円としていたのだが、1時間半後に15円(据え置き)に訂正しているのだ。
この辺のことも、株価の低評価に影響しているのかもしれないが、それでも会社は順調に業績を伸ばしている。また、そういう会社だからこそ、今期4-6月期の経常利益が2.27億円と中間期(4-9月期)予想の1.90億円を大幅に上回ったにもかかわらず通期の業績予想を据え置けるのだとも言えよう。
説明が長くなってしまったが、要するに今期業績は大幅上方修正必至(通期経常利益は9.8億円予想が12億円前後で着地か)とみるべきで、株価も年初来高値1020円更新となって、まったく不思議ではない。
東和ハイシス(推)は高寄り後マイナス圏になる場面もあったが終値は3135△5で、6立会日続落後の上げを維持した。病み上がりだけにふらつき気味だが、基本的に好業績、材料含みで戻り基調に転じたとみて対処。
幼児活動(推)は1086△22。第1四半期の好業績がほとんど評価されていないとみる。加えて小学5年6年の体育も「教科担任制」にすることが確定的になっているわけで、これの恩恵を受けそうな大穴株としての評価は、まったくと言っていいほどされていない。いつかはともかく株価が居所を大きく変える可能性大で、安値圏にある時価は魅力がいっぱいだ。1日の中で振幅が大きいので突っ込んだところは、今からでも買いでいいだろう。
最後になってしまったがアルテ(推)もついに2.25日につけた年初来高値550円を半年ぶりに更新した。553△7の高値引け。今年になってからの株価はほとんどの期間500円から530円という極端に狭いレンジの動きに終始した。エネルギーは異常なまで蓄積されている可能性があり、昨年12月につけた585円、一昨年12月につけた626円といった株価も、瞬間的にはなくはなかろう。しかし高値滞留時間は極端に短いのが、こういう株の宿命でもある。熟慮の上、うまく対処されたい。
8月26日 23時36分記
JQ指数は0.55%高、マザーズ指数は1.21%高だった。
道場銘柄向きの地合いだったわけで、主力どころ中心に大半の銘柄が上げた。
イーグランド(推)は1396△67の高値引けで1370円の年初来高値を一気に大きく更新した。出来高も前日の3.7倍に急増した。
「イーグランドはとんでもない株価になる夢」と題した8.02日の稿で以下のように書いた。
>同業で圧倒的トップ企業の8919カチタスは3255▼55だが、今期予想実質PERは29.3倍だ。対してイーグランドは同6.3倍にすぎない。今期予想経常利益を14.4億円→20.0億円(実質1株利益221.8円)に上方修正されるとすると同4.6倍になる。
ここにきての業績の伸びはイーグランドのほうが上回り、このPERの差=4.6倍対29.3倍は、ここからのイーグランドの株価の有望度を物語るものだろう。経常利益20億円ならPER7倍で株価は1553円、同10倍で2218円。カチタスと同じ29.8倍なら6498円。
目標株価としてはまずは1553円あたりを念頭に置いておきたい。また出来高的には、8.02日の46万株余(上方修正を受けてのもの)はともかく03日の13.48万株は上回る時が来るとみて対処。26日の出来高は6.71万株。
クレステックも1339△40の高値引け。年初来高値にはあと3円届かなかったが、引け新値。十分調整しての出直りなだけに、相場は若いと言っていいだろう。2019年11月に1385円高値をつけている、まずはここが格好の目標になる。
想定為替レートを109.0円にしているわけだが(8.15日の稿参照)、現在のレートはまた円安が進んで110.15円前後である。アバウトな計算だが営業利益を1億円前後押し上げる効果がありそうだ。
また同社の場合、律義に配当性向30%以上を遵守してくれそう(過去の実績)なので、今期、来期と連続大幅増配が期待でき、この辺が意識されると、予想以上の値上がりを演じる可能性がある。
三栄建築は1902円まであって1883△16。業績の上方修正と併せて発表した増配がわずか5円にとどまり配当性向30%を期待していた向きの失望を買った可能性がある。ただこれは誤解であるので、これについて書いておこう。
>当期純利益の15%から20%を目途とする→連結当期純利益の30%を目標
に変更している(2020年10月15日発表)
ここで重要なのは「目途」から「目標」に変更されたことである。傘下のシード平和(推)の決算短信にもシードが配当性向10%を中期目標として掲げているが、これと符合するものだろう。
結局今期予想1株利益358.2円で予想配当75円だったわけだが、配当性向は20.9%にとどまったわけである。しかし目標は配当性向30%、つまり配当107円は不変であり、利益がこのままでも2年後くらいには107円に増配すると期待していいだろう。
2022年8月期= 90円配当
2023年8月期=107円配当
を期待して持続。
シード平和は前日は予想外の値下がりとなったわけだが、この日は762△19と反発した。中計を熟読すれば、この会社の将来性に自信が持てよう。
「関西トップクラスの総合建設業者への飛躍」を高らかに謳っている。
戸建て分譲事業の好調が好業績を支えている。控えめな会社予想でも今期予想1株利益は212.3円(実質値では227.7円)、予想PERは名目値で3.6倍、実質値では3.3倍の過ぎない。
【AMGはあまりに評価不足】
このように見てくると、AMGはどうなんだとなる。8.11日に好決算を発表、翌日は925△32と上げたが、その後は出来高も細り、株価も元の木阿弥以下の883▼2。
納得できずじっくり調べなおしてみた。
戸建て住宅会社のTAKI HOUSEを連結子会社化したわけだが、この業績が大きく伸びている。このため戸建て分譲事業プラス注文建築事業の売り上げが急増、2021年4-6月期では総売り上げの59%(2021年3月期は42%)に大幅アップ、分譲マンションの37%(同54%)と逆転している。人気の戸建て住宅株への変身がもっと評価されてしかるべきだろう。
PER的にもシード平和に次ぐ低さだ。ごく控えめな会社発表の数字を使っても、今期予想PERは3.8倍(実質では3.7倍)。今期(2022年3月期)は第1四半期で中間期の予想経常利益を大きく上回っており、通期業績も前期比横ばいの会社予想はあり得ず、実質1株利益は250円以上になると思われる。控えめに250円としても実質PERは3.5倍になる。おまけにこの会社、PBRも異常に低い。1株純資産が1985円だからPBRは0.44倍。
実はこの会社、第1四半期決算の発表で大失態を演じている。今期予想配当を前期比5円増配の20円としていたのだが、1時間半後に15円(据え置き)に訂正しているのだ。
この辺のことも、株価の低評価に影響しているのかもしれないが、それでも会社は順調に業績を伸ばしている。また、そういう会社だからこそ、今期4-6月期の経常利益が2.27億円と中間期(4-9月期)予想の1.90億円を大幅に上回ったにもかかわらず通期の業績予想を据え置けるのだとも言えよう。
説明が長くなってしまったが、要するに今期業績は大幅上方修正必至(通期経常利益は9.8億円予想が12億円前後で着地か)とみるべきで、株価も年初来高値1020円更新となって、まったく不思議ではない。
東和ハイシス(推)は高寄り後マイナス圏になる場面もあったが終値は3135△5で、6立会日続落後の上げを維持した。病み上がりだけにふらつき気味だが、基本的に好業績、材料含みで戻り基調に転じたとみて対処。
幼児活動(推)は1086△22。第1四半期の好業績がほとんど評価されていないとみる。加えて小学5年6年の体育も「教科担任制」にすることが確定的になっているわけで、これの恩恵を受けそうな大穴株としての評価は、まったくと言っていいほどされていない。いつかはともかく株価が居所を大きく変える可能性大で、安値圏にある時価は魅力がいっぱいだ。1日の中で振幅が大きいので突っ込んだところは、今からでも買いでいいだろう。
最後になってしまったがアルテ(推)もついに2.25日につけた年初来高値550円を半年ぶりに更新した。553△7の高値引け。今年になってからの株価はほとんどの期間500円から530円という極端に狭いレンジの動きに終始した。エネルギーは異常なまで蓄積されている可能性があり、昨年12月につけた585円、一昨年12月につけた626円といった株価も、瞬間的にはなくはなかろう。しかし高値滞留時間は極端に短いのが、こういう株の宿命でもある。熟慮の上、うまく対処されたい。
8月26日 23時36分記
2021.08.25
イーグランド、クレステックは明日に期待をつなぐ
分りにくい相場が続く。薄商いが、こういう傾向にさらに拍車をかけているようだ。
前日、中期経営計画を発表したシード平和(推)は768△6で始まったのだが、寄り天になり10時40分には728▼34まで下げるありさま。終値は743▼19。
親会社の三栄建築は朝の8時15分に2021年8月期業績予想の上方修正および同期の配当予想の増額を発表した。予想経常利益は100.54憶円→120.70憶円。予想配当は通期70円→75円。1901△13で始まり、情報を知らない投資家も多かったはずで直後に1930△42まであった。しかし、その後は軟調に推移1850▼38まで下げる場面があって終値は1867▼21。
好業績発表で下げるというのが珍しくなくなっているわけだが、困ったものである。
また幼児活動(推)のような例もある。寄り天の反対語があるかどうか知らないがとりあえず引け底ということにしておこう。幼児は1119△30で寄り付き喜ばせてくれたのだが、引けは1064▼25.で、絵に描いたような寄り天・引け底という最悪の展開だった。
公募増資発表ショックも相次いだ。前日、KIスター不が公募プラス新株発行で最大発行済み株式数が11.3%増加することで、24日、5130▼730。昭和電工も同様で24日2506▼267.。業績絶好調で株価が天井知らずに上げているようなとき、こういうことが結構よく起きる。企業経営者ももう少し知恵を絞って株主を泣かせないことも念頭において行動してほしいものだ。
動きのいい銘柄は大半が上げて終えた。
イーグランド(推)は小動きに終始したが、最後は後場の高値で引け1329△9。引け新値となる1340円以上はならなかったが、何とか踏ん張った。
クレステックも同様で、結局1299△7の高値引け。1342円の年初来高値奪回に向けた地ならしが続く。
アルテサロン(推)は546△1で前日に続き引け新値ではあるが、550円高値更新はお預けとなった。
この3銘柄とも、依然、好位置につけているわけで、いつ噴火してもおかしくない。明日に期待。
しかし、それにしても薄商い、ここに極まれりの感がある。
道場銘柄の出来高を見ると、アルテ(800株)のほか、新コスモス電機(100株)、フォーライフ(600株)、フライングガーデン(900株)などは1000株割れ。
東和ハイシス(2800株)、ソフィア(2200株)、シスロケ(1100株)等々も、極端な薄商いとなっている。その他銘柄も含め、お盆まっさかりの時と比べても少ない銘柄が多い。コロナの情勢を警戒、様子見の投資家が多いのだろう。コロナ給付金等で始めたにわか投資家も大半の人がうまくいかず撤退が相次いだのかもしれない。
8月25日 23時04分記
前日、中期経営計画を発表したシード平和(推)は768△6で始まったのだが、寄り天になり10時40分には728▼34まで下げるありさま。終値は743▼19。
親会社の三栄建築は朝の8時15分に2021年8月期業績予想の上方修正および同期の配当予想の増額を発表した。予想経常利益は100.54憶円→120.70憶円。予想配当は通期70円→75円。1901△13で始まり、情報を知らない投資家も多かったはずで直後に1930△42まであった。しかし、その後は軟調に推移1850▼38まで下げる場面があって終値は1867▼21。
好業績発表で下げるというのが珍しくなくなっているわけだが、困ったものである。
また幼児活動(推)のような例もある。寄り天の反対語があるかどうか知らないがとりあえず引け底ということにしておこう。幼児は1119△30で寄り付き喜ばせてくれたのだが、引けは1064▼25.で、絵に描いたような寄り天・引け底という最悪の展開だった。
公募増資発表ショックも相次いだ。前日、KIスター不が公募プラス新株発行で最大発行済み株式数が11.3%増加することで、24日、5130▼730。昭和電工も同様で24日2506▼267.。業績絶好調で株価が天井知らずに上げているようなとき、こういうことが結構よく起きる。企業経営者ももう少し知恵を絞って株主を泣かせないことも念頭において行動してほしいものだ。
動きのいい銘柄は大半が上げて終えた。
イーグランド(推)は小動きに終始したが、最後は後場の高値で引け1329△9。引け新値となる1340円以上はならなかったが、何とか踏ん張った。
クレステックも同様で、結局1299△7の高値引け。1342円の年初来高値奪回に向けた地ならしが続く。
アルテサロン(推)は546△1で前日に続き引け新値ではあるが、550円高値更新はお預けとなった。
この3銘柄とも、依然、好位置につけているわけで、いつ噴火してもおかしくない。明日に期待。
しかし、それにしても薄商い、ここに極まれりの感がある。
道場銘柄の出来高を見ると、アルテ(800株)のほか、新コスモス電機(100株)、フォーライフ(600株)、フライングガーデン(900株)などは1000株割れ。
東和ハイシス(2800株)、ソフィア(2200株)、シスロケ(1100株)等々も、極端な薄商いとなっている。その他銘柄も含め、お盆まっさかりの時と比べても少ない銘柄が多い。コロナの情勢を警戒、様子見の投資家が多いのだろう。コロナ給付金等で始めたにわか投資家も大半の人がうまくいかず撤退が相次いだのかもしれない。
8月25日 23時04分記
2021.08.24
イーグランド、クレステックは大幅高に向かうか
24日の相場は続伸となった。日経平均は238円(0.87)高、TOPIXは1.00%高だった。上昇率はどちらも前日の約半分だった。
小型株中心の上げだったので道場銘柄はほとんどの銘柄が大きく上げ、トータルでも前日の2倍以上の上げとなった。
JQ指数は0.92%高、マザーズ指数は0.76%高。
イーグランド(推)は1322△48と一気に1300円大台を回復した。終値の1332円というのは、年初来高値の1370円をつけた日(8.10日)の1296円を上回り、8.11日の1339円に次ぐ水準である。
終値で1340円以上→高値更新となる1371円以上
を期待して行く末を見守ろう。
材料ももうお忘れの方もあろうから、ここでもう一度書いておこう。7.30日に中間期の予想経常利益を6.70億円→13.50億円に大きく上方修正したわけだが通期予想の14.40億円は据え置いている。会社はこれについて「現在下期の業績動向を精査中のため(中略)据え置いています。」としている。要するにいずれ上方修正すると明言しているようなものである。なお四季報オンラインはこれまでの14.50億円予想→21.50億円と驚異的上方修正をしている。と言っても中間期の2倍なら27.0億円なのだからこれでも控えめと言うべきかもしれない。
要するに、これだけの好業績見通しで超低PER、さらに発行済み株式の5.5%という大規模な自社株買いという、大化けしてくださいと言わんばかりの材料だらけのわけである。レーティングで新規買い、目標株価1600円とか、どこか研究熱心なところが出すといいのだが、日本ではこのクラスの企業についてはまず調べていないというお寒い状況というのが実情である。。
クレステックも1303円まであって1292△34と反発。年初来高値にあと2円まで迫った8.19日から2日続落して早くも出直ってきた。いよいよ1342円高値奪回に向かうのではないか。こちらもイーグランドと同様な状況にある。
すなわち8.13日に2021年6月期の経常利益が7.75億円予想→10.67億円と大幅増額で着地と発表する一方22年6月期予想は減益の9.53億円とした。四季報オンラインは微増益の11.0億円予想、更に23年6月期は大幅増益予想の12.25億円としている。23年6月期の配当予想を四季報は58円としているが配当性向30%以上の方針に従えば71円になる。
このように見てくると、こちらもイーグランド同様な株価の展開が期待される。
東和ハイシス(推)は3130△115の高値引け。
オプテックスも1462△47と続伸。
この2銘柄は、ここいいところなくずるずると下げ続けていたわけだが、ようやく下げ止まりがはっきりしてきたようだ。ここからはじっくり戻りを待てば良さそうだ。
シード平和(推)は762△10。引け後、中期経営計画を発表した。
経常利益の目標額は
2021年6月期実績=19.67億円
2022年6月期予想=21.45億円
2023年6月期予想=23.9億円
2024年6月期予想=26.7億円
近年の業績の伸びからして、そう無理のない計画だろう。
中計にも建設請負で新規取引先を開拓=東ㇾ建設、ジェイ・エス・ピー、2021年6月期年間受注高155億円、2021年6月末受注残高196円と、ともに過去最高を更新などと、今後の好業績を裏付けるような具体的なことが書かれている。なお配当についても2021年6月期に5円増配の13円にするのに続けて22年6月期も15円に増配予定としている。さらに配当性向10%を中期的に目指すとしており、あまりに低い目標だが、それでも超高収益企業なので、24年6月期経常利益26.7億円達成・配当性向10%なら26円配当となる。
戸建て分譲事業を成長ドライバーと位置づけ売り上げ構成比率約4割(2021年6月期3割)を目指すというのも、好材料だ。
幼児活動(推)は1103円まであって1089△24。体育の教科担任制導入で大化けというのが私の胸算用のわけだが、なかなかこれについて書くという約束を果たせずにいる。とりあえず読者諸氏でも興味のある方は、調査・研究されたい。
アルテサロン(推)は548円まであって545△6。遅々とした歩みではあるが着実に上げ続けている。2月につけた550円高値と同値を8.19日につけたが更新はならなかった。24日の545円は引け新値である。いよいよ明日にも550円高値更新から一段高が見られるか。予想以上の高値を付ける可能性も十分とみるが、いずれにせよ、薄商いの銘柄なので出口戦略もしっかり立てておきたい。
8月24日 23時49分記
小型株中心の上げだったので道場銘柄はほとんどの銘柄が大きく上げ、トータルでも前日の2倍以上の上げとなった。
JQ指数は0.92%高、マザーズ指数は0.76%高。
イーグランド(推)は1322△48と一気に1300円大台を回復した。終値の1332円というのは、年初来高値の1370円をつけた日(8.10日)の1296円を上回り、8.11日の1339円に次ぐ水準である。
終値で1340円以上→高値更新となる1371円以上
を期待して行く末を見守ろう。
材料ももうお忘れの方もあろうから、ここでもう一度書いておこう。7.30日に中間期の予想経常利益を6.70億円→13.50億円に大きく上方修正したわけだが通期予想の14.40億円は据え置いている。会社はこれについて「現在下期の業績動向を精査中のため(中略)据え置いています。」としている。要するにいずれ上方修正すると明言しているようなものである。なお四季報オンラインはこれまでの14.50億円予想→21.50億円と驚異的上方修正をしている。と言っても中間期の2倍なら27.0億円なのだからこれでも控えめと言うべきかもしれない。
要するに、これだけの好業績見通しで超低PER、さらに発行済み株式の5.5%という大規模な自社株買いという、大化けしてくださいと言わんばかりの材料だらけのわけである。レーティングで新規買い、目標株価1600円とか、どこか研究熱心なところが出すといいのだが、日本ではこのクラスの企業についてはまず調べていないというお寒い状況というのが実情である。。
クレステックも1303円まであって1292△34と反発。年初来高値にあと2円まで迫った8.19日から2日続落して早くも出直ってきた。いよいよ1342円高値奪回に向かうのではないか。こちらもイーグランドと同様な状況にある。
すなわち8.13日に2021年6月期の経常利益が7.75億円予想→10.67億円と大幅増額で着地と発表する一方22年6月期予想は減益の9.53億円とした。四季報オンラインは微増益の11.0億円予想、更に23年6月期は大幅増益予想の12.25億円としている。23年6月期の配当予想を四季報は58円としているが配当性向30%以上の方針に従えば71円になる。
このように見てくると、こちらもイーグランド同様な株価の展開が期待される。
東和ハイシス(推)は3130△115の高値引け。
オプテックスも1462△47と続伸。
この2銘柄は、ここいいところなくずるずると下げ続けていたわけだが、ようやく下げ止まりがはっきりしてきたようだ。ここからはじっくり戻りを待てば良さそうだ。
シード平和(推)は762△10。引け後、中期経営計画を発表した。
経常利益の目標額は
2021年6月期実績=19.67億円
2022年6月期予想=21.45億円
2023年6月期予想=23.9億円
2024年6月期予想=26.7億円
近年の業績の伸びからして、そう無理のない計画だろう。
中計にも建設請負で新規取引先を開拓=東ㇾ建設、ジェイ・エス・ピー、2021年6月期年間受注高155億円、2021年6月末受注残高196円と、ともに過去最高を更新などと、今後の好業績を裏付けるような具体的なことが書かれている。なお配当についても2021年6月期に5円増配の13円にするのに続けて22年6月期も15円に増配予定としている。さらに配当性向10%を中期的に目指すとしており、あまりに低い目標だが、それでも超高収益企業なので、24年6月期経常利益26.7億円達成・配当性向10%なら26円配当となる。
戸建て分譲事業を成長ドライバーと位置づけ売り上げ構成比率約4割(2021年6月期3割)を目指すというのも、好材料だ。
幼児活動(推)は1103円まであって1089△24。体育の教科担任制導入で大化けというのが私の胸算用のわけだが、なかなかこれについて書くという約束を果たせずにいる。とりあえず読者諸氏でも興味のある方は、調査・研究されたい。
アルテサロン(推)は548円まであって545△6。遅々とした歩みではあるが着実に上げ続けている。2月につけた550円高値と同値を8.19日につけたが更新はならなかった。24日の545円は引け新値である。いよいよ明日にも550円高値更新から一段高が見られるか。予想以上の高値を付ける可能性も十分とみるが、いずれにせよ、薄商いの銘柄なので出口戦略もしっかり立てておきたい。
8月24日 23時49分記
2021.08.23
とりあえずは大きく戻す
23日の相場はアメリカ株高もあり、大幅高となった。日経平均は481円(1.78%)高、TOPIXは1.83%高だった。
JQ指数は1.19%高、マザーズ指数は2.87%高。
道場銘柄もほとんどの銘柄が上げたが、前立会日(20日)の下げに比べると、値上がり率は、やや物足りないものだった。
20日、1268△10の高値引けで逆行高したイーグランド(推)はおおむね20日比マイナスの水準で推移していたわけだが終値では1274△6と、プラスだった。相対的に、強い動きで高値圏にとどまっているわけだが、1300円大台を回復できるかを注視しよう。
シード平和(推)、三栄建築、KIスターー不、AMGの戸建て住宅株もそろって上げた。
アドベンチャー、じげん(推)、ルネサンス、ラウンドワン、ウチヤマ(推)、コシダカ、ブロンコビリーなどのコロナ直撃銘柄も、そろって上げた。コロナの感染状況、医療体制は、依然深刻だが、とりあえずは下げすぎ是正の動きがまさった。今後は、やはりコロナ次第としか言いようがない。
20日はほぼ全面安だった半導体株も、この日はほぼ全面高。マルマエは、20日引け後に受注残高を発表したが、依然絶好調で、付されるコメントも力強いものだった。これを受けて1918△91。
上げることを忘れたかのように5.11日の2061円から8.20日の1382円まで、強烈に下げたオプテックスは1415△33。なんと10立会日連続安だったわけである。業績、将来性、ファンダメンタルズは文句ないのに、ここまで下げたのだから、猛烈な戻りを期待するが、果たしてどうなるか。じっくり見極め、確信が持てそうなら断固買いでいいとは思うが、まだ信頼感に欠けるので、疑心暗鬼にもなる投資家も多いだろう。慎重に見て行こう。
東和ハイシス(推)の動きが悪い。この相場、このように、突如、それまでのいい動きから一変、ダメ株に堕するケースが珍しくない。理由ははっきりしない。まあそれでも、この株の場合、どこから見ても安すぎる。8.20日の2973円が安値とみてじっくり戻るのを待とう。これまたよく見れば23日で6立会日連続安である。
現在、NYダウ、NQとも大幅高である。日経平均先物も小幅高。このまま行って、23日は小型株中心に上げるのを期待しよう。
8月23日 23時45分記
JQ指数は1.19%高、マザーズ指数は2.87%高。
道場銘柄もほとんどの銘柄が上げたが、前立会日(20日)の下げに比べると、値上がり率は、やや物足りないものだった。
20日、1268△10の高値引けで逆行高したイーグランド(推)はおおむね20日比マイナスの水準で推移していたわけだが終値では1274△6と、プラスだった。相対的に、強い動きで高値圏にとどまっているわけだが、1300円大台を回復できるかを注視しよう。
シード平和(推)、三栄建築、KIスターー不、AMGの戸建て住宅株もそろって上げた。
アドベンチャー、じげん(推)、ルネサンス、ラウンドワン、ウチヤマ(推)、コシダカ、ブロンコビリーなどのコロナ直撃銘柄も、そろって上げた。コロナの感染状況、医療体制は、依然深刻だが、とりあえずは下げすぎ是正の動きがまさった。今後は、やはりコロナ次第としか言いようがない。
20日はほぼ全面安だった半導体株も、この日はほぼ全面高。マルマエは、20日引け後に受注残高を発表したが、依然絶好調で、付されるコメントも力強いものだった。これを受けて1918△91。
上げることを忘れたかのように5.11日の2061円から8.20日の1382円まで、強烈に下げたオプテックスは1415△33。なんと10立会日連続安だったわけである。業績、将来性、ファンダメンタルズは文句ないのに、ここまで下げたのだから、猛烈な戻りを期待するが、果たしてどうなるか。じっくり見極め、確信が持てそうなら断固買いでいいとは思うが、まだ信頼感に欠けるので、疑心暗鬼にもなる投資家も多いだろう。慎重に見て行こう。
東和ハイシス(推)の動きが悪い。この相場、このように、突如、それまでのいい動きから一変、ダメ株に堕するケースが珍しくない。理由ははっきりしない。まあそれでも、この株の場合、どこから見ても安すぎる。8.20日の2973円が安値とみてじっくり戻るのを待とう。これまたよく見れば23日で6立会日連続安である。
現在、NYダウ、NQとも大幅高である。日経平均先物も小幅高。このまま行って、23日は小型株中心に上げるのを期待しよう。
8月23日 23時45分記
2021.08.22
野戦病院開設が最大の株価対策
20日の相場は前日に続き大幅安となった。日経平均はすでに昨年末値は下回っていたものの年初来安値(1.06日=2万7056円)は割り込んでいなかったわけだが、ついにこれを割り込み、昨年12.28日以来の安値になったわけである。日経平均は268円(0.98%)安、TOPIXは0.87%安だった。
JQ指数は0.85%安。マザーズ指数は0.09%高だったが値下がり銘柄は値上がり銘柄の2.4倍もあった。
NYダウが0.64%高、NQも1.18%高だった中、NYダウの先物が下げていたとはいえ、この日本株の弱さは特異だ。やはり、新型コロナの感染爆発、そしてそれに政府がなすすべなく呆然としていることへの警鐘と受け止めるべきだろう。
コロナへの対策としてどうすべきか、何が問題かは、実ははっきりしている。
①隠れ感染者を野放しにしている現状を改め、PCR検査を、今のような受け身ではなく積極的にやる。そうはいっても、隠ぺい体質が染みついている国民性や非正規労働者が多数の日本では実施が困難な面がある。
とりあえずは職域検査等、大企業中心に全社員検査といったところから始めるといいだろう。
②医療体制の再構築=入院が必要な感染者が全員入院できる対応を
イギリスは1日3万人とか4万人といった新規感染者が出ているにもかかわらず、日本のような医療崩壊とは、まったく無縁である。これはNHS(無料の国営医療サービス)があり、病院の大半が国営といった恵まれた点があることによるところが大だろうが、こうしたことに学んで、日本もコロナ患者急増に対応できる体制を構築するのは不可能ではない。
・野戦病院をいくつか作る(イギリスはナイチンゲール病院と命名した野戦病院を約1ヵ月間で6つ作った。
・現場を離れている看護師等の復帰を推進(日本でもすでにある程度はやっているようだが、もっと積極的にやる。
医学生、看護学校の学生を医療現場に投入
注1=②については黒木亮氏の「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由 を参考にさせていただきました。
注2=日本ではワクチン接種現場に何人もの医師がいて、「血液サラサラ剤飲んでますね、でも大丈夫ですよ」といった、ある意味プリントでも配ればいいようなことを言い続けている。接種は看護師等である。イギリス(だったと思う)のようにボランティアを募集、少し訓練して現場に投入とは途方もない違いだ。そこまでやれとは言わないが、やりようはいくらでもあるということである。
この2つでも、特に重要なのは②である。日本の今の危機は感染状況が深刻なのではなく、それへの対応能力が決定的に欠如していることなのである。そして対応能力の大幅増強は日本の病床数、医師数等からして、そう難しいことではないのである。
横浜市長選で敗北、尻に火が付いた菅政権だが、乾坤一擲を狙うなら、野戦病院を、感染が深刻な地域に全国で10か所、1ヵ月以内に開設すると発表することだ。(もちろん、本当に実行してもらわなくてはならないが)
「スピード感をもって」ではなく「1ヵ月以内に」である。
20日のNYダウは226ドル(0.65%)高、日経平均先物も242円(0.90%)高となっている。
8月222日 23時43分記
JQ指数は0.85%安。マザーズ指数は0.09%高だったが値下がり銘柄は値上がり銘柄の2.4倍もあった。
NYダウが0.64%高、NQも1.18%高だった中、NYダウの先物が下げていたとはいえ、この日本株の弱さは特異だ。やはり、新型コロナの感染爆発、そしてそれに政府がなすすべなく呆然としていることへの警鐘と受け止めるべきだろう。
コロナへの対策としてどうすべきか、何が問題かは、実ははっきりしている。
①隠れ感染者を野放しにしている現状を改め、PCR検査を、今のような受け身ではなく積極的にやる。そうはいっても、隠ぺい体質が染みついている国民性や非正規労働者が多数の日本では実施が困難な面がある。
とりあえずは職域検査等、大企業中心に全社員検査といったところから始めるといいだろう。
②医療体制の再構築=入院が必要な感染者が全員入院できる対応を
イギリスは1日3万人とか4万人といった新規感染者が出ているにもかかわらず、日本のような医療崩壊とは、まったく無縁である。これはNHS(無料の国営医療サービス)があり、病院の大半が国営といった恵まれた点があることによるところが大だろうが、こうしたことに学んで、日本もコロナ患者急増に対応できる体制を構築するのは不可能ではない。
・野戦病院をいくつか作る(イギリスはナイチンゲール病院と命名した野戦病院を約1ヵ月間で6つ作った。
・現場を離れている看護師等の復帰を推進(日本でもすでにある程度はやっているようだが、もっと積極的にやる。
医学生、看護学校の学生を医療現場に投入
注1=②については黒木亮氏の「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由 を参考にさせていただきました。
注2=日本ではワクチン接種現場に何人もの医師がいて、「血液サラサラ剤飲んでますね、でも大丈夫ですよ」といった、ある意味プリントでも配ればいいようなことを言い続けている。接種は看護師等である。イギリス(だったと思う)のようにボランティアを募集、少し訓練して現場に投入とは途方もない違いだ。そこまでやれとは言わないが、やりようはいくらでもあるということである。
この2つでも、特に重要なのは②である。日本の今の危機は感染状況が深刻なのではなく、それへの対応能力が決定的に欠如していることなのである。そして対応能力の大幅増強は日本の病床数、医師数等からして、そう難しいことではないのである。
横浜市長選で敗北、尻に火が付いた菅政権だが、乾坤一擲を狙うなら、野戦病院を、感染が深刻な地域に全国で10か所、1ヵ月以内に開設すると発表することだ。(もちろん、本当に実行してもらわなくてはならないが)
「スピード感をもって」ではなく「1ヵ月以内に」である。
20日のNYダウは226ドル(0.65%)高、日経平均先物も242円(0.90%)高となっている。
8月222日 23時43分記
2021.08.20
コロナ悪化で厳しい局面が続く
19日の相場は、大幅安となった。日経平均は305円(1.10%)安、TOPIXは1.39%安だった。一時は81円安まで下げ幅を縮小したのだが、その後は下げ幅を拡大、引けにかけ一段安となり、この日の安値近くで終えた。
マザーズ指数は後場半ばくらいまではプラス圏にあったが引けにかけ売られ0.44%の小幅安。と言っても、ここ大きく下げた銘柄が反動で大きく上げたためで、騰落銘柄数では7割近くの銘柄が下げて終えた。
JQ指数は0.65%安。
幅広く、ほとんどの銘柄が下げるという惨状で、世界でコロナ感染状況が深刻化、特に日本の場合、新規感染者数、重症者数、死亡者数、病床逼迫度等、どれをとっても状況は悪化の一途であり、もはや医療崩壊と言って過言でない深刻さであり、株価も当然、この影響を受けざるを得ない。
道場銘柄も大半の銘柄が下げたが、それでも、クレステック等、大きく上げる銘柄もあって、相対的には軽傷で済んだ。
クレステックは前稿で以下のように書いた。
>クレステックは35円安まであったが1289△3の高値引け。今回の、全般の急落でも、ほとんど下げず高値圏で踏ん張っている。6.18日に1342円の年初来高値をつけたわけだが、その日の終値は1278▼15だ。終値の最高値は6.22日の1313円。そして戻り高値は8.16日の1300円、そして終値の戻り高値は8.18日の1289円。煩雑になってしまったが、要はこの日の終値1289円というのは、かなり意味のある株価のわけである。とりあえず終値で1313円を上回ると、いよいよ年初来高値更新から一段高への期待が高まる。
19日は1300△11で始まり、年初来高値にあと2円に迫る1340円まであって終値は1330△41(東証2部値上がり率11位)。出来高も前日の2倍以上に増えた。地合いさえ大きく悪化しなければ、高値更新から一段高、1400円大台替わりもというところだが・・・・
その地合いだが、NYダウは強弱2つの材料に揺れ動いている。
18日公開のFOMC議事録要旨から量的緩和開始の前倒しへの警戒が悪材料。一方失業保険申請件数が4週連続で改善し1年5ヵ月ぶりの低水準というのが好材料。NYダウは大幅安になっていたがその後±0くらいまで戻しまた売られといった具合で落ち着かない。日経平均先物は操り人形のように連動してさまよっている。
朝にならないと、どう転んでいるかわからない。いずれにせよ、やばい相場だということを肝に銘じて、持ち高は少なめに、慎重運転に徹したい。
8月20日 0時12分記
マザーズ指数は後場半ばくらいまではプラス圏にあったが引けにかけ売られ0.44%の小幅安。と言っても、ここ大きく下げた銘柄が反動で大きく上げたためで、騰落銘柄数では7割近くの銘柄が下げて終えた。
JQ指数は0.65%安。
幅広く、ほとんどの銘柄が下げるという惨状で、世界でコロナ感染状況が深刻化、特に日本の場合、新規感染者数、重症者数、死亡者数、病床逼迫度等、どれをとっても状況は悪化の一途であり、もはや医療崩壊と言って過言でない深刻さであり、株価も当然、この影響を受けざるを得ない。
道場銘柄も大半の銘柄が下げたが、それでも、クレステック等、大きく上げる銘柄もあって、相対的には軽傷で済んだ。
クレステックは前稿で以下のように書いた。
>クレステックは35円安まであったが1289△3の高値引け。今回の、全般の急落でも、ほとんど下げず高値圏で踏ん張っている。6.18日に1342円の年初来高値をつけたわけだが、その日の終値は1278▼15だ。終値の最高値は6.22日の1313円。そして戻り高値は8.16日の1300円、そして終値の戻り高値は8.18日の1289円。煩雑になってしまったが、要はこの日の終値1289円というのは、かなり意味のある株価のわけである。とりあえず終値で1313円を上回ると、いよいよ年初来高値更新から一段高への期待が高まる。
19日は1300△11で始まり、年初来高値にあと2円に迫る1340円まであって終値は1330△41(東証2部値上がり率11位)。出来高も前日の2倍以上に増えた。地合いさえ大きく悪化しなければ、高値更新から一段高、1400円大台替わりもというところだが・・・・
その地合いだが、NYダウは強弱2つの材料に揺れ動いている。
18日公開のFOMC議事録要旨から量的緩和開始の前倒しへの警戒が悪材料。一方失業保険申請件数が4週連続で改善し1年5ヵ月ぶりの低水準というのが好材料。NYダウは大幅安になっていたがその後±0くらいまで戻しまた売られといった具合で落ち着かない。日経平均先物は操り人形のように連動してさまよっている。
朝にならないと、どう転んでいるかわからない。いずれにせよ、やばい相場だということを肝に銘じて、持ち高は少なめに、慎重運転に徹したい。
8月20日 0時12分記
2021.08.18
マザーズ急反発で日経平均も大幅高
18日の相場は、前日の地合いを引き継ぎ、日経平均は小安く始まった後、77円安まであったが、その後は、マザーズ指数と連動する形で急速に戻し、後場は一段高で始まり277円高まであったものの伸び悩み、終値では161円(0.59%)高。TOPIXは0.44%高。
マザーズ指数は追い証がらみの売り一巡後は急速にかつ順調に戻し、ほぼこの日の高値で終え値上がり率は2.88%に達した。
JQ指数は0.52%高だった。
このように各市場とも上げたわけだが、16日、17日の下げで受けた投資家のダメージは大きく、個別銘柄の値動きはまちまちで、値下がりする銘柄も3割前後あった。
快調に上げていると思ったら突如急落したり、大幅に下げていた銘柄がその後猛反発するとか、予測不能な乱高下が多発したのが、この日の相場だった。
東和ハイシス(推)は小幅安で始まり軟調に推移していたのが、突如売り浴びせられ9時47分には2959▼271まで急落した。その後はかなり戻し終値は3090▼140。前回の急落(8.11日)と同様、出来高は膨らみ、20100株。谷深ければ山高しを信じよう。
アドベンチャー(マザーズ)は5930▼70で始まり終値は6310△310。
幼児活動(推)のように方向感なくプラス圏とマイナス圏を行き来した銘柄もある。1022▼18で始まり(これが最安値)、13時10分には1073△33の最高値を付けたが、14時31分には1031▼9まで下げ終値は1043△3。
投資家の懐具合がかなり痛み、外部環境もコロナはじめ不透明なため、こうした不安定な値動きが普通になっているわけである。そういう難しい局面であることを認識して、慎重に対処したい。
地合いが良くなってくれば、大きく下げたまま戻りの鈍いような銘柄にも見直し買いが入ってくる。あせっらず、慎重に帰趨を見極めたい。
イーグランド(推)は1280△65まであって1266△51。このほか、シード平和(推)、三栄建築、AMG、フォーライフの戸建て住宅株はほとんどが上げた(前日も上げたKI不は反落)。コロナ禍の資金の運用先として評価されているのかもしれない。半導体株は高安まちまちで、どのセクターを買うといいか、正直、誰も迷うのが、今の地合いだろう。
クレステックは35円安まであったが1289△3の高値引け。今回の、全般の急落でも、ほとんど下げず高値圏で踏ん張っている。6.18日に1342円の年初来高値をつけたわけだが、その日の終値は1278▼15だ。終値の最高値は6.22日の1313円。そして戻り高値は8.16日の1300円、そして終値の戻り高値は8.18日の1289円。煩雑になってしまったが、要はこの日の終値1289円というのは、かなり意味のある株価のわけである。とりあえず終値で1313円を上回ると、いよいよ年初来高値更新から一段高への期待が高まる。
8月18日 23時49分記
マザーズ指数は追い証がらみの売り一巡後は急速にかつ順調に戻し、ほぼこの日の高値で終え値上がり率は2.88%に達した。
JQ指数は0.52%高だった。
このように各市場とも上げたわけだが、16日、17日の下げで受けた投資家のダメージは大きく、個別銘柄の値動きはまちまちで、値下がりする銘柄も3割前後あった。
快調に上げていると思ったら突如急落したり、大幅に下げていた銘柄がその後猛反発するとか、予測不能な乱高下が多発したのが、この日の相場だった。
東和ハイシス(推)は小幅安で始まり軟調に推移していたのが、突如売り浴びせられ9時47分には2959▼271まで急落した。その後はかなり戻し終値は3090▼140。前回の急落(8.11日)と同様、出来高は膨らみ、20100株。谷深ければ山高しを信じよう。
アドベンチャー(マザーズ)は5930▼70で始まり終値は6310△310。
幼児活動(推)のように方向感なくプラス圏とマイナス圏を行き来した銘柄もある。1022▼18で始まり(これが最安値)、13時10分には1073△33の最高値を付けたが、14時31分には1031▼9まで下げ終値は1043△3。
投資家の懐具合がかなり痛み、外部環境もコロナはじめ不透明なため、こうした不安定な値動きが普通になっているわけである。そういう難しい局面であることを認識して、慎重に対処したい。
地合いが良くなってくれば、大きく下げたまま戻りの鈍いような銘柄にも見直し買いが入ってくる。あせっらず、慎重に帰趨を見極めたい。
イーグランド(推)は1280△65まであって1266△51。このほか、シード平和(推)、三栄建築、AMG、フォーライフの戸建て住宅株はほとんどが上げた(前日も上げたKI不は反落)。コロナ禍の資金の運用先として評価されているのかもしれない。半導体株は高安まちまちで、どのセクターを買うといいか、正直、誰も迷うのが、今の地合いだろう。
クレステックは35円安まであったが1289△3の高値引け。今回の、全般の急落でも、ほとんど下げず高値圏で踏ん張っている。6.18日に1342円の年初来高値をつけたわけだが、その日の終値は1278▼15だ。終値の最高値は6.22日の1313円。そして戻り高値は8.16日の1300円、そして終値の戻り高値は8.18日の1289円。煩雑になってしまったが、要はこの日の終値1289円というのは、かなり意味のある株価のわけである。とりあえず終値で1313円を上回ると、いよいよ年初来高値更新から一段高への期待が高まる。
8月18日 23時49分記